検察が証拠改竄しちゃぁイケナイ!「世の中ぁ、真っ暗闇じゃぁ、ござんせんか」
大阪地検特捜部で生じた事は、想像を絶する驚天動地というべきか、「よくもまぁ~、ヤルもんだねぇ!」って感想だけだネ。
裁判ってぇのは、「事実」を争うワケで、「事実を曲げる」事があれば、「曲げられた事実」を証明し争う事になるワケだ。
「事実」を争うという点では、「民事」でも「刑事」でも大まかなところは同じ構図である。
分かりやすく言うと、「検察」っていうのは「刑事事件」で「刑事被告人」を裁判にかける役割を担っているワケで。
一般論として、日常的に生活の場で生じる「刑事事件」は、「警察」が出動し「犯人」を検挙し逮捕する。
しかし、それだけではダメで「警察」は「犯人」を取り調べる事になる。
「犯人」は「被疑者」と呼ばれるようになり、「被疑者」が「犯行」を引き起こした原因を調べ証拠を固め事実関係を明らかにした上で、「検察」へ送り「検察」が裁判にかけるための「訴状」を作成するのが基本的な「構図」である。
「検察」は、「警察」から送られた「証拠」を検証し、改めて「被疑者」を取り調べ、誰にも分かりやすいよう「訴因整理」を行い「証拠」を固めた上で、「裁判所」に判断を仰ぐワケである。
今回、大阪地検特捜部の検事が引き起こした「証拠改竄」っていうのは、これらの一連の過程で「検察」の都合に合わせ「事実をねじ曲げた」ワケだ。
どうやら、大阪地検特捜部が「最初に描いた構図」を維持する上で、矛盾が生じた事で押収資料(証拠)を「検察」の都合(最初に描いた構図)に合うよう「証拠改竄」したっていうのだから、オドロキ・モモノキ・サンショノキだわ。
つい、この前、栃木県警が稚拙な捜査で犯人を検挙したって事にして、その後、取り調べ過程で脅迫行為で「脅迫自白」を迫り、その矛盾を見破ることなく「事実」の検証もなく「検察」は裁判で「死刑」へ追い込んだものの、粘り強い「再審」請求が認められ、一転無罪を勝ち得た事件は記憶に新しいところだ。
その舌の根も乾かぬうちに、「検察」自らが「証拠改竄」を行ったっていうのは、もうナンていうか。
今回の「厚労省」を舞台にした事件は、原因者の程度も酷い代物だったが、捜査過程で描き出した「スジ(事件解明の構図)」そのものに無理があると言われていた。
だから、余計に「ムリスジ」は「ムリスジ」でない事を証明したい感情が先立ったのではないか。
それ自体が「ムリスジ」だったワケだ。
まぁ、世の中の「検察」バッシングを、「検察」がタイムリーに自爆演出する事で大いに支援するって「ブラックユーモア」を演じているワケだ。
こんな事が続いてりゃぁ、「市井の志民」も「愚者愚者珍民」も、何を信じて生きていけばよいのか全く分からないって事になりかねない。
・・・ったく、「世の中ぁ、真っ暗闇じゃぁ、ござんせんか」。
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