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2009年12月

2009/12/31

年の瀬に「経典」を繰りながら、波乱の年を送ることに・・・

年の瀬、大晦日に「経典」から想う事を徒然に。
2009年の歳末は、この年に相応しい寒波に包まれ、散々な・・・・・・・

そこで、経典を繰ってみました。
短めながら深長な「経」を記述し、心を落ち着け波乱に満ちた2009年を穏やかに送りたく存じます。

皆様、この一年「コラコラコラム」へアクセス下さいまして、ありがとうございました。
深謝申し上げます。

"延命十句観音経"

観世音

南無佛興佛有因興佛有縁

佛法僧縁

常楽我浄

朝念観世音暮念観世音

念念従心起

念念不離心

"四弘誓願"

衆生無邊誓願度

煩悩無盡誓願断

法門無量誓願學

佛道無上誓願成

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2009/12/30

日本航空は、会社更生法か民事再生法の申請(摘用)になるか!

Jal_logo仕方がないなぁ~!
もちろん、誰でも「貸し出したカネを諦める事はできない」のは分かる。
しかし、現実には「支払えない!」事実もある!

従って、「救済スキーム」は手品みたいな方法にならざるを得ない。
「公的支援と法的整理」の組み合わせを再建支援チームが提議した。
その方法が「最良」でない事は自明である。

でぇ、銀行団は「ダメ」だという。
「受け入れられない」という。
「貸したカネは返せ」という。

もう「返す(返せる)カネはない!」のが実態だ。

それなら、「日本の国益」も何も考えず、一民間会社として「倒産」するしかない!

日本の航空行政は、「公益性」が高いと言っては、路線開設にしても、行政がアレコレ口を出す。そこに「利権政治屋」が付け入り「私腹」を肥やし続ける。
エラそうな口を叩いている現役閣僚もその一人で、恐ろしいほど「JAL」にタカっていたじゃないか。
「植木のリース」に始まり「空港警備」など数え上げれば・・・・・・・
発端は、地元へ帰る際に、羽田の「貴賓室」をJALが使わせなかった事を根に持ち・・・・・・・
この怨念の上に以前、ご自身が担当閣僚に就いた時に猛烈な政治力を行使し「加圧」し、自ずと目的を達成したと旧聞ながら報じられ、関係者は司直のお世話になったじゃないか。
最近、急に静かになったが、相変わらず閣僚としての見識を疑いたくなる「放言・暴言・妄言」を繰り広げ、世間を大いに失望させている。
市井の市民からは笑われ諦められている。

これは一例だ。
全ての政治家や行政権力が、こうだ!とは言わないが、
日本航空に関わらず、全日空も政治家の介入に口実を与えないよう、「防戦」に必死であると聞かされている。
日本航空は、もともと国営というか国が出資する会社だった。
それが民営化され、100%民間航空事業会社になったにも関わらず、政治権力を握る側が「意識改革」をせずに、「言いたい放題、要求放題」を続けてきた。

例を挙げると、
①オラが選挙区に空港を造ったから「路線開設」せよ、との要求が経営の息の根を止める上で効果を発揮した。

②国際線の路線開設も同じようなモノである。

③人材の採用では、「コネ」採用を強要するのである。それらの採用者の多くは、大した仕事もせずできず、ひたすら「無能を誇る」だけである。

④JALの労働組合が問題視されるが、こんな人事政策が罷り通ると、「労働の平等性」なんて存在しないのだから、平場で働く者は自らが働く職場の防衛を考えるし、自らの権利を護る組合を組織するのは当然の事だ。それをマスゴミは検証もなく一方的に労組を糾弾し批判する。その行為は「天にツバするようなモノ」である。

⑤利権の陰に隠れて「私腹」を肥やすヤロウは糾弾され非難されないのか?

⑥それ(⑤)は、経営陣が悪いのだと、巧妙に経営陣批判へ転嫁し、「利権政治屋」に繋がり社内に蠢く利権勢力の手下は糾弾され批判を受ける事もないのだ。
言い始めたらキリがない・・・・・・・

⑦現在、JALの空港カウンターに勤務する職員は、その多くが、グループ内企業の派遣社員や、期間従業員というかパートやアルバイトで低賃金の扱いである。

⑧一番の経営圧迫要因は、「金利支払い」と「借入金の返済」であろう。借りた金に利息を払うのは当たり前、借りた金を返すのは当たり前だ。

⑨返せる金、支払える金利の状況が激変したのは、投機による原油高騰であり、その後に続いたリーマンショックに端を発する世界同時不況である。ある時期に世界から乗客が消えたのである。資金余力を欠くJALは値下げしても客を掻き集める事には自ずと限界がある。儲からない国際線の路線も「定期航空」である限り、簡単には「運休」できない。
赤字を垂れ流しながら、飛び続ける事を要求されるのである。

⑩こんな事もあり、一気に収支悪化を招いたというワケである。

⑪だったら、まさに「経営組織(人事構造)」と「資金構造」にメスを入れない限り、JALの再建はあり得ないという事になる。
銀行は、会社更生法や民事再生法の適用で全てを失うか、これまでJALが支払っている(受け取った)利息合計を勘案し、いくらか債権放棄に応じ「再建支援」するかしかないと考えるが。

*いま、まさに「銀行」は「ベニスの商人」に描かれた、カネ貸し「シャイロック」の立場である。いつの時代にも「カネ貸し」の「ハラ」が経済の鍵を事業の鍵を握るのである。

引用開始→ JAL年明け倒産も 政府有力筋「法的整理しかない」
(夕刊フジ2009.12.28)

官民出資の企業再生支援機構が、日本航空に対し、法的整理の併用した支援を検討していると伝えたことが27日、分かった。機構の支援に、法的整理による透明な手続きを組み合わせる。法的整理併用型とは別に、日本政策投資銀行などの金融機関に2000億円超の債権放棄を求める案も提示したが、民主党内には「法的整理しかないと考えている向きが大半だ」(有力筋)といい、年明けに法的整理に移行する可能性もある。

法的整理、債権放棄のどちらを選択しても、政府は日航を全面的に支援し、国内外の運航は通常通り継続される。

支援機構は主力銀行と調整を進め、日航が会社更生法などを申請する法的整理の併用型と、債権放棄を軸にした私的整理型のどちらが日航の再建に最適かを判断。来年1月下旬にも日航支援を決定する方針だ。

複数の関係者によると、支援機構の西沢宏繁社長らが今月25日に、日航幹部らと協議し、両案を検討していることを提示したという。

日航は、退職者や現役社員に対し、企業年金を大幅削減する案への同意を求めており来年1月12日が回答期限。支援機構は削減案の同意が得られなかった場合には、法的整理の活用を求める構えだ。ただ、削減案が実現した場合は、日航側は債権放棄による再建を支援機構側に強く要請する考えだ。

法的整理を活用すると、社債などを含めて債務を大幅にカットできることに加え、上場廃止など株主にも責任を求めやすくなる。同時に支援機構が支援を表明することで、日航の先行きに安心感が生まれるとともに、公的資金を活用することへの国民の理解が得やすい利点がある。

一方、法的整理を申請すると、日航は海外での給油などに現金決済を迫られる可能性もあり、最大で6000億円の資金が必要となるとみられ、債権放棄による再建よりも多額の資金が必要になる。

もっとも日航の命運を実質的に握っている政府や民主党内には「法的整理しかないと考えている向きが大半」(有力筋)という。ただ、「政治的に日航を法的整理に追い込めば、鳩山政権や民主党が悪者となり、来年の参院選への悪影響が心配される」(同)という問題があった。

支援機構の提案により法的整理に移行すれば、法的整理を決めたのは支援機構と日航という形になるため、政府・与党へのダメージはほとんどないとみられる。

今月22日には、藤井裕久財務相が、2010年度予算案に日航への融資に対する政府保証を講じない方針を表明。11月の段階では、関係5閣僚が政府保証を検討することで合意していただけに、「日航はいよいよ法的整理に移行するのではないか」(金融関係者)との観測が浮上。休日明けの24日以降、日航の株価は再び100円を割り込んでいる。

支援機構は、いずれのケースでも日航に2000億~3000億円を出資する方針。日航には、不採算の国内外の45路線程度を廃止、9000人弱の人員削減を実現するよう求める。

日航の再建問題は年明けとともに、大きく動きだすことになる。←引用終わり
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引用開始→ 日航法的整理案、再生機構が提示…銀行は拒否
(2009年12月30日(水)3時6分配信 読売新聞)

日本航空の主要取引銀行の頭取らと企業再生支援機構の経営幹部、前原国土交通相が29日、都内で会合し、日航の再建問題を協議した。

支援機構が法的整理と支援決定の併用案に絞った再生方針を提示したのに対し、銀行団は損失額の拡大や運航への悪影響などを理由に受け入れを拒否し、年明け以降に再協議する方向となった。

一方、政府では関係5閣僚が30日に協議する予定で、再建手法を巡る関係者間の調整が加速している。

銀行側で29日の協議に参加したのは、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の頭取らだ。機構側が、会社更生法の適用申請を行った上で、日航を正式に管理下に置く「支援決定」を行う考えを提示した。

機構はこれまでの銀行団との協議で、私的整理を軸に再建策の検討を進めてきた。法的整理と支援決定を併用する機構側の提案に対し、銀行団には「法的整理が前提の再建案は承服しがたい」(メガバンク首脳)と反発の声がある。

法的整理を行う場合、10月時点で前原国交相直轄の専門家チーム「JAL再生タスクフォース」が金融機関に示した約2500億円の債権放棄を、大きく上回る規模の損失が生じるとみられる。

機構は支援決定の判断にあたり、日航と主要取引銀行が協議してまとめた事業再生計画を基準にする。法的整理の適否を含め、銀行団との調整が長引けば、再生計画策定が遅れる可能性がある。←引用終わり
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自民党へ「政策転換」を提案してみようか?

ホォ~!丸山和也さんらしいなぁ~!

ホントにそう思うワ!一票の格差っていう問題もあるけど、まずは「国会議員」も減員したらどうか?
ほとんど役に立っていない議員がゾロゾロ議員歳費を使って平気だし。

まず議員の整理が必要だ! 利権屋や、アホーは要らない!
参議院は議員定数100名(=改選は50名毎に:基本は地域ブロック制で選出すればよい)、
衆議院は議員定数250名(=150名が選挙区選出、100名が比例選出でどうだ)でイイんじゃないか?

自民党は、一回「自民党」の葬儀をして、新生「自民党」で叩き直せ!
谷垣禎一が総裁では、ケンカもできないワ!
だって、全く迫力がないモノ!
ハトヤマと同じで、「品はないけど、育ちの良さが邪魔してる」よね!

がさつがウリの "とらえもん" には、迫力不足の「坊ちゃん」、「お父さんもイイ方だったよね?!」って感じだな。

そこへ行くと、丸山和也(弁護士・参議院議員)は、さすがに生まれが西播磨だけあって、いつまで経っても「迫力」は失っていない。
「そのとおりだワ」。

というワケでもないが、いつも某大学院の某先生から様々なご意見を頂戴している。
29日も、興味深い提案を頂戴したので、これはPDFでお知らせしておこう。

政策マトリックスと名付けておられますので:
  ↓ ↓ ↓ ↓
 「policy_matx_091229.pdf」をダウンロード  ←PDFです クリックしてください!

全く、そのとおりですね。
この線で、政界再編成を求めたいと考えます。

「みんなの党」代表のヨッシーこと渡辺喜美さん。
出番ですよ!引き籠もってないでねぇ~!

引用開始→ 遂に決別宣言?丸山弁護士「自民は既に死んだ。葬式を」
(週刊朝日 2010年1月1-8日号配信掲載 2009年12月29日(火)配信)

一向に冴えない自民党に、またひとつ冴えない話だ。

バラエティー番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)の人気レギュラーから一転、07年の参院選で政界への転身を果たした、あの丸山和也弁護士(63)が、任期途中で参院議員を辞めたがっているとの情報が流れているのだ。

「10年夏の参院選のタイミングで辞めたいと周囲に話しているようです。原因はカネ。テレビに出ていたころと比べて稼ぎのケタが小さくなり、ボヤいているらしい。1年生ではせいぜい『採決要員』だし、無理もない」(自民党関係者)

ところが当の丸山氏を直撃すると、

「だれがそんなこと言ってるんですか。辞めたいなんて1%も考えてない」

と、笑顔で全面否定。

もっとも収入ガタ減りは事実で、1回約100万円が相場だった講演料が現在では10万円ほどだという。

「テレビに出ても政治家価格は安いからね。収入はざっと10分の1ですよ」

政界への不満も相当にたまっている。

「この世界はとにかくダサい。旧態依然として儀礼ばかり重んじるし、選挙にエネルギーの8割9割を注いでる。どうみてもいまの国会議員の8割はいらない」

批判の矛先は自らが属する自民党にも向かう。

「歴史的役割を終えたから解党して新たに党をつくり直せ、“葬式”をして出直せと僕は過激なこと言うんだけど、それにも反応がない。頭は悪くないけど覇気がない。谷垣(禎一)さんが典型。闘う野党にお公家総裁じゃねえ」

それって、やっぱり辞めたいんじゃ? だが当人にとって国会議員の仕事は「挑戦」なんだそうな。

「この世間ズレした集団の中で、自分の個性を失わずどこまでやれるかが挑戦なわけです。私は組織にカネも頼ってないから、ペコペコ頭を下げる必要もない。黒塗りの車なんて一回も使ってないし、議員宿舎にも入ってない。いま新しくでっかい議員会館造ってますけど、ああいうデラックスな『養鶏場』にみんなで入るから、個性もなくなる。ろくな卵が生まれないですよ」

最後までボルテージは上がりっぱなしだった。

「やれと言われたらいつでもできるけど、大臣なんてひとつもなりたくない。理想はポストはなくても存在感は抜群の、『無冠の帝王』だね」

大丈夫、その調子なら、しばらくは「無冠」です。←引用終わり
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2009/12/29

ベトナムは日本を捨て、韓国とフランスを選ぶという事か?!

少し、以前から予想はされていた事だけれど、28日の朝刊(日本経済新聞本紙のダイジェスト)を見て、「アッ!あぁ~?!」という心境に陥ってしまった。

この記事の最後にチョコっと、大変な事が記述されていた!
Logo_top01ベトナム航空は、2010年10月を目処に、米国デルタ航空が主導する「スカイチーム」へ参加するとの事である。
記事を送稿したのは、ハノイ駐在特派員の岩本陽一記者である。
記事の中程に、サイゴン・タイムズ紙が報じたとあり、報じられた記事を参考にした事を断っている。↓
→→→ 「nikkei20091228VN.pdf」をダウンロード  (ベトナム航空はスカイチームを選択)

驚きの中身は、ヤッパリという事なのだが!

「VN ベトナム航空」の今日までの道程について思い致せば、「JL 日本航空」、「CX キャセイ・パシフィック航空」、「TG タイ国際航空」が大いに応援してきた成果でもあると考える側には、いささかショッキングな報じ方になった。
ドイモイ以降の「ベトナム航空」は、主として香港路線で「キャセイ・パシフィック航空」の応援がなければままならなかったし、次のドル箱でもあった日本路線では「日本航空」の協力と応援が鍵であった。
その両社が大人の対応をした事で、国際線運航の基盤を確立できたと考える。

そのキャセイもJALも、「ワンワールド」のメンバーだ。

タイ国際航空は、「スターアライアンス」のメンバーだから、そちらには行かないだろうと考えていた。

しかし、やはり伏兵が厳然と聳え、行く手を阻むように立ちはだかった?!
「DL デルタ航空」なんて、クソ喰らえ!だが、「AF エールフランス」が控えているし、「KE 大韓航空」も控えているから強敵ではあった。
結局、「VN ベトナム航空」は過去の恩や付き合いよりも、未来の関係を優先し選択したってワケだ。

情けないねぇ~!

だいたい、ベトナムに滞在する韓国人は、およそ8万人と数えられている。
日本人の滞在者は約8千人である。
オォ~!僅か10分の1でしかない!この事実が何よりもエアラインの世界同盟の選択を支配したと考えてもよい。
次に、フランスの影響を無視できない。やはりフランスのパワーを侮れない。

一番の原因は、在留日本人の数の少なさである。
二番目の原因は、「日本航空」のヘタリというか業績低迷である。自らの維持が「ままならない」会社の引きに応えるほどベトナム人の思考は柔ではない。

日本はベトナムへのODAを最優先にし、巨額の資金を投じているが、ホドホドにしておいた方が良いのではないか。
そのうち、日本経済がいま以上に深刻な状態になると、ベトナムはハッキリと踵を返す事だろう。
それは、ベトナムの思考方法である。

決して、正面から日本の足下を掬うようなことはないだろうが、徐々に、ベトナム的思考論理に基づいた理屈でモノ申す事になる。
日本の外交官など、ベトナム的思考論理を本格的に展開されたら目前で沈黙してしまう事だろう。

ベトナム人は、フランスを悪く言わない。決して悪く言わない。憧憬を持っているし尊敬もしている。

ベトナム人は、日本を悪く言わない。決して悪く言わない。アジアで先頭を走っていると認めているから「仕方がない」と思っているだけだ。
日本は、カネを貸してくれるし、工業製品の質も高いから認めているに過ぎない。それも、自分達の汗が支えていると知れば、徐々に言動を変える事だろう。

韓国人は、その昔、米国の手先となり侵略者として戦争しに来たのである。しかし、反省し
投資を行い雇用を生み出している。何よりも「儒教」的思考形態は日本人よりも共通する点が多い。

戦争をする侵略者という意味では、日本は第二次世界大戦中ずっとベトナムを始め、インドシナ半島を占領し支配した。その支配は、韓国の出兵駐留と戦闘行為なんぞに比べると比較にならない傷跡をベトナムに残したじゃないか。

アメリカは酷いことをした、しかし、自分達はズッとアメリカに憧れていた。ドデカイ国だ!そのアメリカとは仲良しにやって行けばよいと考えている。
ベトナム政府の基本選択である「アメリカは、適わない国だ、でもアメリカを無視してはやっていけない」。

中国は、イヤな国だが、1300キロも国境を接している。無視できない。できればお互い干渉し合わず頃合いで巧く纏まれば「当面は、それでよい」。
基本的には対立したくない。

ロシアは、骨の髄まで搾り取って行く。マナーというモノや事を知らない。どれだけベトナムが貧困に喘いでいても、カネを貸し剥がすし金利を取り立てる。共産主義者が社会主義政策を掲げる国だと思えない。

こんな事をベトナム政府が言っているワケではないが、ベトナムのインテリはほとんど異口同音に口にするから耳に残り、"とらえもん" は記憶し、いま記録している。

お人好しの日本は、自国が国家破綻の淵にありながら、ハトヤマはいまインドへカネをバラ撒きに行っている。
どこへ連れて行かれるか分かったモノじゃないなぁ。

「ベトナム航空」の「スカイチーム」への参加は、4ページしかない薄っぺらい「サイゴン・タイムズ」がいかに報じようとも、ベトナム人特有の「風の便り」か「市場の噂」であって貰いたい気もするが、儚い願いなのだろうなぁ~。

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2009/12/28

関西空港の建設費を国が負担すれば、関空破綻など存在しない一挙に解決だ!

関空問題でいつも思う事は、財務省の阿漕な代弁をさせられ、何を間違えた議論をしているのか?
という事である。

関西三空港は、いずれも必要である。
大阪の恥事ハシゲのようにナンの考えもなく、財務省の先棒を担ぐ傍らオザワにゴマスリとヨイショをする以外の能無しヤロウは、伊丹を廃止すれば関空はやっていけるなんてバカな発言を財務省の悪徳官僚に代わり積極的に主張しているが、本質を見て見よ!
(ハシゲは本当に弁護士なんだろうか?「事実を捉え考える能力のない」この程度のオツムの弁護士を抱えて勝訴できるのか?甚だ疑問である)

「コラコラコラム」は、前から主張しているように、関西国際空港の建設費は国が出すべきである。それだけのハナシである。それをすれば一挙解決だ!
成田は国が建設し、羽田も国が建設し、なぜ、関西空港だけ民間会社が建設するのか?
もし、民間が建設するなら、泉州沖5キロの海上を埋めたて1兆円を超えて平気な空港など建設しない。
当たり前の事である。

国は、関西地域から10兆円の税金を取り立てている。
更に加えて、関西国際空港の1兆円を超える建設費を民間会社に押し付け、金融機関に利息を支払えと言っている。
いわば、関西地域から二重三重の収奪を行っているのである。
これは強奪だ!
関西地域は結束して「国に税金を払わない」と宣言してしまえばよいのである。
関西三空港を経営一元化だとか、やれ伊丹を廃港にとか議論する前に、関西全域は日本の中央政府の方針には従わないと宣言する事である。
そちらが先である。

大阪の恥事ハシゲも、それくらいの事をブチカマシ言ってのけるなら支持してやる。
オザワの袖を引いて、ヨイショをしている程度では大阪のアホ恥事で終わってしまうワ。
その程度のヤロウだけどなぁ。

そもそも、旧大蔵省(財務省)が立てたビッグプロジェクトの財政計画なんて、現実を知らぬアッホーの赤門大学を出たと言われる「臭才」が、机上で鉛筆ナメナメ他もナメナメして作り上げた絵空事に過ぎぬワ。

瀬戸大橋しかり、明石海峡大橋しかり、鳴門海峡大橋しかり、まだある尾道・今治ルートの架橋しかりだ。
青函トンネルも同じ手法なら、とっくの昔に破綻しているって寸法だ。

まず、銀行などの金融機関が腹を切れ!債権放棄しろ!
国債で充当した分も、所有者は腹を切れ!債権放棄しろ!
それが嫌なら、国を相手に訴訟しろ!

関空会社は、先手を打って「デフォルト宣言」して「バンクラップ」してしまえ!

後は、国が連帯保証しているワケだから政府の責任だ!
関西地域の市民は、なんでこんな事に高額な利息を払わされ続けなきゃぁならないんだ!
バカにするな!

大阪のアホ~恥事ハシゲよ、まず、大阪府の歴代知事とりわけ共産党の黒田了一がバカな判断をした事を総括せよ!
しかも、その後の岸昌も、横山ノックも、太田房江も右へ倣えで国にゴマを擂り続け、今日の姿にしてしまった事を自己批判せよ!

伊丹廃港などと言う前に、テメーの無知無能を恥よ!

「民主党」などなんのクソ役にも立たない事を弁知せよ!
(民主党大阪府連の代表は、あの役立たずの官房長官・平野であるぞ)

恥事ハシゲよ、オザワをヨイショして、関空会社への予算は復活できたか?

テメーのアホさ加減で、財務省の悪徳官僚はシナリオ通りになったと「ほくそ笑んで」いるワ!
大阪の知事なら、媚びずにもっと気概を持て!

引用開始→ 国の支援、なぜ半減…民主議員にかみついた関空相談役の憤怒
(産経MSN 2009.12.27 18:00)

補給金が概算要求の160億円から75億円へと半減した関西国際空港。前社長の村山敦相談役は怒りを爆発させた 
堪忍袋の緒が切れた。政府の平成22年度予算案で、関西国際空港への補給金が概算要求(160億円)から75億円へと半減したことに対し、関空会社の村山敦相談役(前社長)が民主党の国会議員に「新政権が関西に与える最大の失望」と言い放ったのだ。社長として6月まで巨額負債を抱えながら黒字経営を達成した半面、有利子負債の削減を進められなかったことを悔やむだけに、関空が事業仕分けの対象となったことに我慢ならなかった。「抜本策を打たないまま対処療法(補給金)を続けたのは誰だ」。怒りの矛先は、負債を押しつけた国に向かう。

場も凍る一言

「関空の課題を3空港問題とすり替えた財務省の口車に乗って、みんなが踊った」

12月21日、大阪市内で開かれた関西経済界と民主党大阪府連所属の国会議員との朝食懇談会に出席した村山氏は、こう話した。歯に衣着せぬ発言で知られる村山氏だが、表面上は和やかに進んできた懇談会の雰囲気が一瞬、凍りついた。

時あたかも、関空への補給金が概算要求から半減の75億円にする財務省の方針に国土交通省が合意した直後だった。民主党としては90億円に戻すべく巻き返しを図る姿勢は示したが、情勢は極めて厳しかった。

毎年、予算編成時になると財務省は関空への補給金90億円の計上をしぶる姿が頭をよぎり、開港時からの有利子負債を放置していた責任を関空会社に負わせたままの矛盾に怒りを感じたのだろう。

ただでさえ、今年度は6年ぶりの経常赤字を見込む関空会社に「一番、経営が苦しいときにさらに追い込むとは…」(村山氏)と発言に力がこもった。

背景

村山氏の発言の背景には、いまなお1兆円超も残る関空会社の有利子負債の存在がある。騒音問題から大阪湾の泉州沖約5キロを埋め立てたため、建設費がかさんだためだ。

関西経済連合会の下妻博会長(住友金属工業会長)が「関空の大きな十字架」と表現する有利子負債だが、今年度の売上高840億円を見込む関空会社から年間200億円超の金利負担を強いており、関空経営を圧迫し続ける。

下妻会長は「開港時(6年)の有利子負債は1兆2千億円だったが、政府と協議した結果、関空を株式会社にして借金を抱えさせるが、利子分くらいは支給するので経営を再建してほしいということだった」と振り返る。

ところが、関空会社は容易には赤字体質から脱却できず、15年6月に民間出身者として初めて松下電器産業(現パナソニック)副社長から関空社長に迎えられたのが村山氏だった。

村山氏は収益基盤を強化するとともに、社員の意識改革なども徹底。15年度からスタートした補給金(年間90億円)も利子負担の軽減につながり、16年度には開港10年目にして初の単年度黒字化を達成した。

ただ、巨額負債が世界の巨大空港の中で群を抜く関空の着陸料の高さにつながり、関空では中型機の国際線で1着陸当たり約57万円と、隣国の韓国・仁川(インチョン)空港の約14万円とは比較になっていない。

そこで世界の空港と競争ができる着陸料を実現させる“次の一手”が、補給金の90億円から160億円への増額だった。

抜本策へ

それでも12月25日、対処療法の補給金は75億円で決着した。経営再建中の日本航空など国内線の減便が相次ぐなか、関空会社は10月から着陸料の大幅割引制度を導入し、新規就航や増便が週76便になるなど積極策の成果が出てきた矢先だけに、経営戦略の見直しを迫ることになった。

しかし、村山氏の怒りは波紋を広げつつある。

関西経済同友会の山中諄代表幹事(南海電気鉄道会長兼CEO)は「なかなか言えない立派な発言。国家戦略も示すことなく画一的に仕分けで予算を切られたことが頭に来たのでは」と代弁する。

補給金が概算要求の160億円から75億円へと半減した関西国際空港。前社長の村山敦相談役は怒りを爆発させた 一方、下妻会長は「事業仕分けは、けったくその悪さと同時に将来に向けて国として抜本策を考えてもらえるチャンスが来たと思っている」と話す。

村山氏は「補給金を対処療法というが、巨額の建設費を関空会社に押しかぶせたまま放っておいて補給金を延々と続けたのはだれだ」とも述べ、怒りの矛先は国に向かう。

来年6月、国土交通省の成長戦略会議で抜本的な経営改善策が打ち出されなければ、舌鋒(ぜっぽう)はさらに強まるかもしれない。(松岡達郎)←引用終わり
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年末恒例 フィリピンで「客船沈没」 またか!?

Phnationalflag今年も、クリスマスシーズンで人が大移動する時期に、またフィリピンで客船が沈没したらしい。
例年というか恒例行事みたいに、クリスマスシーズンになると客船が沈没するワケだ。

実際、フィリピンで客船に乗ることは遠慮したい。
整備不良、定員オーバー、人命軽視、その他・・・・・・・
言い始め、数え始めるとキリがない。

中古船をどこかの国から、徹底的に買い叩いて整備もしないまま客船やフェリーとして転用する。
岸壁にいる乗船希望の客は、とにかく乗せる「沈まなければ丸儲け」だから、定員などに構っていない。
乗船客が押しかけて来るのは、クリスマスシーズンだけだから、稼げる時に稼ぎ尽くすワケである。
「乗船定員以上じゃないか」と、文句を言う客もいない。
不思議な事だ。
もし、文句を言おうものなら、港(着岸岸壁)を警備するガードマン(警察官ではない)は、所持する軽機関銃やライフル銃あるいは拳銃をブッ放す。

こんな国である。
そういえば、ついこの前、ミンダナオ島で、現職の州知事が来年予定の知事選挙に再選(利権拡大)をかけて立候補しようと魂胆を巡らせていた。
その阻止を企んだ対立候補を「邪魔だ」と考え、『対立候補の一族郎党もろとも』を一斉に襲撃し大量殺戮(60名ほど)して平気な国である。

事が全世界へ明るみとなり、慌てたアロヨ大統領は「戒厳令」を公布し、襲撃した側を一斉に逮捕、現職州知事も含め逮捕する事で平定したらしい(本当に平定できたかどうか「真実」は分からない)。

こんな状況だから、フィリピンで下層市民の人命はいつもどこまでも軽いのである。
カネ持ちは、そんな危険な船には乗らないから、いつでもどこまでも安全だ。

沈没した先が、ルソン島のバタンガス沖というから、10月~11月にかけて訪ねた先である。危ない船に乗る事を遠慮した事で、沈没に付き合い落命せずに済んだワ!
オォ!生命あってのモノダネでしたねぇ~!
くわばら、クワバラ!

アジアが大事だとか、ASEAN諸国と友好関係をとか、寝言を繰り出す側は、ほとんど現地へ足を運ばない。現地も知らずに、書籍の上で寝言を繰り広げ、それなりの「論文」をデッチ上げ、学位記を得ようと試みるのである。この点では中国の留学生と大差ない。

"とらえもん" やら "まるでのうそまろバカセ" は正直に現地へ足を運び、不味いメシも「美味い」とお世辞のひとつも繰り述べ、友情を確認し築きながら「現地事情の調査」を行い「原資料」をまとめるのである。
単に、リスクを張らずに、何も知らない学生相手に講義だけ垂れ流せば、とても楽だし、本当に危険もない、という事なのだが。
多少の良心が邪魔をしてしまい、ついつい「現地へ出かけ」てしまうのである。
フィリピンでは、気をつけよう!

引用開始→ フィリピンで客船沈没 6人死亡、20人不明
(asahi.com 2009年12月27日18時20分)

【マニラ=松井健】フィリピン北部ルソン島バタンガス州沖で26日夜、乗員乗客合わせて少なくとも88人が乗ったフェリーが沈没し、6人が死亡、20人が行方不明になった。フィリピン沿岸警備隊によると、客船は中部ミンドロ島からバタンガス州に向かって航行中、急に傾いて沈んだという。

24日にもルソン島カビテ州沖で小型客船と漁船が衝突し、3人が死亡して24人が不明になる事故が起きた。フィリピンでこの時期はクリスマス休暇を故郷で過ごそうと帰省する客が多いが、船の整備不良や定員オーバーなどから事故も頻発している。←引用終わり
(asahi.com 朝日新聞社)

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2009/12/27

ハトヤマが納税すればお咎めナシで、居座りOKは納得できない!

無表情で、論理的説得力は一欠片もない醜い「弁明」を行い、更に6億円ほどを納税すれば、それで一切のお咎めはナシで、内閣総理大臣を務めてよろしいとはいかない。
と、市井の市民は普通に考えるのだが。

民主党やら、社民党も、国民新党も、仲間内には理解がよくって庇い合うところが愛しいねぇ~!

そりゃそうだろう、ハトヤマが転けたら、内閣は瓦解し閣僚の座を追われるのが関の山だから、ここは殿の一大事を守り抜こうという魂胆が丸見えでも私的利権と利益のためには目を瞑ろうってワケだ。
でも、よく考えて見よ!

市井の市民も、愚者愚者珍民も、「100円」を背負い、その日その日を懸命に生きているのだ。もはや闘いですらある。
それを尻目に、知りませんでしたでは、納得がいかない!納得できない!
余りにも「馬鹿馬鹿しすぎる」、話にならない!

「恵まれた環境で育ったから・・・・・」、
だったら、何をしてもよいのか?
恵まれた環境で育たなかった者は、訴追を受け「断頭台の露と消え」なければならないのか? ヒトをバカにした発言だろうが。それを内閣総理大臣の職責にあるヤロウが発言しているのである。ヒトとして糾弾されてしかるべきだろうと考えるが。

何よりも、基本的な金銭感覚を欠いている。
ある時、民主党が「焼鳥屋」というか「居酒屋」を始めた。
勿論、店主はハトヤマで「ポッポ・トリガラ」でも串を打ち焼いていたのか?
しかし、出だしの2日ほどはニュースネタにもなったが、そのうち「鳴かず飛ばず、焼かず集まらず」で敢えなく数日で閉店しただろう!

あのカネも、母親にオネダリしたカネだろうが。バカにするなよ!バカに!

真面目に、「焼鳥屋」や「居酒屋」を四苦八苦しながら経営している市井の市民や愚者愚者珍民の経営者をバカにしているじゃないか!
毎日まいにち、ミンナ格闘しているんだッ!

と言うところで、産経新聞が「ハトヤマの金銭感覚」を取材した記事を3日に分け報じたのでこれを紹介しておく。
引用紹介では長すぎるので、PDFに置き換えて掲出する。
→→ 「hatoyamasankei091225.pdf」をダウンロード

全文はA4(1600文字)で6ページほどである。まず丹念な取材に基づいたレポートになっている。
「恥ずかしくないか」と、ハトヤマに問いたい。

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日本政府へ、ベトナム政府も「看護師・介護士」の受け入れを求める

日本とベトナムの貿易を実際的に考えれば、ベトナムからサービス貿易として「人を日本市場へ輸出」する方法が、ベトナムの立場からは、手っ取り早い外貨獲得策になる事は自明の理といえる。

日本とベトナムの関係は、日本からは資本財(直接投資=FDI)と投資を受けた工場で製造組立するために部品の供給(輸入)を受け、日系企業に労働力(汗)を提供し製品が輸出される事で「富」の一部を得ているに過ぎない構造だから。
それなら、サービス貿易として「人」を輸出しようと考えるのは自然といえる。

実は、日本とベトナムが経済連携協定(EPA)を締結する上で、ベトナム政府が重視した案件のひとつが「看護師・介護士」の供給であった。
この点について、ベトナムは長い時間をかけて綿密に準備したといえる。
政治の政策としては、とてもよく分かるが、現実にベトナム社会とベトナム人の思考回路を熟知する側としては、「そりゃそうですね」と、同意致しかねると言うのが本音である。
これは正直な感想だ。
だから、「コラコラコラム」は取り上げなかったのである。

でもWTOが掲げる、「ヒト、モノ、カネ」の "移動の自由を保証" という原則を考えれば、いつかは、この問題と向き合わなければならないのであって、ベトナムとも向き合う時期に至ったというワケだ。

"とらえもん" も "まるでのうそまろバカセ" も穏便に、両国が納得できる範囲でこの案件が丸く収まる事を希望している。
どの途、受け入れる訳だから、いたずらに先延ばしせず厳密なルールの下で潔く受け入れた方がよい。
「上手くいくかも知れないし、破綻の危機に瀕するかも知れない」、ベトナムからの受け入れは、相性という問題もあるから、やってみないと分からない。

引用開始→ 看護師派遣早期に ベトナム商工相、日本と交渉の意向
(日経NET 2009/12/26. 16:02)

【ハノイ=岩本陽一】ベトナムのホアン商工相は今年10月に発効した日本とベトナムの経済連携協定(EPA)を拡充するため、ベトナム人介護士の日本への派遣を巡る政府間交渉を早期に始める意向を明らかにした。日本の受け入れ拡大を念頭に、ベトナム国内での看護師や介護福祉士の育成システムを整備する考えも示した。フィリピン、インドネシアに次ぎ、ベトナムも福祉関連の人材受け入れの要求を強めそうだ。

日本経済新聞の取材に書面で回答した。日越EPAではベトナム人の看護師・介護福祉士の受け入れの可能性について協定の発効から2年以内に結論を出すことになっている。ホアン氏は「看護師・介護福祉士の派遣はベトナムにとって最重要の優先分野。フィリピンやインドネシアと同様、日本にも早期に受け入れを決めてほしい」と訴えた。←引用終わり
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2009/12/26

バクチといわれても、「ラーメン一杯 一万円」と大見得を切り大勝負!

いつかこんなラーメン店が出現するんじゃないかな、と思っていたら、ヤッパリやる人がいるんだねぇ~!
「藤巻激城」って言うんですか?
「スープが1万円、麺はオマケです」って人をナメタところが「オモシロイ」っていうか、「バカにしてる」っていうか、「キワモノ狙い」ですよね。

ポッポトリガラは、27日から、ポッポ宇宙語を普及させるため、金星人の嫁を伴い、政府専用機内で指相撲に興じながらインドへ出かけるそうです。
政府専用機内で、くれぐれも「事」に及ばれないことを切望しますヨ!
もはや、お役に立たないのだろうと拝察申し上げておりますがネェ~!

インドでも、謎の呪文「友愛」とやらを繰り出すのでしょうか、インドの首相はシンとして聞くのでしょうか、「友愛」なんて、「よう、ゆうワい」ってことで。 チャンチャン・・・

今日は、ハトヤマをカラカウのはトリやめです。
少々、食傷気味になっていますので、少し方向を変えて「ラーメン」でいきます。

様々な「ラーメン店」が闘えばよいのだ! 激闘すればよいのだ!
インスタントラーメンを美味く喰わせようと努力する店も存在するし。
一杯180円で勝負を賭けた店も存在したし。
その他、様々な店が鎬を削り合っている。
「ハイディ日高」は目下、連続して収益拡大中だとか?!

ラーメンにも、庶民の味覚から宮廷の味覚まであっても不思議はないよね。
(チョッピリ、馬鹿馬鹿しいけどね)

でも、主は本気だと言うからオモシロイじゃないですか!
チョッピリ「笑えそうで、笑えそうにない」キワモノ的発想に興味を掻き立てられますね。
食の世界では横に置かれていた「ラーメン」も、近年、市場での主張を繰り広げた結果、我勝ちに一国一城の主を目指す参入者が乱戦した事で、一気に市場を拡大しもはや確固とした「食市場」を確立してしまいました。
基本は、ミドルからロアーミドルのマーケットで鎬を削り合うワケですが、いきなり「アッパーというかスーパー・ハイエンド」を狙うラーメン店を目指そうっていう魂胆のようですから、注目したいと思いますね、長く細く生きながらえ「ラーメン店のオートクチュール」になれたらよいですね。
まぁ、いつまでも人気を維持される事を期待してみましょう!

引用開始→ 1万円ラーメン、店主の覚悟に迫る 目黒の「藤巻激城」
(産経MSN 2009.12.23 17:51)

メニューは1杯1万円のラーメンだけ-。国中がデフレにあえぐ中、こんなとんでもない店が来年1月、東京都内に誕生する。目黒区上目黒の「藤巻激城」。1杯3千円の価格設定と会員予約制を敷き、庶民の味「ラーメン」の世界に“高級”という概念を持ち込んだ店主、藤巻将一さん(41)の新たな挑戦だ。今回、裏メニュー的に存在していた1万円の「五味融合皇帝麺(めん)」に絞ったというのだが…。(安岡一成)

「スープが1万円、麺はオマケです」

自信たっぷりな視線を色つき眼鏡の向こうからのぞかせて説明する「1万円のカラクリ」は簡単に言うと、中華の高級食材の金華ハムなどを煮込んだ肉系スープと、テナガエビやワタリガニなどの海鮮スープを混ぜ合わせ、さらにエビとカニのペーストを加えたもの。タイ宮廷料理と広東料理の融合という。

「材料の調達に1日、調理に1日、寝かせるのに1日。3日前の予約です」

「味の邪魔になる」と具はない。「腹を満たすものではなく、美食家を黙らせるものです」。常連の有名ミュージシャンも、ネットで同志を募ってやってきた客も口にした人はみな、確実に押し黙るという。

■ ■ ■

16歳で料理の世界に入った。都内の高級レストランの料理長を務めた後、世田谷区池尻で「藤巻激場」を開いた。人気は呼んだが、悩みもあった。行列、食券、薄利多売、B級グルメ…。ラーメンに対するこんな“常識”にうんざりだったのだ。

「あらゆる料理の中で、ラーメンだけ“高級”という概念がない。型が決まった幅の狭い世界で、アイデアも限界に来ている」

出した結論が、1杯3千円に値上げし、完全会員予約制の店にすることだった。店名も「藤巻激城」と改めた。特異なスタイルとカウンター8席の気品漂う店構えは話題を呼び、会員は2千人を超えた。

「1万円」の挑戦もこの延長線上だ。「高級ラーメンという以上、3千円の次は1万円しかなく、これ以上もありえない。これで女を連れた男にカッコつけさせてやるんです」

話題作りのためだけに派手なパフォーマンスに走る店も多いが、藤巻さんはそれを明快に否定する。「私欲ではなく、ラーメンの可能性を広げるという志ですよ。客のため、後進の料理人のためになるならと思っての挑戦です」

しかし、人気の3千円ラーメンまで切り捨てたのは無謀では? 

「3千円をキープして、『妥協したな』と思われることがいちばん嫌。勇気と覚悟がないとできなかった。売れなかったら? ばくちだ、しようがない」

余裕で答えるのだった。

一方、かつて3千円に値上げしたときに、切り捨てた客の存在も気がかりだった。「自分の挑戦のために罪なことをした」と。

そこで、3千円ラーメンは、具材のみを変更し、ラーメン激戦区の神田に来年、千円で出す店をオープンする予定だ。行列を回避できるよう、予約席を設けるなどこれまでの持ち味は残すそうだ。

藤巻さんの夢とは?

「最終目標はホテル。しかも東京で一番標高の高い檜原村に建てる。これが私のロマンですよ」

ラーメン店の会員証が、ホテルの会員証に変わる日を本気で目指している。←引用終わり
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2009/12/25

ハトヤマ辞めろ、潔く辞任せよ! 子供たちにどう教育するのだ?倫理上の影響を考えよ!

「国民の声が、圧倒的に『辞任せよ』というなら辞めてもよい」とは何事か。
辞めるのが当然だろう!

内閣総理大臣に就いたオトコは、母親のカネで政党を作り党員を買収し内閣総理大臣の椅子を母親に買って貰った。

*「あまりにも恵まれた環境で育ったもので、お金の出入りは分からなかった」というのだろうか?
*「100円や1000円というカネではない、10億円を越えるカネである」。知らなかったで済むと言えばよいと考えているのか?
*知らないでは済まされない。
「巨額のウソを繰り返してきた」のが真実である!

しかも、巨額の脱税をして知らぬ顔で清ましていた。
しかしまったく「清くなく、濁りきっていた」。
かつてこの人物は「秘書の冒した行為は、政治家に責任が及ぶ、政治家は罰を受けるべきだ」と豪語していた。
自己弁明の最後に吐いた言葉は、
「私は私腹を肥やしたり、不正な利得を得た思いは一切ない」だと、
噴飯モノの物言いとはこの事を指すのだ。

私腹を肥やさなければ脱税は許されるのか?
私腹を肥やさなければ政治資金規正法の虚偽記載は許されるのか?

これは「倫理観」の問題だろうが!

政治家がウソをついてはいけない。
(政治家はウソつきでないとなれない)

ましてや、内閣総理大臣がウソつきではいけない。
(内閣総理大臣こそウソつきでないと務まらない)

内閣総理大臣になろうという人間は、政治資金を透明ににしないとイケナイ。
(内閣総理大臣でもそうでなくても「政治資金」など透明にすべきではない)

政治家は率先して納税すべきだ、ましてや内閣総理大臣は率先垂範し納税すべきだ。
(政治家は率先して脱税を許されている。内閣総理大臣は率先垂範し脱税すべきだ)

政治家は法を守らなければならない。
(政治家は、法など守る必要はない、所詮上申書さえ出せば「科料」か略式起訴だ)

子供たちは見ている。
「私腹を肥やしたとか、肥やさなかったとかは関係ない」
子供たちに、遵法精神をどのように教えるのか?
子供たちに、「人としての道徳や倫理」を、どのように教えるのか?
教えられるのか?

かつて、田中角栄が日本の政治を汚しきったとき、後の子供たちに与えた深刻な影響を考えてみよ!?
国の頂点に立つ人物が、自ら法を守らずして、誰がに法律を守れと命じられるのか?
その一事において、鳩山由紀夫は内閣総理大臣はおろか衆議院議員を潔く辞任すべきである。
政治献金を偽装した、母親から巨額の資金を得た上で長年にわたり脱税した。
修正申告し納税しさえすればよいのか?
胸に手を当て深く考えて見よ自省してみよ!

ハトヤマの会見は、いつも言葉が噛み合わない。
ハトヤマの会見は、いつも空疎な言葉と話方で理解できない。
ハトヤマの会見は、ポッポ・トリガラ宇宙語らしい!

正しい日本語で、自ら襟を正し、潔く自裁せよ!

引用開始→ 鳩山首相、献金偽装の元秘書起訴で謝罪 辞任は否定、6億円納税を表明
(産経MSN 2009.12.24 19:32)

鳩山由紀夫首相は24日、自らの資金管理団体「友愛政権懇話会」の偽装献金問題で、東京地検特捜部が元公設秘書を在宅起訴するなど一連の処分を行ったことを受け、東京・平河町のホテルで記者会見を行った。首相は国民に謝罪しながらも首相辞任は否定、その上で実母からの12億6千万円の資金提供を贈与と認め、平成14年に遡って修正申告し、贈与税約6億円を納める考えを表明した。

記者会見で首相は「検察の判断を重く受けとめ、責任を痛感している。国民の皆さまに深くお詫びする」と陳謝。その上で「政権交代を選択してくれた国民への責任を放棄することになる。政治家としての使命を果たすことが私の責任の取り方だ」と辞任を否定。「首相の職にかじりついてでもやりたいわけではないが、政治を変えてくれという国民の気持ちに応えるため続けたい」とも語った。

その一方、「辞めろと言う国民の声が圧倒的になった場合には尊重しなければならないが、そうならないように最善を尽くす」と述べた。今後の政権運営と参院選との関係については「まったく影響がないとは思わない」と語った。

偽装献金事件について「国民が疑問に思うのは当然だが、(秘書が献金処理を)滞りなく処理していると任せていた」と説明。贈与についても「承知してなかった」と繰り返した。

一方、首相は、過去に「秘書の行為の責任は議員の責任だ」などと発言してきたことについて「私は私腹を肥やしたり、不正な利得を得た思いは一切ない」と釈明した。←引用終わり
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フリーゲージトレイン(軌間可変電車) ついに実用化へ時速270キロの高速走行!

日本の鉄道技術者の技術能力の高さを示すフリーゲージトレインが高速走行を実現させたらしい!
「らしい」って言うのは、実際、自らの目で観たワケでも体験したワケでもなく、報じられたニュースによるためだ。(見たかったなぁ~!)

かなり以前に、東京の鉄道技術研究所でフリーゲージトレインについて詳細な説明があったので、それを「コラコラコラム」で取り上げ紹介した。↓
→→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2009/04/post-00cc.html

多くの「鉄道ファン」の鉄ちゃんや鉄子さんからアクセスを頂戴した。
いまも一定程度のアクセスを頂戴している。(24日はアクセス急増中)
感謝に堪えません、「ありがとうございます」。

というワケで、全国津々浦々「わが町に『新幹線』を」という声が根強い状況がある。
利用者数というか乗車人数も考えずに、新幹線さえ引けば町が活性化すると誤解するアホー政治家が絶えないのだから始末に負えない。
一方、運良くというべきかどうか知らないけれど、『新幹線』を引き当てた地域の在来線は放棄され閑古鳥が鳴いているか、はたまた廃線の運命に洗われるかの状態にある。
一方では高速道路を敷き詰め、新幹線も敷設して、人口が一県全部合わせても100万人に満たない地域が見栄を張り背伸びしてみても所詮は「夢のまた夢」に過ぎない。
一過性ならよいが、恒久的に残ると維持費もかかるし・・・・・

航空行政のハチャメチャにより、全国99空港の大半が閑古鳥というか、航空機が飛んでいるとか飛んでもないとか、世間を賑わす今日この頃ですが・・・・・

新幹線を全国津々浦々に敷き詰めて一体全体どうしようと言うのだ?

新幹線と在来線を自由に往き来できる「フリーゲージトレイン」を作ればそれでイイじゃないかと考えるのは「コラコラコラム」の関係者ばかりではないだろう。
新幹線建設と後年度負担をよくよく考慮して経済性を想い描いてみよ。
自ずと結論は出てくることだろうが。

というワケで、高速の「フリーゲージトレイン」である。
もう一つは、「ハイブリッドトレイン」の実用化を待ち望んでいる。

経済性を考慮しない政治新幹線の建設を求める声に対する的確なオルタナティブの回答として、一日も早く、「フリーゲージトレイン」が実現する事を期待している。

引用開始→ フリーゲージ電車が時速270キロ走行、新幹線上で安定性測定
(産経MSN 2009.12.24 09:27)

Plc0912240928008n1sankei高速走行試験に向かうフリーゲージトレイン=24日午前1時ごろ、鹿児島県薩摩川内市の川内駅 

鉄道建設・運輸施設整備支援機構などは24日未明、線路幅が異なる新幹線と在来線に相互乗り入れ可能なフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の高速走行試験を九州新幹線川内-新水俣間で実施し、目標最高速度の時速270キロで安全性を測定した。試験は年内にもう一回実施し、来夏には国土交通省の評価を受ける予定。

フリーゲージ車は九州新幹線長崎ルートへの導入を目指している。同機構によると、在来線での試験ではカーブ走行時に線路への負荷がかかりすぎると指摘されており、改良を進めている。

高速走行試験は、8月から同区間で最高速度を徐々に上げながら約30回実施。同機構の梅田雅司担当課長(52)は「時速270キロでの走行を確認し、新幹線としての目標は達成できた。実用化に向けて引き続き技術開発を進めたい」と語った。←引用終わり
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2009/12/24

「COP15」で目指した国際社会の秩序を、中国は妨害し破壊して気炎を上げる!

中国の本音が見えただろう!
国際社会は、いつまで中国に幻想を持ち続けるのだろう?

中国は、自らの「中華社会」に漬っているし、それを楽しみ喜んでいる。
中国は、中国の論理で物事を考え、中国の行動様式で事を構える。
それが顕著に示されたのが「COP15」だったと言える。

国際社会は、中国を説得しようとか、中国に同一歩調を求めようなどと考えない方がよい。
全くの徒労に終わるであろう。

中国は、自らが中心に座らなければ満足しないのである。
今回の「COP15」で明らかになった事は、日米欧に対し「中国は発展途上国」なのだから、「二酸化炭素の削減」を求めるならもっとカネを出せ!と迫った点だ。
しかも、アフリカ諸国を扇動し、アフリカ諸国は貧困に喘いでいると喚き続け、そのリーダーあるいは代表として「票」というか「数」のチカラを背景に「COP15」を粉砕して気炎を上げたワケだ。

中国は、他の国からODAを受けながら、セッセとアフリカ諸国に中国としてのODAを提供し手下を育てたワケである。
従って、アフリカ諸国は「中国」に右へ倣えである。中国にさえ従っていれば先進工業国から中国がカネをカッパらってくれるから、何をしても両手を挙げて賛成するワケだ。

中国の代表が、コペンハーゲンを去る時に口にした言葉が興味深い。
「(中国が主催しアフリカ諸国を集めた会議の席に)米国のオバマ大統領が突然やって来て、参加させて貰いたいと言い、オバマ大統領のというか米国の考えを説明し、中国とアフリカ諸国を説得しようと試みた。そこで、私(中国)は、机を叩いてオバマ大統領を嗜めてやった。彼は我々の流儀を知らない」と言い放ち、
「今回の会議は、我々(中国)の主張を国際社会が受け入れ(COP15を粉砕できた)、実に満足(大勝利)だった」勝ち誇り勲章を得た上で意気揚々と引き上げて行った。
凱旋先の北京では、中国の産業を守り抜いた「国家の英雄」として扱われるのであろう。

議論などではなかったと報じられている。
ただただ、一貫して「ダダを捏ねる」。それを終始一貫させたのである。
何か、有意義な提案を議長国から受けても、
「中国の立場を知らない提案だ」
「中国の立場を理解しない提案だ」
「途上国の代表である中国は断じて受け入れられない」
「途上国の代表である中国は屈しない」
「先進工業国は、今日までの行動を反省しなければならない」
「先進工業国は、自らの『優位性』を保持したまま、途上国へ削減義務を押し付ける事は許されない」
これを主張し続け、「COP15」を粉砕したのである。

中国に幻想を持ち続ける、ハトヤマもオザワも、この現実を直視した方がよい。
日本は、ここまで傍若無人な言動を繰り広げる国が真横に存在する事を真摯に理解した方がよい。
夏になると、中国から吹き飛ばされる「光化学スモッグ」の被害に遭わされている事も理解した方がよい。
尤も、売国精神豊かなハトヤマとオザワは、だから中国に資金援助をしなければならないとかナンとか意味不明の選択をしたがるのだが。

中国は消しゴムで消せないからなぁ~!
消しゴムで消すには広すぎるしなぁ~!

引用開始→ 議定書策定妨害 中国批判、欧州に火の手 英首相「COP15乗っ取られた」
中国批判、欧州に火の手 英首相「COP15乗っ取られた」
(2009年12月22日(火)8時0分配信 産経新聞)

【ロンドン=木村正人】英国のブラウン首相は21日、京都議定書に続く地球温暖化対策の枠組みを協議する気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)が「一部の国に乗っ取られた」と指摘し、現在の国際的枠組みを改良すべきだとの認識を示した。ミリバンド・エネルギー・気候変動相は英紙ガーディアンへの寄稿で中国を名指しで批判しており、同首相のいう「一部の国」に中国が含まれているのは明白だ。

ブラウン首相は21日開かれた市民集会にインターネットを通じて参加、「COP15は完全に破綻(はたん)する恐れがあった」と振り返り、現在の締約国会議の枠組みでは法的拘束力を持った新たな議定書を策定するのは困難だとして枠組みを早急に作り替えることを提案した。

締約国会議では文書の採択などについては全会一致を原則としており、1カ国でも反対すれば交渉が停滞する。

一方、ミリバンド氏は寄稿の中で、中国を名指しして「世界の温室効果ガス排出量を2050年までに1990年比で半減し、先進国は8割削減することで合意を得られなかったのは中国が拒否権を発動したからだ」「法的拘束力を持つ議定書の策定を妨害するのを英国は二度と容認しない」と強い調子で非難した。

中国は一度は、米国が提案する実質的な温室効果ガス削減を担保する仕組みを受け入れる考えを見せたが、主権論をタテに国際機関による検証を拒否した。 同紙によると、全体会合で中国の対応を批判したオバマ米大統領が米中首脳会談を再度要請した際、温家宝首相は事務レベルの交渉担当者を差し向けたという。

結局、中国、インド、ブラジル、南アフリカの新興4カ国会議にオバマ大統領が参加してまとめた「コペンハーゲン協定」では新興国の削減行動を検証する枠組みは完全に抹消された。中国は「わが国の国益に沿った建設的な協定」と外交的大勝利を自賛している。

しかし、このままでは産業革命前に比べ気温上昇をセ氏2度以内に抑えるという喫緊(きっきん)の課題を達成できないため、欧州連合(EU)議長国スウェーデンも「中国は数値目標の記入を嫌った」と批判した。

EU内では、偵察衛星を使えば各国の温室効果ガスの排出状況を監視できることからEUが各国の削減行動を検証する「気候変動警察官」の役割を担うとの構想も浮上している。←引用終わり
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2009/12/23

米国のハトヤマの政府への不信は、頂点へ向かってますね!困ったねぇ!最悪ですねぇ!

ハトヤマに当事者能力がないと言ってしまえば身も蓋もないが、
米国の論理からすれば「分からないでもない」よね。

困った事だねぇ、イヤハヤ、実に困った事だ!

ここまで来れば、ハトヤマの政府と米国の関係修復は難しいだろう。
ナンでここまで来る事を防げなかったのか?

ハトヤマの「外交知恵袋」と揶揄される、寺島実郎氏に対する米国の不信も作用しているというのが専らの噂である。
寺島氏の持論は「米国」とは対等に、日本は中国と連携し「東アジア」地域共同体を、との指向を持つと指摘されているそうだ。
その構想そのものは悪くないが、「米国を排除し」との論理が底流にあると捉えられているため、「米国(政府機関の上級スタッフ)」には寺島実郎氏は「反米主義」との理解が共有されているそうである(伝聞だが)。

ハトヤマの「普天間基地」の件も、「駐留なき日米同盟」も、基本は寺島氏の論理の延長上にあるか、あるいは、ハトヤマの構想を寺島氏が裏付けしていると理解されているそうだ(伝聞である)。

基本的には、ハトヤマは寺島氏を外交も含め、自らのブレーンとして位置付け、私的な立場としながらも「ワシントンへ特使」扱いで送り込み、米国政府との接触を探ったそうで、しかし「米国」は寺島氏の「反米主義」を嫌い、誰一人接点を持たなかったと報じられた。

寺島氏の思考論理は、「成る程」と思わされる点も数多くあるが、私的な立場であろうとも政府に関わりを持つなら、ご自身の主張に「自制」が必要な時もある。
その程度の事は、寺島氏のような立派な方が理解されない筈はない。
それでも、ハトヤマの外交政策に寺島氏が影響力を行使するから、ハトヤマの「対米政策」は「反米主義」だと、「米国」からレッテル貼りをされ決め付けられる事は避けた方がよい。
確かに、ハトヤマの主張は「反米」に聞こえる。
間違っていれば、「嫌米」と理解すれば間違いなかろう。

ハトヤマは、母親にオネダリし私費で、西海岸カリフォルニアの「スタンフォード大学大学院」へ留学したワケだ。
タケナカは、東海岸の「ハーバード大学大学院」へ厚遇条件で留学したワケだ。

西海岸へ留学したハトヤマは「嫌米・反米」になり、
東海岸へ留学したタケナカは「溶米・手先」になった。

皮肉なモノである。
日本の政治に関わるモノドモが、米国の「軛」から脱する事ができない事を顕している。

まぁ、横道へ逸れたが、
ハトヤマには、「政治的決断力」がない!皆無と言ってよい!
ハトヤマは、「夢想の理想」を保持するが「現実政治のリアリティー」を決定的に欠く。
ハトヤマは、「言葉は丁寧でも中身は空疎」である、「何を説明しているのか伝わらない」。
なぜか?
それは、ハトヤマは常に自らを「客体」とするからである。
内閣総理大臣は、あらゆる場面で自らが「主体」である。「主体」にはリーダーシップが求められる。

いま、民主党は「オーナー」の「ハトヤマ」が、日雇いの「オザワ」に母屋を乗っ取られ、差配され無原則・無批判に従っている。
「オザワ」は、自らが自民党でできなかった旧弊な利権政治を独裁的に繰り広げられるから、高笑いの毎日だろう。

ハトヤマは、「普天間基地」の処理で、必ず「政権」を失うだろう。
「日米」は「信頼」を修復する糸口を当分失うだろう。
「普天間基地」は相互不信への入り口に過ぎず、かなり厳しい状況が続くと考えた方がよい。この損失回復には相当程度のカネと日数を要する事だろう。

いまの日本の政治は、1960年代の「南ベトナム」の政府に近似している。
彼らは、現実の最優先政治課題「解放勢力との内戦」に直面しながら、
その戦い方について、「戦略」を欠いたことで「政策」を確立できなかった、従って「戦術」も「作戦行動」までも安定せず、決定的に勝利を手にする事はできなかった。
「政策」と「戦略」を巡って、一番の勢力であった「ベトナム共和国軍」という南の国軍が「国民を守る軍隊」としてではなく、私的に動員され、日々、クーデターを繰り返した。
世論は分裂し、政策は統一できず、戦場では戦術も十分に行使されることはなく、局地的に、攻勢に出ても人の心を平定し安心を保証できなかった。

「南ベトナム」は、最後まで「軍人」が主導権を争い「クーデター」を指向し続け、そのために膨大な利権を配分し、その利権争いが次のクーデターを醸成し内部から崩壊していった。

最後は、1975年4月30日に解放戦線と支援する北の人民軍は、ほぼ無血でサイゴンを解放した。南の政権を担ったクズ野郎は、逃亡し政府中枢はモヌケの殻だった。

日本は、いま、ベトナムの支援国である。

しかし、いまの日本は、政治家という呼称の集団が「利権配分(窮極の政治的買収)」できる地位を求めて椅子取りゲームに熱中している。
基本的な「戦略」を欠き、「政策」を構築せず、「戦術」に酔い「選挙」に勝つためにという理由で「作戦行動」に熱を上げ、窮極の買収作戦(利権配分)をしている。
「政策」には整合性が不可欠だ。
何らの「整合性」もなく、一人の闇将軍がアレコレ、国民の要望を2800も集め、党(自分一人)として決めたと声高に主張し、内閣の方針などいつでも引っ繰り返せると豪語している。

その横で、ハトヤマは、想い描く「政策」を進める手立てを欠いたまま彷徨い続けている。

そして、遂にというかとうとうというか「駐米藤崎大使」が米国国務省に呼び出され、米国政府の強い意志を突きつけられるまでに至った。

68年前の1941年11月~12月に繰り広げられた光景と似通った面もある。
意志決定者は誰か? 意思疎通を欠き、信頼性を失った外交は基本的に存立し得ない。

ハトヤマの政権は正念場を迎えている。

引用開始→ 駐米大使召請、米の首相に対する不信感が頂点
(2009年12月23日(水)3時0分配信 読売新聞)

【ワシントン=小川聡】沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、クリントン米国務長官が21日、藤崎一郎駐米大使を緊急召請したことは、米政府の鳩山首相に対する不信感が頂点に達していることを示すものだ。

日本政府はこうした事態にも、なお新たな移設先の検討を進める構えで、日米関係の悪化は一層深刻になっている。

米国務省で駐米日本大使と面会するのは通常、国務副長官とされる。藤崎大使も昨夏の就任後、初のケースだ。この日は週末の大雪で米連邦政府が臨時休業になっており、国務省ビルも休館中での会談だった。

閣僚が一国の大使を緊急に呼び出すのは、相手国に対する抗議を伝達する場合が多い。米側が今回こうした手段に出たのは「日本政府への不快感をはっきり伝えるためだろう」(日米外交筋)と見る向きが多い。

首相は17日のコペンハーゲンでの晩さん会席上、日米で合意した同県名護市辺野古への移設計画を見直し、移設先選定の結論を先送りする方針を長官に説明。その後、「(長官に)十分に理解いただいた」と記者団に説明した。米側は日米合意の履行を求めており、首相の説明は強い反発を招いたようだ。関係者によると、今回の召請を公表したのは、米側の意向を踏まえた対応という。

コペンハーゲンでのやりとりは、日米とは無関係の出席者が大勢いる晩さん会で、隣り合わせに座った首相とクリントン長官が非公式に交わしたものだ。外務省幹部も「国務長官の意向として公表すべきものではなかった」との見方を示す。首相の外交感覚が厳しく問われる事態となっている。

一方、日本政府は、年内に民主、社民、国民新の与党3党による作業部会を発足させ、来年5月までに移設先を選定することを目指す方針だ。岡田外相は22日の記者会見で、「新しい候補地を検討すると首相も言っている。迅速に作業を進めないといけない」と述べ、検討を急ぐ考えを示した。←引用終わり
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2009/12/22

就職戦線は超氷河、地球温暖化も吹き飛んでいる

本人の希望と職種(内容)のミスマッチも含め、厳しい状況が続いています。

ひとつには、外形や評判で「人気企業」が形成され、自らの適正を十分に考慮することなく殺到し、十分な自己表現もできないまま「討ち死に」するのが流行のように見えます。

もう一つは、「リクナビ」が遍く普及したことで、画一的な記述を要求され「平均的で均質な学生」を選択する企業が増えているようにも見受けます。
「リクナビ」に強い学生は、就活テクニックを駆使しているようで、これも類型化できるように思います。

総じて、日本の会社が、目星をつける学生は「平均的で忍耐力」を持つ事を要求しているように見受けます。
だって、リクナビは、制限付きで「執拗な自己表現」を求めますから、かなりの忍耐力が必要ですね。
これから、はみ出す、あるいは、はみ出る学生は基本的に排除するシステムが張り巡らされ発揮されていると捉えます。

従って、基本的には有力筋からの「引き」がないと、どこの大学を出ようと、あまり大差なく振るい落とされる仕組みが完備されているのでしょう。

就活は、謎の呪文というかキーワードが、合致すれば温かい「天国への門」が開かれ、合致しなければ、寒風の荒野に放置され見捨てられるようです。
そして、呪文やキーワードの確認を担当する側は、数年前に自らが「そうさせられた事を思い浮かべ」ながら、「生殺与奪権」の行使者として、その時その時を楽しんでいるようです。ほとんど温もりがありません。

このような仕組みを考え出した側と、この仕組みに頼りたがる側の論理も理解できるだけに、実に「嫌な気分」に陥ります。

就活学生の選抜で「リクナビ」に依存する日本の各企業は、平均的で忍耐力のある学生を採用する事で、平均的な競争力は維持できても、企業が飛躍の時期を迎えたり、あるいは存亡の危機に立ち至った時、その状況を突破し十分なリーダーシップを発揮できる学生も採用できると考えての事だろうか。

勿論、敗退を続ける学生の側にも一定の責任はあると考えるが、基本的に社会全体から「優しさ、温かさ」が消滅してしまい、「競争」の前に「ゆとり」を無くした事が大きいのではないか?その意味で失ったモノの大きさや、有為の若者を無碍に社会の片隅へ追いやった、このツケが10年もしない内に「日本社会」を襲う事だろう。

現在の混迷を理解しながらも、その点で憂いが残される。

引用開始→ 【凍える就活 内定率急落の現場】 一流国立大を出たけれど…
(2009年12月15日(火)8時0分配信 産経新聞)

■初の挫折…「ナメていた」

「ちょっとナメてましたね。絶対、就職できると思ってました」

一橋大経済学部4年の小峰礼子さん(22)=仮名=は自身の就職活動をこう振り返る。

3年生の10月から本格化する大学生の就職活動。「次の次の春」に向け、企業の就職情報サイトがオープンし、就職セミナーや合同企業説明会が始まる。

小峰さんの手帳はこの時期、毎日、2~3社の説明会の予定で埋まっていた。「やる気も満々」だった。

大手企業の採用が本格化する4月。銀行や生命保険などの金融を中心に15社を受けた。結果は「全滅」。

「形のない商品をお客さまに提供する金融では社員こそが命。自分もその一人になりたい…」

ある銀行の面接。志望動機を聞かれ、そう答えると面接官の顔がみるみるゆがんでいった。

「あまりに何も考えていない言葉に面接官があきれたんだと思う」

5月に入ると、周囲には内定獲得者が増え、焦りはピークに。その後、10社ほど受けたがやはり「全滅」。サークルの友人らが卒業旅行の計画を立て始めたのが恨めしかった。

「自分は社会に必要とされない人間なんだ…」。限界を感じ、就職留年を決めた。

「自分が何をしたいのかということよりも会社のネームバリューが大事だった。面接官にそれが見透かされていた」

今は生い立ちをまとめた「自分史」をつくっている最中。就職活動に役立てると同時に、「これまで挫折もなく、たいした努力もしないでそこそこの人生を歩んできた」という自分を見つめ直す意味もある。

この師走。3年生に交じり「次の次の春」に向けた就職活動に奔走している。

                  ◇

東北大大学院2年の塩川裕也さん(25)=同=も10月から真新しいスーツに身を包む大学3年生に交じり就職活動を再開させた。前年度はゲーム関連の大手を中心に約30社受けたが、内定にはこぎ着けられなかった。

「悲しいと言うよりむなしい。学歴社会なんて、誰が言ったのか…」

群馬県のサラリーマン家庭の出身。両親の期待を背負って東北大理学部に進み、教授に勧められるまま、大学院に進学した。

ゲーム関連の会社を志望したのは、「ゲームが好きだったし、募集要項に『理工系』とあったから」。

「勉強をこなすように、就職もなんとなく決まるものだと思っていた。就活がこんなに厳しいなんて、誰も教えてくれなかった…」

来年は大学院に留年するか、院を出て就職浪人するか、まだ決めていない。

                   ◇

偏差値トップの東大生だって例外ではない。東大文系学部4年の八木宏さん(22)=同=は外資系金融企業への就職を目指し、昨夏には、企業のインターンシップ(職場体験)にも参加した。しかし、混迷する世界経済の影響で採用人数は絞られ「そっけない対応だった」。

大学院に通いながら、就職活動を続けることにしたという。「金融に固執せず幅広く受ける」という。

企業の買い手市場となっている就職活動。だが、この景況下では企業も学生を厳選したうえで採用せざるを得ない。就職活動で、大学のブランドや偏差値がものをいう時代は、過ぎ去っている。

学生に人気のある運輸系企業の採用担当者は「大学名はある程度参考にするが、それだけではダメ」と語る。「成功体験よりも苦労や挫折した経験のある学生がほしい。そういう人は自分で考え、行動し、課題を乗り越えていく力があるからです」

                   ◇

厚生労働省などによると、平成22年春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)は前年同期に比べ7・4ポイント減の62。5%。高校生(9月末現在)も、前年同期比13・4ポイント減の37・6%で、いずれも過去最大の下落幅を記録した。

金融危機に端を発した景気の低迷で、雇用情勢は悪化するばかりだ。これから社会に出ようとする大学生や高校生たちも、その波にもまれ、翻弄(ほんろう)されている。来年を不安な気持ちで迎えようとしている若者たちの、師走の就職活動事情をスケッチする。←引用終わり
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2009/12/21

銀座が急激にカジュアル化している!

チョッピリ残念な気分だねぇ。
銀座がいきなりカジュアル化しちゃったねぇ~!

最初は、ギャップに始まり、ユニクロが続き、H&Mがやって来た。
そしてアバクロが拠点を構えた。
何だか、フォーエバー21も狙っているって、そりゃぁ困ったなぁ!

銀座じゃなくなっちゃうよ。

結局は、銀座を目指すワケだなぁ。

銀座の旦那として君臨した「松屋・銀座」は、希望退職者を10%募るって言うしねぇ。
中央通りと晴海通りの四丁目交差点の角に、三愛がドリーム店をブッ建てた時も散々な意見が飛び交い喧しかったけど、いまや、そんな事を言ってた頃が懐かしいじゃないか。

20日(日)、寒さを堪え久しぶりに銀座へ出向いて人の流れは変わらないのに、何が違うんだろうって、改めて店を構える友人に聞いてみようと考えた。

簡単な印象は:
なんだか、胸張って堂々と買い物楽しみながら歩いている人っていないんじゃないかな。
寒いって事もあるけど、俯いて歩いてる人が多いよねぇ。
そうだ、姿勢が悪いよ。とても悪い。無茶苦茶、悪い。靴が合ってないんじゃないかなぁ。
それに、買い物の象徴「紙袋」っていうのかなぁ、少し貧乏くさくなっちゃったように思うなぁ。

「銀座百店会」はどう対処するんだろう?
ウィークデーのどっかでヒアリングさせて貰いたいよね。
どんなにカジュアルになっても、「銀座」が持つ独特の雰囲気の良さは残して貰いたいなぁ!それは希望しますよ!
今の雰囲気はチョッとねぇ!どうかと思いますよ。

引用開始→ カジュアル衣料店、銀座で激戦=米アバクロも進出
(jiji.com 2009/12/20-14:14)

東京・銀座で衣料品専門店の競争が激化している。米カジュアル衣料大手のアバクロンビー&フィッチ(アバクロ)が15日、日本1号店をオープンした。付近では昨年、低価格ながら高いファッション性を備えるスウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)も1号店を出店済み。消費者の節約志向が一段と広がる中、高級ブランド店が軒を連ねるイメージの強い銀座も変わりつつある。
アバクロは米ギャップやユニクロなどと同じく、シンプルなデザインが特徴だが、ビンテージ感を出した独特な風合いの商品が多く、かなり高めの価格設定となっている。

銀座地区では、昨年9月にH&Mの日本1号店がオープンしたほか、今年10月には外資勢を迎え撃つファーストリテイリングがユニクロ銀座店を1・5倍強に増床した。仏高級ブランド「ルイ・ヴィトン」が出店を断念したビルでは、ギャップが核テナントとなることが決まっている。

他方、アバクロの斜め向かいにある百貨店の松坂屋銀座店からは、同店周辺環境の変化を受け、入居するイタリアの高級ブランド「グッチ」が撤退を決めた。その後継には低価格が売りの米カジュアル衣料ブランド「フォーエバー21」の名が浮上。銀座に押し寄せるデフレの波はまた大きくなりそうだ。←引用終わり
Copyright © 時事通信社

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2009/12/20

ハトヤマの内閣支持率、急降下中 もっと落ちろ!奈落へ落ちよ!

日本のメディアは、ジャーナリストが軸になっていない。
基本的には、エンターテイメントの企画起案者が軸になっている。
つまり、「面白ければ、面白くなければ」がキーポイントのようである。
そうでないと、視聴者を惹きつける事ができないからだと言われている。

つまり、「視聴者がその程度だから、提供者もその程度でよいのだ」と言っているワケである。
そうこうする内に、視聴者に媚びるための方法を考えるようになる。
次には、視聴者を得るためには「あざとい」手法も許されると論理を飛躍させる。
そして、ニュース報道とバラエティの境界が消滅する。

イメージに左右される「印象」が、好悪の対象になり、行動や言論に影響を与える。

これだけの事だが、毎日まいにち打ち続くと、ゲーム脳ではないが、マスゴミ脳に侵され正常な判断のできない人が大量生産され増殖され続ける事になる。

いま、讀賣の調査では「ハトヤマの内閣」支持率が急落していると、讀賣は報じている。

ハトヤマは何ら変わらない、変わっていない。
だのに、3ヶ月前は支持率が高止まりしていた。いまは普通(まだ高い)になっただけである。
不支持の理由は、「指導力がない」というモノだ。
ハトヤマは、元来、ニヤケ野郎で薄っぺらい事に特徴がある。
(テメーの)理念という夢想や妄想を語りたがるが、その実現に向けたプロセスを準備しないのである。
得意技は、「国民の皆さんの声をよく聞き、しっかりと議論し、最後は私自身が決めます」と逃げの手を打つだけである。
国民の声を聞くと言えば聞こえはよいが、「直接民主主義」を成立させられるのは、精々、一つの村の集落単位が関の山だ。
国民の声を十分に聞くことなどできない。
基礎自治体でも不可能だ。
デキもしない事を、平気で口にする!無責任である。

こんな事は最初から分かっている事だ。
マスゴミは知っていて隠したのか、取材し実態に迫ることをしなかったのか?
いずれにしても、ジャーナリズムではなかったのである。
ジャーナリズムを放棄したのだ。

世論をミスリードした!その罪は大きい!

何をいまさらと考えるが・・・・・

引用開始→ 支持続落、鳩山内閣…指導力不足・政権内きしみ
(2009年12月20日08時53分  読売新聞)

読売新聞社の緊急全国世論調査で、鳩山内閣の支持率が発足以来、続落し、政権の足元の揺らぎが明らかになった。

米軍普天間飛行場の移設問題などを通じ、首相の指導力不足や政府・与党内のきしみが浮き彫りになったのが原因だという見方が出ている。

支持率低下について、民主党の輿石東参院議員会長は19日、「内閣が今揺れている印象を与えているからだ。スピード感をもって結果を出せというのが、国民の意思表示だ」と語った。同党の中堅議員も「目に見える成果がないから仕方ない。首相の決断力のなさ、優柔不断さが一番の原因だ」と述べた。

党内では、普天間問題で首相が社民党の反発に配慮し、結論を先送りしたことが批判を浴びているという見方が強い。実際、世論調査では、3党連立の組み合わせについて、「評価しない」が64%で、「評価する」の24%を大きく上回った。普天間問題の先送りについても、51%が「評価しない」と答えた。

この点について、社民党の重野幹事長は19日、「社民党は沖縄問題、国民新党は郵政民営化について、特に強く意見を言っており、それを政権内で克服する過程が(国民から見れば)まどろっこしい面があるのだろう」と述べた。

民主党内では「政権の大きな支えである内閣支持率が、発足からわずか3か月で20ポイントも下がったのは大きい。『ハネムーン』と呼ばれる最初の100日間でさえこれだけ下がるのなら、今後立て直すのは至難の業だ」という不安の声も少なくない。最近では、森、麻生両内閣がともに、発足から3か月以内に支持率を20ポイント以上下げ、約1年の短命政権に終わっている。

一方、調査では、政権公約(マニフェスト)で廃止を明記していたガソリン税などの暫定税率の維持に賛成する人が52%、制限なしに支給するとしていた子ども手当に所得制限を設けることに賛成する人が72%と、国民はマニフェストの修正には寛大なことがうかがえる。輿石氏も「国民は、鳩山内閣に『マニフェストのやれることからやってくれよ』と期待している」と指摘した。←引用終わり
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2009/12/19

幇間(たいこもち)大阪府恥事ハシゲ、小澤一郎に心酔し”ヨイショ、ヨイショ”と、ゴマをすり!

恥知らずが二人揃って、お互いを「ヨイショ」し合う。
バッカみたいだ。

(粋人は)狂人(でもある)とも陰で密かに囁かれている二人だが。
*ご注意 ( )の部分はナシという事で。

イヤイヤ、粋人であって貰いたいですねぇ。

でもまぁ、オオカミ青年とオオカミ老年である事は間違いないようですね。
極度に権力志向だし、しかも「オレが権力だぁ~~!」とワメキ散らすところはそっくりさんで、性格も含め、ご一緒さんですねぇ~。

「日本を動かしている」って、噴飯モノのモノ言いをしていますが、
「日本を騒がせている」の間違いでしょう?

もう一人、お騒がせな類人猿がおりましたなぁ?
最近、見かけないようですが?
夏にお騒がせした例の件で、蟄居謹慎中ですかねぇ?
時々、的外れな主張をしては世間の失笑を買っているようですが、
そりゃぁ、当たり前でしょう、本職は薄ら寒い「お笑いタレント」なモノですからねぇ。
本職はって? アァ~タ、チジじゃないんですか?
何を言ってるんですか?チジなんかじゃないですよ!
本職は、薄ら寒い「お笑いタレント」ですよ、それもギャグが滑り続ける。
それじゃぁ、チジっていうのは?
いやぁ、なり手がなかったモノで、アルバイトでやってんですよ!
ヘッェ~!コリャァたまげたねぇ!

こんな巷の会話を他所に、類人猿は、最近何をしているのだろうか?

そんな事はどうでもイイわ!
ここはトツベン・オザワと大阪の恥事ハシゲの「類は友を呼ぶ」の典型三文芝居が主題だ!

日本は、本当に狂ってしまったと言っても過言ではないような「トホホォ~」な気分ですね。

引用開始→「日本を動かしている」
(夕刊フジ2009.12.18)

大阪府の橋下徹府知事は17日、国会内で民主党の小沢一郎幹事長と会談した。橋下氏は会談後、記者団に対し「(小沢氏から)『国のかたち』などで民主党の目指す方向性などを聞いた。(小沢氏は)もうすごいとしか言いようがない。日本を動かしているっていう感じだ」と述べ、小沢氏を絶賛した。←引用終わり
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2009/12/18

不逞の輩 小澤一郎まだ吠えるか?!テメーのウソを上塗りするために恥じる事ナシ!

どこまでやるのか小澤一郎!
アッホォも休み休み言え! 少しは冷静に考えたらどうだ!
所詮は、オザワのオツムにそんな事を求めてもできないのだろうが。
吠え足りないのか? 止まるところを知らずっていうのはこの事だ。

全く分かっていない。
小澤一郎は、自らの姑息で薄汚いウソがバレると察知したから、羽毛田宮内庁長官の会見を非難したのである。
羽毛田宮内庁長官は、背後で蠢く小澤一郎による闇の権力行使で、あらゆる事が歪められる事に危機感を抱いたがゆえに、憂慮し「二度とあって欲しくない」と声明を発したのである。
本来、外務省も、内閣も「内規」を諒としたのであるから、鳩山と平野が、不当な小澤の要求を突っ張ればそれで終わったのである。

オザワは、それをさせなかったのである。
胡錦涛の手前、それを諒とするワケにはいかなかったから、喚いたのである。
鳩山と内閣を恫喝したのである。
威迫したのである。暴言を吐いたと考えられるのである。
鳩山と平野は、オザワの暴言や威迫という恫喝に屈したのである。
その事実を、迂遠に宮内庁は声明したのである。

与党の一幹事長が、国を脅かし、皇室の事務方を強請ったのである。

その事実を推量できる事情を、迂遠に暴露され非難されたからといって、羽毛田宮内庁長官を一方的に非難し続けているのである。

一方、羽毛田宮内庁長官や宮内庁は、アッホォを相手にせずの姿勢である。
暴虐者の始末は世間(世論)が決めると考えての事だろうと考える。

元々狂っているオザワは、狂い続けて(テメーへの)怒りが収まらないのだろう。
だから、未だに宮内庁長官を非難している。(賞味期限切れのナニかのように・・・)

この始末は、
小澤一郎へ、言論による鉄槌をお見舞いしよう! 徹底した批判を加えよう、オザワを孤立させよう! オザワの政治生命を断とう! 日本から追放しよう!

引用開始→ 小沢氏「天皇の権威を笠に」 宮内庁長官を激しく批判
(2009年12月18日(金)8時0分配信 産経新聞)

民主党の小沢一郎幹事長が17日、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例会見を「天皇陛下の政治利用」にあたると懸念を表明した羽毛田信吾宮内庁長官を改めて激しく批判したことが明らかになった。

小沢氏は同日、羽毛田氏について「あいつこそどうかしている。天皇の権威を笠(かさ)に着ている」と批判した。国会内で関係者に語った。

記者会見など公の場での発言ではないが、天皇陛下に仕える宮内庁長官を「あいつ」呼ばわりし、羽毛田氏が天皇陛下を後ろ盾に使っているかのような認識を示した小沢氏の言動は、与党実力者としての良識が問われるものだ。

小沢氏の羽毛田氏批判が明らかになったのはこれで3回目。小沢氏は14日の記者会見で「もしどうしても反対なら、辞表を提出した後に言うべきだ。当たり前でしょ、役人なんだもん」と述べて辞任を要求したが、羽毛田氏は応じない考えを示している。

15日にも小沢氏は自身の政治資金パーティーで「内閣が決めたことを一官僚が記者会見まで開いて言うものではない。言うのなら、辞めてから言うべきだ」と羽毛田氏を批判していた。←引用終わり
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民主党の大衆向け機関紙「日刊ゲンダイ」は宮内庁羽毛田長官を非難!

ヤッパリ、「日刊ゲンダイ」は「無知、無自覚、無定見、無原則、無責任」で矜恃のない、話題になりさせすればヨイ、ゼニ儲けできればヨイという、ゴミ夕刊紙だと自分で宣伝しているようなモノだ。
所詮は、ゴミ夕刊紙としてのポジションを保てばそれもよかろうが、ハッキリと「民主党」の機関紙になり下がった事を明らかにした。
もともと、「ゴミ夕刊紙」としての「日刊ゲンダイ」は、一貫して「民主党」の代弁者を頼まれもしないのに買って出ていた。
「民主党」のというより、とうとう「オザワ命」の機関紙になり下がったのか。

無責任に、無定見に、愚者愚者珍民を煽り立て「オザワ」は正しいと主張し続けるのだろうか?
イヤイヤ、こんな「ゴミ夕刊紙」は、風向きが変われば「政治権力」に擦り寄り代弁者として、愚者愚者珍民を煽り立てる事を躊躇しないのだ。

「ゴミ夕刊紙」へも徹底的に批判を加えよう!

「日刊ゲンダイ」は、ナンでもカンでも自民党人脈や自民党に引っかけ記事ネタにするのである。一生懸命なのは分かる。
でも、それは滑稽である。憐れである。所詮は「ゴミ夕刊紙」である。
これからも、時々は「ゴミ夕刊紙」でない時には「日刊ゲンダイ」を褒めてやる!
その事に変わりはない。

引用開始→ でしゃばりすぎだよ羽毛田宮内庁長官
(2009年12月17日10時00分 / 提供:ゲンダイネット)

戦争を始めるわけじゃあるまいし、「天皇の政治利用」とは大げさすぎる。だが、大新聞はここぞとばかり大騒ぎだ。これでは天皇だって、15日、中国の習近平副主席と会見しにくいだろう。中国側にしたって会見のありがたみは半減だ。「友好・親善」のはずが、かえってトゲトゲしいムードになってしまった。

騒ぎをつくったのは羽毛田信吾宮内庁長官(67)だ。

官邸からのゴリ押しに負けたと、記者会見でペラペラしゃべり、平野官房長官からの電話内容まで公開。最後は「行政機関の一員として従わざるを得なかった」とグチっていたが、「行政の一員」の自覚があるなら、なぜ政権のイメージダウンになることをわざわざやるのか。せめて、会見が終了して中国副主席が帰国してから、官房長官にクギを刺せば済む話である。

ここまでロコツな官邸批判は歴代の宮内庁をみても異例。よっぽど民主党政権がイヤなようだ。

「羽毛田長官は、厚労省一筋の官僚。次官から宮内庁次長に横すべりして、小泉内閣時代の05年から長官を続けている。女性天皇容認派で、進歩派といわれていますが、出身は自民党王国の山口県であり、県立萩高校では河村前官房長官と同級生だった。自民党以外の政権なんて考えたこともないタイプですよ」(事情通)

民主党政権から皇室を守らなければと気負っているのだろうが、それで問題をこじらせては本末転倒というものだ。←引用終わり
(日刊ゲンダイ2009年12月14日掲載)

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「特例会見」は小澤の強い指示(圧力)だった! バレてしまったブチ切れの裏事情!

無礼者、オザワこそ辞任せよ!
民主党は勿論、政府もオザワの独裁ではないか!
オザワは、真空でアッホォでマヌケのハトヤマを陰から操り、やりたい放題だ!
チンピラ・ホソノォなんざぁ、オザワに徴用されて鼻高々で意気軒昂なようだ!
(後日のために、シッカリ記録しておこう!)

ウソがバレる前に、羽毛田宮内庁長官を罵倒したってワケだ!
コッラ、トツベン・オザワ!テメーが辞職しろ!一日も早く亡命先の「中国」へ消えちまえ!

それにしても、右翼はここぞとばかり、異常に元気な(喧しいだけ)街宣やりますねぇ。
民主党の各施設を警察が警備しているのを目にすると、何かトンデモナイ違和感があるよねぇ。
警備させられてる ”警察”も、どこかしっくりこないよね。

熱心な街宣行動に出る右翼の皆さん、心情に基づく努力と示威行動は理解しますが、街宣は煩いだけと存じますが果たして効果はあるのでしょうか。素人で分かりませんので失礼があればお許し下さい。

それよりも、自民党を焚きつけ「言論戦」で批判し尽くすべきではないですか。
もっと言えば、マスゴミという名のメディアが「民主党」の走狗となった事の自己批判を求め、報道者としての責任を取らせることが先ではないかと考えますが。

「特例会見」に関わるハトヤマの責任と、陰でゴソゴソとワメキ、画策し圧力をかけ続ける売国奴トツベン・オザワを締め上げさせるべきではないか?

まず、日本の進路や枠組みを示させる事が必要だ!
でもハトヤマは真空だから、そんなモノは出せっこない。
裏から、オザワがテメーのゼニ儲けのために、一手引き受けで「懐を温める」画策ばかりをしているじゃぁねぇか?
それも含めて、徹底批判だ!オザワを論理的に破綻させよう!

とにかく、トツベンオザワはウソの固まりだ!
ウソがバレそうになると、「先制パンチ」で弱い立場の者へ威迫し暴圧するワケだ!
サイテーのクズヤロウだ!

小澤一郎への批判を集中させよう!
小澤一郎を論理的に追い詰め破綻させよう!
小澤一郎を「中国」へ追放しよう!

引用開始→ 小沢幹事長が鳩山首相を「激しい言葉で罵倒」 天皇陛下の"政治利用"問題
(2009年12月17日08時20分 / 提供:日刊サイゾー)

15日に行われた天皇陛下と中国の習近平国家副主席とのいわゆる特例会見をめぐり、会見をゴリ押しするようなことは「言った事実はありません」と語っていた民主党の小沢一郎幹事長が、実は鳩山由紀夫首相に直接、罵声を浴びせながら会見実現を要求していたことが16日、分かった。

小沢氏は公式の記者会見でゴリ押し疑惑を否定した上で、「天皇の政治利用に当たる」と反発した宮内庁の羽毛田信吾長官について「政府の一部局の一役人が内閣の方針にどうしても反対なら、辞表を提出した後に言うべきだ」と辞任要求までしているだけに、波紋を呼びそうだ。

この特例会見問題を振り返っておくと、外国要人と天皇陛下との会見は、1カ月前までに文書で申請することが宮内庁と外務省との内規で決まっている。今回の習副主席との会見申請は11月26日に行われており、1カ月を切っていた。

羽毛田信吾宮内庁長官は「手続きはすべての国に平等に適用してきた。苦渋の思いだ」と天皇会見を政治的に利用したことに遺憾を表明した上で、そのいきさつを記者会見のなかで事細かに明らかにしている。

それによると、平野博文官房長官から会見要請の電話があったのは今月7日と10日。羽毛田氏は「陛下の役割について非常に懸念することになる」と述べた上で「政治的判断としてお願いするのはどうなのか」と一旦は断ったが、10日の段階で最終的に官房長官の指示に従ったという。

宮内庁を首相官邸が押し切ったことについて、首相は「賓客が来られた時の判断であり、政治利用ではない」と強調。1カ月前までに申請するとのルールに対し「1カ月を数日間切れば、しゃくし定規で駄目だというのは、国際親善の意味で正しいことなのか」と疑問を呈した上で、小沢氏の働き掛けについては「小沢氏から話があったわけではない」と明言していた。

これに対し、政府関係者は極秘のやりとりをこう証言する。

「9日の時点で、中国外務省の高官から小沢さんに直接電話がかかっている。『もし天皇会見を設定してくれたら、胡錦濤国家主席が民主党訪中団の議員ひとりひとりと握手できるよう取り計らう』とね」

この政府関係者によると、小沢氏は同じ9日に鳩山首相に対して会見の実現を要求。首相が、「1カ月ルール」を理由に会見を断ると、激しい言葉で罵倒したという。10日、折れた鳩山首相から指示を受けた平野博文官房長官が、先に触れたように宮内庁の羽毛田長官に会見を設定するよう命じることになったようだ。

実際、小沢氏のもくろみ通り、小沢氏率いる民主党訪中団は10日に北京に到着。人民大会堂で待っていた胡錦濤国家主席は、143人の民主党議員たちひとりひとりと握手を交わし、「ツーショット」の写真撮影に応じていた。

しかも、おかしなことに、中国側は、10日午後の外務省定例記者会見で習近平の訪日日程を発表した。日本で天皇会見が明らかにされるのは翌11日のことで、「全てが中国優先で、日本の国内事情は後回しにされた」と政府関係者も猛反発しているだけに、今後波紋を呼びそうだ。←引用終わり
(文=由利太郎)
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2009/12/17

ハトヤマに「蛍の光」を贈ってやろう!蛍の光は窓際のユキオ!

ハトヤマは日本の恥である。
オザワはゼニの臭い以外は血の巡りが悪くなる。単なる「中国命」のヘタレ売国奴だ。
とにかくポッポ・トリガラを引き摺り降ろせ!

3ヶ月ですか、この間、何をしたのでしょうねぇ?

株価は、日本だけが低迷しています。
内閣は、全く無能です。与党は最大の数を持つ党の幹事長だけに権力を集中させ、世論を弄んでいます。時には「一小役人のごときが・・・」などとほざきながら・・・・
実に不遜で不逞の輩だと考えます。

都合が悪くなると、「立ち話はしない・・・」と質問者を睨み返します。
なお都合が悪くなると「オレは潜る・・・・・」と言って姿を隠します。
姿を隠したくせに「陰から、アレコレ、指示します」。まるでガキのケンカです。

最近は、副幹事長役の細野豪志などというチンピラを踊らせ嬉々としています。
(そこで、「チンピラ・ホソイノォ」と呼ぶことにします)

トツベン・オザワとチンピラ・ホソイノォによるコンビで、政治を差配しようという魂胆ですが、政権を担当させたポッポ・トリガラがこれまた低脳で「もうダメだな!」と考えているのですが、来年の7月までは仕方がないとハラを括って辛抱しているって構図です。

この状況で、日本は確実に競争力を低下させ、既に気持ちの上では「中国に支配」された政権の政策もあり、確実に沈んでいるように思い致します。
市政に市民が、愚者愚者珍民と同じように、いつまでも、辛抱しているという愚弄した考えは捨てた方がよいと考えますが。
永田町一の不動産土建屋と呼ばれるトツベン・オザワは、危機を感じ取るや否や、エチゴの師匠ドケンヤ・カクエイの墓前へひれ伏したと報じられています。

巷間言われる、いわゆる自民党的体質(田中角栄的体質)を一番色濃く反映してるのは、トツベン・オザワであり現在の民主党なのである。
何を隠そう、昨日のトツベン・オザワのドケンヤ・カクエイの17回忌を理由にした墓前土下座を見れば分かる事である。

引用開始→ 鳩山“辞任”Xデー 求心力ダウンで最短「年内」も!?
(夕刊フジ2009.12.16)

鳩山由紀夫首相の辞任説が永田町で浮上している。米軍普天間飛行場の移設問題や自身の故人・架空献金疑惑に加え、天皇陛下の政治利用問題、来年度予算編成、連立与党への配慮など、次々と襲いかかる難題に立ち往生してしまうとの見方がくすぶっているのだ。最短で「年内」説までささやかれているが、鳩山政権発足から16日でちょうど3カ月。果たして、心が折れるXデーは来るのか-。

「考えることが多いので、肉体的というよりも精神的に忙しい」

首相は14日、共産党の志位和夫委員長らとの会談で、志位委員長から「お忙しいですか?」と気遣われると、こう弱音を吐いた。「首相のため息が聞こえてきそうなやりとりだ」(民主党関係者)との声も漏れる。

それでも難題は待ってくれない。まず自らの故人・架空献金疑惑だ。

首相の母親から昨年までの5年間で9億円の資金提供が判明、「違法子ども手当」との批判を浴びている。首相の元公設秘書は近く東京地検特捜部に在宅起訴される見通しで、提供資金が贈与と認定される可能性も高まっている。

「政治とカネ」をめぐっては、首相は2002年の民主党代表時代、自民党の加藤紘一元幹事長の元事務所代表による脱税事件について、こう言い放っていた。

「金庫番だった人の不祥事は(政治家も)共同正犯だ。即、議員辞職すべきだ」「もし自分の秘書が(加藤氏秘書と)同じ事を行っていたら、私はバッジを外します」

沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題も立ちはだかる。首相はオバマ米大統領に11月の首脳会談で「トラスト・ミー(私を信じて)」と大見えを切ってみせたものの、県外移設を主張する連立与党の社民党などに配慮した結果、決めたのは結局、「決定先送り」。

これに対し、米側は辺野古沖(沖縄県名護市)に移設する現行計画を主張する姿勢を崩しておらず、「米政府の不信感を増幅しただけだ。国益を損なうだけ」(自民党中堅)との批判も噴出している。

実は、政府方針を決定する与党3党首級による15日の基本政策閣僚委員会で、移設問題の結論期限を「来年5月」とする案もあった。だが、社民党の福島瑞穂党首が「無期限にすべき」と反発、連立政権を重視する首相の弱腰ぶりが浮き彫りになった。

永田町事情通は「元公設秘書が在宅起訴されたのに首相が続投すれば、野党が過去の発言で『二枚舌』と攻めるのは確実。さらに、資金が贈与認定されれば、“脱税”との批判も出る。普天間問題では米国、沖縄、社民党の3方向からの圧力がものすごい。もはや、自分の首を差し出して『ごめんなさい』するしかないのでは。米国が圧力を強めた場合、最短で12月もありうる」と話す。

10年度の予算編成も、財源確保のメドが立たない。政府は15日の閣議で「新規国債発行額を約44兆円に抑制」する方針を決めた。

しかし、社民、国民新党が提案する予算規模95兆円を実現させるためには、国債発行44兆円、税収36兆円を確保しても15兆円足りない。事業仕分け作業による無駄削減6900億円も「焼け石に水」なのだ。

自民党中堅は「不足分は税外収入で穴埋めできる額ではない。一体、どこから持ってくるのか。逆に、95兆円規模を下回れば両党が文句を言う。結局は国債増発の道しか残されていないのでは…」と話す。

ただ、国債増発路線に踏み切れば、首相が先の総選挙に「国債というものをドーンと発行。こんなバカな政治をやめさせたいんです」「税金のむだ遣いをなくせば、8兆から9兆円はすぐに出てくる」と公言していたこととの矛盾点も追及される。

実際、普天間飛行場に象徴される問題先送り路線、過去の発言に起因する自縄自縛などで首相の求心力は3カ月で一気にダウン。NHKの世論調査(11日から3日間)でも、鳩山内閣支持率は56%と、11月の前回調査よりも9ポイントも下落し、逆に不支持率は13ポイントも増え34%まで上昇した。

それだけに、今後の鳩山政権の行く末について永田町有力筋はこう予測する。

「首相は優柔不断と過去の発言で自縛にかかっている。さすがに、予算編成前の12月退陣はないだろうが、2月か3月に、予算案の成立と引き換えに辞任することになるのでは。これなら、普天間飛行場の移設先を自分で決めなくて済む。参院選勝利が至上命題の小沢一郎幹事長にしても、新首相誕生の盛り上がりと独立行政法人の事業仕分けで得点を稼げるだけに、支持率が下がれば鳩山首相を見捨てるだろう」

一方、民主党ベテランは「首相は幹事長時代、西松建設事件で批判を浴びた小沢代表(当時)を擁護し続けたように打たれ強い。自民党の世襲首相とは違って、世間の批判などにもこたえないタイプだけに、自ら辞任することはない」と擁護する。

ポスト鳩山を虎視眈々と狙う菅直人副総理は内閣発足当時、「(鳩山新政権は)未知が多く前途多難だが、ハネムーンは3カ月程度。年内までは大目に見てほしい」と述べていたが、もはや残された時間はない。←引用終わり
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2009/12/16

神戸ルミナリエ「1人100円募金」は市民から支持された。感謝を添えて!

2009年の「神戸ルミナリエ」も無事に開催できそして無事に終えることができた。
運営に携わられお世話を下さった皆様のご苦労に、心から謝意を申し上げたい。

2009年は、15回目の開催でもあり、それぞれの関係者には一入の思いがあっただろう。
様々な思いの下に、初日は冷たい雨に祟られ、会場を訪れる人の波は当然ながら減少した。

でも、昨年には追いつかなかったが「神戸ルミナリエ」を楽しみにされる市民は多かった。
ほぼ、カウントされた数字は定着した事を示している。
「神戸ルミナリエ」は、市民に期待され支持されているワケである。

関係の方々、支援者の方々、「観覧」のために会場へ足を運ばれる方々、多くの熱意を結集でき完全に根付いたともいえる。

それは「1人100円募金」に応じて下さった皆様のご厚志からも判断できる。それぞれの皆様が、それぞれの思いを込めて募金下さったワケで、このご厚志は大切にしなければならない。
「1人100円募金」には賛否両論が示されたが、「神戸ルミナリエ」をご覧下さる市民から支持され根付いたと考えられる。
入場料や観覧料金ではなく、「会場へ足を運ばれた、それぞれの市民が、それぞれの気持ちを込めて募金下さる」方法は、世界的にもあまり例のない方法だと思う。
神戸に集まる市民の意識の高さを顕しているともいえる。
誇りにしたい。大切にしたい。

「神戸ルミナリエ」が始まって以降、日本各地で「光」や「ライトアップ」を軸にした様々なイベントが催されるようになった。
阪神淡路大震災の犠牲者を鎮魂し、生きながらえた被災地市民の希望の光として「神戸ルミナリエ」が始まった。
その刺激を受け、全国各地にそれぞれの「光」を基軸にしたイベントがこの時期に開催され、どの地域でも市民の期待を集め目を楽しませている。
人の心を和らげてくれる「光」、とくに「冬の光」には温かさがある。

来年以降も、「神戸ルミナリエ」を開催できればと希望している。

引用開始→ 来場者の善意、7千万円超 ルミナリエ募金
(神戸新聞NEWS 2009/12/15 19:53)

神戸ルミナリエ組織委員会は15日、「第15回神戸ルミナリエ」(3~14日)の会場で約7149万円の募金が集まった、と発表した。昨年より約600万円少なかった。組織委は「来場者の減少が響いたものの、多くの人の協力があった」としている。

組織委は、開催資金の確保のため、2年前から会場で「1人100円募金」を呼び掛けている。開幕初日に雨が降ったことなども影響したとみられ、来場者は昨年より10万5千人少ない365万人。初回の1995年を除いて最も少なかった。

組織委は「来場者の善意で最小限の減額にとどまった。来年も同規模のルミナリエを開催できるよう努力していきたい」としている。←引用終わり
(紺野大樹)
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2009/12/15

独裁者「小澤一郎」ブチ切れ 批判は許さない! 批判する宮内庁長官は辞任せよ!

とうとう小澤一郎が本音を顕したワイ!
「オレを批判するヤツは、許さねぇぞぉ!」
「黙って、オレに従ってりゃぁイイんだよ!」
「一官僚の分際で、内閣の決定を批判するとは何事だぁ!」
(大阪のアホ恥事ハシゲも、”神戸市の職員をこのように批判していた。もっと以前には、大阪府の職員で恥事ハシゲを批判した事を理由に、徹底的に締め上げ処分した”独裁者には共通の思考があるから似ているねぇ!)

一応「民主党」だよね?!
その幹事長だったよね?!

批判は許さない!批判するなら辞表を出してから批判しろ!

これは「小澤一郎独裁」って事だねぇ~!
「民主党」じゃぁなくって、やっぱり「ミンチトォ」だよね。

こんなヤロウが政治を陰でゴソゴソ操ってんだよ。オカシイだろう?!
直接指示したり、強要したりしたワケじゃないと言っているらしいが、それなら、それでイイじゃないかとはイカナイんだよ。陰に陣取ってるヤロウは誰かって事だ!

民主党で小澤を誰も批判しないのは、この体質と粘着質で執拗に仕返しする事を恐れてだよ。こんなの民主主義でもナンでもないよ!
「民主党」の本質を見たりってトコだなぁ。

昔「陸軍」、いま「小澤」って事だよ!
アァ、恐ろしや、恐ろしや!

「コラコラコラム」は、宮内庁「羽毛田長官」を強く支持する。
小澤一郎など、発言の仕方すら間違っている! 不逞の輩だ! 無礼者!

追記(2009/12/15. 1000):
小澤の一の子分を自認する、民主党の国会対策委員長・山岡賢次(ゴリララ・ヤマオカ)は、早速、親分の小澤一郎に呼応するように、上海から羽毛田宮内庁長官への非難を浴びせ、中国からアタマを撫でて貰い喜喜としている。売国野郎め!
品位のない、氏素性も正体不明のゴリララ・ヤマオカらしい態度である。全く不逞の輩だ!

引用開始→ 宮内庁長官に辞任要求 特例会見問題で小沢氏「30日ルールは法律ではない」
(産経MSN 2009.12.14 19:53)

民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との15日の特例会見について「天皇陛下の政治利用」にあたると懸念を表明した羽毛田信吾宮内庁長官に対し、「内閣の一部局の一役人が、内閣の方針にどうだこうだと言うなら、辞表を提出した後に言うべきだ」と述べ、辞任を要求した。宮内庁長官の進退問題に発展する可能性が出てきた。

宮内庁長官「やめるつもりはありません」 

【小沢会見詳報】「誰がつくったルールだ!」
会見で小沢氏は「(正式申請の期限の)30日ルールって誰が作ったのか。法律で決まっているわけでもない。国事行為は『内閣の助言と承認』で行われるのが憲法の本旨で、それを政治利用と言ったら陛下は何もできない」と、政治利用ではないと強調した。

30日ルールは天皇陛下の体調に配慮したものだが、小沢氏は「陛下の体調がすぐれないなら優位性の低い(他の)行事はお休みになればいいことだ」「陛下ご自身に聞いてみたら、手違いで遅れたかもしれないが会いましょうと必ずおっしゃると思う」と指摘した。

また、小沢氏本人が特例会見を政府側に働きかけたとの見方を「私が言った事実はない」と否定した。

民主党は14日、小沢氏と習副主席の15日午後の会談中止を発表した。小沢氏は会見で「会いたいと連絡はあったが予定したわけではない。中国に行ったばかりだ」と述べたが、同党幹部は「マスコミが批判するからだ」と語った。

習副主席は14日午後、羽田空港に到着し、同日夕、鳩山由紀夫首相と首相官邸で会談、両国の戦略的互恵関係の強化を確認した。←引用終わり
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再追加掲出:ハジ知らずの小澤一郎の不敬罪は、止まるところを知らず!
(2009/12/15. 17:45)

引用開始→ 小沢幹事長、改めて宮内庁長官を批判 「私の信念は間違っていない」
(産経MSN 2009.12.15 13:34)

民主党の小沢一郎幹事長は15日昼、都内のホテルで開いた自身の政治資金パーティーであいさつし、天皇陛下と習近平中国国家副主席との特例会見を「天皇陛下の政治利用」にあたると懸念を表明した羽毛田信吾宮内庁長官について「一官僚が記者会見することではない」と述べ、改めて批判した。

小沢氏は、14日の会見で、特例会見は当然のことだとし、羽毛田氏に辞任を要求したことを自民党などから批判されている。これに対し小沢氏は、パーティーでのあいさつで「私の信念は間違っていない」と強調した。←引用終わり
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引用開始→「国民や天皇を恫喝」政府・小沢氏の対応に批判相次ぐ イザ!ブログ
(産経MSN 2009.12.15 12:40)

天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見問題について、この問題を報じるイザ!の記事に、多くのブロガーからコメントが寄せられている。大半は、特例の会見を行った政府・与党の対応を批判するもので、宮内庁の対応を強い口調で批判した民主党の小沢一郎幹事長には「国民や天皇を恫喝しているよう」などと、批判が相次いだ。

小沢氏が特例に難色を示した羽毛田信吾・宮内庁長官を批判して「内閣の一部局の一役人が内閣の方針についてどうこう言うなら、辞表を提出してから言うべきだ」と語った記事には、「内閣の方針が完全に間違っているのだから(中略)仕方がないだろ?」という意見や、「恫喝会見は非常に不快です。(中略)観ている国民や天皇を恫喝しているような気さえしました」と小沢氏批判が集中。

さらに、小沢氏の前にはすっかり影の薄い鳩山内閣には「何で首相になんかなったのだ。そんなひ弱では国民全員が迷惑する」「鳩山首相と岡田外相はどこへ行ったのでしょう。永田町小学校の遠足部隊が、こんな大事な実務外交をやってていいのでしょうか」と小沢氏の“豪腕”に振り回されるように見える姿に批判が寄せられた。

小沢氏に批判された羽毛田長官については、「辞める必要なんてさらさらありません。政治に口を出すなと言われるなら、皇室事情を無視して利用する人は口を出すな。と言ってやって十分かと」「発言と心意気やよし。横暴で独裁者丸出しの小沢に負ける必要なし」と擁護する声が寄せられた。

中には「自分達の復権を図ろうと官僚たちと自民党がつるんで大騒ぎ、こいつらこそ天皇陛下を政治利用している」と、「政治家対官僚」の図式で宮内庁を批判する意見もあった。

書き込みには、皇室と外交について「陛下の会見は(中略)どんな小国の元首でもどんな遠国の元首でも、平等に会見される事に意味があるのです」と皇室のこれまでのあり方を挙げて、外交上の重要性を理由に特例会見を実現させた政府の行動に疑問を投げかける書き込みもあった。←引用終わり
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2009/12/14

「民主党ら」の連立政権は続く、「自民党」の自己改革はどうか?

このところ日本の政治混迷を受け、苛立ちをお持ちになる多くの方々から、様々な見解や知見のご提案含めた、ご意見やメールを受ける事が急増しています。

「コラコラコラム」は、「市井の市民」が世の中を斜め読みし合う事で、相互に考えを共有できる点は共有し合おうという趣旨を理解し合い維持しています。これが原則の第一です。

民主党を中心にした政権交代は、いくつかの政策もありますが、自民党政治に対する怨念や怒りに端を発する「革命」の色彩が濃い状況で生じています。
ゆえに、政権交代可能な「政治勢力の結集」による「仮の政権交代」に過ぎません。

それ故に、自民党よりヒドイ腐り政党の「国民新党」を右側(超保守勢力)に抱え、左側には時代錯誤も甚だしい無責任で無定見な主張を繰り広げるサンドイッチ・オタクの「社民党」を抱えた「(無原則な)連立政権」として成立しています。

日本国民は、政党間の連立政権構想に基づく相互の政策主張を考慮した上で、政権交代を選んだワケではありません。
先の選挙の結果、衆議院での比較第一党は圧倒的に「民主党」でした。

目出度く「政権交代」と相成りました。
しかし、参議院では「民主党」単独では過半数に議席数が足りず、「国民新党」と「社民党」の議席を合わせて過半数を確保する必要があり、そこで現在の「連立政権」という構図になっています。
そんな事は最初から分かっていました。

しかし、日本の報道各社は「政権交代」させる事に舵を切り、「民主党」優位の論陣を張り、(民主党シンパの)識者を動員しながら世論を誘導を図りました。
その際、選挙後に成立する「連立政権」の政策については、一切検証しませんでした。
いや、検証を加えましたが、それは「民主党」の政策でした。

「国民新党」や「社民党」を加えた、今日の政治混迷に至る「政策の矛盾」を指摘する事はありませんでした。
また「民主党」も「連立政権」として「共有し合う『基本政策』、『重要政策』を掲げず」に衆議院の選挙を戦いました。
その結果、報道各社が意図したように、現在に至る「一定の結果」を得ることができたワケです。

この一連の構図を描き、これを指揮したのは、何よりも「小澤一郎」です。

日本の報道各社は、いま、「普天間基地」の扱いで混迷する政治を批判的に嘆きますが、その責任の一端は報道各社にあると指摘しておきたいと考えます。
何よりも、今日に至る事を想定しながら「連立政権」の政策を検証し、報じる事で連立政権が打ち出す政策矛盾を批判しなかったからです。
単に、小澤一郎の腕力が怖かった、恐れをなしたからに過ぎません。

現在の「連立政権」は、菅直人(現・副総理国家戦略担当)がかつて主張した、日本版「オリーブの木」に過ぎません。(イタリアの政権交代で起きた、選挙互助会連立政権です)
従って、連立政権の政策が混迷するのは当然の事です。
既にイタリアで前例があるのです。それでも、日本のインテリジェンスは機能しませんでした。イタリアの「オリーブの木」連立政権は、大混迷を繰り返し短時日の内に何度となく崩壊しました、その挙げ句、現在のベルルスコーニ(スキャンダラスな人物の)政権に至るワケです。

この点を指摘しておきたいと考えます。

対する、旧「与党」主として「自民党」ですが、その旧弊な体質を世論から徹底批判されたワケです。また、お陰で旧弊な実力者やそれに群がる人材の多くは淘汰されました。
実にスッキリしたワケです。ある意味で清々しいようにも見えます。

現在、「ドン底」ともいえます。もう一つ先に「二番底」が待ち受けているかも知れません。
これを克服するには、一定の時間が必要です。
政策の検証と、その後に「実現可能な『政策』の立案」が必要です。
そのためには、何を目指すかというと「党の理念(綱領)」を含めて検証する必要があります。現在、それに取り組んでいるのだろうと見ています。

*民主党は党としての綱領を持っていません。それでも政党を名乗り政権についているのです。不思議な政党です。それを批判しない日本の報道各社も不思議な存在です。

次に、自民党は、人材を育成する必要があります。
政策を研究し、政策論を展開できる人材が求められます。
数合わせの「陣笠代議士」は必要としません。

これらの手当てに、一定数の時間を必要とします。
その間は、耐える必要があります。それだけです。
いま必要な事以上に、イロイロと自民党に求めても無理があります。
何よりも支持基盤を含めた検証を欠かす事ができません。
それは「一朝一夕」にできるモノではありません。
日本の選挙も、欧米の選挙も、選挙は同じ構図です。「政策」「人物」「地域社会との関係性」が整理されなければ成立しません。
その際「国家観」を「政策」に含めて考えるのか否か、この整理が「選挙民」の側にも求められると考えます。

いま生じている現象は、
「国家観」が根本的に異なる「政党」が「政権」欲しさに「連立政権」を組んでいるから、混迷するワケですが、世論が統一されていない「国論の分裂」があります。
沖縄県内でも「世論の分裂」が窺えます。
それを現在の政権は、前政権による伝統的な懐柔策がそのような状況を作り出したと主張しますが、一方では、自らも新たな懐柔策で状況を創出しようとしています。

いま一番、見守る必要があるワケです。
政府は混迷しながらも、機能を発揮しようと動いています。
日本国民は、「民主党ら」の政権にまだ期待し見放していません。
自民党は、必要な戦後処理の手続きに追われています。当たり前の事です。

この状況で、何ができるかといえば、「何もできない」というのが結論ではないかと見ています。

ただ、勝手な事を繰り返す(当然予想されたこと)小澤一郎への批判は、集中的に徹底的に加える必要があります。
「民主党」なんぞは、小澤の強権に恐れをなしながら、脱落する勇気もない議員の集まりで、単なる「烏合の衆」に過ぎません。
小澤一郎の権力集中掌握(共産党の集中権力主義とほとんど同じ)による管理を恐れる構造が、「民主党」という架空の「党」を支えているに過ぎません。
小澤一郎を「民主党」から摘み出せば、「民主党」なんぞは簡単に崩壊する。政党ゴッコをしたがる青二才の集合体なのだから、平気で政権を投げ出し崩壊する運命なのです。

だから、何よりもまず「小澤一郎」への言論による批判を集中的に浴びせる事です。

小澤一郎は、中国から習近平が来日するという状況で、懸案の問題でも平気で引き起こすのです。
「無知、無自覚、無原則、無定見、無責任」とい言葉を、小澤一郎とその親衛隊に贈呈しておきましょう。

自民党の復権は、当分、考えられません。
あきらめて、「民主党ら」の政権に政治を委ねる以外に方法はないのです。
選んだのは、愚者愚者珍民とそれを誘導した日本の報道陣なのですから。

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2009/12/13

ナメるなよ 小澤! 中国への擦り寄り・朝貢外交をヤルのは勝手だが・・・

今回、小澤の中国訪問に尻尾を振って従いて行った者は全員リストアップしておこう!
何かあれば、決着を付ける必要もあるから。

衆参両議院から小澤の喜び組(中奥)が140人、腰を振り尻尾を振りながら従いて行ったそうじゃないか。
それで、人民大会堂で胡錦涛に握手して貰い、ツーショット写真を撮って悦に入ってる姿を、テレビ画面で執拗に見せられた方は虫酸が走るワ。

中国のメディアも、嘲笑気味に「小澤朝貢凱旋」と皮肉っているじゃないか。
浅ましいとはこの事だ。
内政を放置し、140人の国会議員が従ったってぇのは異常だよ。

さらに、小澤に恫喝されて経済界から460人近い茶坊主が馳せ参じたってぇのも異常だね。
本当に社名と個人名をリストアップしとく方がイイよね!
何かあったときには、責任を追及しなくっちゃなんないからねぇ。

この総勢600人を引き連れて「北京」へ「小澤は朝貢を兼ねた凱旋を果たした」のである。
民主党という政党が、中国共産党の配下である事を全世界へ示して見せたってワケだ。
(日本共産党は、面目丸潰れじゃぁねぇかぁ)

でぇ、小澤は気分をよくしたってワケで。
胡錦涛から、
”近々、後継の習近平(国家副主席)を日本へ派遣するが、天皇に時間をとって貰えるよう、日本政府へ依頼しているが、申し入れの時期が遅いとかナンとかで、一向に進まない埒が明かないって状態だ。日本の政界で実力ナンバーワンの小澤先生なら、この問題を解決して頂けるのではないかと、自分は思うのですが、ひとつ、よろしくお願いしますよ。習近平副主席は間もなく国家主席に就任するのですから、天皇が習近平と時間を共にする事は、日本政府にも日本人民にも損なことではないと、自分は思いますので、ここは一番、小澤先生のお力をひとつお願いしますよ。中国ではね、政府がナンと言っても、党が命令すればナンでもできるのですよ。勿論、いま、党としての命令を出せるのは、この私、胡錦涛ただ一人ですけどね。ハッ!ハッ!ハッ!”って、
小澤は、胡錦涛から政治的力量を試されたってワケだよ。

だから、小澤はアタフタと電話で、ポッポ・トリガラとヒラメ・ノ・ヒラノに「天皇と習近平」の会談を実現させるように厳命したのである。

いきなり小澤から命令されたハトヤマもヒラノも、右往左往アタフタ状態で混乱の極みに達したってワケ。
政府機関と言っても、宮内庁は別だ!

そんな事は百も承知で、小澤はテメーの面子がかかっているから、ヒステリックに喚き立てる。
宮内庁は柳に風である。
頼みの外務省も(表面上は冷静を装うが)、小澤の北京詣でを苦々しく思っているから、内規を楯に動こうとはしない。
そこで、内閣総理大臣の非常大権ともいうべく「命令」が宮内庁へ向けて発せられたのである。
ナンのことはない、小澤の面子を保つためである。
小澤が、余計な事(600人を従えて北京へ朝貢凱旋)をして、胡錦涛から持ち上げられてアタマを撫でて貰ったお返しとして求められた事に、横暴にも諸事内規を破り「政治利用」して応えたのである。

この点を北京で同行記者に詰問された小澤は次のように言い放っている。
「立ち話はしないんダァ!」。
(雲行きが怪しくなったときに発する得意の言葉)
そして次の場面で
★「これだけ(600人の訪中団)を前に、胡錦涛主席自らが会見し、国会議員一人ひとりと握手し、記念撮影にも応じて頂いている。異例のことだ」。
★「中国も、手厚い歓迎をしてくれているのだから、それ相応に応えなければならないだろう」と本音を言い放ったのである。
(★は、ひょっとしたら同行の腰巾着、細野豪の話だったかも知れない)

よくよく考えて見よ!
民主党の国会議員を140人連れて行ったのは、国の公式派遣でもナンデもない。民主党(小澤個人)の事情ではないか。
それを、国家の公式行事に置き換えて考えようとする傲慢さが、小澤の小澤的発想であり小澤的思考論理である。

テメーの面子を、外交規範は勿論、外交儀典や宮内庁の諸事内規に優先させ、破壊しても命令するのである。
それは、胡錦涛の、
”中国ではね、政府がナンと言っても、党が命令すればナンでもできるのですよ。勿論、いま、党としての命令を出せるのは、この私、胡錦涛ただ一人ですけどね。ハッ!ハッ!ハッ!”と嘲られ、尻を掻かれたからである。

舞い上がっている、小澤はすぐさま電話で命令したってワケだ。
しかし、同時に国内で、その傲慢さに強い異論が提起されている事を知らされ、少し怯んだワケで、
「立ち話はしないんだ!」となり、口をへの字に曲げて不機嫌にダンマリを押し通しってワケだ。

でも、その舌の根も乾かぬ内に、韓国で危うい爆弾発言を繰り出している。

これでも、日本の世論は、まだ民主党を支持しますか?!
こんな勝手なヤロウに好き放題やらせますか?!

政治改革を期待し、「政権交代」を支持された皆さんは、その責任があるのですよ。
愚者愚者珍民の皆さん、この現状をどのように捉えておられますか?

「コラコラコラム」は自民党に復権させようなんて、不埒なことは考えてもいませんし、官僚に全てをコントロールさせればよいなどと言っているワケではありません。

しかしながら、「国家」「主権」「国益」を考えたとき、民主党を中心にした政権は非常に危険だと考えています。

良識ある政治家を軸に、「政界の再編」が為されるべきであると希望し考えています。

自民党から政権交代して、国民新党の亀井代表の発言にみられる「公共工事優先主義」は、昔、彼が所属した自民党でも「拒否」された内容ですよ。
それが、民主党の内閣で復権してしまっているのです。オカシイと考えませんか。

また、小澤一郎の政治手法は、丁寧さに欠ける旧弊で非民主的な強圧政治そのものです。
これは田中角栄が編み出した手法です。
その一番弟子だった小澤一郎が忠実に守っているってワケです。
民主党は、自民党的体質を徹底批判していますが、

何を隠そう、ハトヤマも、オカダも、もちろん小澤一郎も、総べては田中角栄の派閥に所属していた、最も、自民党(田中角栄)的発想と思考論理の持ち主なのだということをよくお知りになった方がよいと思いますけどね。

この際、小澤一郎に操られた「鳩山由紀夫」の内閣を徹底的に批判し打倒しよう!
本性を顕した、小澤一郎に批判の鉄槌を加え追い詰め打倒し追放しよう!
社民党の福島瑞穂を論理的に破綻させ追放しよう!
国民新党の亀井静香を静かにさせよう!打倒しよう!追放しよう!

街の辻つじに「処払いを命ず!」と大書きした高札を立て、「中国」へ追放しよう!

引用開始→ 特例会見、小沢氏が要請…「政治利用」批判強まる
(2009年12月12日(土)20時20分配信 読売新聞)

鳩山首相が14日に来日する中国の習近平国家副主席と天皇陛下との会見を特例的に実現するよう指示していた問題は、民主党の小沢幹事長が首相側に会見実現を要請していたことが明らかになり、「天皇陛下の政治利用だ」との批判が一層強まっている。

政府関係者によると、小沢氏は9日、国会内で崔天凱・駐日中国大使と会談し、「何とかして習副主席が天皇陛下と会えるようにしてほしい」と要請を受けた。その後、平野官房長官に電話し、崔大使の要請を伝え、「しっかりやってほしい」と述べたという。これを受け、平野長官は10日夕、宮内庁の羽毛田信吾長官に電話し、「これは政府官邸としてのお願いだ」と強い口調で会見を実現するよう指示した。

小沢氏は早くから首相側に中国の意向を伝えていたという。4日夜には首相公邸で首相と会談している。小沢氏としては、9日の時点になっても調整が進んでいないことを知って驚き、平野氏に直接働きかけたようだ。

中国側が天皇との会見希望を小沢氏らに伝えたのは11月後半。11月20日には、中国の楊潔(ようけつ)チ外相が鳩山首相と首相官邸で会談したほか、小沢氏とも国会内で会い、習副主席の来日への協力を要請している。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)

しかし、中国政府の会見申請が11月26日だったため、宮内庁は「1か月前までの申請」との慣行に従い断った。平野長官が羽毛田長官に電話で特例扱いを要請したのは12月7日で、平野長官もいったんは実現をあきらめていたものと見られる。

今回の鳩山政権の対応について、野党から強い批判の声が上がっている。

自民党の石破政調会長は12日、名古屋市内で記者団に「大国にも小国にも同じように接するというのが日本の皇室のあり方だった。首相、官房長官、小沢氏の意思が働いたとすれば、正しいやり方ではない。外交は皇室を利用しながらやるものではない」と語った。

政治と天皇の関係については、10月に岡田外相が、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入ったお言葉をいただく工夫ができないか」と発言し、鳩山首相が「コメントすべきではなかった」とたしなめた経緯がある。再び問題視される状況が浮上したことで鳩山政権の「体質」を問題視する声も出ている。

石破氏は「皇室を政治的に使うという越えてはいけない一線に対する警戒感に欠けている」と批判した。

自民党中堅議員も「皇室への感覚が軽すぎる。宮内庁長官が懸念を表明したのはよほどのことだ」と指摘した。安倍元首相は12日付のメールマガジンで「(訪中した)小沢氏が胡錦濤主席から異例の歓待を受けるため、陛下を政治利用したことになる」と批判した。

与党内も複雑な反応だ。

民主党参院幹部は「内閣が決めて、宮内庁が会見を設定するだけの話で、何の問題もない。陛下の政治利用にはあたらない」と強調。社民党幹部も「日中関係がより深まるとの判断があったのだろう」と理解を示す。

一方で、「小沢氏の仲介も間違った政治主導の印象を与え、イメージは良くない」(国民新党中堅)との声も出ている。

ソウル訪問中の小沢氏は12日、この問題に関して同行記者団の取材を拒否した。←引用終わり
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引用開始→ 小沢氏、天皇陛下ご訪韓「結構なこと」 韓国は謝罪期待、政治利用に論議も
(産経MSN 2009.12.12 18:32)

韓国訪問中の民主党の小沢一郎幹事長は12日午後、ソウル市内のホテルで記者団に対し、天皇陛下のご訪韓について「韓国の皆さんが受け入れ、歓迎してくださるなら結構なことだ」と語った。

天皇陛下のご訪韓をめぐって日本政府は、過去の歴史問題に政治利用されることへの懸念や警備上の不安などから、「環境が整わない」として断ってきた経緯がある。日本国内には天皇ご訪韓の反対論も根強い。

しかも、来年は日韓併合100年となる2010年の節目の年にあたり、韓国側のナショナリズムの高まりも予想される。韓国メディアなどでは来年に陛下のご訪韓が実現した場合、日本側に「過去をどう謝罪させるか」に関心を示す報道も散見される状況だ。

李明博大統領は今年10月、鳩山由紀夫首相の韓国訪問に先立ち、「来年にも実現できれば」と表明し、天皇陛下のご訪韓に期待を示したことで韓国側で火がついた。李大統領は「(陛下のご)訪韓自体も重要だが、どういう形で訪問するかが重要だ」とも述べ、「謝罪と反省」など過去の清算を期待したものとも受け止められている。

このため、“韓流ファン”を自認する鳩山首相も、日韓首脳会談後の記者会見では、陛下のご訪韓について、「簡単に『分かりました』といえない環境も理解してほしい」と否定的な考えを示している。

ご訪韓を快諾したとも取れる小沢氏の発言は今後、日韓双方で論議を呼ぶ可能性がある。←引用終わり
(赤地真志帆 ソウル=水沼啓子)
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2009/12/12

「ベトナムの新幹線」構想は古くて新しい案件だ!

日本経済新聞は、12月11日の夕刊の一面で「ベトナムの新幹線」建設が、完全決定したかのような報じ方をまたもや行った。
この案件は、実に古くて新しい案件である。
いつも話題になる案件である。またいつも話題の中心を占めたがる案件である。

ベトナムについては長年の友人である「コラコラコラム」は、8月に報じられた時にも一定の批判を加えた!
それでも、日本国内の景気を反映し、社会基盤(インフラ)整備の関わるゼネコンを中心に依然として大きな期待があり関心が高い案件である。
これに鉄道関係者を巻き込み「建設」する事に問題の軸足を移し勝手な議論が続いている。
日本の鉄道技術は高く安定している。
その象徴が「新幹線」である事は否定しない。
従って、現在の「市場環境」は追い風であり、新規で全面的なという流れに期待が集まるのは致し方がない。

しかしながら、これは相手があっての話である。
相手の政策順位を考慮した上での話なのだ。

それを無視しても推進したいと考えるなら、日経が報じたように建設費「5兆円」を日本側が全額負担し建設した上で寄贈する事だ。それがよかろう!
そんな事はできるワケがないだろう!

よく冷静に考えて見よ!
ベトナムの国家予算は総額(日本円換算)で「1兆円」に満たない規模だ。
現在の、GDPを考慮し、輸出で得る「外貨の大半」は、FDI(外国からの直接投資)によりベトナムへ進出した「外資系企業」が稼いでいる事実を冷静に捉えなければならない。

いまのベトナムで、一番大切な案件は:
① 南北と近隣諸国の物流を支える道路整備である
② 社会の通信基盤を整える事である
③ 大規模な国内物流を支え輸出の拠点となる大規模港湾設備の建設である
④ 社会を支える中堅人材の大量育成としての分野別専門教育である
⑤ 安定した電力供給を保障できる発電・送電網の整備である
⑥ 拠点都市を結ぶ航空路整備に伴う空港施設の強化である
 (国土幅が狭く南北に長いベトナムの地勢と優先順位を考慮すれば当然である)

「ベトナムの新幹線」のテーマが、古くて新しい案件というのは、ずっと議論され検証されてきたからに過ぎない。ネックは「建設費」であり「運用と点検保守にかかる人材・技術」の問題である。
これにはベトナムの産業構成や工業力が重要なファクターとして立ち塞がる。

8月に、ちょっぴり華々しく「ベトナムで、『ベトナムの新幹線』建設構想を発表」するべく計画していたのだが、日本国内の諸般の事情がこの場を提供できなかった。
そして、その発表を描いていた側から「ベトナムの新幹線」建設構想が漏れ出し、日本経済新聞が報じる事になった。
しかし報じた内容は少々オソマツな内容であった。
ために、後日、日本経済新聞は補強記事を追加し面目を保った(と考えている)。

そして、11月の「日本・メコン川流域首脳会議」を東京で開催したとき、訪日した、グェン・タン・ズン首相から一定のコメント「日本の新幹線技術は有力な選択肢の一つである」を取り、それに裏付けを重ねた上での報道だろうと思量する。
これまでの流れからして、ズン首相が、「日本の新幹線についての印象」を語ったとしても不思議ではない。
「有力な一つの選択肢」なのである。

しかしながら、ベトナムでは「新幹線の建設は(心の中における優先度の高い)理想」に過ぎない。
なぜなら「建設費」の調達ができないからである。

それほど日本側が建設したいと希望しているなら:
深く読めば日本側が「建設費」を全額負担し「新幹線を建設」した上で寄贈してくれるなら問題は一挙解決だ!とも読み取れるワケだ。

ベトナム政府も国営鉄道公社も、①どこから建設すべきか、②どのように償還すべきか、③効率と効果を様々な条件で勘案している途上にある。
日経が11日の夕刊で報じた中身から考えると、様々な要素を考慮し現実感を伴う路線提案になったような気もする。

もう一つ、ベトナムは「原子力発電所」の建設に着手し推進するが、日本側は有利な立場での受注を考えているようだが、「原子力発電所」の受注はフランス企業も当たり前の事だが有力である。
日本が、ドロ沼の「第二次世界大戦」へ進まざるを得なくなった理由についても、よくよく考える必要がある。
様々な歴史を深く考えないと進められない事を肝に銘じておく必要がある。
日本とフランスは、ともに「高速鉄道技術」、「原子力発電技術」の面で、優位な立場を保持しているのな事実である。

多少、ベトナムへのODAが多いからという事を理由にした、日本のあるいは日系企業の傲慢な思考や行動が許容されるほど、ベトナム市場は甘くない。

引用開始→ ベトナムの高速鉄道、日本の新幹線を採用 総事業費5兆円

ベトナム政府が東南アジア最大規模の交通インフラ整備事業「南北高速鉄道」に日本の新幹線方式の採用を決めたことが11日明らかになった。11月の日越首脳会談でグエン・タン・ズン首相が鳩山由紀夫首相に表明した。海外での同方式採用は台湾に次ぎ2番目。日本政府は近く、計画の推進を目指した次官級協議を提案する予定。総事業費560億ドル(約5兆円)の大規模事業が具体化に向けて動き出す。

南北高速鉄道はベトナム北部の首都ハノイと南部の商都ホーチミン間(1560キロメートル)を結ぶ計画。事業規模が大きいため、ベトナム政府は一部区間を優先して着工する案を検討する。具体的には北部のハノイ―ビン間(280キロメートル)、南部のニャチャン―ホーチミン間(380キロメートル)の2区間で整備を先行する構想が浮上している。←引用終わり
(日経NET 2009/12/11 16:00)
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引用開始→ 日本・ベトナム、インフラ整備で次官級の定期協議

【ハノイ=岩本陽一】訪越中の辻元清美国交副大臣は11日夜、ハノイで記者会見し、ベトナム運輸省と次官級の定期協議の枠組み創設で合意したことを明らかにした。「南北高速鉄道」などベトナム政府が進める大型のインフラ整備事業について、計画の具体化に向けた課題への対応策を話し合う。

次官級協議は年1回の開催予定。高速鉄道のほか高速道路、港湾、空港などの整備事業が対象。各プロジェクトを円滑に進めるための技術協力や人材開発などが主なテーマとなる。

ベトナムのズン首相と鳩山由紀夫首相が基本合意した高速鉄道への新幹線方式採用については「日本として協力したいという方針は変わらない」と語った。ただ「ベトナムには高速道路や港湾の整備など、より緊急性の高い案件があるため、(新幹線の件は)具体的な話にはなっていない」と指摘。「ベトナムに限らず新幹線の技術を利用して世界に貢献したい」と強調した。←引用終わり
(日経NET 2009/12/12. 02:21)
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2009/12/11

内政ができない無能な首相は、幼稚な外交をやりたがる!

景気の二番底が現実の問題になっている時に、来年度の予算編成を前にしても、平気で大したテーマでもないのにバリ島へ出かけ内容のないスピーチを「ポッポ宇宙語」でしてきたポッポ・トリガラことハトヤマ!
いくらカネがかかっているんだ。
来週は、コペンハーゲンの「COP15」へ出かける予定だという。
ここでもまた裏付けもない無責任な「25%削減」を声高に主張し、世界から冷笑されるのである。

日本国内に山積する「政治課題(内政問題)」を適切に措置できないにも関わらず、いや、それだからというワケで、ナンの戦略もなく指針もナイままに幼稚な発想で「外交」をやりたがる。
こんなバカげたハナシはない。
それでも、省としての存在感をこの際に大いに高めておこうという「外務省」の姑息さを情けなく思う。
ポッポ・トリガラは、政府専用機にあの金星人の嫁を積み込み、専用機内で「キャッキャ」言いながら指相撲に興じて周囲を驚かせているらしい。
そのうち、「事に及ぶ」かも知れない恥知らずなカップルだとも言われ眉を顰められていると聞く。

戦略を持たないバカは、その使い方を考える「官僚」には使い勝手がある。
考えるチカラがないから、「官僚」の「振り付けどおり」に踊るワケだ。
ポッポ・トリガラことハトヤマは首相就任以降の短期間(100日)、どれだけ、外交をエサに外国訪問という「幼稚園児の体験旅行」に夫婦揃って出かけたことだろうか?
その経費は一体いくらかかったのだ?
「無駄の排除」「予算縮減」「国債発行の縮減」などを掲げながら、どれ一つ達成できそうにないじゃないか?!
「経済音痴」に「外交音痴」、何よりも「統治についてのリーダーシップ」は皆無だ!

どうみても不可解でマンガチックな案件:
① 普天間基地移設に伴う米国との協定(不履行は国家間の信頼を著しく毀損)
② (故人)政治献金に伴う説明(二転三転、右往左往)
③ 国債発行を「44兆円」以下に抑える(ビジョンとリーダーシップの欠如)

内政で「明確なビジョン」を欠き「リーダーシップ」を発揮できない、日本の首相の話を、百戦錬磨の強者が自国の国益を賭けて集う外交の場(国際会議)で、誰が聞くというのだ。そんな寝言を正夢と考えているからバカにされるのだ。
相手は、タダで貰える日本のカネが欲しいから「聞いたフリ」をし「拍手と賛同」姿勢を顕すのだ。
単に「カネをバラ撒いている」だけじゃないか。
それは「無駄の排除」「予算の縮減」「国債増発の縮減」のどれとも矛盾する!
ポッポ・トリガラが掲げる、マニフェストとあらゆる点で相矛盾する。

この矛盾を指摘されると、その説明に追われ「二転三転、右往左往」を繰り広げるワケだ。
その都度、日本の国際社会での信用は著しく低下する。
実に「恥知らず」の所業だ。

もともと、ポッポ・トリガラは言葉が軽い。
人物として「軽佻浮薄」だから仕方がないが、世論を操作し誘導した挙げ句、こんな人物を内閣総理大臣の座へ押し上げた、日本のマスメディア・報道陣の責任は重い。

一番近い笑えない笑い話は、
「コペンハーゲンで開かれている『COP15』の場で、オバマ米国大統領へ『普天間基地』の件は、直接説明したい 」というモノである。
2回会って、「バラク、ユキオ」と呼び合えば、もう個人的な友人だと考える安直な「脳」に導かれる思考力がそうさせるのだろうが、国家間の外交は「個人的な関係」では解決されないという、この重大なポイントを全く理解していない(できない)という一点に集約されている。
従って、米国政府から一笑に付され「赤恥」をかかされたではないか。
初めから分かっている事だ。
こんな事を平気で発言させる「内閣官房長官」は、ほとんど無能であると言わざるを得ない。
国家の統治は、機構や機関を積み上げた「政府」という組織に集約されている。
これが原則である。これが分かっていない。

決して、個人が思いつきで統治しているワケではない。
その機関の代表職にある「個人の思考やキャラクター」が、一部に反映される事はある。
しかし、それが全てに優越したり優先し支配すると考える発想は幼稚園児以下だ。
そんな国は恐ろしくってやっていけない。

「恵まれた環境で育てられた」から、
自分の求める事は総べて叶えられると考えたがるのである。
そんな人物を民主党の代表に就け、ついに日本国内閣総理大臣に就けてしまったのである。
これほどの愚挙愚行はない。
ポッポ・トリガラは、日本をいきなり、中世の社会へ押し戻そうとしているのである。
それはトツベン・オザワも同様の指向である。

幼稚園児以下の独裁者が天下に号令し、日本の行く末を危うくしている。

「二転三転、右往左往、朝令暮改」の迷宮政治に付き合わされるのはウンザリだ。

引用開始→「首相は夢見る少年」 「正論」九州講演会 櫻井よしこさん講演
(2009年12月11日(金)8時0分配信 産経新聞)

第250回全国縦断「正論」九州講演会(産経新聞社、雑誌「正論」主催)が10日、熊本市のホテル日航熊本で開かれ、本紙「正論」執筆メンバーでジャーナリストの櫻井よしこさんが「政権交代三カ月 この国の行方」と題して講演した。櫻井さんは、鳩山由紀夫首相の外交姿勢が日米の同盟関係に及ぼす影響に懸念を示し、「信頼関係は並大抵のことでは回復できない。それを中国はほくそ笑んでみている」と訴えた。

櫻井さんはまず、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に触れ、県外移設に固執する鳩山首相を「夢見る少年のようだ」と批判。普天間問題によって日米関係に亀裂が生じているとの見方を示し、「オバマ大統領は日本に対してつれない態度をとりつつある」と述べた。

さらに「国家に必要なものは外交力と軍事力」としたうえで、「(外交の場で)政治的な発言が生きてくるのは軍事力がバックにあってこそだ」と強調した。

続いて「中国は『国家の基盤は軍事力』と考えている。それに対し日本は防衛費よりも子ども手当の予算が大きくなりかねない状態だ」と指摘し、「中国が軍事力をちらつかせてきたとき鳩山さんは反論できるだろうか。日本は実質的な属国になっていくほかないのではないか。これが最も忌まわしいシナリオだ」と強い危機感を示した。

外国人参政権問題をめぐっても、「政治は日本国籍を持った人がやるべきだという人が多いにもかかわらず、永田町では『(参政権付与を)やろう』という空気になっている」とし、「ここで九州の人たちが立ち上がり、地元の民主党の方に、考え直すよう訴えていかなくてはならない」と呼びかけた。←引用終わり
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2009/12/10

地球温暖化データは捏造だった!以前の指摘や懸念事項は真実だったかも?

ウソっぽいなぁ~と、真剣な研究者の間では、かねてより指摘されていた事だが、捏造だった?との報道が白昼堂々と行われるようになるに至っては、
「ヤッパリ!?」と思わざるを得ない。

地球の温暖化は、基本的に「太陽の黒点」移動と連動しているとの指摘が為されている。
しかし、いまは「二酸化炭素(Co2)の排出が主たる原因だ!」との主張に押され為す術もない状態だった。
下手に、「太陽の黒点に連動して」でも言おうモノなら、袋叩きに遭うのがいまも関の山だ。

確かに「Co2」の作用もあるだろう、それでも基本的に「Co2」だけが問題の本質ではないのではないか。
地球は、一千万年から五千万年の周期で「温暖化と寒冷化」を繰り返していると考えられている。
いかに工業化が著しく、「Co2」の排出量が増えたからと言って、それで地球の平均気温が、例えば2°C上昇するなどと主張されても不謹慎な身には「そんなバカな?!」というのが正直な感想である。
こんな事を声高に主張するヤツラは「胡散臭い」と疑ってかかる性格も災いし、にわかに信じ難いというワケで、どこやらで何やらの研究会や学習会に誘われ参加しても、疑り深いために信用できなかった。
しかし、そんな発言をしようものなら、言論の袋叩きに遭うのが関の山だった。
生半可な知見では、「そうでしょうか」などと、ささやかな疑問を差し挟む事も憚られる状況が圧倒的に支配していた。
温暖化は悪であり、その原因をなす二酸化炭素の排出事業者は全てが悪であり憎悪の対象でしかなかった。

「二酸化炭素(Co2)は、全ての悪である」というスローガンの前では、
新興宗教の教組様にも間違いがあると
「(勇気を振り絞り)事実を指摘したが故に、徹底的に批判され糾弾を受けるようなモノ」である。
そんなヒステリックな状況に付き合う必要もないので、サッサと身を退きできるだけ関わらないようにしてきた。

それでも、地球温暖化の元凶は二酸化炭素(Co2)である、との主張はいささか胡散臭い、と見ていたのである。

地球が温暖化している事実は争うまでもない。
その原因が二酸化炭素(Co2)だという、Co2原因説には、やはり正確な検証が必要だと今も考えている。
Co2も、いくらか影響を与えているだろうと思われる。
しかし全てがCo2だと決め付けるには、どのようにして測定したのか、という疑問が残る。
地球温暖化にかかる議論は、あまりにも「拙速で感情的」だ。
真剣に考える必要がある。
故に、時間をかけて検証し冷静に議論する必要があると。

コペンハーゲンの「COP15」では、「中国」の言いたい放題の独断場である。
いわく
「中国は発展途上国である、先進工業国各国が掲げる削減目標など、いずれも実現性がない」。
先進工業国が発展途上国に削減を迫るなら、それ相応の「技術移転と資金援助」を為すべきである。
「いま『100億ドル』を途上国のために支援すると寝言を言っているが、『100億ドル』など、途上国の人に2ドル与えるに過ぎず、コーヒー一杯にも届かない」と我が儘な主張を繰り広げている。

それに乗せられる「カネ欲しさ」の途上国は、「中国」に群がり、先進工業国へのタカリを開始するのである。
「中国」はいつでも正しい。
「中国」は貧乏な発展途上国である。
「中国」を支援するのは先進工業国の義務だ。
なぜなら、先進工業国は「中国」を植民地にして略奪し奪い尽くしたからである。
従って、「中国」を始め発展途上国は、被害者であり、加害者ではないのだから。
加害者が罪を償うのは当然の事だ。
この主張には、「中国」外交の真髄が示されている。
(北朝鮮も同じ主張を繰り出す)

でも、こんな議論も意味を為さなくなるかも知れない。
地球温暖化の問題提起とそれを論証する基礎データが捏造されていた可能性を排除できないとなれば、何をかいわんやである。
前提そのものが、音を立てて崩れ去るかも知れないのだから。

引用開始→ 温暖化データねつ造疑惑 衝撃強く、欧米で大騒ぎ
(2009年12月09日19時09分 / 提供:J-CASTニュース)

温室ガス25%削減、見直すのか
英米の研究者らが、地球が温暖化していることを示すデータをねつ造したとされる騒ぎが拡大している。国連が取り組む京都議定書後の枠組みにも、影響を及ぼしかねない事態なのだ。もし本当なら、温室ガス25%削減などの民主党政策も、見直しが迫られかねない。

温暖化データねつ造疑惑は、英米のメディアで、「クライメートゲート事件」と呼ばれている。そのインパクトの強さから、米ウォーターゲート事件をなぞらえたものだ。このときは、新聞がスクープしたが、今回は、ネットが主役となっている。

温暖化懐疑論者の陰謀説もあるが…
きっかけは、データがネット上で2009年11月中旬、匿名の誰かによって公開されたことだった。報道によると、流出したのは、温暖化研究の世界的拠点である英イースト・アングリア大学の気候研究ユニットCRUのデータ。1996~2009年の1000通以上の電子メール、3000以上の文書が含まれていた。CRUのコンピューターにハッカーが侵入して、これらが盗まれてしまったという。

CRUの研究は、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、報告書で「温暖化は人為的な可能性が強い」と結論づける有力な根拠になったとされる。ところが、CRUのフィル・ジョーンズ所長が1999年、メールで60~70年代の平均気温低下をあるトリックでごまかしたなどと明かしていたというのだ。

そのトリックとは、温暖化議論の先駆けとなる「ホッケースティック曲線」と同様なものだったという。80年代以降の平均気温上昇を過大に見せるという手口だ。メールのあて先は、この曲線を編み出した米ペンシルベニア州立大のマイケル・マン教授らだった。

これが本当なら、地球温暖化とは何だったのか、ということにもなりかねない。もっとも、温暖化懐疑論が保守派などに根強いだけに、懐疑論者による陰謀ではないかとのうわさも流れている。京都議定書後を考える国連の気候変動枠組条約会議(COP15)が09年12月7日から始まったことも、その背景にあるようだ。

都合悪いところ隠し、つじつま合うよう細工した?
温暖化に詳しい横浜国立大学の伊藤公紀教授(環境科学)は、ある程度データはねじ曲げられていたのではないかとみる。

「事件は、最初報じられたハッキングではなく、内部告発に近いようです。データねじ曲げに反発した関係者が、内部で準備したものを漏らしたということです。バラバラのメールがファイルになっているのも、確かに不自然です」
伊藤教授によると、データが漏れる以前から、温暖化分野は怪しいと話題になっていたという。

「古い時代の平均気温データは、様々な研究者が樹木の年輪などから出していて、比較的バラバラなんですよ。今回は、年輪データで都合が悪いところを隠し、つじつまが合うように細工したともされています。競争が激しい分野なので、有名になろうと功を焦ったのでは。メールの言葉尻だけを捉えていることもなくはありませんが、相当無理なことをやっているのは確かでしょうね」
最近の気温データも、元の風通しがいい草地でなく、環境が劣化した宅地で採るなどした疑いがあり、同じ条件なら気温の上昇が半分ほどに留まった可能性があるという。温暖化について、伊藤教授は、人為的なもののほかに、太陽活動など自然変動も考慮する必要があると指摘する。また、温室効果ガスばかりでなく、中国の石炭火力から出るススなどの影響も考えなければならない、ともしている。

クライメートゲート事件の影響については、これだけ世界を騒がしただけに、京都議定書後の枠組みにも何らかの影響があるとみる。民主党政権が目指す温室ガス25%削減については、まだ影響は分からないという。

「温室ガスは、環境汚染の一つの目安であって、むしろ化石燃料などのエネルギーをいかに節約するかを考えるべきです。持続可能な発展を損なわないように、ガス削減をするならいいでしょう。日本は、国内だけの温暖化対策では不十分であることをよく自覚し、中国が石炭火力から転換するのにその技術を提案するなど、外交交渉をもっと進めるべきですね」←引用終わり
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2009/12/09

高校生の就職内定が大幅に低下! 就職しようにも、「適職」がない!

2009年に「若者の就職」を扱うのは、これで三度目になるのだが。
何よりも、「若者は未来からの留学生」という認識を考え方の基本にしている。
その若者の就業先がないのである。

産業構造の大変動に伴い、従来からイメージされる「固い就職先」という概念の事業者は、以前にも指摘したように採用人数を絞り込んでいるため、入り口が狭い事情がある。
更に、いずれの分野もかなり高度化しているため、基本的には高度な技術や高度な管理力を必要とする。
従って、従来型のイメージで「就業先を確保」するには無理がある。

いや、そんな事ではなく「製造現場での業務に従事したい」と要望されても、その製造現場自体が国内に存在しなくなっている。
(勿論、全ての製造業が存在しないなどと言っているワケではない)
国内にある製造現場は、猛烈な勢いで「自動化(ロボット化)」を進めており、省力化する事で生き残り存立していると言って間違いない。
ヒトがヒトとして頑張って活躍するのは、開発力を伴う先端性の高い分野(また部分)である。これも大卒者の就業に焦点を当てた先日(2009年12月6日)のスレッドで記述した、高校卒を扱っても同じ事である。

それでは、「単純労働」でもよいからと求められると、そこは「派遣労働」か「外国人労働力」に占有され、生産ラインの都合でアジャストする極めて不安定な構造へ転化している。
現内閣は「製造業への派遣労働を一律禁止」する法律改正をするそうだ。
このニュースを受け、製造業の14%は「正社員採用する」方針を表明している。
しかし、一方では、製造業のほとんどは「法律改正そのものに大反対!」で、労働力を「都合良く使う」ために「製造業への派遣労働」を認めさせる方向だという。

なぜこのような事になるのかといえば、「国際市場」における競争があり、その競争に曝されている事実を認識しなければならない。
自分が働く場で「国際競争はイヤだ」という気持ちは分かるし理解できる。
しかし、一方で「労働に従事する者は同時に消費者」でもある。
消費者の立場では「一円でも安く」と主張し、「一円の安さを歓迎」しているハズだ。

この相矛盾する現実が目の前にある。

この圧倒的な潮流(事実)を、どのように認識するのか?

最終価格は市場が決めるのである。
そこには、求める製品についての「妥協」もあるが、日本市場の場合は概ね「高品質」のモノを「低価格」でという、真に贅沢な要求であるのも事実だ。
やがて、「低価格」のモノは「低品質」でという事に落ち着くのだろうが、日本市場を構成する消費者は「圧倒的に高品質のモノを低価格で」という要求を押し通す傾向が今は強い。
この市場構造(要求)に応じ、製品を製造し供給する「生産市場」が近隣に巨大な形で存在している圧倒的な現実がある。
(日本人は冷静に目覚め事実を見よ! 「中国」を喰わせる前に「日本」の若者を喰わせる事をせよ! 自国民を喰わせる事ができずに、何が政治だ?バカにするな!)

「生産市場」は「消費市場」を前に、その占有拡大に向け「自己努力」を繰り広げている。
結果は、様々な「競合要因」を抱えるものの、日本市場は「デフレ」嵐の真っ只中にある。

この結果、労働市場は基本的に流動化を余儀なくされ、いわゆる米国化へ一直線で向かっているのである。
いま、収容できるのは、第三次産業としてのサービス業で、「消費者を相手にした流通業」である。
しかも、複雑な中間事業者による流通を省く能力を保つ流通事業者である。
あるいは、高度にシステム化された流通事業者でも、ヒトを省くことができない現場作業である。

それ以外は、高度な開発力、高度な技術力、高度な管理能力を持っている事が現実には要求されている。
従って、この陶冶を目指し、職業訓練学校へ進学しようというのは間違いではないが、そこで提供される分野が、果たして修了後にも「日本の労働市場」として存在するかという事の検討が必要な点は言うまでもない。
また、強固な意志が必要である。

しかし、18歳の若者に、あるいは22歳の若者に、そこまで強固な意志を求めるのは酷ではないか。なぜなら、日本は余りにも豊かになり過ぎたからである。

幸いにして、というか不幸にしてというか、国債の増発が続き、遂に第二次世界大戦後に全てを失った63年前の状況と同じになったと報じられている。
デフレの究極は景気が低迷し税収の大幅低下を招き、景気刺激政策を求める市場の声に押され政府の財政出動が続く。その結果「財政赤字」は増大する。
現在の日本の財政からくる国債増発を繰り返すと、国債の引き受け手が無くなるだろう。
巷間いわれるように、長期金利の大幅な利上げは避けられないだろうし、その際、国内に適切な生産基盤を持たないまま、どのうようにして国を維持し日本国民を養っていくのだろうか。
結果は、養い事ができず、「国民所得の大幅低下」を招くだろう。
その時点で、近隣の諸国と平衡を保つであろう。そこまで追い込まれると日本人もようやく目覚めるのだろうか。

いま、高校生の就職先がない、大学生の就職先がない、専門学校も就職先の確保に悪戦苦闘させられている厳しい状況は、10年後にも襲ってくる「財政破綻」後の予言でもある。
他人事として、笑って済ませられる状況ではないと考えている。

先日のスレッドも、このスレッドも、就業先を求めて彷徨う若者を嘲笑う内容ではない。
あらゆる市場と若者に覚醒を求めているのである。

なおかつ、若者達は「なぜ、怒らないのか?」、不思議で仕方がない。
追い込まれて、自虐的に自分と格闘しても「解決」できるテーマではないのだから。
「政治」への怒りを爆発させても、よいテーマなのである。

歴代の政府というか政治権力の座を占めた自民党の政治家は、その責任から免れる事はない、その責任は極めて重大である。
第二次補正予算を評して「too late, too little(余りにも遅い、余りにも小さい)」などと寝言の前に、しっかり為すべき事があると考えるが。
しっかり総括し深刻な反省が求められる。

日本高等学校教職員組合も、この種のデータをいまごろ出すというのは、それこそ「too late(余りにも遅い)」と言わざるを得ない。
既に、高校生の就業先が確保できないとのテーマは大きな社会問題なのである。
なぜ、ここに焦点を当てた問題提起ができないのか?
日高教の組織原則からして、「連合」にやらせるテーマでないのだろうが。
(それでも、組織原則の問題ではないと思量するが)

「連合」が採り上げない理由は何か?
それは「連合」など、本当に大規模会社の御用組合に過ぎないからではないか?
取り組まないのであれば、ある意味で「連合」は体制の利益を啄む「利権集団」という事にもなる。
「因果応報」で、最終的には「連合」の組合員の賃金切り下げに直結するのだが、「連合」の組合員も「派遣労働者」や「外国人労働者」に巣喰っている事実も一方にあるのだから、まぁ、強いことは言えないかな。

とにかく、労働現場の矛盾もあろうけれど、日本の将来を背負う「若者」の就業機会を創出することは政治の役割である。
この点は、紛れもない事実だと指摘しておきたい。

引用開始→ 高校7割で「就職断念」 教職員組合調査 内定率、6割切る

日本高等学校教職員組合などが調査した全国の高校の7割以上で、求人の少なさなどから来年3月卒業予定の生徒が就職を断念していることが8日、分かった。同組合が調べた10月時点の就職内定率も59.6%と前年同期比15ポイント減り、1993年の調査開始以来最大の下げ幅。同組合は「新たな就職氷河期だ」と危機感を募らせている。

同組合と全国私立学校教職員組合連合が28都道府県の403校を対象に10月末時点の就職実績を調査した。来年3月の卒業予定者は計6万5482人で、うち就職希望者は2万1532人だった。

進路変更に関する質問で回答があった296校のうち、就職から進学に変えた生徒がいたのは73.9%に当たる219校で計843人。同組合の佐古田博副委員長は「求人がなく、やむを得ず職業訓練校などに進むケースが目立つ」と話す。←引用終わり
(日経NET 2009/12/09. 00:37)
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2009/12/08

J・フロントリテイリング(大丸・松坂屋)も、本社を東京に移転集約へ

大丸と松坂屋が経営統合し、その名をJ・フロントリテイリング(以下JFR)とすると発表した時から、両社の本社機能を東京へ集約する事は自明の理とも言えた。
基本機能が東京へ集約されているのに、名目上の本社をそれぞれの創業地というか因縁の深い地、大阪と名古屋に象徴敵な形で残す必要はどこにもないからである。

激戦の流通市場で勝ち残るには、東京一極集中が進むのも「やむを得ない」と考える。
一般論として言えば、JFRが東京へ集約したからと言って「流通市場の競争で勝ち残れる保障は何もない」けれど、現在「低迷する市場」で、形だけとはいえ三本社体制を維持する意味も費用も無いのが実態だろう。

経営統合を実質的に実のあるモノとするには、過去の経営形態などに拘り縛られていたのでは、ナンのために経営統合したのか分からない。
一日も早く、過去の「軛を断つべき」である。

百貨店経営の要諦は、①ビジネスモデルの構築が先にあり、次に②商品情報のキャッチ力である、そしてそれらを支える③ロジスティック力が求められる。後はそれが④顧客から支持を受けられるか否かである。

JFRを構成する大丸と松坂屋は、日本の小売ショーケースとしての伝統と格式を持っている。
伝統を維持するJFRが、環境に適した経営の合理化を図り「ラグジュアリー市場でのシェアを適度に保持」して貰いたい。
ささやかに希望する。

引用開始→ 大丸・松坂屋の合併会社、本社は東京に 創業の地から移す

J・フロントリテイリングは2010年3月に合併する大丸、松坂屋の新会社について、本社を東京にする方針を固めた。商品政策などの部門も新社に集約し、持ち株会社のJフロントは百貨店やスーパーなど子会社の経営戦略の立案などに専念する。大丸は大阪、松坂屋は名古屋と、それぞれ江戸時代から続く創業の地から本社を移すことになる。

新会社「大丸松坂屋百貨店」(仮称)は東京都江東区にある大丸の自社ビル内に構える計画。名古屋、大阪には営業など一部が残るが、大半の社員は東京に移転する。これまでは本社機能が東京、名古屋市、大阪市の3カ所に分散していたが、一本化で経営効率化を急ぐ。←引用終わり
(日経NET 2009/12/08. 07:00)
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2009/12/07

日本は、競争力・競争への意志を失い、ハトヤマに導かれ「集団自死」へ向かっている

夏の衆議院総選挙の前後に、「コラコラコラム」は "日本が集団自死" へ向かっていると、懸念するスレッドを何本か立てた。
その時は、懸念であった。

しかし、いまは笑っていられない状況になろうとしている。
政界の仕掛け人を自認するトツベン・オザワも、ここまでポッポ・トリガラが無能だとは考えなかった、というか想像できなかったのではないか?
だから、組む相手を間違えたと指摘しているのだ。
内心は、相当「焦っている」事だろう!
「心中」をお察し申し上げておこう。

先日、某国在住者から、批判ばかりではなく「どうすれば良いのか建設的なスレッド」も、という要望を頂戴した。

こまりましたねぇ~!

「コラコラコラム」は政治家ではないのものですから。
しかしですね、
日本は、1990年代前半まで、走る目標があったのです。獲得する目標っていうか。
有り体に言うと、目標を達成して(自意識の中にはない)しまい、その後、目標として掲げるモノを何も持たないワケで。いわば「地図」を持たずに沙漠っていうか広大な海を彷徨う状態になっているワケです。

平たく言えば、一応、それなりの到達点に達した事で、それぞれの皆さんにはそれぞれの価値観があり、次の価値観(ある程度共有できる)を模索している間に、それぞれの価値観が「一人歩き」し始め、いわゆる「価値観の多様化」を招いたままの状態にあると考えた方がよいのだろうと思います。

途上国で語られるところの「価値観の分裂」、「世論の分裂」に遭遇し、そのまま固定化されてしまったというワケです。
その一つが、強力な国家観を描き、強いリーダーシップを発揮した「霞ヶ関の官僚機構」との間で齟齬を生じさせています。
つまり、「強力なリーダーシップなど、必要ないのだ」という主張です。
しかし、それを解体したところで誰が「国家行政(政府)」を担うのか、という問題では解決への答えを失っています。

そこへ登場したのが、「官から民へ」を掲げたハトヤマ民主党だったワケで、「政権交代」のスローガンに多くの日本人は共感し、衆議院総選挙で実現させました。

さて、その後100日近い日が過ぎましたが、「官から民へ」、「政権交代」のスローガンは、それなりでしたが、実際に国家としてのというか「国家運営」の「政策」「戦略」「施策」などを具体的に準備していなかった(最初からなかった)、ハトヤマの政権は想像どおりの「衆愚政治」に陥りました。
政権は少なくとも「国家ビジョン」を共有できる政党同士でなければ国家の運営はできないワケですが、共有できる部分は何もない政党同士ですから、相克状態に陥り大混迷状態を国際社会から笑われています。恥ずかしながら、これが「政権交代」の中身です。

「選挙互助会」による「政権交代」が引き起こす結果は、最初から見えていたワケですが、その点を指摘し批判しなかった「日本のマスメディア」の責任は重大です。
日本の報道機関が「第四の権力」を主張するなら、国家と政治についての重大な責任も分担しなければなりません。
それを怠り、素知らぬ顔を決め込む姿勢はいかがなモノかと考えます。

一度でも「衆愚政治」に陥ると、世論は分裂したままです。世論の再統合を為すには相当の犠牲を必要とします。それを忌避するなら「自然的な集団自死」へ向かう事を止める手段はないと思います。

いま、必要な事は「国家としてのビジョン」です。
そのための「戦略」であり「政策」です。
それを示す事です。
日本は、この観点で「政党の再編」を為す必要があります。不可欠です。
20年前、1989年に、日本が基盤にした戦後政治体制は終焉しているのです。
それから20年間、日本は新たな「国家ビジョン」を示す事ができませんでした。
この頃から、日本は変な自信を持ち、誤った方向(価値観の分裂・世論の分裂)を歩み始めたのではないかと見ています。

例えば、福祉国家を目指すという議論で、「スウェーデン」の成功が例に挙げられます。
単純に「日本」と「スウェーデン」を比較しようという発想はいかがなモノでしょう。
人口1億2700万人の「日本」と大阪府の人口と同じ程度の人口800万人の「スウェーデン」社会福祉政策を同一のテーブルで議論しようという思考そのものが間違っていると考えます。
実に、この種の議論は、あらゆる種類の「政策」の場でワケ知り顔の研究者により提議され、その都度「政治」は振り回されています。
「多様化した社会の、多様化した価値観」に対応できる「政策」を求めて「日本の政治は漂流」し続けています。

しかし、否定できない事実があります。
日本は「貿易国家」です。
必要な「資源」を海外に求め「国家」を存立させています。
必要な「市場」を海外に求めて「国家」として立脚し、1億2700万人を養っている国です。
その存立と安全を、一存的に米国へ依拠する事で成立する国です。
この事実を間違えて、現在の日本は存立し得ません。
(国際社会は、そのように「日本」を認識しています)

現在、某国に在住されているのも、日本の市場を創出するためのサービス業務(教育など)の提供を、当該国が求め有効だと認めているから成立しているのです。

「コラコラコラム」は東京都知事で作家の石原慎太郎氏の思考と同じではありませんが、"日本は「自然的な集団自死」へ向かっている" との考えに近似した、興味深い論述を得ましたので、全文を引用紹介しておきたいと考えます。

引用開始→【日本よ】石原慎太郎 文学と世相
(産経MSN 2009.12.7 02:52)

時代々々で人々の嗜好(しこう)も変わり、人間の感性も時代の文明に規制されて変容しよう。それを占う媒体もいろいろあるが、歌曲といった端的な表現よりも、小説という情念の複合的な所産の方が時代の深淵を覗(のぞ)かせてくれるような気がする。最近小林多喜二の『蟹工船』が若い世代の中でブームとなり識者を驚かせた。並行して太宰治の小説もそれらの世代に強い共感で読まれ幾つもの作品が映画化されている。

こうした現象は私の知己の精神病理学者斎藤環氏の分析だと、仕事にあぶれがちのニートやフリーターといった二十代三十代のいわばロストジェネレイションの人生への不安、不満を踏まえての共感だろうという。むべなるかなという気がする。

小説の流行(はや)りすたりなるものは、それが描く風俗も含めて時代の風や流れに染まりやすいが、さらにその芯に在る本質的なものを見逃してはなるまい。『蟹工船』の人気は組織としての企業と個人の自我の対立という図式でくくられようが、この現代における太宰治の小説の突然の人気のいわれにはもっと深く危ういものがある。

それは太宰の責任というよりも時代の責任ともいうべきもので、大袈裟ではなしにこうした兆候は、日本という国家の衰運を強く暗示していると思われる。太宰の小説を生理的にどうにも好まない私は、こじつけではなしに、こうした世の中の兆候を好まないし危ういものと思う。

太宰の小説そのものは好き嫌いの対象たりえても危険なものではないが、それを極めて好むという現代の風潮には大層危ういものがある。かつて三島由紀夫氏は「太宰のかかえている問題なんぞ、毎朝冷水摩擦とラジオ体操をしていればなおってしまう」といっていた。いい得て妙だが、それを極めて好むという今の世の風潮はなかなかラジオ体操くらいではなおるまい。

太宰に重ねていえば、彼は何度も自殺、それも一人で死ぬ度胸がないから女を巻き添えに心中を図った。最初は自分だけは生き残ったが相手は殺してしまい、最後の最後は情死して果てたが、この国も実は今のままでいけば衰弱のはてに自殺しようとしているように思えてならない。

彼の小説を好む現代の若い世代はその兆候を漠然と予感して、彼とのアイデンティティを抱えているのではあるまいか。

彼等がしきりに共感する太宰治の自意識の構造とは、自己否定による、実は自己愛。自己嫌悪による、実は己への愛着だが、私にはそれがなんともいじましく好きにはなれない。太宰の作品についての好き嫌いはあくまで個人のことだが、それが国家そのものの時代的性格となれば看過はできまい。

さらに太宰の虚弱な性格は、その跳ね返りとして他人からの説得を受け入れられない。具合の悪いことはへらへら笑って聞き流す。三島氏はある時彼の催していた会合にわざわざ出かけていき、「僕が今日ここへ来たのはあなたが嫌いだからですよ」と敢えていったら太宰はにやにや笑ってみせ、「それは君が、実は僕のことが好きだからだよ」といったそうな。そうした姿勢での自己平定、自己満足。これは他国からの愚弄を愚弄と受けられずに過している今の日本に酷似している。

これも昨今の日本のメディアの総じての日本論に酷似している。

これは実は対人恐怖症のメカニズムだと斎藤氏は分析するが、極めて日本人的な自意識のパターンともいえる。日本人の半分近くには対人恐怖症が潜在しているそうだが、それは当然外部からの自己遮断をもたらし限られたコミュニケイションをしか享受しえない。その結果日頃感じている孤独感は自業自得のものだが、それを自ら克服する意欲を持ちにくい。

国家としては、それで誰かを巻きこんでの心中とはいくまいが、今日の日本という国家の態様は、無為と愚痴の果てに野垂れ死にする浮浪者に酷似しているといえそうだ。

こうした内向性からの蘇生(そせい)はいつも外からの衝撃を安易に待つ、太宰の場合には文学賞を渇仰し、そのためにあられもない哀願の手紙を文学の先達たちに書き散らしたが報いられはしなかった。この国の場合には、過去さまざまな外圧に屈して多大な自己犠牲を強いられてきた。

その根底には被虐に通じる民族的な受動性がある。その民族性とは、前にも記したが日本の特異な風土がもたらしたものだ。日本を取りまく海は世界で最も危険な水域で、その証しとして、新聞やテレビに載る天気図に、年平均して毎日複数の低気圧、つまり嵐が記載されているような国はどこにもありはしない。加えて毎年二十近い台風が襲ってくる。ゆえにも日本を取り巻く海は世界一予測が困難で恐ろしい。私は世界中の海でヨットレースをしてきたからよくわかる。

かつて新しい文明を求めて大陸に渡って勉学した遣唐使、遣隋使たちが渡航の度に払った犠牲の痛ましさがそれを明かしている。

周囲を海に取り囲まれたこの国に住む人間たちの性格は故にもその海の険しさに抑圧規制され、あくまでも受動的な、自己主張に乏しいものになってきた。それは裏返すと冷静な相対感覚を欠いた被虐感に繋がっていく。

それを表象するのが、昨今の日本のメディアの傾向で、しきりに他人の弱点や挫折を暴いて喜ぶ嗜虐性は、実はそのままひっくり覆って社会あげての自虐性の露呈でしかない。

例えば不可欠な日米関係についてもアメリカの大統領の滞在期間が短いというだけで、世間体にこだわり自虐的に「日本パッシング」などと唱え回るが、その克服に何をするかなどという案は一向に出てこない。

こうした兆候は所詮「弱者」のものでしかないが、太宰文学の流行が示す若い世代の、弱々しさへの時代的な共感は彼等が担うはずの次の時代のこの国の衰運を予見させるような気がしてならない。

自己否定に依る自己愛も一種のナルシズムかも知れないが、それは自惚(うぬぼ)れにもならず、いたずらな内向をそそるだけで何を生みだすこともありはしまい。

さてこの閉鎖的な状況の克服のために我々は一体何を試み志したらいいのだろうか。将来私たちを足下から掬(すく)うような途方もない外圧が到来するかも知れぬ可能性はあり得るが、窮余の策としていたずらにそれを待つということでは国家民族としてはいかにも情けない。←引用終わり
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ハトヤマ民主党のポピュリズムが、まだ功を奏している事は、世論調査に顕れているが、ここから下へは急降下する可能性を秘めている。
「政策」というモノは、総合的な整合性が問われるため、「次善の策」や「切り捨て」を選択肢と持たなければ、政治など執行する資格がない。こんな事は子供でも知っている事だ。ましては辣腕の政治家であるトツベン・オザワは周知の事実だ。
政治の指導力とは、だれにも、どこにもニヤケタ「甘い顔」をする事ではない。

引用開始→ 内閣支持続落59%、「首相指導力ない」急増
世論調査
(読売新聞2009年12月7日03時00分)

読売新聞社が4~6日に実施した全国世論調査(電話方式)で、鳩山内閣の支持率は59%となり、前回11月調査の63%から4ポイント下がった。

不支持率は29%(前回27%)だった。鳩山内閣の支持率は初めて6割を切った。内閣を支持しない理由では「首相に指導力がない」が27%(同13%)に急増した。米軍普天間飛行場の移設問題で、鳩山首相が年内決着を先送りする方針を固めたことなどが影響したとみられる。

沖縄県名護市を移設先とする日米合意については「少しは修正する方がよい」32%(同32%)、「合意通りに進める方がよい」26%(同31%)、「大幅に見直す方がよい」26%(同19%)となった。「少しは修正」と「合意通り」を合わせ、県内移設の現行計画を軸にすべきだと思う人は6割近かった。

首相が偽装献金など自らの「政治とカネ」の問題について、説明責任を果たしているとは思わない人は85%(同73%)に達した。偽装献金問題は母親からの巨額の資金提供疑惑に発展し、首相に向けられる国民の視線は厳しさを増しているようだ。元秘書が起訴された場合の首相の対応については、「辞任する必要はない」が54%だったが、「辞任すべきだ」も37%に上った。鳩山内閣の政策に関してデフレや円高など今の経済情勢に適切に対応していると思う人は20%で、「そうは思わない」68%が大きく上回った。

行政刷新会議の事業仕分けを「評価する」は71%、「評価しない」は20%となったただ、今回の事業仕分けに問題があると思う人も63%いた。このうち、問題点として「仕分けにかける時間が短い」を挙げた人が39%で、「仕分け人の議論の進め方がよくない」20%、「対象とした事業が適切でない」「仕分け人の判断が適切でない」各17%が続いた。

民主党が衆院選の政権公約(マニフェスト)に掲げた内容については「必ず守るべきだ」は18%にとどまり、「守れなくても仕方がない」46%、「こだわる必要はない」34%となった。

政党支持率は民主42%(前回43%)、自民19%(同19%)などだった。←引用終わり
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2009/12/06

求人倍率は1.6倍という事実 採用する側は、新卒採用者を人材としての「質」で観る!

現実に「就職希望学生」を見ていて感じる事がある。
就職内定が貰えない(できない)学生に共通する傾向についてだが、

その第一は、何を目的にしているのか(したいのか)分からない事だ。
位置づけもなく、あまりにも漠然としている。

①大学へさえ進学すれば「道は拓ける」という安易な思考だ。
大学で何を学び、何を身につけ、それを活かすつもりがあるのか、あるいは人生の教養として知見を得るのか、入学時点から修了時点まで一貫してほとんど整理がついていない。

②例えば、自分が、希望する就業先の何を解決できる(したいのか)、そのために自分の知見や技能をどの程度提供できるのか。それは、就業希望先にどのようなメリットがあるのか。
この程度は、少なくとも整理して臨んで貰いたい。
会社訪問を受ける側も、この程度の整理ができない学生を相手にしているヒマはないだろうと考える。

その第二は、何よりも大学そのものがユニバーサル化している事実がある。
基本的には、いずれの大学も平均的に学力を低下させている避けられない現実がある。
有名大学と分類される大学でも、相対的に間違いなく学力低下に悩まされている。

①就職先をゲットできない学生に共通する第二の点は、学力低下に伴う「思考力低下」を挙げなければならない。
壁に突き当たると、突破するための方法を考えずに避けてしまう事である。
そして、就業希望先を、業種、業態、業容ともに、平気で変えてしまう。主たる理由は自らの就業希望先が自分には「難しそうだから」である。

②突破するための取り組みがない。取り組み力に欠ける。
驚くことは「幻想的な将来を描き」、自らの能力やセンスを弁える事なく、安易にその方向へ舵を切り、問題を先送りしモラトリアムを決め込む点である。つまり逃げるのだ。

例えば、「専門学校」への逃げ込みを図るが、世の中、そう甘くはない!

基本的に、企業社会は「激烈な競争市場」での競争を強いられている。
実際には、採用後に社員教育をしているヒマなどないのだ。
いきなり「即戦力」になる人材を採用したい。

社員教育に力を注いでくれる企業もある。
それは一定程度の組織力を保つ企業である。
そのターゲットには、就業希望者が集中するから、当然ながら志望者を厳密に選別する。
いま、「あぶれている学生」の手が届くようなレベルではない。

日本の企業社会を構成し支える大半は「中小零細企業」である。
ここは「ネコの手も借りたい」側から、もう「夜逃げ寸前」の事業者まで千差万別である。
しかし心配する事はない、よほどの事情がない限り「夜逃げ寸前」の事業者が新卒採用に動くワケはないからだ。

さて「ネコの手も借りたい」事業者は、人を見る眼が厳しい。
当たり前の事だ。
「中小零細企業」は、その多くが創業者の技術一本、アイデア一本で勝負しているのだから、同質の人材を求めるワケで、人を見る眼は厳しいのである。
従って、モラトリアムするような「意志薄弱」な学生は面接段階でひとたまりもない。
叩き落とされるワケだ。

大体において、18歳人口の50%が大学へ進学しているのである。
専門学校を加えると75%近い18歳人口が進学しているのだ。

少子化もあり百万人として計算しても、モラトリアム志向の学生も含め75万人近い学生を、日本の企業(主として第三次産業)は収容する余裕がないと考えるべきなのだ。
使い捨ての「兵卒・兵隊」の求人需要はヤマのようにある(リクルートワークスは、それもこれも「ごった煮」で捉えているのではないか?)。

それが、大した勉強もせず、アルバイトで安逸な学生生活を送り、自己の確立を怠ってきた文系学生(みたいなモノ)にポジションを渡せるほど、日本の中小零細企業は甘くない。
ひとたび、妥協し与えてしまえば、国際競争を伴う市場でやがて敗退し退場を余儀なくされるだけである。

だから、「人材としての質」を厳しく見るのである。

多くの大学教員は、この点についての認識が根本的に欠けている。
同様に、就業先を確保できない学生の「親」も大学教員同様で、単に幻想を追い求めているに過ぎない。
いわば、「親子」で仲良く「モラトリアム」しているのだ。
それに目をつけた大学が市場を用意し、大学教育というサービスを提供する事で、「(時間を)消費させる事」を生業にしているだけである。
だから、クソの役にも立たない大学が乱立するのである。

まぁ、クソの役に立つと世間で思われている「有名大学」も、マンモス化しているから、末端はクソの役にも立たない大学とほとんど同じ構造である。

だから、世の中を見間違えた「親」も「子」も、自分が主体的に取り組み研究したテーマなど持たないのだから、大学が悪いなどと主張する資格は端から持てないのである。
よくご自分の胸に手を当てて反省された方が良い。

安易にというか安逸に、幻想を追い求め、モラトリアムした結果なのである。
そう指摘される事が不満だと仰せなら、大学4年間の在籍中に、どれだけの勉強を行い、その結果としての自らが胸を張って、世に問える業績(研究成果)を残せたか示して貰いたい。

日本の製造業は、既に海外展開しているのである。
ピラミッド状に、親分の海外展開に合わせ中小零細企業も付いて出たのだ。
日本の中で残されたのは、高度な管理業務と開発業務である。

その高度な管理業務や開発業務に就くことができる人材は、例え、中小零細企業であろうとも、それなりの知見と技術力を持つ人材が必要である事は言うまでもない。

常に壁に当たれば逃げることしか考えないような、意志薄弱で不埒な学生のためにポジションを準備するほど、お人好しの事業者はいないと考えるべきだ。
まず「因果応報」だったと「親子」で自省されることをお勧め申し上げる。

最後に、言っておこう:
そんな意志薄弱で不埒な学生にもポジションを準備してくれる事業者はある。
それは、いわゆる「ブラック」な会社だ。

引用開始→ 16万人の「大学は出たけれど」
白壁 達久、鈴木雅映子
(日経ビジネスOn Line 2009年12月2日)

景気の二番底が懸念される中で、雇用を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。来春卒業予定で就職が決まっていない学生は16万人。「ロストジェネレーション」を再び出さないためにも、早急な対策が必要だ。

2009年7~9月期はGDP(国内総生産)が4~6月期に比べて年率4.8%上昇(速報値)した。だが、雇用を取り巻く環境に回復の兆しは見えてこない。景気が回復すれば、雇用は回復する。そんな時代はもう来ないのかもしれない。なぜなら、日本の会社には、それだけの雇用を支える仕事量と余裕がなくなってきているからだ。

「誰でもいいから欲しい」終焉
厚生労働省の調査によると、来春卒業予定の大学生の就職内定率は、10月1日時点で62.5%と昨年の同じ時期に比べて7.4ポイント低下。3人に1人の就職先が決まっていないことになる。

ところが、リクルートワークス研究所が調べた大卒者の求人倍率は1.62倍。求職者を求人が上回る状況が続いている。求人倍率が1を切った2000年3月卒業生の採用時でも、同じ時期の内定率は63.6%と、今年よりわずかながらも高かった。

求人はあるが内定率は低いーー。これは何を意味しているのか。

日本企業が「質」による学生の選別を強めていることが背景にある。「企業を引っ張っていける優秀な人材しか採らない」ことを示している。

慢性的に人材の獲得に苦労し、とにかく人数の確保に躍起になってきた中小企業も例外ではない。

煙突設計・工事メーカーのツカサテック(大阪市)。今年の春、10年ぶりの新卒採用に踏み切ったものの、いまだに採用に至っていない。建築学科を卒業する学生を採りたいと考えていたが、「中学校レベルの数学でつまずく学生も多数いた」と言う。現在も会社説明会や選考試験を続けている。

同じリクルートワークスの調査では、従業員1000人未満の企業の来春卒業予定の大学生への求人倍率は3.63倍と高い。それでも内定が得られないのは、明らかなミスマッチが起きていることにほかならない。

中小・ベンチャー企業400社の採用を支援するネオキャリア(東京都港区)の篠原広高コンサルタントは、「来春入社で優秀な学生を採用できなかったために、顧客企業の8割が、次の採用活動の開始時期を1カ月~1カ月半前倒しした」と語る。採用を早めて少しでも良い人材を採りたいと奔走する中小企業が増えているのだ。

不景気で採用する企業側にも余裕がなくなり、「どうせ採るなら将来の幹部になるような優秀な学生しか採りたくない」というのが本音。採用する際の審査の目は厳しさを増している。

新たな雇用の受け皿として期待されるベンチャー企業からも、「普通の人はいらない」という声が聞かれる。

企業のウェブサイトコンサルティングのベンチャーであるビービット(東京都千代田区)は、業容の拡大で人材不足が経営課題になっていた。今春の採用では、例年の1.5倍の応募があったが、1人も採用しなかった。中には理系の大学院生や東京大学の学生もいた。最終選考には20人ほど残ったが、全員、条件に満たなかったという。若林龍成副社長は「条件を厳しくしているからだと思う」と振り返る。

「来てくれるなら、誰でもよい」というのは過去の話。最近のベンチャー企業の多くが、ITやバイオといった頭脳集約型の企業が増え、少数精鋭で経営する戦略を取っていることが大きい。専門知識を持ち即戦力として活躍できる新卒しか採らなくなっているのだ。←引用終わり
<<続きは割愛します「コラコラコラム」>>
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神戸ルミナリエ 2009年 は肩の力が抜けて程良い形!

12月3日(木)から始まった「2009年・神戸ルミナリエ」は、初日は雨に祟られたものの、やはり一定数の観覧者を集めたと関係者から聞きました。

神戸の街で「冬を象徴」するイベントになった「神戸ルミナリエ」。

やはり、「神戸ルミナリエ」には、神戸や淡路、また阪神間の市民観覧者には、それぞれの方なりの確かな「想い」が秘められているようです。
それ故に、「存続か、中止か」と大揺れに揺れた事も、それぞれの「市民の想い」があり、一つの大きな経験として確かに受け止められ記憶されたように考えます。

そして、「2009年の神戸ルミナリエ」は、肩の力が抜けて、それぞれの観覧市民がそれぞれの立場から「ルミナリエ募金」にも応じ、「神戸ルミナリエ」を維持して貰いたい維持していきたい、と意志表示しておられるように思い致します。
この意志の顕れを、「神戸ルミナリエ」をお世話下さいます関係の皆様は、しっかりと受け止めて頂ければと存じます。

2010年は、阪神・淡路大震災から15年。

1995年の震災被害で廃墟と化した「神戸の街に光」を灯した「神戸ルミナリエ」は、震災の年に1回目を行ってから、2009年で15回目となりました。
「光」は、震災被害に苦しむ人々に「勇気」を与えてくれました。

やはり「神戸ルミナリエ」は、神戸市民や淡路の、また阪神間の市民には「希望の光」でした。

今年の会場を照らし輝く光の基調は「赤」のようです。暖かみを感じさせてくれます。
(「コラコラコラム」は、写真を掲出しません、ぜひ期間中に会場へ足をお運び下さい)

人生の一時期を、会場の「旧居留地」での業務に就いた一人の者として、神戸の復興を喜び、神戸市民の笑顔を喜び、共に生き抜くことができた事を改めて想い、あの震災で尊い生命を犠牲にされた方々に、改めて哀悼の意を表したいと存じます。

やはり「神戸ルミナリエ」は、震災犠牲者の鎮魂であり、神戸復興の希望の灯りであると考えます。
改めて、次年度以降も12月には「神戸ルミナリエ」の「灯り」を守りたいと希望します。

2009年の「神戸ルミナリエ」は、12月3日(木)~14日(月)まで。
皆様、神戸へお運び下さい。

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2009/12/05

日刊ゲンダイ、大阪府知事橋下 徹の薄汚い魂胆を暴く!大阪ではミンナが「ウソ」を知っている

いつもお騒がせ発言を繰り出し繰り広げ「世間の耳目を集めては、政治をしている」と錯覚の大阪府知事橋下徹ことハシゲだが、その度その度、大阪府の各部局は振り回されて大迷惑の日々だ。
同じく、腰巾着のマスゴミも振り回され続けている。
尤も、何かネタがないと「おまんま」の喰い上げになるから、「ガセでも、ナンでも」オモシロければ、ネタにさえなればナンでも良いのである。

まず、処構わず「当たり散らす」府県を超え、他の自治体でもナンでも平気で嘴を入れ掻き回して平気である。イヤ、むしろ楽しみ喜んでいるかのようだ。

「普天間基地」の問題は、沖縄だけの問題ではない(そのとおり)!
「普天間基地」の「関西空港」受け入れのハナシがあれば、検討しなければならない。
(ホォ~?関西空港を『国際ハブ空港』にと主張した、舌の根も乾かぬ内にかぇ?)

2009/11/20のスレッド→  https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2009/11/post-a55c.html

2009/12/01.のスレッド→  https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2009/12/post-7798.html

全く主張に一貫性がない。
それは「思いつき」や「思い込み」はあっても「政策」がナイからである。

もう、大阪の府政記者(良心を保つ)には見透かされている。
(実は、相手にされていない)
ハシゲを持ち上げ続けているのは、腰巾着でマスゴミに所属する勘違いの野蛮な大阪不正記者ドモである。

引用開始→ 橋下知事の狙いは「ゼニ」か
(2009年12月4日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ)

「沖縄の基地負担軽減につながる話であれば、積極的に議論に参加したい」

大阪府の橋下徹知事が30日、普天間基地移設問題で、こうブチあげた。

「沖縄の負担軽減は、北海道、本州、四国、九州に住んでいる人間の責務」とまで言い切り、戦闘機の一部訓練を関西国際空港で受け入れる意向を表明したのだ。

ずいぶんカッコイイことを言ってくれるが、橋下は関空のハブ化を目指していたはず。2年後をメドに関空と伊丹空港を経営統合し、大阪市中心部と関空を7分で結ぶ「関空リニア」を整備して、伊丹を廃港にする案を語っていた。それが、突然の豹変。一体どうなっているのか。

「経済的な問題」と言うのは、地元紙の経済部記者だ。

「事業仕分けで、国の関空補助金が『見直し』に決まった。赤字垂れ流しの関空こそ、廃港の危機なのです。一時的にでも基地利用すれば、その間は存続できる上、補助金どころか、基地対策の予算がジャンジャン入ってくる。こんなオイシイ話はありません」

方針転換は、経営が厳しい関空と府の財政をかんがみての発言だというのだ。

しかし、橋下をよく知る府政担当記者は、別の見方をしている。

「耳目を集めるための、いつものパフォーマンスですよ。航空管制圏の問題もあるし、基地移転はそんな簡単な話じゃない。それに、関空株式会社は、特別法に基づいて国が設置した特別会社です。たとえ橋下知事が基地移転先として提案しても、実現の可能性は低い。それを分かった上で言っているのです」

どっちに転んでも橋下に損はない。さすがテレビで鍛えられたタレント知事。計算高さだけは超一流だ。←引用終わり
(日刊ゲンダイ2009年12月1日掲載)
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そうこうするうちに、神戸空港を勝手な思いつきで巻き込み、騒動を止めどなく拡大中である。
ハシゲが、発したのは「関西空港」と「神戸空港」で「普天間基地」を受け入れるである。

この寝耳に水の発言で驚いたのは神戸市で:
神戸市の空港事業室は、大阪府の担当部局へ電話で発言の真意を質し、基本的なスタンスを説明したという。
それに対して、ハシゲが発した言葉は、
「一自治体の行政職員が、政治家たる行政の長に文句を言うのは間違っている」であった。
これを神戸市への批判として口を極めて罵ったと伝えられている。
それを言うなら、ナンの相談もなしに、テメー勝手な思いつきの構想をブチ上げられた神戸市の立場はどうなるのか?
ハシゲよ、テメーこそ頭が高いのではないか?

この時に、同時に発した言葉は「神戸市は、何も分かっていないハナシにならない!」と罵ったとさえ伝えられた。
これを報道各社はいち早く報じたが、反響の大きさを考慮したのかWEB上ではこの発言にかかるニュースは消去されてしまった。

ハシゲは、その場の思いつきを公的な場で「政策」であるかのように披瀝し主張する。
(まるで子供というか幼児の発想である)

それを批判する(テメーの思い通りに事が運ばなければ)相手を徹底的に扱き下ろし「糾弾」を浴びせかける。
ヒトとして、どうなのだろう? 本当に、大阪府知事としての資質を備えているのだろうか?
糾されなければならないのはハシゲである。

とにかく、その主張に一貫性がない。
その理由は根本的な政策を欠くためである。

テメーの思いつき発言が何よりで、それに反論したり批判する事を許さない姿勢は、トツベン・オザワと同質である。
これをして「孤独な独裁」というのである。
「自身の心情倫理」に軸足を置いたスタンスだから、相手の存在を認める事ができないのである。世の中は「相手のある『相対的存在』で成り立つ」事を、まず知るべきではないか。

引用開始→ 橋下知事が神戸市を批判 神戸空港めぐる応酬
(神戸新聞NEWS 2009/12/04 15:30)

大阪府の橋下徹知事は4日、関西、神戸両空港での米軍航空機訓練の受け入れの検討を否定しない考えを示したことについて、神戸空港を運営する神戸市から抗議を受けたと明らかにし「自分たちの空港だから口を出すなというのは勘違いも甚だしい」と強く批判した。

府によると、同市空港事業室から府に1日と2日に「ほかの自治体が管理運営する空港について基地の移転先として例示するなどもってのほか」などとする電話があったという。

橋下氏は「神戸市はだめ。自分のことばかり考えている。明治時代以来のがちがちの役所体質。まったく理解不可能」と強調。同市との協議については「あほらしくて、話をしようとは思っていない」と否定した。

さらに関西、大阪(伊丹)と合わせ3空港の在り方が問われている状況とも絡め「神戸空港は最悪の経営状況。土地造成の会計が表に出たら、真っ赤な状態がはっきりする」と指摘。「『いちいち口を出すな』と言うなら、3空港問題から神戸空港を除いて神戸市で全部責任を取ればいい」と言い放った。府庁で記者団の取材に応じた。

橋下氏の発言に神戸市空港事業室は「『神戸空港は商業空港であり議論の余地はない』との矢田市長の考えを伝えただけ。なぜ抗議と受け止められたのか分からない」と話した。←引用終わり
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引用開始→ 橋下知事「神戸はダメ」米軍訓練受け入れ問題で
(2009年12月05日08時07分 / 提供:スポーツ報知)

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を火種に、関西で空港をめぐる新たな“内紛”が勃発(ぼっぱつ)した。

大阪府の橋下徹知事(40)は4日、関西、神戸両空港での米軍航空機訓練の受け入れの検討を否定しない考えを示したことについて、神戸空港を運営する神戸市から抗議を受けたと明かし「自分たちの空港だから口を出すなというのは勘違いも甚だしい」とキレ気味に強く批判した。

橋下知事は今月1日に「国から沖縄の負担軽減につながるような議論を持ち掛けられれば全力を尽くして考えないといけない」とし、打診があった場合、関西と神戸の2空港を受け入れ先とすることについて、検討を否定しない考えを示した。

思わぬ火の粉が降りかかった形の神戸市は、同市空港事業室がその当日と2日に「ほかの自治体が管理運営する空港について基地の移転先として例示するなどもってのほか」などと府に電話した。

これを受け、橋下知事は「神戸市はダメ。自分のことばかり考えている。幅広い視点を持ってほしい」とキッパリ。「アホらしくて話をしようとは思っていない」と、神戸市との協議についても否定した。

神戸市の後藤範三空港事業室長はこの日、「抗議をしたつもりはない。市職員としてではなく、矢田立郎市長の考えとして、神戸空港は商業空港であり民間空港であると、大阪府の空港戦略室に伝えた」と述べた。

関西では、関空、大阪(伊丹)と合わせ3空港の在り方が問われており、橋下知事は「『いちいち口を出すな』と言うなら、3空港問題から神戸空港を除いて神戸市で全部責任を取ればいい」と一刀両断。今後も尾を引きそうな状況だ。←引用終わり
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ハトヤマの日本は信頼できる国たりうるか? それは勿論「Oh! No!」である。

どこの国の誰が日本を信頼するだろうか?!
開いた口が塞がらないというのは・・・・・・・・・・

とどめを刺す政治家はいないのか?
政府としての「統一見解」は議論したのか?

与党としての連絡調整をしたのか?

政府と与党の連絡調整はしたのか?

内閣官房長官はナニをしているのか?

ニヤケヅラで、何らのリーダーシップも発揮できない内閣総理大臣というのは、これまで見たことがない。細川護煕でも、もう少しまともだった。

これで「普天間基地」は永久に現在地に残される事だろう。
「次善の策」という考え方が採用できないダミントォに媚びるから起きたワケだし。
コクチントォのアカラヅラ・シモジモが、オノレの選挙優先でダミントォと一緒になってゴネ始めたから、来年になれば、打ち続く選挙で、当分の間、「普天間基地」の解決はナイだろう。
宜野湾市の悲しみが続くだけである。

解決があれば、それは突然やってくるだろう、
「日米安全保障条約」を解消するって形でネ。
フィリピンと同じだ。

中国は、その日を虎視眈々と待ち望んでいる。
結局、ポッポ・トリガラは、テメー勝手に「理想」と信じ込んでいるけれど、単に「夢想」しているに過ぎず、その代償は「窮極の売国」である。
中国から思いのままにされるだろう!

アンポンタン・ミズホが率いるダミントォの12議席
ヤカマシ・カメが率いるコクチントォの8議席

それに引き摺られ、右往左往しているワケだ。
こんな塵芥政党など、どうでもイイではないか!

補正予算が、当初の2.7兆円から、7.5兆円に膨れあがり、それでもヤカマシ・カメがゴネて8兆円だと言えば、それに引き摺られてしまう。
これは政治ではないワ。
結局、国民にツケがくる、ツケが廻されるだけだ。

所得から扶養控除も無くなるようで!
バラマキの帳尻を合わせるために、「増税」だけが待っている。
モォロク・フ~ジィジィは、窮極の大増税論者だからヘタレ財務官僚ドモは大歓迎なのだ。

ポッポ・トリガラの罪は重い。

ナニよりも、こうなる事は分かりきっていたのに、「政権交代」だと喚き続けた、マスゴミ報道である。
報道者の倫理からしても、意図的に世論操作を繰り返したマスメディア各社の責任は実に重大だ。
それに乗せられて、「民主党」へ嬉々として投票した人達に、この「責任」を負って貰いたいと考えている。

市井の市民、愚者愚者珍民ともに、一日も早くハトヤマの内閣を言論で打倒しよう!
後ろで操る窮極の闇将軍トツベンオザワを日本から言論で追放しよう!

引用開始→ 首相は「日本の盧武鉉」と米国 社民党に引きずられ同盟に亀裂
(産経MSN 2009.12.4 18:38)

米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、鳩山由起夫首相の迷走が続く。「国と国との契約」(政府高官)である日米合意よりも、国内事情にすぎない社民党との連立維持を優先させる政治手法は、日米同盟に深刻な亀裂を生んだ。米国と距離をとり続けた韓国前大統領との相似ぶりから、米側からは「鳩山は日本の盧武鉉(のむひよん)だ」との見方が日本側に伝えられている。

「米国との関係は完全に冷え切るだろう。盧前政権時代の韓国のように…」

米国が強く求めていた移設問題の年内決着を鳩山首相が事実上、断念した3日夜、政務三役の一人はこうつぶやいた。そして、「民主党政権だと思っていたら社民党政権だった」と漏らした。

首相は、米国との「対等な関係」を強調し、「日米同盟をレビュー(再検討)したい」と述べている。これは、「米国にも言いたいことは言う」として、基地問題をはじめとする対米関係の見直しを主張した左派・革新系の盧前大統領とその言動が重なる。

また、首相は「世界の架け橋となる」と語り、東アジア共同体構想を唱えているが、これも盧前大統領の「東アジアの均衡者(バランサー)になる」という言葉と共通する。

盧前大統領の場合は、こうした言動の結果、米国の信頼を失い、結果的に国際発信力・影響力を減退させた。米偵察衛星がとらえた北朝鮮の軍事情報などの提供を受けられなくなったのがその証左だ。

2006(平成18年)年11月のハノイでの日米韓3カ国首脳会談の際には、こんなこともあった。韓国が要請した1時間半の会談時間が米国の意向で30分間だけに削られたほか、当時の安倍晋三首相はブッシュ米大統領に事前にこう持ちかけられた。

「ミスター安倍、面倒だから盧大統領とは朝鮮半島の話はしないでおこう」

これは決してひとごとではない。オバマ大統領の初来日を控えた10月初旬、在日米軍再編交渉をめぐる米側責任者だったローレス元国防副次官と会談した安倍氏はこう指摘された。

「鳩山は日本の盧武鉉だ。現在の米政府高官らもみんなそう言っている」

その意味として、米国にとって、(1)同盟国のリーダーとしては扱えない (2)戦略的な話はできない (3)情報は共有できない-の3点を挙げたという。

「首相はじめ官邸はみんな内向きで安全保障に関心がない」(防衛省幹部)とされる中で、国会議員わずか12人の社民党の「少数意見」が政権を振り回す。これでは、首相のいう「日米同盟の深化」は逆に遠のくばかりだ。(阿比留瑠比)←引用終わり
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引用の追加:(2009/12/04 1050)
米国の圧力であれば屈する必要はないが、基本的には、協定(条約)により合意した内容を遵守するのは締結した国の政権として最低のルールだろう。
「民主党ら」の政権は、自分たちが結んだモノじゃないから「知らない」と主張しているワケで、これは幼児の屁理屈でしかない。

真っ当な、思考能力を保つなら、「日本が反対に、この種の『協定は差し戻し、一から議論』と言われたらどうするか」。
おそらく、
日本の世論は激高する事だろう。
口を極めて相手を罵り尽くすだろう。
メンツを潰された、面目を失わされたと、大騒動に発展する事だろう。
米国は、いまのところ表向き「大人の態度」を保っている。
しかし、ルース駐日大使は、顔を赤らめて大声で怒りを爆発させたという。
そりゃぁ、そうだろう。堪忍袋の緒が切れて当然だろう。
ルース駐日大使の心情を察し同情すら覚える。


引用開始→ ルース米大使が日本側に激怒 岡田外相らの面前で大声張り上げる 普天間移設の年内決着断念で
(産経MSN 2009.12.5 01:38)

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり鳩山由紀夫首相が年内決着を断念したことに、米国側が激怒した。

4日午後、日米合意に基づくキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)移設を念頭にした、日米閣僚級作業グループ(WG)の検証作業が開かれた外務省4階大臣室隣りの接見室。

関係者によると、少人数会合に移った後、米国のルース駐日大使がそれまでの穏やかな語り口を一変させた。「いつも温厚」(防衛省筋)で知られるルース氏は、岡田克也外相と北沢俊美防衛相を前に顔を真っ赤にして大声を張り上げ、年内決着を先送りにする方針を伝えた日本側に怒りをあらわにした、という。

いらだちを強める米国側の姿勢は、会合後、首相官邸を訪れた岡田、北沢両氏から鳩山由紀夫首相にも伝えられたとみられる。

伏線はあった。鳩山首相は4日、「グアムに全部移設することが、米国の抑止力ということを考えたときに妥当か検討する必要がある」と記者団に語り、年内決着どころか、グアム移設も含め検討する考えを示していたのだ。福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)は「選択肢の幅が明確に広がったことを大変歓迎している」と強調した。

もともと日米合意に基づく普天間移設計画は、普天間の米海兵隊ヘリコプター部隊を辺野古の代替施設に移し、司令部機能などはグアムに移設させることが柱だ。ヘリ部隊も一緒にグアムに移設した場合、有事の際にグアムからヘリ部隊が県内に展開する地上部隊をピックアップしに沖縄に立ち寄る手間がかかる。政府関係者は「ヘリ部隊と一体のグアム案は想像をはるかに超える」と語る。

これまでの米軍再編協議で議論された案は、いずれも県内が対象だった。移設先に県外を持ち出せば日米作業グループの検証作業は困難になる。岡田外相が米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)への統合を主張する事情でもある。

一方、海兵隊の戦闘機とヘリを分散移設させる案も政府・与党内にある。ヘリ基地を辺野古に隣接するシュワブ、ハンセンいずれかの陸地に建設し、海兵隊の戦闘機については嘉手納に統合する案だ。ただ、米側は部隊運用上の理由から日米合意が唯一の選択肢との立場。与党内からは「実現可能だったら、とっくにやっている」(政務三役)と嘆きの声も出ている。←引用終わり
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2009/12/04

普天間基地移転、鳩山の政治決断は「日米同盟」よりも「社民党」を選ぶ!?

ハトヤマの政治的無能が一段と明らかになった。
民主党の候補者へ一票を投じた日本人は、社民党へ投票した記憶はないと言うだろう。
先の衆議院総選挙で、社民党も国民新党も実際は負け組なのである。
民主党の勝ち方が激しかったから、連立政権に就くことができたのであり、「不幸中の幸い」だったワケである。
その民主党の得票率は、全国で40%程度に過ぎないのだ。
しかし、小選挙区制度の欠陥というか妙味というかで、衆議院の3分の2近い議席数を得たってワケだ。だから政権交代できた。

社民党など塵芥政党が、そのお零れで連立政権に就いているだけである。
民主党もマニフェスト原理主義を通すなら、寝言を繰り出し繰り広げる社民党を切り捨てればよいのだ。
社民党を切り捨てれば、参議院の議席数が足りないっていうが、議案によれば自民党も賛成するのだから、丁寧な国会審議をすればよいだけの話だ。

塵芥のアンポンタン・ミズホが「重大な決意がある」とかナンとかほざいているなら、ほざかしとけばよいのだ。
早いこと、「重大な決意」を実行して貰えばよいのである。

衆議院の選挙で、総得票数が10%にも満たない塵芥政党が、ナニをエラそうに国家の安全についてモノを言うのか。
実に珍妙なコクチントォのアカラヅラ・シモジモにしても同じ事だ。寝言は寝てから言いやがれ!
参議院の選挙で負ければ、出て来なくってイイんだよ!
窮極の「買収戦」じゃぁないか!

普天間基地の移転と海兵隊の移転は、宙に浮いてしまいましたって事になりかねないね、結局、沖縄の傷みは解消されないままだろうなぁ。米国は、相手にしたくないと考えるだろうから。

とにかく、判断力、決断力のないポッポ・トリガラを担がされて、日本全体を死地へ連れて行こうとしているワケだよ。
本当に、もうイイ加減に目覚めた方がイイように思うけどねぇ~。
ポッポ・トリガラはクビだぁ~!

引用開始→ 社民に配慮「普天間」米の対日不信深まる恐れ
(2009年12月3日16時13分  読売新聞)

鳩山首相が沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、年内の結論を事実上断念する意向を示したのは、来年の通常国会、ひいては参院選を乗り切るためには、3党連立政権の枠組み維持が不可欠だと判断したためだ。

現行案の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への移設に対する社民党の反発は厳しく、連立離脱の可能性を公に示唆し始めた同党の主張に配慮せざるを得ない形となった。だが、この判断は、「社民党と米国を天秤(てんびん)にかけた末に、社民を取る」(民主党中堅)ことを意味し、米国の対日不信が今後、一段と深まるのは必至だ。

普天間移設問題をめぐってはこれまで、岡田外相と北沢防衛相が日米外務・防衛当局の閣僚級作業部会の場を通じ、「年内に現行案で決着させる」ことを視野に入れた流れを作ろうとしていた。しかし、先月30日の基本政策閣僚委員会で、社民党の福島党首が「外務省と防衛省の日米交渉で結論を持ってこられても困る。(現行案に)きっぱり反対する」などと態度を硬化させ、国民新党の亀井代表も同調したことで「潮目が変わった」(閣僚)という。

こうした事態を見越し、「社民党のような小さい政党には個別撃破しかない。早く手を打つべきだ」と首相や平野官房長官に進言した閣僚もいたが、首相らがこれまで社民、国民新党と本格的な調整を行った形跡はみられない。

社民党が求める普天間の「県外」「国外」移設は現実性がなく、現行案以外の選択肢はないとされる中、結論先送りは「受け入れのための時間稼ぎ」の側面もあるとみられる。だが、日米関係を重視する政府・民主党の関係者からは「政権維持のために社民を重視しても、米国の怒りを買えば逆に政権はガタガタになる」との懸念も出ている。(政治部 村尾新一)←引用終わり
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オープンスカイ・日米航空自由化協定で、全日空は日米路線へ大胆に切り込む

ついにくるべき時がきた、ついにくるべきモノがきた。
ギリギリでもナンとか元気な「全日空」は、スターアライアンスの主力メンバー、ユナイテッドおよび、その配下同然のコンチネンタルを含め、日米路線(太平洋線)の航空旅客事業部門を統合し運航するという。

ホォ~!ヤルねぇ~!
予想し続けたとはいえ、とうとう、その時期がきたってワケだ。

強力メンバーが運航統合すると、更に路線競争力は強くなるだろうし、それにより運航体制を合理化できるから、収益の低下を防ぐ事ができるだろう。
侮れない事になるだろうなぁ~。

まずは、利便性が高まる事は、利用者として大賛成だ。
実際の中身を見た上で、利用するかどうかを判断したい。
機材繰りで、全日空機材なら最良だが、コンチネンタル機材ならご免被りたいと考える。ユナイテッド機材でも機材繰りによるよねぇ~。

例え、経営面で苦労していても、太平洋線のJAL機材は満足できる。
全日空の機材は更に満足度が高い。

やはり、結果的には、全日空機材を探して利用する事になるのかな?
それなら、いまと同じって事かな。

引用開始→ 全日空・ユナイテッド・コンチネンタル、日米航空路線3社統合
(日経NET 2009/12/03. 16:00)

全日本空輸と米航空大手のユナイテッド航空、コンチネンタル航空の3社は、日米間の旅客航空事業を事実上統合する方針を固めた。同じ航空連合に所属する3社は路線や便数を効率的に割り当てたり、営業や空港窓口業務などを集約したりして、収入増とコスト減を狙う。日米政府が来週にも合意する見通しの航空自由化(オープンスカイ)協定をにらみ、航空会社の合従連衡が本格化してきた。

3社はオープンスカイ協定の締結合意後、今月末にも米国運輸省と日本の国土交通省に独占禁止法の適用免除を申請する方針。日米当局は約半年の審査の後、協定が発効する2010年10月にも申請を認可するとみられ、同時に3社は一体運営に乗り出す。←引用終わり
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2009/12/03

民主党の応援メディア "日刊ゲンダイ" が、「ハトヤマの閣僚」批判を展開中!

ヘェ~?!
そうですか?
不思議ですねぇ~?!
「日刊ゲンダイ」は民主党の大衆向けの機関紙じゃぁなかったっけ?
そこで「ハトヤマの閣僚が批判されちゃぁ、オシマイだよねぇ?!」。
しかも、批判内容というかポイントが、どこかのブログやコラムと同じスジってぇのはねぇ?!
っぇて事は、日刊ゲンダイも同じスジってこったなぁ~?
少しは、進歩が見えますねぇ~!拍手、拍手!パチ・パチ・パチ!

とにかく、モォロク・フ~ジィジィについては全く同じ見解だよ。
コイツの批判てぇいうか、扱き下ろしについちゃぁ、一緒にやろうぜぇ!

ヒラメ・ヒラァ~ノは、最初からこの程度のヤロウだ!
だから、ポッポ・トリガラはダメなんだよ!

経済政策無能の、モォロク・フ~ジィジィ、イッカン・ナットォ、ナオシマ・ハタラメイワクなんてぇのは、全部まとめてクビだぁ~!

いま、何かの勘違いで勝ち誇っているエダノ・コブタも、
脳天気ネェの蓮舫は腰でも振ってろぉ~!クビだぁ!
(バッカ丸出しの脳天気なアッホォ~ヅラは見たくもネェよぉ!)

日刊ゲンダイも、多少は、分かってきたのかな?
一応、この進歩は認めてやろうじゃネェか。

ポッポ・トリガラは、母親に、オネダリして「母親の財布で『日本国内閣総理大臣』の椅子」を買って貰ったワケで、その絡繰りもバレちゃった。
まとわりついた腰巾着ドモは無能のテイタラクだ。頼みの(バカ)世論は、まだ高支持率を見せているけれど、所詮は「ポピュリズム(大衆迎合)」なんだから、ドバイの積み木と一緒で「砂上の楼閣」に過ぎないワ!

このままじゃ、ホントに日本を売国してしまうから、一日も早く、政権を投げ出し「亡命する」なり、ナンなりして日本から消えて貰いたい。
どうしてこさえたのか知らないけれど、「オジェジェ」は腐るほどあるんでしょ!
だったら、早く、どこか他の国へ行くなり、宇宙へ帰るなりして貰いたいねぇ~。

あぁ、この際、歳末の事だから、窮極の闇将軍トツベン・オザワもセットでねぇ~!
頼みますよぉ~!お願いだからねぇ~!

市井の市民も、愚者愚者珍民も、そろそろ「夏の昼寝」から目覚めた方がよいですよ!
だって、間もなく冬が来ようとしてんだからねぇ~!
このままでは、凍死しちゃいますよぉ~!

引用開始→ 歳出削減と増税だけの財務大臣なんて不要だ
(2009年12月03日10時00分 / 提供:ゲンダイネット)

ここは内閣改造に踏み切るときだ。鳩山政権には非力な大臣が多すぎる。だからモタモタしていて景気対策ひとつ打てない。内閣発足から2カ月経ち、大臣たちの能力とヤル気は見えてきた。大臣の仕分け作業こそ必要だ。

不要大臣の筆頭は、大型景気対策をジャマしている藤井財務相だろう。政権を取るまでは「マニフェスト実現の財源なんていくらでもあるんです」なんてテレビで調子よく語っていた。大蔵官僚出身だから“知恵”と“秘策”があるんだろうと期待され、念願の財務大臣を射止めた。だが、就任以来、口を出すのは概算要求を削ることばかりで、自分から埋蔵金を探し出すこともしない。大口たたきだったということだ。

「大蔵官僚は、歳出削減と増税しか頭にない。藤井さんの体にもそれが染み付いている。財務省解体とか脱官僚依存を藤井さんに期待したことが間違いなのです」(エコノミスト・紺谷典子氏)

藤井財務相では、大型補正や緊急景気対策なんて永久に出てこない。鳩山首相は藤井の経験を買って、引退を撤回させてカムバック起用したが、こんなモーロク元官僚はもう限界だ。

事業仕分けでなかなかの手腕を見せた枝野議員とでも交代させた方がいい。

●挙党一致の強力内閣改造を急げ

平野官房長官もただちにクビにしないとダメだ。内閣の要、首相の女房役なのに、何の仕事もしていない。普天間基地移転なんて、本来は官房長官が調整するものなのに、毎日の会見では他人事のようなコメントを吐き続けている。官房機密費の公開問題でも逃げ回り、改革の意気込みもない。

「鳩山総理が平野を重宝がって側近にしているのは、党内屈指の情報通であり、“趣味は鳩山”を公言しているからです。しかし、情報通といっても、出身の労組が集めた情報が上がってくる程度のもの。また鳩山献金疑惑では“私が鳩山を守る。大丈夫だ”と言っていたのに、火消しの先手を打てず、総理を火ダルマにしてしまった。最近は官邸内の事務方にもソッポを向かれ、孤立していますよ」(民主党関係者)

せいぜい小役人の器なのだ。それなら、押しが強くて官僚とのケンカの仕方も知っている菅直人・国家戦略担当相を官房長官兼務にして、鳩山首相を補佐させた方がいい。

大体、小沢幹事長や菅国家戦略相とロクに相談もしないで鳩山首相は財務相や官房長官を決めたが、それが失敗だったのだ。「党は小沢さん、内閣は私が」なんて言っていないで、もう限界が見えてきたんだから、小沢に副総理で入閣してもらって、一致団結、強力で迫力ある仕事師内閣に改造しないと、このモタつきは解消できない。

この調子では、満足な子ども手当支給や高速道路無料化にだって、民主党はたどり着けない。一般予算と特別予算の一体化なんて夢の夢。官僚と大不況に足を引っ張られて、沈没していく可能性の方が高い。それでは国民が困るのだ。←引用終わり
(日刊ゲンダイ2009年11月30日掲載)
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平山郁夫先生のご冥福をお祈り申し上げます

平山郁夫先生のご逝去の報に接し、ご生前の超人的なご活躍を想い心静かに、ありし日のお姿を振り返る次第です。

寛く温かいお心で気軽に話をされました。
平山先生の幅広いご造詣の深さには、ただただ学ばせて頂くばかりでありました。

平山先生は、少年の頃に受けられた「広島での被爆体験」が、創造への原点になったという趣旨のお話しをされました。

その意味でも、平山先生は「平和を愛し、仏教に生への哲学」を求められたように存じます。
一方では、「文化の東西交流」について求道者のように、陸上では「シルクロードの踏破」に挑戦されたり、あるいは「海のシルクロード」の研究に赴かれたりされました。

国内では、シルクロードの終点として、奈良への想いが格別であられたように思い致します。
奈良では薬師寺での「玄奘三蔵」をテーマにした巨大壁画、飛鳥での高松塚古墳の壁画模写など、一際、強い想いが込められていたように思い致します。

とにかく、アジアとヨーロッパの出会いや交流を含め、その人生を賭け「作品」として数多くを遺されました。
平山先生の絵は独特の筆さばきにより、見る側の心に響く作品と存じ上げます。

近年は、「世界文化財赤十字」を提唱され、国際的には、カンボジアの「アンコールワット」の修復保存、アフガニスタンではタリバンが爆破した「バーミヤンの大仏」修復など、被爆されたお躰を押しながら、椅子の暖まる暇もない状態でした。

そのような中、「アジアの絣」展に取り組みました際、ご多忙の中、多様なご助言やご支援を賜り、成功裏に終える事ができました。
また、ご多忙の中、会場をお訪ね下さいました事、加えて、気軽にご講演を頂戴し花を添えて頂きました事など、まるで昨日のことのように思い致しております。

平山先生を鎌倉で支えられたご家族の皆様、スタッフの皆様、「世界文化財赤十字」を支えられました皆様、
平山先生のお世話をありがとうございました。

ご逝去の平山先生の御意志を受け継がれ、更なる広がりとなりますよう微力ながら祈念申し上げます。

ただいまは、平山郁夫先生のご冥福をお祈り申し上げます。
平山郁夫先生、たくさんの感動をありがとうございました。
心から感謝申し上げます。お安らかに。

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2009/12/02

鳩山由紀夫は、母親にカネで「日本の首相」を買って貰った男と記憶されるだろう!

東京地検特捜部は、鳩山を事情聴取する事を見送ったと報じられている。
時の首相である事を考慮し遠慮したのか。
「政治資金規正法」の法的責任を追求されないからといって、鳩山の疑惑が晴れたワケでもナンでもない。

この間に明らかになった事だけでも、
① 自らの懐から「3億円」出した。
② 母親の懐から「9億円」出して貰っていた。
合計「11億円」を注ぎ込んでいた。
もっと言えば、「民主党」結党時に貸付金として「20億円」注ぎ込んだ筈である。

でぇ、東京地検特捜部の追求は交わせても、国税では脱税の嫌疑が残されたというより、重大な疑惑に発展するワケだ。
国税も、ここまで疑惑が大きくなったテーマを、まさか放置する事はしないだろうなぁ。

そこで当人いわく、
「(国税に)修正が必要であれば、適正に処理したい」と答えるのである。
カネは埋まっているのだから、追徴金なども含めて「お支払いしますよ、それでイイでしょ!」っと言っているのである。

オォ、ナッナァ~ンと、「お金持ち」である事か?
「育った環境に恵まれ過ぎたから・・・・・」との寝言の言い訳がリアルに響くワ。

責任の自覚がないというか、カネさえ払えば「別に、どうでもイイじゃないか」という姿勢だ。

これは、国際政治すなわち外交の場で威勢良く「バラ撒く」姿勢と同じ構図である。
国内も、窮極の買収を企み「カネをバラ撒く」構図の政治姿勢を崩さない。

綺麗事をニヤケヅラで語り続けるが、実際は「カネをバラ撒いて、『政治権力』を買っている」だけの事だ。
遂に「日本国内閣総理大臣」の座をカネで買った男というワケだ。
高いか、安いか、どっちだろう?
おそらく、鳩山の金銭感覚では「安い」のだろうなぁ~。
なにせ、「恵まれた環境で育てられたものだから・・・・・」ねぇ?

国民は、高い買い物をさせられたというか、高い買い物に付き合わされているワケだ。

そのうち、鳩山は「日本を売り渡す」という悪夢も現実のモノにするかも知れない。

鳩山は、還暦を過ぎても母親離れできない、窮極のマザコンでもある。
こんな鳩山に、全政治権力を渡せないと考え後ろで操る小澤一郎は、窮極の闇将軍だと言える。

この種のヤカラドモに、日本の政治は握られ将来の命運までもが差配されている。
日本は、希望を失い「失望」の時期に達しているが、間もなく「絶望」の淵に立たされ彷徨わされるのではないか。

自民党が長年に渡り、握り続けた腐臭権力による政治も散々だったが、
自民党の延長でしかない民主党のオモチャの政治権力も、
母親へのオネダリを始め、
二人のダダッコを抱え、
後ろから、何をしているのか分からない「真っ暗闇の怪しげな人物」が、アレコレ差配する政治権力の二重構造も散々な結果をもたらす事だろう。

マスゴミは、間違えている。
「自民党(の体質)」が退場処分なら、
同じ体質の、
「民主党(オザワ・ハトヤマ的体質=旧い自民党体質)」も退場なのだ!

この点を、追求しなかった事が、今日の混乱というか混迷を招いている。

マスゴミというかマスメディア報道陣は、大いに反省した方がよいのではないか。

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2009/12/01

大阪府知事の橋下 徹は、普天間基地の移転候補に関西空港が挙がれば「検討」すると発言し

大阪府知事の橋下 徹こと「ハシゲ」が、記者のぶら下がり取材というか囲み取材を受け、うっかり、普天間基地の移転候補(訓練基地としての)先に、
国が『関西国際空港』を移転候補地に上げれば『検討』しなければならない」という趣旨の発言が報じられた。

実は、30日の午後には、ネット上へも記事が掲出されたのだが、
大阪府の広報担当が、そのセンセーショナルな響きに驚愕したのか、恐れをなしたのか「記事」そのものが取り消されてしまったようで、いまでは見当たらない。
しかし、一度漏れ出した話の中身は取り消せない。

実は、「ハシゲ」そのものは、この種の話題が大好きな「オタクンボ・シャベリスト」である。
この種のハナシを友として共有するのは、例の「オニギリ・カツヤ」だ。

今回のハナシも、まずは「オニギリ・カツヤ」が震源であると考える。
オニギリ・カツヤ」は、メディアで吹聴しているからだ。

まず、無節操を第一の売り物にするダミントォが、このハナシに乗ろうとしたワケで。
次に、何かの間違いで与党の席を得た負け組コクチントォの「アカラヅラ・シモジモ」が、これ幸いとばかりに参戦してきたワケだ。

永田町方面では、実に厄介な事になったと言うウワサで持ちきりだ。

ダミントォは「アンポンタン・ミズホ」が、「オニギリ・カツヤ」の主張に「宗旨」を捨て去り、乗る方法で「硫黄島」か「関西空港」への移転を例のとおり舌足らずの寝言で繰り出した。
こんなハナシは蹴り飛ばせば一巻の終わりってとこだ。

ところが、一騒ぎ収まりかけたところへ、コクチントォの「アカラヅラ・シモジモ」がこれまた舌足らずを乗り越え、(沖縄)県外移転に拘る観点から「関西空港への移転」を繰り広げ始めたってワケ。
これで、難解なテーマになった。

アカラヅラ・シモジモ」は、自らの選挙区である。
「県外移転」を頑強に主張し当選してきた。
何よりも「保守勢力」と吹聴している。
(「真正保守」とは思えないが、一応語りでも「保守勢力」だと吹聴)
次の選挙のために、移転先などなくても県外移転(約束)さえ達成できれば良いのである。
アカラヅラ・シモジモ」はモジモジしているのである。

蹴り飛ばせば良いのだが、八方美人の「ポッポ・トリガラ」はそれもできない。
なぜなら、いまや最強の4番バッターとして居座る「ヤカマシ・カメ」ちゃんが後ろに控えているから、これを懐柔するために、また手土産が必要になるワケで困った事になったと思っているらしい。

トツベン・オザワ」は、”政府は「ポッポ・トリガラ」に任せて「オレは党務に集中しているんだから、政府の業務はシッカリやって貰わないといけない」とかナンとか”言って、とりつく島もない状態だ。
この機に乗じて、「アカラヅラ・シモジモ」はデカイ態度で言いたい放題だ。
コクチントォは、「ヤカマシ・カメ」を始め、口と腕力で渡世を切り拓く野郎の集まりだから、チョッピリ怖いのである。(実際は張り子の虎なのだが)

もっと珍奇なハナシは「沖の鳥島」へ移転させるアイデアが披露されるに至っては、「百家争鳴」状態で「言った者勝ち」ってワケだ。

そこへ、コクチントォ筋にもチョッカイを出したい、出しゃばり「ハシゲ」が、ぶら下がりっていうか囲み取材で、記者から話題を振られて冒頭の発言になったというのが、物知りスジによる解説であった。

オイオイ、「ハシゲ」よ、
関西国際空港国際ハブ空港を目指してんじゃなかったっけ?
いつの間に、普天間基地に代わる海兵隊の基地なんだよ?
宗旨替えしたのか?

口の軽さがウリだから

それでも、それなら、それでハッキリ言えよ!

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