« 鳩山の「軍事戦略観と沖縄観」を沖縄の側から眺めると、通過儀礼とはいえ鳩山の無知と無責任が残される! | トップページ | レコ・チャイナ、下品な「成金・中国人」に反省を求める記事を掲出! »

2010/05/06

米国は鳩山を軽蔑しているそうだ!侮蔑の間違いではないか?

日本国内の耳目を集中させた鳩山の5月4日沖縄訪問だった!
おそらく、5月4日は、日本の近代政治史上で嘲笑を伴い長らく記憶される事だろう。
長年にわたり日米の信頼関係を保ち続けた側には、政治のトップリーダーの資質に大いなる落胆と失望を迫られ確認させられた一日であったに違いない。

5月の連休中、短時日ではあるものの日本を不在にした事もあり、軽めのスレッドで凌いできたが、それへの反省を少し込めて強烈な「鳩山糾弾スレッド」を掲げておこう。

信頼を裏切るというレベルの問題ではない。
これまでも散々カラカイ続けてきたが、日本国民は、本当に無知で無定見なヤロウに国政を預け内閣を組織させている事実を知らされたワケだ。
この紛れもない事実を白昼堂々と突きつけられたのだから、日頃、政治に関心を持たない国民も耳を疑い目を見開かせられた事だろう。

鳩山を、日本国首相の座に就けたのは、無定見がウリの「マスゴミ」と呼ばれる側である。
長年にわたる「反自民キャンペーン」を展開した事が功を奏し、昨年夏の衆議院総選挙で圧倒的に民主党を勝利させ、民主党を軸にした政権を生み出したのである。

この瞬間から、日本は溶解を始め、いまや音を立てて崩壊させられようとしている。

「マスゴミ」が稀代の英雄と持ち上げる、小澤一郎はカネまみれの「金権体質」そのものである。
なにせ、親方は、いわゆる「自民党の金権政治体質(田中角栄→金丸信)」を築き上げた、あの「田中角栄」であり、40代にして自民党幹事長に登り詰めた小澤一郎は無茶苦茶なまでに勝手な手法で、自民党を喰い散らかした。
そのため、自民党を追い出され放逐されたのである。
その後、小澤一郎は自らこそが「改革の旗手」だと、吹聴し、学習力のない「マスゴミ」の大半が小澤のウソに乗せられ、強烈な支持を与えたのである。

自民党は、小澤一郎の一派(旧・田中角栄一派)を叩き出し、少しは、マシな政党になった。

追い出された側の小澤一郎は、「改革の旗手」のイメージを守るため、政党を作っては壊し作っては壊しをを繰り返し、その間に「政党助成金」を巧妙にロンダリングし摘み喰いしたとの疑惑は消えていない。
自民党(放逐)→新生党(創成・解体)→新進党(創成・解体)→自由党(創成・分裂解体)→民主党(合流)である。
この間、常に追いかけたのは、「公共事業利権(私腹の追究)」である。
「日本改造論」などという得体の知れない(著者は米国人だというのが専らのウワサ)書籍を、自らが認めたとして出版するなどで噴飯モノの「改革の旗手」を演じ続けている。

これを無批判に「マスゴミ」が支持し煽り立て「小澤一郎独裁」に手を貸している。

鳩山由起夫と小澤一郎こそ、故・田中角栄直伝による「旧弊ないわゆる『自民党的金権腐敗政治(田中角栄型政治)』の具現者」であり、最も糾弾されなければならない金権腐敗・バラ撒き政治を主導するネズミ・ヤロウドモである。
何が「改革の旗手」だ。
「マスゴミ」は、なぜ、この事実を報じないのか?

この小澤の「強権金権体質」に乗ると共に、母親からの途方もないカネで「首相の座」を手に入れたのが、鳩山由紀夫である。
鳩山由紀夫は、母親のカネで小澤一郎を傭い、その腕力で周囲を固め「お子ちゃま内閣」を組織し、ママゴト遊びに興じている。

鳩山由紀夫が無能であるとの評は永田町では定着していた。
鳩山(旧・田中角栄一派)も小澤と時を同じくし「自民党」を追放されたワケで、その際に結党したのが武村正義を代表に据えた「新党さきがけ」であった。
永田町やら赤坂で口の悪い連中は、「この先、崖」って揶揄しカラカイ遊んでいた。
鳩山の「新党さきがけ」は、本当に「この先、崖」だった。
そして看板を書き換えたのが、前の「民主党」であった。
ナンと、この時「民主党」を結党する際、音羽の鳩山御殿から一説では「30億円」が提供されたと専らのウワサである。
(しかも、鳩山由紀夫は全額回収し、母親へ返金したっていうから、二度驚きだ)
と、まぁ、こんな(資金)状況なモノで、大スポンサーの鳩山由紀夫は、誰かの入れ知恵を受けたとウワサされるが、社民がかった武村正義の参加を拒み、武村の政治生命を絶った。

「新党さきがけ」のゴタゴタ、ドタバタについて、かつて「新党さきがけ」の国会議員(参議院議員)だった水野誠一が、問わず語りに漏らした事情は、極めて興味深い中身で満たされると共に、際限なく彩られていた。
とりわけ、鳩山由紀夫についての「評」は、実に興味深かく「抱腹絶倒」の連続だった。
水野誠一も鳩山由紀夫と同様に「大金持ちのお坊ちゃま」である。
しかし、水野誠一は「西武百貨店」で社長を務めた事もあり、少なからず「実業界」や「市場競争」という現実を理解し知る立場に身を置いていた。
この点が夢と現実の区別ができない鳩山由紀夫とは異なる点である。

鳩山は、何よりも「事実確認」しないのである。
従って、鳩山は「問題の所在」理解できないのである。
だったら、鳩山が「解決への途筋」創出する事などできるワケがないのである。

一般的に、「理想」「現実」には大きな落差がある。
この落差というかギャップ「問題」として素直に捉えるとよい。
それでは、「問題」解決するために「課題」整理すればよいではないか。

その際、①(問題と課題の)目的を明らかにし、②どこの何を対象とし、③どのような効果を得ることができるか、について明らかにしなければならない。

政策を担当する霞ヶ関の官僚は、これらの政策課題についての論理性は明確に整理されているのだろうが、鳩山が聞く耳を持たないのである。
そのくせ、胡散臭い「寺島実郎」、「橋本晃和」やら、ウワサされる「霊能者」のご託宣に頼ろうとするそうだ。
日本の国政を預かる執行権者が、霊やら呪詛に頼られたのでは困った事である。

従って、沖縄で無知から来る醜態を曝してしまうのも自然な事である。

引用開始→ 詰め寄られ「県内」「徳之島」沖縄でも迷走
(2010年5月5日12時04分  読売新聞)

「沖縄の皆さんにも、徳之島の皆さんにも、ご協力願えないかとの思いで来た」。

鳩山首相は4日、米軍普天間飛行場の移設案について、沖縄県内と鹿児島県・徳之島に分散移設・移転するものであることを初めて公の席で沖縄側に伝えた。

しかし、それは沖縄入りで最初に会談した仲井真弘多知事に対してではなく、直後の高嶺善伸県議会議長らとの会談でだった。

首相は、知事が「せめてマスコミと同時に我々に(移設案の)情報を」と求めた時には「まだ完全な政府案としてまとまっていない」と答えただけだった。

だが、直後の議長らとの会談で出席者が詰め寄ると、一転して「県内移設」と「徳之島」への移設・移転案を認めた。

さらに名護市では、埋め立ての現行計画を杭(くい)打ち桟橋方式に修正する政府案に関し、「杭打ち桟橋方式は、自然への冒涜(ぼうとく)では」と記者団に問われると、「環境に配慮する一環で桟橋という話が」と口走り、慌てて「新聞紙上の話」と釈明した。

場当たり発言の連続に、沖縄県の幹部は「具体案を打診されれば知事はノーと言うしかないので、首相は避けたかったのだろうが……」とあきれ顔だった。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun. 

この醜態を見せ続けられ、付き合わされる「米国政府」は、真実「鳩山由紀夫」なんざぁ相手にしたくない典型だろう。
産経新聞社の古森義久氏が報じる【あめりかノート】によると、米国は「真の軽蔑」を見せていると指摘する。
古森義久氏の署名記事は、切り込みの視点が興味深いが、古森義久氏自身の思い込みが過分にあり、その前提(シナリオ)で対象に迫りインタビューし自説を補強する点に特徴がある。
でもまぁ、多少の割引をしても、引用紹介する記事はなかなか興味深いといわざるを得ない。
「コラコラコラム」は、鳩山由紀夫は「軽蔑」対象ではなく「侮蔑」の対象である。
オヤジの故・鳩山威一郎も祖父の故・鳩山一郎も「侮蔑」の対象でしかない。

引用開始→【あめりかノート】鳩山政権への「真の軽蔑」 古森義久
(産経MSN2010.5.4 02:55)

オバマ政権の高官たちが鳩山由紀夫首相をloopyだとみなしているという米側の報道が話題を呼んだ。この英語の意味が「愚か」にせよ、「現実遊離」にせよ、実感は遠まわしながらよく伝わってくる。だが私が最近、聞いた、もっと直截な言葉はcontempt(軽蔑(けいべつ))である。

オバマ政権の対日政策担当官たちと頻繁に接触している前米国政府高官が教えてくれた。

「ホワイトハウスや国務省で日米安保関係にかかわる当局者たちは鳩山首相、あるいは鳩山政権に対し、いまや真の軽蔑を感じているといえます。日本側にはそのことを決して認めないでしょうが」

この人物は「真の」という部分をgenuineという形容詞でとくに強調するのだった。オバマ政権の鳩山観はこんなところまで下落しているわけだ。

だが鳩山氏への酷評よりももっと気になるのは米国側識者一般の間での日本の重みの急減である。日本が日米関係でも国際社会でも沈没を始めたというのは、米国の認識であると同時に実際の現象だともいえそうだ。この点、オバマ政権側よりも野党の共和党側で、より率直な声が聞かれる。オバマ政権は日本の後退を指摘すると、言葉の矢はブーメランのように逆転し、自分たちの対日政策の失態とされかねないから、表だってはあまり語らないのだ。

共和党側でその認識を明確に表現した実例は保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」のブルース・クリングナー上級研究員の論文である。「日本はアジアでも無意味となりかねない」という題で、日本は国際的に影響力や存在意義を縮小させており、このままだと、アジアでも二線級の中級国家になってしまう-という警告だった。

「日本は日米同盟からいつも安全保障や経済の最大利益を得ながら、米側に対しては最小限の互恵のジェスチャーをみせるだけだ。経済力を政治や安保に転化できず、当の経済力も溶解し始めた」

「日本の一部の識者は自国の『ソフトパワー』を強調するが、これも政治的影響力に転化はできず、安保上の責任を避けるための言い逃れにすぎない。ソフトパワーなるものは安保の責務を補強はできても代替はできないのだ」

クリングナー氏はいわゆる日米屋ではない。CIA(中央情報局)で長年、朝鮮半島の分析にあたり、民間に転じてからのここ数年はアジア全体の情勢を追っている。

同氏の論文は日本の国際的意義の喪失の原因として、「アジアの危険な戦略環境に対し防衛費を8年連続で相対的に減らし、集団的自衛権も禁じたまま、自衛隊の国際貢献には愚かなほどの制約を課し、中国その他の諸国が国際安保への寄与を増大していることから目をそらし…」などと、指摘する。

そうなると日本の無意味化の責任は自民党にも帰されることとなる。だが同論文は後半で民主党政権となってからの日本の対応にとくに批判の焦点をしぼっていた。

「民主党政権は日米同盟を対等に、と唱えるようになったが、では安全保障面で具体的になにをするかは示さない。国際平和への貢献は安保の領域外での経済援助や民間再生に限り、危険な作業は他国に押しつける。自国の防衛の政策さえも考えようとしないのだ」

こうした諸点を指摘していくクリングナー氏は、鳩山政権の「日米同盟の深化」という標語も単に同盟を安保や防衛という本筋から遠ざける策であろうことはすでに見抜いているのだろう。(ワシントン駐在編集特別委員)←引用終わり
Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

5月連休中は、少しアクセスが低下していた。皆様もご旅行や家庭サービスやら何かとご多忙だった事と拝察申し上げております。

5月6日は、「マスゴミ」各社の朝刊もないことだし、「コラコラコラム」へアクセス頂きました皆様の溜飲を、少しは下げる事へお手伝いできましたでしょうか。

|

« 鳩山の「軍事戦略観と沖縄観」を沖縄の側から眺めると、通過儀礼とはいえ鳩山の無知と無責任が残される! | トップページ | レコ・チャイナ、下品な「成金・中国人」に反省を求める記事を掲出! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 鳩山の「軍事戦略観と沖縄観」を沖縄の側から眺めると、通過儀礼とはいえ鳩山の無知と無責任が残される! | トップページ | レコ・チャイナ、下品な「成金・中国人」に反省を求める記事を掲出! »