「東北・関東大震災」と「コラコラコラム」
皆様からの励ましに感謝しています。
「コラコラコラム」は、今回の「東北・関東大震災」で、図らずも犠牲になられた皆様に対し謹んで哀悼の意を捧げます。
また、被災されました皆様へ、数々の苦難との苦闘を強いられましても落胆される事なく、辛抱強く励まし合い乗り切り克服しましょう。
「コラコラコラム」の主宰者は、巨大地震発生の11日14時46分は、東京都庁で「耐震・家具固定・安全確保」についての会議を東京都と行っておりました。
少し緩い震動を感じ、
「地震ですね」、
「震度2くらいかな」、
「少し長いね」、
「長周期震動だ!」、
「間違いなく、プレート型地震です」、
「机の下に潜りましょう」、
「机の脚をシッカリ持ってください」、
「オォ~、これは強い、震度4程度になっている」、
「都庁舎は耐震力があるから、安全ですから、心配しないで」、
「長いね」、
「揺れの範囲が大きくなっている」、
「大丈夫、大丈夫です」、
「揺れは、長いけれど、『阪神大震災』の揺れより小さい(都庁舎では)」、
「ギシギシ音がするのは、仕切り壁の軽鉄が擦れる音です、建物は大丈夫です」、
「都庁舎のキャビネットは、壁面固定だから倒れる事はない」、
「机のPCが倒れる可能性はある」、
「コピー機は固定されていれば大丈夫だ」、
「耐震、家具固定、安全確保の会議中に、地震に遭うとはねぇ」、
3~4分で、揺れが収まる。
「エレベーターは止まっています」、
「安全が確認されるまで、都庁舎に止まって下さい」、
「いや、大丈夫です」、
「階段を使わせて貰って地上階へ降ります」、
「皆さんは、緊急体制へ合流して下さい」、
「徹夜になっても、都民の安全確保に取り組んで下さい」。
と、言い残し、都庁舎を後にする。
お向の「三井ビル」で、次のミーティングメンバーと合流。
そのメンバーの話では、
「KDDのビルは、折れるのではないかと思うほど、揺れが激しかった」、
「下から見ていると、恐ろしかった」、
「まぁ、電話も通じないのに、ちゃんと会えてよかった」、
「今日は、ゆっくり話をする事ができないけれど、改めて機会を作りましょう」、
「帰り着く手段を考えよう」、
「電車は、JRも地下鉄もダメだろう」、
「歩くか、バスだけど、バスは渋滞に巻き込まれると身動きできない」、
「とにかく、それぞれの責任で、自らの安全を保つ事だ」、
「もう一度、東京都庁へ戻り、確かめられる範囲で情報を確かめます」。
「(都庁のテレビを見て)東北が、やられている」、
「仙台空港が津波に襲われている」、
「千葉(市原)で、石油タンクが爆発炎上している」、
「とにかく、パニックにならない事を希望する」、
「石原知事の緊急会見があるそうだ」、
「国は、緊急会見しないのかなぁ」、
「これは(プレート型地震だから)、『阪神大震災』より、大きな被害だ」。
「大通りは、徒歩者で大混雑するから、一本でも横の道を」、
「帰宅時間と重なるから、大混雑に陥る事は間違いない」、
「とにかく、無事に神戸まで帰り着く事、その後は、情勢を見ながら判断しよう」、
「それでは、自らの責任で安全を確保し、帰着して下さい」。
「コラコラコラム」主宰者は、神戸から来たメンバーと別れ、都心へ向かって徒歩で戻る。
衆議院議員会館、参議院議員会館、首相官邸とも、電気は煌々とパトカーや救急車が走り回る東京都心でした。
日本の底力が問われる。
日本という国の危機だ。
「東京電力」、もう少し、シッカリして貰いたい。
「東京電力」の現場は、悪戦苦闘している事であろうが、首脳陣も含め「右顧左眄、右往左往」しているように見える。
エネルギー供給事業者として、もう少し、堂々として貰いたい。
海外へ帰国した元留学生の皆さんから、数多くの温かい励ましメールを頂戴しています。
「コラコラコラム」主宰者は、留学生を支援し、育成してきた事を誇りに思います。
また、発展途上国の友人知人の皆様からの、激励メールにも限りない感謝を申し上げます。
「コラコラコラム」が、日本人全体の心情を代表できるとは考えておりませんが、日本人は、こんな事でヘコタレ負けるような柔な民族ではありません。
例え、国土が変形しようと、必ず、見事に復興させる決意を心の奥底に秘め、あらゆる試練や困難と闘い、それを達成して見せる事を宣言しておきたい。
「コラコラコラム」は、この事態が落ち着くまで「休載」とします。
国家が直面する未曾有の危機に対し、立ち向かうために、少しの間、「コラコラコラム」は休載します。ご理解をお願いします。