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2010/05/28

台湾の「鴻海精密工業」グループは、劣悪苛酷労働強制事業者として全世界を席捲中

「鴻海精密工業」の経営を持ち上げ続ける研究者が多い。
実態を見ずに、経営数値がよい事を褒め称える。
経営数値が高いのは、徹底した低賃金と過酷な労働条件を強制するからである。

自らは、製品開発(設計)をしないで、下請けの「組立事業者」に徹する事でポジションを獲得し現在の地位を占めた。
おそらく、家電製品の組立加工事業者としては世界でナンバーワンだろう。

開発設計をしないのだから、研究開発費は限りなくゼロである。
部品も供給されるのだから自己資金は不要である。
組立労働に徹しきるワケだから、労務費はいずれの国でも原則「現金払い」である。
従って、工場立地の手当てと工場建設資金および生産設備(機械)の手当てさえ、できれば世界中どこにでも立地し下請け事業者としての存立を目指す、いわばお手軽工業生産事業者である。

工場立地費用、工場建設費用、生産設備(機械)費用というけれど、中国大陸で工場立地は各地方の人民委員会(行政府)と実績を吹聴しそれを武器に結託すれば、タダみたいなモノである(実際はタダである=土地は余っている)。
次に、工場建設と言っても、床にコンクリートを打設した後、鉄骨とスレートで囲ってしまえば工場など意図も簡単にできあがる。
そして最後の生産設備(機械)などは、リースで問題なく調達できてしまう。
大した資本は必要ないのである。

問題は、工場で働く「労働力」をどのように調達するかだが、中国全土から「仕事にあぶれた若者・バカモノ」を集めるのは容易い事だから、これも中国における現在の労働需給からすれば差して難しい事ではない。

何よりも、進出する「地方行政府(人民委員会)」は、①工業生産が確立され、②雇用が生まれ、③税収が増える、④その他○○も期待でき私的に懐も温もる。従って、不法行為など見て見ぬフリだ。不当を訴えようモノなら、公安(警察)も総出で「訴え出た者」を拘束するくらいは朝飯前のチャン・チャラ・ホイである。

だから、「鴻海精密工業」グループに絡め取られてしまい「強制労働」に追い込まれる労働者は現代の奴隷である。
中国は「中華饅頭低国」である事を武器に、この種の現代奴隷労働を平然と強いても厚顔であり平気である。
そのくせ、日系企業が近似した事をすれば「吊し上げ」に合うのが関の山である。
そして「日本の鬼は、中国人民の貴重な労働に対する『尊敬』もなく、過ちに対する『反省』がない」と過大に主張し、国際問題に発展させるのである。

「鴻海精密工業」について、上海の某大学で「問題点」を指摘した。
その上で、いくつもの例を挙げ、合法的に見える行為は限りなく「脱法行為」にあり、条件次第では「不法行為」に当たると判断できるが、中国はなぜ放置し続けるのかと質問した。
答えは意図も簡単で、反論しようにもバカバカしい状態だった。
「”まるでのうそまろバカセ”、血は水より濃いのです。大陸の同胞と台湾同胞は”兄弟”の契りで結ばれています。いまは”水魚の交わり”を保っているのです。日系企業と同じに扱うワケがありません」と宣もうたのである。
分かっていながら質問した事もバカげていたが、回答には「唖然」であった。

こんな国と「投資保護協定」を日本は結ばざるを得ないところまで、生産を依存してしまっているのである。

引用開始→ 中国:若い従業員の自殺相次ぐ…広東省の台湾系企業
(毎日JP2010年5月27日 20時18分)

【台北・大谷麻由美】米アップルの「iPhone(アイフォーン)」などの製造を手がける台湾の大手電子機器メーカー、鴻海グループの中国子会社で、若い従業員の自殺とみられる転落死が相次いでいる。26日深夜にも19歳の男性従業員が宿舎から投身自殺し、これで今年に入って飛び降りたのは計12人、死者は10人(2人は負傷)となった。原因として、農村からの出稼ぎ労働者に対する低賃金で過酷な勤務体系や、一人っ子として甘やかされて育った中国の若者の「もろさ」を指摘する意見もある。

問題の子会社は、中国広東省深圳にある「富士康」(フォックスコン)。従業員42万人の多くが会社の宿舎で暮らしている。これまでに自殺を図った従業員は17~24歳で、大半が同社で勤め始めて半年以内だという。

相次ぐ自殺で鴻海と富士康の株価は下落。危機感を抱いた会社側は、自殺予防策として心理カウンセラーを導入。26日には郭台銘・鴻海グループ会長が富士康で会見し、内外メディアに初めて工場内を公開するなど「対策強化」をアピールしたが、その直後に10人目の自殺者が出る異常事態となった。中国の台湾事務弁公室、楊毅報道官は「遺憾だ。地方政府に企業と協力して原因を調べさせたい」と話した。

台湾メディアによると、富士康の若い従業員の給料は1000元(約1万3000円)前後と、現地の最低賃金とほぼ同額。田舎の家族に約3分の2を仕送りするという。会社側は、従業員の飛び降りを防ぐ措置として▽宿舎の柵を高くする▽50人1組のグループを作り、互いに助け合う--などを打ち出しているが、労働環境や待遇の改善など抜本的な対策が必要との声も出ている。←引用終わり
※「深セン」のセンは土へんに川
(コラコラコラムでは訂正を加え掲出しています)
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引用開始→ 中国携帯メーカーで相次ぐ若者の自殺 軍隊式管理のストレス? 一人っ子世代のひずみ?
(産経MSN2010.5.27 21:03)

【上海=河崎真澄】27日付の中国紙、東方早報などによると、広東省深圳(=土へんに川/コラコラコラムは訂正表記)の携帯電話機メーカー、富士康(フォックスコン)で26日深夜、従業員男性(23)が建物から転落し、死亡が確認された。転落死した同社の従業員は、今年に入って10人に達し、いずれも自殺と地元警察は断定した。同社は米アップルなど有力企業から製品の生産を受託する典型的な輸出型企業で、中国の成長を支える現場での相次ぐ自殺に、社会矛盾や一人っ子世代の心理的なゆがみを指摘する声が広がっている。

10人はいずれも20歳前後で、10人目の転落死は、同社の親会社でEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、台湾の鴻海精密工業の郭台銘会長が、深圳の工場で初めて記者会見した26日の深夜に起きた。

郭会長は会見で、今年に入って25日までに死亡した9人の遺族に哀悼の意を示す一方で、「40万人以上いる従業員の割合からみて9人の死亡は多くない」「9人はいずれも入社半年以内で、仕事上のストレスが原因だったとはいえない」などと述べた。

同社では昨年7月にもアップルから受注した携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」の次世代製品のサンプル紛失の嫌疑をかけられた当時25歳の従業員が飛び降り自殺する事件が起きたほか、死亡者とは別に、従業員2人が転落で重傷を負っている。

中国や香港のメディアは、同社が製品や技術の秘密保持を徹底するあまり、軍隊式といわれる厳しい人事管理を敷き、ストレスを受けた若い従業員が死に追いやられたのではないか、と経営姿勢を追及している。27日付の文匯報によると、中国の公安省などはこのほど、同社に対する合同調査を開始した。

40万人の工場従業員のほとんどは深圳以外の地方出身で、中学や高校卒業後に採用され、工場に近接する寮などで暮らしている。地元紙は、「戸籍問題をたてに農村出身者が差別される中国都市部の社会矛盾に直面したのではないか」との専門家の見方を伝えた。

同社の従業員は1980年以降に生まれた一人っ子政策世代ばかり。「4人の祖父母と両親に甘やかされて貧困を知らず、努力もしなかった中国の若者は、現実の企業社会のルールに適応できない」といった中国の製造業全体が抱える問題に対する関係者の指摘もある。←引用終わり
Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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