強風に大雪! 厳冬は、2010年の幕に相応しいかも!
2010年の年明けに流布された気象の長期予報では「暖冬」だった。
しかし、1月は、年初から気温は上がらず、寒い冬だった。
2月は、10日と20日過ぎに温暖な日があったが、後は寒い冬の日々だった。
3月は、21日だけが特筆できる温暖な一日で、後は全体に低温で寒い冬の日が続いた。
4月は、桜の開花時期は「清明」に相応しい温かさに包まれたが、14日には一転し低温になった。
5月も、温暖な日と低温の日が入れ替わるように訪れ全体に安定を欠いていた。
6月は、ようやく平年の気温で推移した。
7月は、15日まで平年の気温を維持したが、16日以降はいきなり猛暑に見舞われることになった。
8月も、猛暑・炎暑は衰えを見せず、18日と29日には38度を超えるなど、平年の気温を大幅に上回る日が続いた。
9月も、猛暑・炎暑は衰えず、24日に初めて平年を下回る気温に落ち着くまで、初秋とは言い難い日が連続した。
10月は、平年の気温を上回る日が続いたものの、ほぼツルベ落としの言葉に相応しい気温低下で、やがて訪れるであろう「冬の厳しさ」を予感させるに十分であった。
11月は、21日を除き、いずれの日も平年の気温を下回る日が続き、「冬の寒さ」を予告していたように思う。
12月は、16日と25日の最高気温が、平年の最低気温を記録するという厳しい寒さになった。そして、31日のいま、「3度」を切る温度「2・7度」のようである。
「酷暑と厳寒」を味会う事になった2010年である。
国際社会も「酷暑と厳冬」が続いている。
甘い幻想を追い続け、現実と正面から向き合おうとせず、決断の先延ばしを繰り返す日本を嘲笑うかのようである。
日本と日本人は、「酷暑と厳寒」を生き抜く決断を下すことができるか!?
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