「東北楽天・イーグルズ」甲子園球場での初主催初試合を劇的勝利で飾る
中々です!
激情家の星野監督らしい投手起用です。
それに応えた、田中将大投手もねぇ!
野球の中心は、やはり投手ですから!
野球は、やはり投手の「意気」が重要ですねぇ!
投手も監督も、絶叫型で激情家のようだから、相性も良いのでしょうね。
星野監督は、「甲子園球場」へ凱旋気分だったろうし。
田中将大投手も、やはり「甲子園球場」へは凱旋気分だったろうし。
何よりも、対戦相手が「オリックス」で、星野VS岡田という因縁めいた要素もあるし。
そんなこんなで、1万5千人近い観客を集めたそうですから。
「東北・楽天」は、「甲子園球場」では、星野+田中の二枚看板に岩隈を並べ、結構、動員力がある事を見せたんじゃないですか。
少なくとも、不人気「オリックス」の動員力を上回っているイメージがありますね。
まぁ、週末の金・土・日を「甲子園球場」で、主催試合として戦うワケですから、人気度と動員力のバロメーターになる事は確かでしょうね。
先ずは、「甲子園球場」での第一戦勝利を祝します!
引用開始→ マー君絶叫!完投!!楽天単独首位!!!
2011年4月16日 08:00 (サンケイスポーツ)(パ・リーグ、楽天3-2オリックス、1回戦、楽天1勝、15日、甲子園)
東北のみなさん、やりました!!
楽天・田中将大投手(22)が15日、主催初試合のオリックス1回戦(甲子園)で無四球2失点の完投勝利を挙げた。チームを2009年5月9日以来706日ぶりの単独首位に導き、星野仙一監督(64)に“おねだり”されていたウイングボールをプレゼント。高校時代に激闘を演じた聖地から、東日本大震災で被災したファンへ大きな1勝を届けた。聖地の夜空に、背番号18の雄たけびが響く。最後の打者、北川を二ゴロ併殺に打ち取った田中が、両手を握りしめ、ガッツポーズをつくった。
「出来としてはよくなかった。打線とバック(守り)に助けられました。なんとか粘って勝つことができました」
9回7安打2失点。オープン戦から開幕前まで無失点を貫いてきた右腕にしては本調子ではなかった。それでも勝ちたい、いや、勝たなければいけない理由があった。
この日は楽天主催の初試合だったが、阪神の本拠地・甲子園で行われた。東日本大震災でKスタ宮城が一部損傷したため、仙台を離れざるをえなくなった。だからこそ、試合中以外はあまり感情を表に出さないマー君が、甲子園で初めてのお立ち台で絶叫した。
「東北のみなさん、やりました~!!」
今年2月のキャンプ。星野監督やエースの岩隈が見守る前で宣言した。「4年連続で開幕投手を務めている岩隈さんから開幕投手を奪い、沢村賞を目指したい」と。目標とする岩隈は今オフにも米大リーグに移籍する。その前に、あえて叩きつけた挑戦状だった。
それから1カ月後の3月7日、マツダスタジアムでの練習中。星野監督が田中に近づき、1球のボールを投げ渡した。サインペンで白球に記してあったのは「3・25」の文字。粋な演出だった。「あいつ、最初は落ちてたボールを投げられたと思って、気づかずにカゴに入れようとしやがったんや」。実は開幕投手に指名されていたのだ。
ところが、震災の影響で開幕は約3週間延期となり、日程も変更。甲子園で主催初戦が行われることになり、指揮官は、駒大苫小牧高3年夏に早実高・斎藤(日本ハム)と激闘を演じた右腕に、聖地のマウンドを託した。
「甲子園でヒーローインタビューって変な感じですね。高校の時は一塁ベンチで負けたけど、きょうは一塁ベンチで勝てた。なんとしても勝たなきゃいけない試合で、東北のみなさんにいい報告ができてよかった」
早実高に敗れて涙した2006年の夏から5年。マー君は大きく成長した。被災者へ贈るメッセージ。それが魂の110球に込められていた。←引用終わり
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