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2009/10/25

鳩山の外交構想(政策)は「画餅」に終わるか「正夢」として華 開くか?

どこへ出かけても、全ての顔を立てようと甘い話(幻想)に漬りたがりますねぇ、鳩山ボクちゃん。
どこまでやるの?「ポッポ・トリガラ無知無知内閣」?
閣内はバラバラ! 言いたい放題! やりたい放題! 言った者勝ち! 言いっぱなし!

米国の顔を立てるためには「日米同盟が基軸」って言い放ち、実際には、「対等な関係(=イコールパートナー)」を主張し「日米同盟が基軸」だと、米国を刺激せずに「面子」を立てる。さすがに田園調布のお金持ちだけあって、「金持ちケンカせず」の観点からか、この気配りは大したモノだよ。

しかし一方では、先祖返りを狙ってか「中国への大接近」を思考し、まるで「中国」の靴磨きというか草履取りでも志向しているかのようにも見える。
しかしながらさすがに、始末されてしまうと考えてか「中国とイコールパートナー」とは言い出せない。
もし言う時は「ポッポ宇宙語」で試みるのだろうなぁ?

でぇ、「米国とのイコールパートナー」と対応(対抗)するのは「中国を含めた『東アジア共同体』幻想」である。
既に「中国」に(思考力で)呑み込まれている「ポッポ・トリガラ無知無知内閣」は、ASEAN10ヵ国が先行させる共同体(EUモデルでの統合)とも合流したいとの指向のようだ。
何よりも、「ASEAN共同体」は、大きな理想を掲げたワケだけれど、現在の問題を抱えたまま、これ以上、具体的に踏み込み2015年に「EUモデルの地域統合」を果たすにも、解決が必要な「同床異夢」をどうするのだろうか。
「ASEAN共同体」が形成されると「華人(政治)経済圏」が急拡大するだけで、「中国」の外側に、もう一つ「中国」が完成されるワケだ。
中心にはシンガポール(情報・金融)が座り、地域全体を睥睨するって構造になる。

その条件を踏まえ、多くの華人はシンガポールへ蝟集する。
それを頼る形で、中国から善人も悪人も競い合うように中国人が集中する事になるだろう。
ヒドイ話だ。

それでも「ASEAN共同体」は形成されていく。
日本は、本当にどうするのか、したいのか?
実際に、徹底的に占領支配され、収奪された経験を持たない、世界でも稀な日本人は、圧倒的な現実を理解し対峙しようとしているのか?
(寝言の理想を述べていれば対処できると考えているのか)

日本人は、本当にそれらに対処する覚悟はあるのか。
そのための「国家としての戦略」を保持しているのか?

引用開始→ 首相、米への配慮で「日米同盟が基軸」と強調
(2009年10月24日23時30分  読売新聞)

【ホアヒン(タイ中部)=円入哲也】鳩山首相が24日、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳らとの一連の会議で、「東アジア共同体」構想にからみ、日米同盟の重要性に言及したのは、沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題をめぐって日米関係が緊迫する中、自らが提唱する共同体構想が「米国外し」でないことを明確にする必要に迫られたためだ。

「日本の新しい外交政策として、日米同盟を外交の基軸に位置づけている。同時に、東アジア共同体という長期的ビジョン(構想)を掲げている」

首相は24日、ASEAN10か国の首脳や中韓両首脳を前に、東アジア共同体の説明よりも先に、日米同盟の重要性にわざわざ言及した。今月10日、北京で行った同じ中韓両首脳との会談で、「今まで米国に依存しすぎていた」と語った姿勢からは、様変わりだ。

米国がいない首脳会議の場で、首相が真っ先に日米同盟の重要性を強調するのは異例ともいえ、日本外交の「基軸」が、足元で大きく揺らいでいることを逆に印象づけた。

普天間移設問題で、日米合意の見直しにこだわる鳩山政権に対し、米側は現行計画の履行を強く求め、日米間はきしんでいる。首相が「米国外し」の構えを続ければ、11月のオバマ大統領来日前に、両国の亀裂は決定的になりかねない。首相は24日夜、同行記者団との懇談で、「米国を排除するつもりはない」と改めて強調し、「日米と東アジアが両方とも重要だというメッセージを出すことが大事だ。一方に偏らないようにしている」と述べた。

日・ASEAN首脳は24日夜、議長声明案をまとめ、東アジア共同体について、「開放性、透明性、包括的な原則に基づく東アジア共同体構築に向けた努力を活性化させる日本の構想を評価する」と言及した。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

引用開始→ 首相「東アジア共同体」構想、ASEAN賛同の声
(2009年10月25日02時49分  読売新聞)

【ホアヒン(タイ中部)=佐藤昌宏、円入哲也】鳩山首相は24日、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)、ASEAN・日中韓(ASEANプラス3)の第12回首脳会議に相次いで出席した。

日・ASEAN首脳会議で、首相は持論の「東アジア共同体」構想を説明。「日本の外交政策として、日米同盟を基軸に位置づけている」と前置きした上で、「共同体構築という長期的ビジョンを掲げ、開かれた地域協力の原則に立って、協力を着実に進めたい」と述べた。アジア重視とともに、米国の関与を求める立場を強調したものだ。

ASEAN側からは「長期的なゴール」として賛同する声が出た。首相は2015年を目標とするASEAN共同体構築を積極的に支援するため、メコン川流域開発や感染症対策などの協力強化を表明した。←引用終わり
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