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2010/05/23

レナウンを意のままにしようと中国企業「山東如意」が実質買収へ、チャイナ チャイナ!

レナウンを買収しようと名乗りを挙げたのが中国企業で、その名も「山東如意」というらしい。真に中華饅頭低国の企業だけあって、ナンと横柄で恥知らずな企業名称であることかバカバカしくって評論しようもない。

レナウンの魂胆は、中華饅頭低国の衣料品製造の一貫工場を経営する事業者から出資を受ける事により、中国で高品質低価格商材の生産力を手に入れたいとするド厚かましいモノだろう。
一方「山賊如意」じゃなかった「山東如意」は、日本市場で販売するための橋頭堡を確保したい狙いがある。そのためには日本で歴史のある有名企業がよいってワケだナ。
レナウンは過去の栄光に生きる有名な会社だ。いまやレナウンはウレナウンと揶揄される一定の規模を備えた歴史ある有名な会社だ。いずれも中華饅頭低国の成金が手に入れたがる「規模」「歴史」「著名」という三条件をそれなりに揃えている。
業績が低いため、株価も安く支配下におきやすいワケだ。

いずれも同床異夢である。
もし、レナウンにそれだけの魅力があるなら、国内のアパレルで成功した側が手を差し延べる事だろう。それがない事を不思議に思わないっていうこと自体、既に正常な思考力を持っていないってワケだよ。

まず、レナウンでアパレルを維持する人材は「モヌケの殻」である。
できる「人財」は、既に退社し「不要不急のゴミの山」でしかない。
残されているのは、精々、三井住友銀行か住友商事に関わる(銀行からの)融資回収と商権管理でお零れ頂戴っていうか掻っ攫いのゴロツキ程度しか残ってないだろう。

そもそも、レナウンが東証1部へ上場し続けている事自体間違っているのだ。
東証も「レナウン」に上場廃止を勧告してもよいのだが、それをされないところが「レナウン」の悲劇ともいえる。

アパレルメーカーなんて言うと、さも何かを創出しているように聞こえるが、所詮は「他人の汗」で喰っているだけに過ぎない「浮游集団」である。
自らが汗するのは、紙に描く「スタイル画」に過ぎない。
次に、協力工場(昔は下請け工場と言った)へ、製品を製造依頼し、仕上がった製品を自社の商標で、自社が占有する店頭へデリバリーし、消費者へ自らの手で売るか、店頭の所有者の手で売るか、これだけの仕組みで生きているワケだ。

本業に関わる分野だけに、本当のことは言いたくないが、既に幕を降ろしている「レナウン」を持ち上げ、カネにしようという殊勝な投資家を散見するのでハッキリ言っておこうと考えるワケ。

まず、アパレル製品を構成する部品を考えて見よ!
 ①生地(織物、横編、丸編、経編)
 ②芯地
 ③ボタン、ファスナーなど
 ④裏地(不要な事も)
 ⑤その他
これだけ手当てできれば、誰にだって作れる。
その際、重要な事は、何よりも「スタイル画」であり、次にその「画」を現実の「衣服」として完成させ上で不可欠の立体的な人の躰を美しく包み見せる技術(パターンメイキング=設計図)構築力であり、それに基づき縫製加工できる技術力である。
それらの技術の高低により、仕上がった製品は100倍以上の価値格差が生じるワケだ。

これに、使用素材のレベルが加わり、その素材を最適に加工できる技術の有無(表現力)で売れるか売れないかは、大凡決まると言っても過言ではない。

全ての道具は、市場で遍く販売されているから、日本国内なら誰でもどこでも手に入れる事ができる。縫製加工に必要なミシンと糸があればよい。後は補修用にハサミと針を準備すれば、少額な資本でも概ね「衣服」を作る事ができる。

アパレルは、顧客さえ獲得できる要素があれば、一人でもビジネスを立ち上げる事ができる。そのような実に可能性に満ちたビジネスである。

大規模にビジネス展開するには、展開シーズンに合わせた「商品構成」を企画すればよいだけのハナシで、それに狙う市場の顧客イメージ(ターゲット)に合わせた、シルエットとカラーを間違えなければ、何とかなるモノである。

レナウンは、1960年代に圧倒的な成功を収めた日本を代表するアパレルメーカーである。
しかも、1970年代半ばには、カナダの石油採掘権事業を焦げ付かせ倒産した「安宅産業」の大阪本社ビルを買い取り、レナウン大阪支店としたくらい日の出の勢いだった事もある。
 レナウン
 カンカン
 イエイエ
 アーノルドパーマー(ライセンスブランド)
 ダーバン(分離後・再統合)
 レナウンルック(別会社)
 シンプルライフ
 キャシャレル(ライセンスブランド)
 ヘンリーコットン(ライセンスブランド)
 アクアスキュータム(買収・売却)
 レリアン(別会社・統合・売却)
日本のファッションマーケットを飾った会社である。

しかしながら、1960年代型アパレルの代表だった。
その成功体験から抜けられない会社だった。

1980年代に入ると、市場の変化に対応できない事もあり、急激に市場競争力を失った。
1990年代に入ると、消費者からの支持力を失っていった。
2000年代に入ると、レナウンがまだアパレル事業を維持し、百貨店と量販店を軸に市場展開している事が異常に見えた。
2010年代に入り、まだレナウンが存続している事に呆れている。

そのレナウンをファンドが資金を投じて、まだ支えているので驚愕している。
加えて23日は、中国の強欲事業者「山東如意」が、第三者増資に応じ実質的に買収し傘下に収めると知り、無知の恐ろしさに身の毛がよだつと言ってよい心境だ。

百貨店が販売不振にあるのは、旧知の事実と言ってよい。
その原因は、百貨店自身の商品構成能力が弱体な点もあるが、それに依拠し自己改革を怠り続けたレナウンに代表されるようなアパレルの責任も大きいのである。

いまや、レナウンがあるから百貨店のファッション商品は魅力に欠けると、言われて久しいのである。
この点では、GMS・量販店も同じ事である。

レナウンが、なぜダメかといえば、仕事のできない人材の宝庫と堕しているためである。
できる人材は、既にレナウンを去り、残るは仕事のできない「クズ」ばかりなり状態(30歳・年間平均給与300万円)にあるワケだ。

アパレルビジネスの要諦は「知識集約型」ゆえに「情報加工能力」+「付加価値創出能力」を保持しない限り成立しない。
「情報加工型ビジネス」の基本は「人財」である。

既に「人財」を失っているレナウンを再生するのは至難の業だ。
しかも、過去の栄光を引きづるだけしか能がない現在の経営陣が中軸に座り続け、どのように市場と取り組もうというのか。

レナウンは、倒産させて、新たなアパレルを創業する方が手っ取り早いだろうに。

レナウンという名前に頼り、レナウンという名前を欲しがるなら、手持ち資金を全て失うと目覚めるのだろうか。

既に、ファッションビジネスの現場では「レナウン」などと呼ぶ事はない。
どう呼ぶかと問われると「ウレナウン」と呼ぶのである。

いつもの某大学院の某先生が、業界を心配してか、中華饅頭低国はここまでやるのだという警世の意味を込めてか、ネタをお届け下さいましたので敬意を表し、「業界ではお笑いネタ」に過ぎませんが、送信頂いた「産経の記事」を採り上げ引用紹介しておきます。

引用開始→ レナウン 中国企業傘下に 山東如意が4割出資へ
(2010年5月23日1時11分配信 産経新聞)

経営再建中のアパレルメーカー、レナウンが中国の繊維大手、山東如意(山東省)の傘下に入る方向で最終調整を進めていることが22日、分かった。

山東如意がレナウンの実施する第三者割当増資に応じて、発行済み株式の約4割を取得する見通し。取得金額は40億円程度とみられる。

主力の百貨店向け衣料品販売の不振で経営が悪化したレナウンは英高級ブランド「アクアスキュータム」や本社ビルの売却などを進めてきたものの、平成22年2月期の連結決算で4期連続の赤字となる109億円の最終損失を計上。山東如意との提携で財務体質の強化を図る一方、山東如意は日本市場への参入を目指す思惑があるとみられる。

レナウン株式の約25%を保有する筆頭株主で国内の投資会社、ネオラインホールディングス(東京)は中核ブランドの売却に反対の意向を表明。27日に開催予定のレナウンの株主総会で取締役選任案に反対する方針を打ち出すなど、混乱が続いている。

家電量販店大手の蘇寧電器(江蘇省)が昨年、ラオックスの筆頭株主になるなど中国企業による日本企業の買収が相次いでいる。低迷する日本経済と対照的に中国経済の成長が続く中、同様の動きは今後も続きそうだ。←引用終わり
Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

折りから、日中韓三カ国は、経済連携協定の前提になる、「投資保護協定」すなわち相手国への投資はそれぞれの国における内国企業として認定し扱い保護する。
この交渉に入ったそうである。チャイナ チャイナ!

引用開始→ レナウン、中国大手傘下に
(日本経済新聞 2010/05/23.)

東証1部上場の大手アパレルメーカー、レナウンは中国の繊維大手、山東如意集団(山東省)を引受先とする第三者割当増資を実施し、同社の傘下に入る方向で最終調整に入った。山東如意は約40億円で発行済み株式の約40%を握る筆頭株主になる。中国大手の支援を受けレナウンは再建を急ぐ。家電量販店大手の蘇寧電器集団(江蘇省)がラオックスの筆頭株主になるなど中国企業の日本企業へのM&A(合併・買収)が増えている。業績悪化に苦しむレナウンのような老舗が対象になる例も増えそうだ。

レナウンはワールドなどに次ぐ大手アパレル3位グループの一角。2010年2月期の連結売上高は1290億円で、中国企業の傘下に入る日本企業としては最大規模となる。←引用終わり
Copyright © 2010 Nikkei Inc. All rights reserved.

引用開始→ 新S (あらたにす)
日本経済新聞 春秋(2010/05/23.)

大手アパレルメーカーのレナウンが中国企業の傘下に入って再建をめざすことになりました。かつての人気企業も最近は経営不振により部門の切り売りでどうにか息をついていました。中国企業が救世主になってくれた形です。1面などで詳しく報じています。
日本企業が中国企業から買われたり、出資を受けたりする例が最近増えていますが、従来はそれほど知られていない企業が対象でした。今後はレナウンのような著名企業が中国企業の傘下入りすることも珍しくなくなるでしょう。(J)←引用終わり
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コメント

■レナウン、中国企業の傘下に 数十億円出資受ける方針―既存型企業がたどる運命か?
ブログ名:Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理
こんにちは。レナウンが中国企業の傘下に入りました。結局マーケティングばかりして「顧客ニーズがどうのこうの」とばかり言っていて、イノベーションを怠る企業は、消え去るか、レナウンのような道を辿るのだと思います。レナウン、もっと変革すべきでした。私のブログでは、資生堂の例も出しながら、レナウン破綻の真相に迫ってみました。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2010/05/24 11:12

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