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2011/04/23

「ガソリン価格高騰減税一時凍結・高速道路無料化廃止」賛成か反対、どちらが正しいのか?

民主党の議員の多くはポピュリズム(大衆迎合)を旨としている。
従って、大衆受けするコトで人気を得て票を獲得しようとする。
その結果、政治の場へ躍り出たワケだから、人気が陰るコトが明らかな大衆迎合政策を放棄するコトには、激しく抵抗するのはスジとして理解できる。
(その行動を認めているワケではない)

「コラコラコラム」は、大衆を「責任市民」と「愚者愚者珍民」に分類し、それぞれを位置付け受け止めている。
どちらが悪いワケでもない。この点は先に表明しておく。
選挙(衆議院選挙)で勝つには、圧倒的なメジャーである「大衆」の支持を獲得するコトが必要だ。
そのためには、何が何でも「受ける政策」を訴え、支持を勝ち取るコトは必須条件となる。
最も具体的で分かりやすいコト(政策)は、「バラマキ」である。
徹底的に大衆への「バラマキ」を強調するコトである。
「あなた方は、『税金』を取られ、『利用料金』も取られ、『二重三重』に負担させられている」。
「だから、これらのカネを取り戻し、懐を温めよう」と主張する。
ナンとも分かりやすい「プロパガンダ(宣伝)」であるコトか。
ナンとも美しい「プロパガンダ(宣伝)」であるコトか。
聞かされる側は「ホレボレ」してしまうじゃないか。

究極の「バラマキ政策」を主張すれば、大衆はすぐに乗ってくる。
誰でもそうだ!
もちろん「コラコラコラム」に集まる側も同じく、
「カネを毟り取られるより『タダ』が良いに決まっている」から、表だって反対はしない。
その点で、「自民党(の一部)」「民主党(の殆ど)」「公明党」「社民党」「共産党」は、基本政策が「バラマキ」である。

大衆票を一発で掘り起こすには、目に見える「バラマキ」政策は必要条件であり、ときには絶対条件ともなる。

このような政党サバイバルともいえる条件の下で、とりわけ民主党はオバカサン議員が多い政党だが、中でも川内博史議員は、いまやバラマキ政策の典型の「高速道路無料化」主張だけで当選を果たしていると言って過言でない。

従って、自民党政権時代に実現した「土・日・祝日の1000円高速料金」の維持も一歩前進なのだ。
だから、「土・日・祝の1000円高速料金」を廃止し「平日も含めた2000円上限」案にも反対なのである。
バカの一つ覚えとしか言いようのない「高速道路無料化」を主張し続けている。
ナンでも「改革」あるいは「転換」しようとするには、「バカの一つ覚え」は重要な要素だけれど、それも時と条件によるだろう。

東日本大震災を受けた現況で、以前から政策修正の必要を指摘され続けた「ガソリン税の減税措置一時凍結」、「高速道路無料化廃止」が現実のモノとなってきた。

それに対し、ついに怒りが充満したのか川内博史議員は、「一部の人が独断で決めている」との雄叫びを上げ迷言を述べたという。
「ヘッ~!そりゃまぁ、そうだが!?」。
「アンタだって、一部の人じゃぁナイのか?」。

この期に及んで、「政策の議論ではなく政局化させ」自らの「邪な野望」を実現しようという根性は政治家として腐りきっていると考える。

小澤一郎という憐れな政権乞食を担ごうとする民主党のオバカ議員ドモは、即刻「議員辞職」すべきだ。
政治は、小澤と小澤を担いで遊びたがる田舎の利権政治屋のモノじゃない。

小澤一郎は、「謹慎中」だとか言って、それを理由に「テメーの選挙区(岩手)」を見放してるそうじゃないか。

日本の不幸は、小澤一郎という鵺(ヌエ)のような幻想政治屋を抱え込み、未だに担ごうとする利権政治屋が横行しているコトである。

自民党も民主党も、小澤一郎や森喜朗またまた亀井静香みたいな時代遅れで、ナニを言っているのか分からない利権政治屋を抱え込み暗躍させているコトにmレッドカードを突きつけて幕を降ろさない限り、本当の意味で日本は再生できないだろう。

引用開始→ 小沢系ら採決欠席、叫び声あげ…首相に抗議文も
(2011年4月23日10時49分  読売新聞)

ガソリン価格が高騰した場合の減税措置(トリガー条項)の一時凍結を盛り込んだ税制関連法案が22日、全会一致で衆院を通過した。

ただ、民主党の小沢一郎元代表に近い議員が採決前に本会議場を退席するなど党の方針に反旗を翻す場面もあった。「菅降ろし」を狙う議員の行動は先鋭化しつつあり、執行部とのミゾは深まる一方だ。

トリガー条項の一時凍結について、政府は、ガソリン消費を抑えることで被災地へのガソリン供給を確保することや、復興財源を捻出する目的があると説明してきた。これに対し小沢グループは「税収減を嫌う財務省に菅政権が牛耳られている証拠だ」と批判している。

22日の衆院本会議では、開会直前に小沢グループの石井章、黒田雄両氏がひな壇の菅首相のもとに足を運び、「凍結は(被災者に)大きな負担増を強いる。被災者支援の法案の中に、被災者のためにならない条文がある」などと記した抗議文を首相に手渡した。本会議場内は黒田氏らの行動にざわめいた。

同じく小沢グループの菊池長右ェ門氏と、樽床伸二衆院国家基本政策委員長を支持するグループの網屋信介氏は、法案採決時に本会議場を退席した。川内博史氏は採決時に「異議あり」と叫び声をあげた。民主党会派からの離脱を表明した渡辺浩一郎衆院議員をはじめ、欠席議員も続出した。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

引用開始→ 「一部の人が独断で…」千円高速廃止で川内議員
(2011年4月23日07時38分  読売新聞)

民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた看板政策のガソリン暫定税率の廃止見送りに伴うトリガー条項以外にも、十分な党内議論抜きの方針転換が相次いでいる。

党の看板政策、「高速道路の原則無料化」もその一つだ。大畠国土交通相は22日の閣議後の記者会見で、震災の復興財源を確保するため、高速道路の「休日上限1000円」を6月にも中止する方針を表明。政府はこれに先立ち、4月に導入予定だった高速の「平日上限2000円」の新料金制度導入の見送りや、無料化の社会実験の一時凍結も決めた。6日の党国土交通部門会議では高速料金の見直しへの反対意見が続出。高速無料化推進を訴えてきた川内博史衆院議員は「一部の人が独断で決めている」と憤った。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

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