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2010/05/01

松坂屋(銀座)の「フォーエバー21」と新宿高島屋の「ユニクロ」導入を笑う!

「フォーエバー21」が松坂屋(銀座)へ出店した。
「ユニクロ」は新宿高島屋へ出店。
「ザラ」も池袋東武へ出店。

今後も、この流れは続き、2011年春には「ユニクロ」が大丸梅田へ出店する。
(現在のヨドバシの店舗と合わせ大阪・梅田2巨大店舗体制で大阪の市場制圧を狙っている)

出店初日に松坂屋(銀座)の店長がインタビューに応えていわく、
「これまで、敷居が高いと思われていたが、(ファストファッションを展開する事で)これまでにはないワイド感を提供でき、幅広いお客様のご要望にお応えする事ができます」とかなんとか(大凡の趣旨)、答えていたのを見て思わず吹き出してしまいましたワ。

百貨店なんていう代物は、所詮、立地条件の良さに依存し胡座状態を振る舞い続けていたに過ぎないワケだ。
自分のリスクで自ら商品を開発し構成した上で顧客へ提供する能力を欠いているって事を露呈させたワケだ。

百貨店は、自らが販売に供する商品構成を自ら企画し決定する能力は、ほぼ皆無である。
取引を希望するそれぞれの事業者を選択するのみである。
販売する商品を店頭に並べ売るのは、それぞれの場所を貸してやる中間の事業者だ。
しかし、百貨店でモノを買う顧客の側は、殆どの人がそんな事情はつゆぞ知らない。
店頭で販売している人員は、それぞれの百貨店のユニフォームを着せられていても、早い話が百貨店の社員ではなくそれぞれの中間事業者の社員なのである。

じゃぁ、百貨店事業とは何か?
早い話が、形を変えた不動産屋に過ぎないのである。
もう少し分かりやすい比喩をすれば、「夜店の露天商」を立体化し会社組織で経営しているワケだ。
香具師の親分の方が、自らが組織する個別の売上や発展には、はるかに「責任」と「情」がある。

百貨店の管理者は、大した能力もないくせに、小綺麗な衣服を身に纏い、テキトォ~な小理屈を並べ立て、時には論じ立てるから始末に負えない。
何よりも、自分の店で販売する商品を、中間の事業者(卸売り商)から仕入れる際に「買い取らない」のである。
自分自身が販売するワケではないから「商品は自分の店で預かる」だけだ。
実際に販売するのは「中間の卸売り事業者」である。彼らに場所を貸し与えてやるのである。
商品の販売期間が過ぎて「売れ残った商品は『返品』する」だけである。
借り受けた店頭で継続した商売を中間事業者が希望するなら、「次に展開する商品を構成し百貨店へ預ける」のである(もちろん販売するのは中間事業者の責任だ)。

これを「委託販売」という。この実に無責任で不公正な制度が日本の百貨店事業を支えてきたわけだ。
いまは、この制度を発展させた「消化仕入れ」という「販売時点で百貨店が仕入れを起こす」制度(ベンダー型)に形を変えている。

これなら、百貨店は販売する(させる)全ての商品リスクを免れる。
店頭に並べた商品の殆どに、自社の商品について在庫責任が生じないのだから。

立地条件の優位性を武器に、実に不公正で気ままで勝手な事ばかりしてきたワケだ。
その結果、百貨店のバイヤーやら売り場の管理者は、「数字は見えても『商品』は見えない」連中に成り下がったのである。
そして、誰も「いま、現在の、『ファッション』を、どのような手段で集積し、どのように販売すれば最適か」について思考する能力を欠いてしまっているのである。

いま、百貨店のバイヤーや売り場管理者は、「売り場の経営」という言葉に踊らされ呪縛を受け、明らかに「不動産屋」へ転じたのである。
従って、百貨店のバイヤーや売り場責任者が、百貨店マンとしての知識と知恵を保持しているかと、問われると即座に「持たない」と断言できる。
特に「アパレル」を扱うバイヤーや売り場責任者の知識や知恵は、限りなく「ゼロ」である。
従って、「数字」の小理屈だけは言うのである。
「アパレル」の側は、「数字」よりも「感性」を重視するため、その「数字」を衝き自らの無知を覆い隠すのである。「アパレル」の側は反論もせず、無批判のまま、ただ下僕として従わされバカを見るのである(実は最もブラックなのだ!)。

こんな事を繰り返している内に、これまで凭れ合いを続けてきた従来のアパレルを疲弊させ自らも市場で顧客から相手にされなくなったのである。

もとより、競争力を持つアパレルは、七面倒な百貨店など端から相手にしないのだ。

それでは、自らが成り立たないから、イヤでも自社の取り分(テナント料=売上歩合手数料・収入)を大幅に抑え、恥とも思わず無定見にも「ファストファッション」の軍門に下るのだ。

その典型的な例が、松坂屋(銀座)であり新宿高島屋であるといえる。
自らの陥穽に落ちた結果である。一日も早く、潰れてしまえ!

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コメント

『「委託販売」を発展させた「消化仕入れ」という制度』とありますが、“発展させた”ではなく退化させたと言うべきであると思います。「委託販売」ならまだ多少でも百貨店の意思が入れやすい商売形態ですが、「消化仕入れ」となると全くもってお任せになってしまいます。どこの世界でも常に現状を否定するサラリーマン精神が存在し、自己を正当化主張!現状を否定し新しい事を提案すると拍手喝采を浴び、それに酔いしれる。しかしその提案者は優秀な人材扱いされ現実を見る前に次のプロジェクトへ・・・成功しなきゃ現場の責任ではたまりませんよね!?その昔百貨店は、「消化仕入れ」で商売をしていました。その内にそれを否定する人間が「買取」で商売を始め、またそれを否定し、「委託販売」・・・それでまた「消化仕入れ」・・・結局は何の能力もない集団が商売のカタチを否定し繰り返しているばかり、、仕入れる能力もなければ、企画はもちろん、作る能力なんてほど遠いですよ。不動産屋すら今後出来るかどうか疑問ですねぇ。。。

投稿: waka | 2010/05/26 19:32

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