国産ジェット旅客機 MRJの生産着手を祝す!
やっとここまで来たか、というのが感想ですナ。
長かったねぇ~!
ターボプロップ機の名機といわれた「YS11」の改良型機を生産し続けてれば、「ジェット旅客機開発」でここまでの遅れにはならなかった事だろうになぁ。
MRJの部品生産には、友人や知人の会社が参加するワケだから他人事とは思えないワケで、「本当に長かったよなぁ~」と言うのが正直な感想だ。
ボーイングやエアバスに部品を供給しても、結果は、米国(US)開発の航空機と呼ばれるか、欧州連合(EU)開発の航空機と呼ばれるワケで、ナンともやり切れない気分だった。
世界でも最高の品質を誇る部品を提供してきた町工場の技術は、何よりも日本の技術であり、日本人の設計技術と開発技術魂や制御能力の高さを表徴する部品だから。
自動車1台当たりに使用する部品点数は、2万~3万(車種によれば4万点)と言われている。
旅客機1機当たりに使用する部品点数は、およそ20万~40万(機種によれば60万点)とも言われている。
これらの部品のほとんどが、町場の工場で生産され供給される。航空機製造は傘が高く覆う範囲はとてつもなく大きく広いのだ。
多くの雇用を生み出すと同時に副次的に様々な新副産物(新商品)を生み出す事だろう。
そんなこんなもあり、町工場の多くは自らが生産する部品を、日本で製造する日本の旅客機に使いたいっていうか、それらの部品で日本で製造する国産のジェット旅客機を作りたい、と多くの開発技術者、現場で作業に就く作業者も町工場の社長も、「いつかは、きっと」と考え続けていたのだ。
報道によると、愛知県は飛島村で組立が行われるのだとか!?
「航空機を組み立てるのが、三角州の上に位置する『飛島村』で行われる」っていうのも、ナンともユーモラスでイイじゃない。
「伊勢湾岸自動車道」を通る際、「オォ~!ここが国産初のジェット旅客機MRJの故郷だ」と思いながら走行する楽しみが増えるナ。
とにかく、MRJの生産が開始される報道を知り、久々に、また大いに感動した!
ワケの分からない混迷が続く中で、本当に「グッドニュース!」だワ。
ガンバレ、MRJ! ガンバレ三菱航空機!
引用開始→ 国産ジェット旅客機「MRJ」製造段階に移行
(産経MSN 2010.9.15 16:33)三菱重工業の子会社、三菱航空機(名古屋市港区)は15日、開発中の国産初のジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」が詳細設計の段階から製造段階に移行したと発表した。今後、部品メーカー各社の製造作業が本格化する。最終的な組み立ては愛知県飛島村にある三菱重工の工場で行う。
MRJは中・近距離用を想定した70~90席の小型機。全日空に納入される第1号機の試験飛行は2012年4~6月、納入が2014年初めに予定されている。
MRJについて三菱航空機は現在、全日空から25機、米トランス・ステイツ航空から100機の受注を得ている。←引用終わり
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