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2009/09/02

落選された皆さんは、「議員会館」を追い出され、実にご多忙なようで!

今回の衆議院議員総選挙で、"とらえもん" と "まるでのうそまろバカセ" の、お付き合い議員の選挙結果はどうだったのか?
と、興味津々にというか興味深い事を隠さない問い合わせを受けますので、結果をお知らせしておきます。
某小選挙区で1人が議席を確保。
某小選挙区(2選挙区)で、小選挙区敗退→2人とも比例復活で議席を確保。
某比例区で、1人が議席を確保。 まぁ、こんな状態でした。(別に参議院で1人)

他に、友人の大切な家族が、自治体議会から転戦し某小選挙区で議席を確保。
(しかしながら、↑選挙戦は一切関わりなし)
もう一つ、同級の友人が秘書を務める某氏は、某小選挙区で議席を確保。
(しかしながら、この選挙戦も基本的には↑一切関わりなし)

480議席中4議席、長い友人というかお仲間が、党派を超えて議席を確保(維持)しているワケです。仮に、2人を加え計算すれば、合計7人の議員を得た事になります。
チョッとした「政党」より関係する議員は多いって事になりますね。
*7人のうち、6人は「秘書を介さず、直接、本人と携帯電話で気軽に連絡し合える」という意味です。

今回の衆議院議員総選挙は、「人」を選ばず、「党」を選ぶ選挙でした!
勝利を得た方も、敗退した側も、選挙は終わり議席は確定した。「日本を背負う」意味では「勝っても、負けても」同じなのだから、高い志を保ち自らの政治理念に基づいた「日常の政治活動」を高潔に続けて貰いたい。そして「競争力のある日本」を創出維持する事に取り組んで貰いたい。それが「愛国者政治家」の進むべき途である。

特に一敗地に追い込まれた側は再起を期す必要がある。
全国の得票総数を分析すれば、全体で1000万票ほどの差に過ぎない。
しかし、「小選挙区制度」下では、議席獲得数で、ほぼ三倍近い差が生じるのだ。
与野党ともに「小選挙区」での勝ち負けは、「1票の差」である事を肝に銘じる必要がある。これは2005年の小泉が主導した「郵政選挙」でも同じく実証されている。

民主党は、2005年の選挙で「多くを学び」、自民党は「多くが奢った」のであり、その差が今回2009年の「追い詰められ選挙」の結果として顕れたと考えるべきではないか。

その意味で、9年前に「自民党」は崩壊していたと考える事が重要で、小泉を総裁に選出する過程で「自民党」は解体への途を確実にしたのだ。
2005年の「郵政選挙」に勝利した瞬間に「完全崩壊」への足踏みを早めたワケだ。

そこで得た遺産に固執し続けた事で、2009年「追い詰められ選挙」の結果は想定できたのだが、人間は弱いモノで「圧倒的に迫る、『リアリティ』から目を逸らす」のである。
そして、結果は「見てのとおり」になった。

民主党には「勝って兜の緒を締めよ!」と申し上げておこう。

引用開始→ 衆議院議員会館:さらば永田町 落選議員、続々と退去
(毎日JP2009年9月1日 22時1分 更新:9月2日 0時50分)

東京・永田町の衆議院議員会館で、議席を守れなかった議員事務所の引っ越しが行われている。衆議院から示された退去期限は2日午前。慌ただしさの中、落選議員の悲哀が漂った。

衆院の議員会館は2棟あり、在任中は各議員に事務室1室(約40平方メートル)が無償提供される。今回は民主党の躍進で自民党を中心に現職185人が落選。引退した26人を合わせ480議席のうち半数近くの大移動が行われている。ピークの1日は荷物の整理に追われる秘書や出入りする引っ越し業者らで、静かな日常とはひと味違った雰囲気に包まれた。

3期目を目指して大阪4区から出馬した自民党の中山泰秀氏(38)は、衆参両院議員を務めた祖父福蔵氏と元衆院議員の祖母マサ氏、同じく元衆院議員の父正暉氏に続く世襲議員。祖母から40年以上3代にわたり使ってきた第1議員会館727号室を明け渡す。書類を段ボール箱に詰めていた事務所員の男性は「議員会館の中で最も長く身内で引き継いだ部屋なのでは」と感慨深げ。「(来年6月に完成する)新議員会館の同じ番号の部屋に入りたかったのだが」と無念さを隠さなかった。

静岡5区で落選し引退を表明した自民党の斉藤斗志二(としつぐ)氏(64)の同会館333号室では、引っ越し業者が20個以上の段ボール箱を運び出していた。女性事務所員は「落選翌日に衆院から退去通達があった。厳しいと思ったが仕方ないです」と言葉少なだった。

衆議院によると、退去費用はすべて個人負担。新人、元職の部屋は、近く開かれる予定の各派協議会で各党の部屋割りが決定後、割り振られる。【篠原成行】←引用終わり
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