「秩父山岳」での連続遭難で「公共」と「自己責任」について考える事
まず、最初に遭難(もどき)し、「救援を求めた入山者」がいた。
その救援に、埼玉県の救難ヘリが出動し、何かで生じた「乱気流」でホバリング(空中停止)のバランスを崩し墜落した。
その結果、乗員5人が不帰の身となった。
今度は、その現場を取材するために入山した「日テレ」の記者とカメラマンが心肺停止状態だと報じられている。
いささか、不謹慎を承知でモノ申すとすれば、
山へ登山のために入るのは、入山者の趣味嗜好の問題であり「自己責任」である。
それが、装備不十分やら、天候急変やら、体調の急変が生じたとしても、それらは全て自己責任である。何よりもこれが原則だ。
自らの不手際、読みの甘さ、判断の粗悪さ、それらに対する責任を一切合切放棄し、安易に「救援」を求め、莫大な費用を使い「捜索や救援」に出動する。
挙げ句の果てに、「救援隊」が事故に巻き込まれ甚大な被害を生み出す。
粗雑な入山者は、別に深刻な反省をしているとは思えない。
埼玉県の救援関係者に生じた被害は甚大なモノである。
何よりも、ヘリを運行する「本田航空」は、埼玉県警にガサ入れされるなど、実に無茶苦茶だ。
一方で、第一原因者である「入山者」の責任追及は為されたのか?
この事故が生じた責任の一端が「安易な入山者」にある事は、誰の目にも明らかだろうが。
その責任は、どのように追及されるのか?
どうしてもスッキリしないモヤモヤが残されていた。
そして、現場取材に挑戦した「日テレ」の記者とカメラマンが遭難し、「心肺停止」状態で発見されたと喧しく報じられている。
冷たいようだが、それもかなり勝手な話である。
山でも海でも空でも、遊ぶのは個人の「趣味趣向」の問題だから「好き勝手」にやればよい。
それらは全て自己責任であり、他人に迷惑をかけるのであれば成立しないのである。
入山し登山するのも、個人の達成感を満たすだけの事に過ぎない。
従って、遭難するのも個人技量の未熟さから生じる自己責任に過ぎない。
その特定個人の趣味趣向の達成感を求める過程で生じた「実に私的な事故」で、公費を投入し犠牲者を出してまで救難する意味はどこにあるのか?
それに要した費用は、特定個人は賠償するのかしないのか?
賠償を求めないなら、その合理的な理由を明らかにしなければならない。
税金で運用されるサービスは「タダ」である。
従って、「タダ」なら使わなきゃ「損」だという「公共」を考えない愚かな主張を繰り広げるバカが目立っている。
「日テレ」も自社の社員を派遣したのだから、自社の責任で捜索すればよいのである。
それだけのハナシではないのか?
エラそうに「報道の自由」を主張する前に、「公共」という観点から自社を問い直したらどうか?
マスゴミも反省しろ!マスゴミは特別な存在ではないゾォ~!
秩父山岳で連続した事故は、「公共」と「自己責任」を問うには格好の材料を提供している。改めて「冷静に考えて」みるよい機会ではないか?
敢えて、不謹慎を承知でこのスレッドを掲げたい。
引用開始→ ヘリ墜落事故取材の日テレ社員2人が遭難 心肺停止状態
(産経MSN2010.8.1 10:18)
埼玉県秩父市大滝の山中で発生した県防災ヘリコプターの墜落事故現場を取材中の日本テレビ社員2人が現場付近で遭難し、1日午前9時すぎ、2人とみられる男性が心肺停止状態で見つかった。埼玉県警によると、遭難したのは、日本テレビ報道局記者、北優路さん(30)=さいたま市浦和区=と、カメラマンの川上順さん(43)=東京都江東区。
埼玉県警や秩父消防署によると、1日午前9時すぎ、ヘリコプターの墜落事故現場から下流へ約1・5キロ離れた川で心肺停止状態の2人を発見した。県警はこの2人とみて確認を急いでいる。
2人は7月31日午前10時ごろ、墜落事故現場を取材するため、豆焼林道から入山。下山予定の午後6時を過ぎても戻らなかったため、日本テレビが県警に連絡。1日朝から県警ヘリや山岳救助隊が捜索していた。
日本テレビ広報部は「一刻も早く無事に下山することを祈念している」としている。←引用終わり
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