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2010/11/08

ベトナムでの原発受注について

今となっては、いささか旧聞の類だが、
10月30日の朝刊で日本経済新聞が一面に「ベトナム原発 日本が独占交渉権vnat_epower20101030nikkei.pdf」をダウンロード 」の見出しで報じた事もあり、月末の土曜日にも関わらず携帯も含めた電話を受け続ける羽目になった。
少し、厄介なハナシを求められ続けたので、ハッキリさせておきたい。

「コラコラコラム」に関わる側は、ベトナムを応援するあるいは支援する立場においては、大変「熱く」真剣である。周辺に位置する皆さんなら十分にご承知の事だ。
しかし、「利権」に伴う案件には一貫して無表情を貫いてきた。
今後も、この立場は変わることはない。改めて立場を明らかにしておく。

ベトナムの国家建設に伴い、関係の皆さんから「意見」を求められた際には、相手のポジションをよくお聞きした上で、意見交換する事が日本とベトナム両国にとり「有益」であると自らが判断すれば、相手の立場や「コラコラコラム」に関わる側の立場を考慮し、慎重に「意見」を述べる事にしている。
その流れを通暁した上で、改めて「ベトナムの原発を日本の企業体が受注 vnat_epower20101101nikkei.pdf」をダウンロード 」した事については、「まぁ、よかった」という程度のものだ。

以前にも指摘したが、「ベトナムに原発は要らない」と寝言を繰り広げる在越日本人がかなり多い事も事実だ。しかし、そのような寝言の主張を繰り広げる人達の多くが、「停電」が頻発する事情を痛烈に批判する。
自分達は、湿度の高い「ハノイの夏」や霖雨に見舞われる「ハノイの冬」が寒い事を恨めしく言い、そのためにエアコンが欠かせない。電力不足(原則は産業優先)により「停電」になると、「ヤレ被害を受けた」とか、「ヤレ快適な生活が維持できない」とか、「迷惑だ」と大声で主張している。
効率的な発電を行い、産業にも生活にも効果的な配電を続けるには「原発」は欠かせない。

在越日本人は、極めつけの変人も多いため、なかなか手を焼かされる。

一国が経済的に成長発展し、それに伴い様々な生活環境の要求に応え市民生活を快適にする「最適な回答」は、現在時点では「電力供給」に依拠しなければ難しい。
そのために、最も効率的な電源は「原子力発電」である。

今は、閣外へ去ったが、昨年は「原発反対」を掲げるアンポンタン・ミズホが代表のダミントォと内閣を組み、何よりも「原発反対」を強硬に主張するアンポンタン・ミズホが閣僚を勤めていた。
そんな国の、そのような内閣が「原発」を買ってくれって、どのヅラで言うのか、ヅラを洗ってからにして貰いたかった。

次に、ベトナムは、南北に長い国である。
南北を結ぶ「高速道路」の整備、「高速鉄道」の整備、「国内物流」を効率化するために「船舶輸送」、「陸上輸送」、「航空輸送」の効果的な組み合わせも不可欠だ。
現在は、外国直接投資による外発的発展を「経済建設」の軸にしているが、国内物流の仕組みを効率よく整備できるかどうか、これは今後ベトナムが自発的に持続可能な発展を遂げる上で最重要課題といえる。
まず、モノの南北流通も去る事ながら、人の南北交流も極めて重要なテーマである。
「南北統一鉄道」の数少ない列車では「積極的な観点での『人』の移動は難しい」。

現在は、ホーチミンとハノイの高速移動は、航空機で2時間の移動に頼るが、便数を増やすにも自ずと限界がある。
一人当たりGDPが1200US$を超えた現在、今後の急速な「人の移動」に対処する方法が求められている。
これらの事もあり、ベトナムが改革開放政策として「ドイモイ」を軌道に乗せた1990年代の初頭から、訪日する首脳の目は「新幹線」に注がれてきた。

しかし、膨大な資金を必要とする「新幹線」の導入は慎重でなければならない。
15年ほどの時間をかけて「新幹線」を研究し続けた。
だが、「南北高速道路」と「南北高速鉄道」を一気に建設する事は、ベトナムの現在時点での経済力では様々な困難を克服する必要がある。

この機に乗じ、「中国」は広西チワン族自治区とベトナム北部で、「中国」の高速鉄道と直結させたい野望を持っているため、様々な妨害(世論工作)を重ねている。

同様に、「フランス」もTGVの売り込みを果たしたいと猛烈な工作を展開している。

ベトナムの「南北高速鉄道」建設については、必要性を認めながら、「日本の技術は優秀でも、余りにも高額である」との世論(妨害工作)が炸裂し、この夏の国会で否決され見送りになった。

日本政府や関係事業者の落胆は大きかったであろうと考えている。

ハッキリ言って、受注獲得を目指す関係国は、猛烈な工作を展開し「日本の新幹線」阻止へ向け爆発的な動きをみせた。
これらの事実も確認せず、ベトナム国内の世論がどうだこうだと、非論理的で世迷い言の主張を繰り広げる日本人が散見された。
身の程知らずもホドホドにと言いたいような、バカげた話であった。

日本からみた場合、中国やフランスの工作「日本の新幹線は高額だ」との囁きに敗れたワケだ。
また、日本のODAも「タイド」が多く、それ自体、ベトナムでも周辺諸国でも強い批判がある事を冷静に考えなければならない。
それらが、相互に関係し広汎な世論を形成している事を捉え返し、ベトナムを取り巻く国際社会の環境や地政学的な条件を考慮し、ベトナムの関係者を孤立させないように配慮する事が賢明である。

いろいろ様々なベトナム批判を展開したり、日本のベトナム支援に伴う敗退を喜ぶ在越日本人が多数存在する事は実に残念である。それらの人が大きなツラでベトナムに滞在できている事(ベトナム政府が保障している)の背景を、根本から考え直して貰いたい。

ASEAN各国の中で、ベトナムは「日本に親しみを感じる」と応える人が圧倒的に多い国である。ベトナムの多くの人は、最も大切な国はどこかとの調査に、①日本(50%以上)、②米国(25%弱)、③中国(10%程度)と答える国である。
ASEAN諸国の中で、日本を最も大切な国と答える国は、①ベトナム、②インドネシア、③フィリピンの3ヵ国しか存在しない事を、日本人はよくよく考える必要がある。

ベトナムで、「この世論が、どのようにして形成されたか」について一顧だにせず、自身の母国が国益を賭けた闘いで敗れた事に拍手喝采し、脳天気に過ごすだけじゃハナシにならない。
現在の政権も稚拙でハナシにもならないが、その政権創出に加担したような無責任極まりないヤツラのツラも見たくなければ口も利きたくない。

ベトナムの「南北高速鉄道」と「原子力発電」は一体である。

最後に、ベトナムは、ASEAN首脳会議を主催し、あるいはAPECでは「TPP」の主導権も狙い加盟に積極的である。
いまや国際社会で一定の地位と発言力を強めようとしている。
日本政府も政治家も、さらに日本人の多くは、ベトナムを見下ろした発言を繰り広げるが、その姿勢、その言動を改める事を求めたい。我慢がならない。

間違った、電話やメールなどによる、「(利権目当ての)煩わしい要請」は受け付けない事を改めて宣言しておきたい。

「コラコラコラム」とりわけ”とらえもん”や”まるでのうそまろバカセ”は、いかなる事情に追い込まれても、ベトナムとの友情の下に「利権事業」には目をくれず手も貸さない。
「人材育成支援」を軸に幅広い友情の形成を長期にわたり維持する考えである。

この過程で、「熱い友情に基づく『ベトナムからの要請』には強く応える考え」は微々たりとも変わらない。

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