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2011年5月

2011/05/31

戦略商品と期待された薄型テレビも市場で暴落して、日本の製造業がいう戦略ってナンだ?

「過ぎたるは及ばざるが如し」。
度過ぎた生産量を市場へ供給し続ければ、当然、不良在庫になるし、それを処分しようとすれば市場価格は下がる。
何も薄型テレビだけのハナシじゃない。

「地デジ」ネタで大騒ぎしたじゃないか!?
「地デジ」ネタで大儲けもしたじゃないか!?
退け時を間違えただけのハナシに過ぎない。

生産量の調整をしなければ、適確な生産量というか、市場の動きを考え適正水準の生産量を維持しなけりゃ、モノは市場に溢れ出るのは当然だろうが。
家電業界も、頭のヨイ人達が経営しているんだと思っていたけど、実態は、そうでもナイみたいだねぇ。
欲得尽くで生産量を増やし続け、市場の消費量を上回ってしまったって事だろう。
開発投資や設備投資を総合的に捉えると「赤字」じゃないのかな?

日本は「経常赤字国」に陥っているワケだから、もう少し、適正な製造体系を作らなきゃ、やっていけない事態を迎えるだろうよ。

生産余剰が市場の吸収力を上回り、不良在庫と化し、正常な市場を歪める状況は「ファッションビジネス」と余り変わらないじゃない。

引用開始→ 薄型テレビ、4月以降に価格急落 エコポ空振り 32型が実質2万円台
(産経MSN2011.5.30 21:13)

薄型テレビの価格下落が止まらない。家電エコポイント制度が終了した4月以降に軒並み下落し、サイズによっては1年前から4割も落ち込んだ。東日本大震災後の買い控えで在庫がだぶついたことが原因とされており、各社による“たたき売り”で販売台数そのものは増加。薄利多売を強いられている各社の苦境をよそに消費者は、思わぬ“買い時”の恩恵を受けている。(古川有希)

「例年、新生活需要の高い3月は小型テレビを中心に売れ、価格も3月を底値に4月は若干値上がりするものだが、今年はそのまま下がり続けている」

こう指摘するのは調査会社BCNの森英二アナリスト。同社の調査では、4月の薄型テレビの平均価格は20型未満から50型以上まですべてのサイズで価格が下がった。特に国内市場の43%を占める30型台は、3月初旬から5月中旬までの間に6千円以上下がり、5月23日からの1週間は平均4万9100円と1年前に比べ4割近くも下落した。

都内の家電量販店では昨年末に発売された32型が3万円台で売られ、ポイント還元分などを引くと実質価格が2万円台のケースも見られるようになった。

価格下落の原因の一つが在庫の山だ。「各社ともエコポイント終了前の駆け込み需要を狙って大量出荷したが、震災の影響で特需が吹っ飛んだ」と話すのは米ディスプレイサーチの鳥居寿一アナリスト。各社とも大量の在庫を抱え、「4月に入って量販店、メーカーとも大幅値下げに踏み切ったのではないか」(鳥居氏)とみている。

国内シェア首位のシャープは4月から1カ月以上にわたって液晶パネル生産工場を休止したが、この背景には、工業用ガスなどの部材不足に加えて、「在庫の解消を狙った」(業界関係者)との見方が根強い。

価格の下落は、薄利多売の“たたき売り”にもつながっており、BCNによると、4月の薄型テレビの販売台数は前年同月比46・2%増と大幅に伸びた。あるメーカー幹部は「4月は例年の3倍売れた。国内市場で1100万台程度にとどまるとみられた今年度の販売台数が上ぶれする可能性もある」と指摘している。

メーカーにとっては、ただでさえ利幅の小さいテレビ事業の採算性が一段と悪化する恐れもあるが、次の需要期である7月24日のアナログ停波を前に、一部量販店は「6月上旬にかけて在庫が底をつく可能性がある」などとして今が“買い時”とアピールしている。←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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2011/05/30

ワルの世界は「生き抜くためにアノ手コノ手」で、ドコモの「携帯電話」飛ばし詐取を組織的に!

日本は建前社会だ!

普通の市民が、NTTドコモであろうとKDDIであろうとソフトバンクであろうと、携帯電話の契約に行けばイヤになるほど、やれ書類がどうだの、身分確認できる公的書類がどうだの、次々に求められる。

しかし、報じられた記事を見る限りでは、ナンて事は無く、販売店のスタッフを誑し込み抱き込んでしまえばナンとでもなるって事を証明しちゃった。

闇の世界に潜むワルドモは、生き抜くために「生命」をかけ鎬を削っている。
意志の弱いヤツが、一番最初に消されてしまう。
消されないためには、カネの力で大勢の手下を抱える事だ。
そして様々な攻撃力と厳重な防衛力を整える事だ。

攻撃力にも防衛力にも「ヒト」と武器の整備が必要で、そのためには「カネ」がかかる。
当たり前の事である。
従って、一度手下に組み敷いたモノドモには、厳しく上納金を取り立てる。
上手く上納金を取り立てるには、手下が効果的に「カネ」を得る仕組みを考えなければならない。
手っ取り早い方法は、言わずと知れた「喝上げ」である。
しかし暴力団を取り締まる法律(組織犯罪処罰法)が適用されるようになって以降、「喝上げ」は手っ取り早いが、ワルドモの組織より手強い公権力を武器に襲いかかる「警察」に踏み込まれる機会を与える事になる。

だから「喝上げ」はサイテーの鎬ともいえる。

最近は、専ら「頭脳プレイ」が流行しているらしい。
「頭脳プレイ」は体力と瞬発的な行動力をウリにするワルは担当できない。
まるで「頭脳プレイ」の正反対で対極に位置する。

一番の「ゼニ儲け」は、何よりも「ゼニ」を動かすことである。
表向きでも良いし闇でも良い。
世の中には、表の金融機関に見捨てられ相手にされず、途方に暮れる亡者は大勢いるのだ。

その「人助け」で「カネ」を貸す事業が有望と言われている。
ところが、表向きの金融機関は、彼らワルドモには「資金を貸さない」から、ワルドモはワルドモで「資金調達」する必要がある。
それは、よく分からない、よく分かっていない亡者から資金を巻き上げる方法が最も効率よく、その上で別の亡者に貸し与える(金銭消費貸借)を結ばせると、「亡者」から永久に「カネ」を搾り取る事ができる。

その元手を掻き集めるには、手っ取り早く「亡者」以上に金融が分からない「餌食」から「カネ」を巻き上げる事を実行するのだといわれている。
従って、その「餌食」へ巧妙にアプローチする「携帯電話」が必要になるってワケだ。

しかし、マトモに契約すれば「使用した時点で特定される」から危険極まりない。
「特定されない(足が付かない)」携帯電話は必需品である。
これをどのようにして手に入れるかが、ワルドモには最大のテーマだという。

という事で、NTTドコモ販売店のスタッフを抱き込み、ドコモの携帯電話を「飛ばし」という方法で入手したと報じられている。

だから、日本は建前社会の部分と、そうでなく「安全や安心」はダダ漏れの実際社会があるようだ。

建前ではエラそうにしながら、根本的な対策を講じなかったNTTドコモの責任は大きい。
世の中は善人だけが生きているワケではない。
ワルドモやワルドモの予備軍も含め、世の中の半分程度はワルドモの予備軍であるともいえる。

引用開始→「飛ばし」多くの犯罪の隠れ蓑に 事業者、後手で有効策に乏しく ドコモ携帯不正流出事件
(産経MSN2011.5.26 23:31)

本人確認せずに他人名義で不正に契約された携帯電話を「飛ばし」と呼ぶ。NTTドコモ(東京都千代田区)の販売代理店を舞台にした携帯電話不正流出事件では、販売店側4人を含む計5人が警視庁に逮捕された。「飛ばし」は契約者と利用者が結びつきにくく匿名性が高いため、詐欺事件や違法薬物取引などに悪用されているとの指摘が絶えない。にもかかわらず有効な対策を講じてこなかったドコモに、捜査関係者から批判があがっている。

実態把握は困難
警視庁捜査2課は2月、本人確認をせず不正流出を繰り返した都内2つのドコモ販売代理店の店長ら2人と、不正流出を行わせた無職の弓元真一被告(32)を逮捕。今月25日にも弓元被告を再逮捕した上、都内の別店舗の元店員の女2人も逮捕した。同課は3店舗で計約800台が流出したとみているが、弓元容疑者は調べに対し、「900台くらい不正に入手した」と供述している。

警察庁によると、振り込め詐欺は、こうした「飛ばし」が利用される典型的犯罪だ。被害額は平成16年の約280億円をピークに減少傾向にあるとはいえ、22年の1年間でも全国で100億円超に上る。

東日本大震災を口実にしたケースが出始めるなど、その時々で手法を変化させる上、被害者への連絡のみならずグループの仲間同士でも「飛ばし」が利用されていることが、全容解明への障壁となる。また違法薬物取引でも売人・購入者双方が利用するケースが多いほか、一部のヤミ金業者にも渡っているとされる。

警視庁によると、インターネットなどでは1台5万円程度で売買されているという「飛ばし」は、さまざまな仲介者を通して転売が繰り返される。そのため、「流出元が特定できても、どこで悪用されているのかまでたどり着くのは困難」(捜査関係者)だという。

実際、弓元容疑者らが流出させた携帯電話のうち、振り込め詐欺に利用されたと同課が確認できたのは3台のみ。大半が何に使われたかは不明だ。

足りない自覚
18年に施行された携帯電話不正利用防止法では、契約時に契約者や代理人の本人確認を義務づけ、ドコモなどの事業者も販売店の管理責任を負うとしている。ただ、どのような防止策を講じるかは事業者の裁量に任される。これが不正の一助となっているとの指摘もある。

弓元容疑者らの犯行も内部調査ではなく、名義を悪用された人物が「身に覚えのない請求がある」と販売店に問い合わせたことで発覚した。

ドコモでは事件を受けて今年4月から、月1回、全店舗で契約データの確認を行い、不正発覚時には使用できなくするなどの利用制限も行う。だが、契約時の確認は担当の裁量に任されるため、今回のように店側に共犯者がいる場合は、未然に阻止することは難しい。

対策は契約から不正発覚までのタイムラグを埋めるまでには至っておらず、その間に携帯電話が悪用される可能性がある。

捜査幹部は「ドコモなどの事業者に、犯罪に悪用されているという自覚が足りない。もっと厳しく店頭チェックをしなければならないのではないか」と苦言を呈している。←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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2011/05/29

関西電力も原発停止で、この夏「電力不足」に陥る可能性大! 中部電力への融通ナシに!

以前「関西電力」も、この夏に電力不足に陥る可能性を指摘した。
ナンたって、「関西電力」は総発電量の50%を「原子力発電」に依存しているワケで、5基の点検停止中に加え、間もなく2基の「原発」が点検停止を迎え、合計7基が停止する事態を迎える。

政府は、「中部電力」の「浜岡原発」の運転停止を求める際に、不足電力は「関西電力」から融通送電するため電力不足に陥る事はないと述べていた。
その根拠は、「関西電力」の「原発」は稼働しているからと説明していた。

ところが、「中部電力」の「浜岡原発」を停止させた事で「反原発」の流れを、政府が決定的に後押しする形になったため、「関西電力」の「原発」も停止、福井県は容易に運転再開に同意できない事情を抱え込んでしまった。
静岡の海沿いで停止なら、福井の海沿いでも停止させるのが当然、との流れができてしまった。

「コラコラコラム」は、この事態に陥る懸念があると指摘した。
しかし、多くの関係者は「楽観的」な態度で、「コラコラコラム」の指摘を「杞憂に過ぎない」と横柄な言動を繰り広げていた。
どこから何を根拠に、そのように横柄で楽観的な言動を出るのか理解に苦しんだ。

しかし、1ヶ月も経過しない間に、戦略のない「中部電力」の「浜岡原発」運転停止要請(命令)は、頼みの綱としていた「関西電力」の「原発停止」へ追い込む状況を造出させた。

関西こそ「30%節電」が必然の事態を迎えようとする羽目になった。
生活はもとより「関西経済」に深刻な打撃を与える事になろう。
恐ろしいコトである。
恐ろしいハナシである。
手順を欠いた「政府の強制要請(命令)」は、まるで「原発停止」のドミノ倒しを産み出した。
「関東と東北」の部品製造の落ち込みを「関西」へ代替シフトさせ担う事を考えた、日本全体の「工業生産」の再編そのものを再検討しなければ、日本の製造業そのものが保たなくなる可能性がある。

政府は巨額の「財政赤字」で首が回らない。
国際貿易は「貿易赤字」に転落した。
この状態で「東北の復興」に20兆円を優に超える資金が必要になる。
加えて「東京電力」経営陣の無責任で無能な「原発人災」が引き起こした賠償などは10兆円は下らないとの指摘もある。
東電では背負いきれないと、政府は決め込み「電気事業者連合会」各社の電力料金に上乗せする方法で、国民に負担を押し付ける構図を画策している。

もちろん、「東北の復興」に向けた「復興税」を創設する事は織り込み済みのようだ。
加えて「消費税」を少なくても7%できるなら10%へ上げる事は既定路線のようである。
それだけに止まらず「社会保険料(支払基金)」を調達する目的で、社会保険料の負担増が同時並行で企図されている。

国民には巨額の「公租公課」負担が押し付けられようとしている。
しかし、政府は依然として「大きな政府」志向のままである。
官僚ドモは、手に入れた権力を一向に手放す考えなどなく、国民から収奪し続ける構図は一向に変わらない。

いまや、官僚ドモは「現代の『藤原貴族』である」。
国会議員は、「現代の『藤原貴族』の守護大名に過ぎない」。
「政治主導」なんて主張してみても、国会議員は官僚ドモの使い走りに過ぎないのである。

そして、その官僚ドモ以上に陰で力を発揮し続けるのは、エネルギー供給事業者である。
とりわけ、地域独占の「電力事業者」は最大の権力者である。
通信事業も電力事業者から電力供給を受けなければ事業停止に追い込まれる。
インターネットも通信事業であり、何よりも「電気通信事業」そのものだ。

それらが危機に瀕する状況に追い込まれようとしている。
とりわけ第一の経済圏「首都圏=東電」、第二の経済圏「関西=関電」が抱え込んだ危機は実に深刻だ。

多様な工業生産を軸とした経済活動が制限を受けると、経済が低迷する事は自明の理だ。
工業生産が停滞する事で、貿易は停滞を余儀なくされ、基本エネルギーを輸入に頼る日本の貿易収支は悪化する。
日本の収入(繁栄)が、諸外国との貿易により支えられている事を、間もなく容易く理解できるだろう。

やがて貯め込んだ「貯蓄」も底を衝くことが予想される。

日本人は、前後の見境もなく「中部電力」の「浜岡原発」を停止させた決定と、その結果に対し直面せざるを得なくなる日を迎える事になる。

おそらく2011年は、日本の歴史の転換点になった年と記録されるだろう。

「関西電力」は2011年の年始、この夏に直面させられる事態を想定しなかった。
「東京電力」は2011年の年始、無能で無責任な経営陣であろうとなかろうと、現在の事態を想定できなかった。
「中部電力」は2011年の年始、ここまで追い込まれる事など想定できなかった。

それは、トヨタもホンダも日産も、また同様である。

日本の誰もが、2011年の現在、直面させられている事態を想定できなかった。
まさに「試練の夏」である。
「試練の夏」を迎えようとしている。

願わくは、福井県の人達が「関西電力」の点検停止中の「原発」の再稼働に同意されることを望みたい。
ささやかに希望するのみである。

引用開始→ 関電、試練の夏 点検中の原発、再開不透明
(日本経済新聞 近畿版2011/5/25 6:11)

東京電力・福島第1原子力発電所の事故が、関西電力の経営を揺さぶっている。原発がある福井県のほか関西の自治体が事故対策の徹底を求め、定期検査入りしたまま運転を再開できない原発が相次ぐ。関西での電力不足を回避できるのか。電力需要がピークを迎える夏を控え、関電は試練に直面している。

「このままでは他社への応援のみならず、自社管内も厳しい」。関電の八木誠社長は20日の電気事業連合会会長会見で、原発が再開できない現状に触れ、夏の電力供給に危機感をにじませた。

東日本大震災前につくった計画では8月の電力の最大需要量は3037万キロワット。これを11%上回る3381万キロワットを供給する見通しだった。その前提は大きく崩れている。

夏場の原発の運転停止は従来、7月にも定期検査が始まる高浜4号機、大飯4号機のみの予定だった。それが現在停止中の高浜1号機など5基を含め計7基が止まる可能性が出てきた。事故対策の不備を指摘する福井県から運転再開の同意を得られないためだ。

夏の電力需給について、いくつかのシナリオに分けて考えてみる。

(1)停止中の原発が現状のまま再開できないケース――。

原子力による電力供給能力は計画より350万キロワット強減り、予備率(需要に対する供給余力)はほぼ消滅する。中国電力や四国電力など他社から約600万キロワットの供給を受ける予定だが、仮に半分が来ないとすると不足分は約650万キロワットと、最大需要量を1割強下回る。いずれも家庭や企業に節電要請が不可避で、八木社長が言うように政府が求める東電や中部電力への融通も困難だ。

(2)原発が一部再開するケース――。

例えば運転後30年未満の大飯3号機のみが再開する場合、原子力による電力供給は当初計画より235万キロワット減る。他社から電力供給を全て受けたとしても、最大需要量を上回る予備率は約3.6%にとどまり、節電要請が避けられない。

(3)停止中の原発が全て再開するケース――。

予備率は約1割と望ましい水準を確保できる。その場合も他社からの供給が十分でないと、節電が必要になる可能性がある。

関電によると、夏の最需要期は火力がほぼフル出力で、水力も15万キロワットぐらいの上乗せしか見込めないという。需要を自ら抑える手段も限られ、関電の場合、需給逼迫時に供給を止められる特別な大口契約は24件、34万キロワットにすぎない。

最悪シナリオは計画停電に至る事態。「西日本も数%の予備率では気温上昇に対応できない。油断は禁物」(日本総合研究所の松井英章主任研究員)だ。夏を乗り越えても「最大供給力に近い運転が続くと燃料調達が厳しくなる」(関電首脳)。

原発再開で鍵を握る福井県の西川一誠知事は、福島原発の事故原因の分析の遅れや運転40年超の原発に対する安全性を疑問視している。

美浜40年、新たな一歩――。

東電より早い1970年に商業運転を始めた美浜原発の構内には、昨秋建立した石碑が輝く。発電量に占める原子力の比率は4割強と国内で最も高い。今後も原子力事業の先行者であり続けるのか、関電は大きな岐路に立っている。←引用終わり
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2011/05/28

G8サミット 恥かきバッカンはハシャイでみたけれどねぇ、文字どおりバカにされただけ!

1年半後に「原子力安全の国際会議を日本で開催する」って、言ってはみたものの、1年半後にバッカンが政権を担当しているなんて、G8サミットに集まった他国の首脳は想像もできないため思考の外だ。
マトモに相手にするテーマじゃないワ。

「同情を買いに出かけただけ」といっても過言じゃない。

いま、国際社会でウワサになっている事は、多額高額の「義援金」を送ったにも拘わらず、地震の被災者はもとより原発の被災者にも配分されていない事に対する不信や怒りであると伝えられている。

そりゃぁそうだろう。
「東日本大震災」が発生してから既に75日が経過している。
着の身着のまま、何も持たず避難した人達が困窮しているのを、まず救援しようというのが義援金だ。
それを「日本赤十字」や「中央募金会」が受け入れ窓口になり、いくつもの義援金をまとめているが、一向に被災者に届けられない。
理由は、「行方不明者が、見つからなければ配分できない」などと嘯いているらしい。
このニュースが、世界を唖然とさせていると専らのウワサだとか。

そりゃぁ、真に恥ずかしい話だワなぁ~。
国際社会は、「律儀で責任感が強く温和な日本人との、イメージが崩れ去る」というウワサも乱れ飛んでいるとか。
政権の中枢で、全ての権力を握るバッカンが、何事にも超独裁国家のように、自分の意見が反映されない事案や、自らの意図に反する事案については、悉くクレームをつけるとか、既に東京発のニュースは世界を駆け抜け、一定のポジションを得た人なら基本的な認識事項であるらしい。

実現性のない案件を「画に描いた餅」にも関わらず主張してみても、まともな国際社会は聞く耳を持たず、せせら笑うだけだ!

でも、未明に行った記者会見では「自画自賛」し、いかにも多くの成果を上げたように錯覚しているのは痛々しいともいえる。

サミットの初日、ワーキングランチ会場へ向かう道すがら、英国、フランス、米国とバッカンが並んで歩いていた。主役のサルコジとオバマは、ずっと二人だけで会話を途切れさせる事なく進んでいた。バッカンは、オバマに縋るように何か話しかけているのだが、オバマはサルコジとの会話に没頭しているからバッカンの方へ顔を向ける事すらしなかった。
さすがに、あの映像は憐れであった。情けなかった。惨めであった。

バッカンは日本の首相としてG8サミットへ(政府専用機で)「笑われに行ったのだ」。
政府専用機を直接運航する費用だけで往復3000万円だ。
これに随行者の人件費など諸々の付随費用を合わせると1億を超える程度だろう。
それだけの費用をかけたワケで、そして「冷笑された」のだ。

嗚呼!思いつき!ナンなんだろうねぇ?

引用開始→ 思いつきのエネルギー戦略に、各国から冷たい視線
(産経MSN2011.5.27 00:23)

【ドービル(フランス北西部)=酒井充、柿内公輔】原子力政策で幕を上げたG8。日本からの報告がこれほど関心を集めたのは異例だ。だが各国の思惑はさまざま。菅直人首相は原子力安全に関する国際会議を開催する意向を表明したものの、事故対応が不十分なまま、思いつきのように再生可能エネルギー重視戦略を振りまく姿に、冷たい視線が集まり始めた。

サミット最初の行事、昼食会での菅首相への扱いは異例の「厚遇」だった。日本の首相がサミット行事の冒頭で発言したのも「おそらく初めて」(日本外務省)。各国からお見舞いや激励の言葉が寄せられた。

問題は、何をメッセージとして発信したか、だ。

目玉は、原子力安全の国際会議を日本で開催すると言及したこと。事故対応で失態を重ねるなか、各国の信頼を取り戻したい首相の思惑が透けて見えた。

ただ、せっかくの首相のアイデアも「?」だ。

肝心の福島第1原発の安定化にたどり着けていない現状で、来年後半の国際会議開催が見通せるのか。「事故が収束していない段階では国際会議を開きたいと言っても説得力に欠ける」(政府高官)との判断から、開催時期は「来年後半」に設定したが、今後、第1原発の安定化に予想以上の時間を費やしたり、新たな問題が発生し、結局開催に支障がでれば、失うものは大きい。

政権基盤が極めて不安定な菅首相が1年半も先の会議開催を呼びかけたことも奇異な印象を残した。

冒頭発言では、現在進行形の原発事故対応よりも再生可能エネルギーの推進に力点を置いた。「太陽光パネル設置を1千万戸」と具体的数字まで語って、前のめりになった首相に、各国の反応は外交辞令の域を出なかった。

サミット前日に行われた議長国フランスとの首脳会談では、菅首相の再生可能エネルギー重視の発言は、サルコジ大統領からほぼ無視され、「原子力か原子力以外かという二者択一の議論ではない」との持論でくぎを刺された。

首相同行筋は「サルコジ大統領も再生可能エネルギー推進を前提としている」と2人の立場に違いはないというが、原発を主要な輸出産業としているフランスにとって、原発事故の当事国にもかかわらず、原子力安全についてほとんど語らない首相のふるまいは、とても受け入れられなかったようだ。

他方、脱原発に傾く諸国は、日本の原発政策の将来像が見えないことに不満を募らせていた。ドイツは原発回帰路線から、日本の事故で再び脱原発路線に逆戻りする最中で、首相の発言に注目してきたが、日本の態度はあいまいなまま。ドイツなどの“期待”は満たされなかった。

そもそも、二転三転する日本の原発事故への対応や情報開示の不手際で、日本はエネルギー政策は信用を失ってきた。思いつきのエネルギー政策では、各国の冷ややかな反応は変えられそうにない。←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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2011/05/27

技術判断力と統治能力を欠く「東京電力」に、思いつき命令と言い逃れの政府・・・・・

日本国民は、根本的に不幸だねぇ。
最大不幸社会」だよねぇ。
ナンたって一方の主役は、その場の思いつきで「指示」やら「命令」を出し続けるバッカンが首相で、その思いつきに振り回される事故現場と本店(と称する)のコミュニケーションは成立せず技術判断力もオソマツで、何より統治能力が全くない東京電力という図体だけ大きな無責任の権化。

ホントに「最大不幸社会」だよ。
何も知らない、何も分からない、何も理解していないモノドモが、毎日まいにち「事実の確認を欠いた情報」を平気で垂れ流し、事実との齟齬がバレるとこれまた平気で毎日まいにち「既に発表した事を訂正」する。

あるいは、ほとぼりが醒めるのを待ち、
「実は、1号機はメルトダウン(炉心溶融)していました」
「2号機、3号機もメルトダウン(炉心溶融)していました」って、
平気な顔で発表する。
「汚染水は、9万トンを移設しました。タンクが満杯になりましたので、暫く汚染水の移設を停止します」と発表し、
翌日には、
「汚染水を移したタンクが、前日に満杯になったと発表しましたが、現時点で30%ほどのゆとりが出ています」と平気で言う。
コラコラコラムは、以前から
”汚染水が、外部(地下)へ漏れ出し地下水となり、『広域で地下水汚染』を引き起こす事を懸念し指摘”している。
現在起きている事は、まさにそのとおりじゃないか。

東京電力の発表は、一つひとつに「ヒトとしての誠意」がない。
根本的に「ヒトとしての誠意」を欠いている。
これが「東京電力」という会社の体質であり実態だ。

本当に、地域独占に胡座をかいた無茶苦茶な会社だ。
東京電力は解体する以外にないんじゃないか

そう遠くない昔、熊本県水俣市に君臨し地域経済を左右させる尊大な企業「チッソ」があった。
ご高承のとおり「水俣病」を発生させた原因企業である。
「チッソ」は平気で、大量の水銀を含んだ汚染水を水俣湾へ垂れ流し続けた。
それを吸収した「魚」を食べた人が、「水俣病」を発症し苦しむことになった。
その事態を前に、水俣病の原因を突き止めた医師がいた。
事実を突きつけられても「チッソ」は、一切、自社の責任を認めなかった。
裁判が提訴され、「チッソ」は敗訴し賠償を課された。
併せて、「行政の責任」が問われ「熊本県」と「国」も責任追及を受けた。
裁判が提訴され、一審判決が出されてから、約40年が経過した現在に至るも、「水俣病患者」は苦しみ続け、「国」は行政の責任を認めても「補償」の範囲を巡り「患者(被害者)認定」で高い壁を崩そうとはしない。
被告企業「チッソ」は、殆ど潰れたのと同じ状態である。

「東京電力」は、「水俣病」を引き起こした「チッソ」以上に酷い状態を造り出している。
しかもその多くは、「人為的な判断ミス」を遠因で事態悪化を拡大させ続けている。
無競争の状態で地域独占を許すと、此処まで酷い状態に陥るのだという見本だ。

これに対し、その場の感情を爆発させ、思いつくままに「指示」や「命令」を出し続けるバッカンを頂点に置く政府は、二重三重に国民へ不幸を押し付け「最大不幸社会」を拡大再生産し続けている。
実に情けない。真に無念な事と言わざるを得ない。

笑ってられない状況に対し、カエルの面に○○で、凡そ痛くも痒くもないようだ。
原発被災者は、呆れてモノが言えないだろう。
それを嘲笑うかのような失言、妄言、暴言が、毎日まいにち日替わりメニューで飛び出すのだから、もうこれは殆どブラックユーモアみたいな状況だ。

東京電力は、「会社ぐるみ、組織ぐるみで、国民を人質に取り、劇場型『最大不幸社会』創出に向けた脅迫犯罪」を堂々と繰り広げている。
誰も止められない。

日本は、2011年に、無責任で無能な政府が無責任で無能な会社と組み、これまでの繁栄を自ら破壊し国民を『最大不幸』へ追いやった。
実に情けない。本当に情けない。

引用開始→ 海水注入「所長を支持」東電「あきれた組織」
(産経MSN2011.5.26 22:38)

東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐる問題で、東京電力が実際は注入を続けていたと一転して発表したことを受け、佐々淳行元内閣安全保障室長は「東電の対応は危機管理の体をなしておらず、これほどあきれた組織だとは…」と語った。

佐々淳行元内閣安全保障室長の話
「福島第1原発の所長の判断を支持したい。私も警察時代、現場を見ていない上層部から下りてくるむちゃな命令を何度も握りつぶした経験がある。そのまま従うとさらに大変な事態になるためで、今回も処分すべきは所長ではなく、官邸の顔色をうかがって中途半端な指示を出した東京電力の上層部ではないか。それにしても東電の対応は危機管理の体をなしておらず、これほどあきれた組織だとは思わなかった」←引用終わり
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引用開始→ 政府発表の信頼に傷 海水問題から見える「大きな溝」
(産経MSN 2011.5.27 01:10)

福島第1原発1号機への「注水中断はなかった」という東京電力の発表は、政府・東電統合対策室という最高機関の公式発表を、現場の原発所長が覆すという異例の展開となった。枝野幸男官房長官は「(東電には)事実を正確に報告してもらわないとわれわれも対応に苦慮する」と責任を現場に押しつけたが、政府と東電、現場の間に大きな溝があることは明らか。政府が現場を把握できていない原発事故-。不安と不信は広がるばかりだ。

「何が本当かよく分からない。あまりの事実説明の迷走に開いた口がふさがらない。日本政府に隠蔽(いんぺい)体質があるのではと(世界に)じわじわ広がっている」

自民党の谷垣禎一総裁は記者会見でこう憤りをあらわにした。対照的だったのは、日頃東電に厳しい枝野氏。「隠したりする必然性のない話なので…」と批判を抑え気味に語った。

海水注入をめぐっては、注入による再臨界の可能性を危惧した菅直人首相の言動がきっかけで中断されたとの指摘が政府部内や野党から相次ぎ、国会でも追及された。それが第1原発の吉田昌郎所長の「独断」ならぬ“英断”にしろ、結果的に中断はなかったということになれば、首相を含め官邸サイドは免責される。

混乱が生じているにもかかわらず、官邸には東電の発表を歓迎するムードがある。「(現場判断で注水を続けたことは)問題ない。吉田さんは信用できる人。吉田さんなら(注水継続も)さもありなんだ」

政府高官は26日夕、吉田氏を称賛する形で幕引きを図った。統合対策室の発表訂正は政府の失点となるはずだが「結果オーライ」とむしろ満足げだ。

ただ、一件落着にはほど遠い。これだと事故当初に官邸サイドがしきりに流した「『原子炉が使い物にならなくなる』と抵抗する東電に、首相が海水注入を促した」というストーリーが完全に破綻する。

首相の言動が海水注入のブレーキになったという疑念自体も晴れていない。

この日の東電の記者会見でも、武藤栄副社長は首相の言動が東電側に中止圧力となったと明言する。

「(東電の)官邸派遣者が『首相が判断するという感じがある』という空気を伝えてきた」

「(午後7時25分頃)首相の了解を得て、ご理解いただけるまで中止しようと合意した」

さらに武藤氏は、首相の懸念が的外れだったことも示唆する。「(真水から)海水への切り替えで再臨界になる可能性が増えることは全くない」

「首相に海水注入が伝わり『横やり』が入ったのでは」「首相が一人で騒いだのでは」という記者団の質問には「そのようなことは認識していない」とかわした武藤氏だったが、政府と東電との間で意思疎通が欠けているのは確かだ。

統合対策室の発表はどこまで信用できるのか。現場はなお、多くのことで沈黙を守っているのではないのか。情報が不完全なまま事故対応を続けるしかないのだろうか。(阿比留瑠比)←引用終わり
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「まだらめセンセー」は、「でたらめ」ではなかったと、ひと安心すりゃぁイイだけの話だよ。
自分はナンだったのか?
そんなこと分からないのかねぇ。
コミカルな「道化役でピエロ」じゃないか。
それだけの役目に過ぎないんだよ。
政府機関の役職に招かれる御仁は、所詮、道化のピエロでしかないんだよ。
たまにサぁ、「道化の(ピ)エロ」を演じちゃう御仁もおありのようだけど。
純粋なだけじゃぁ、生きていけませんゼェ。
その代わり、ご褒美に「勲章」を受領するってワケだよ。
その「名誉を欲しい」からって言ったそうじゃないか?

引用開始→「私は何だったのか」 海水注入問題で班目・原子力安全委員長
(産経MSN2011.5.26 18:50)

東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐる問題で、東京電力が実際は注入を続けていたと一転して発表したことを受け、原子力安全委員会の班目春樹委員長は26日、「中断がなかったのなら、私はいったい何だったのか」などと不信感をあらわにした。

班目委員長は海水注入について地震発生翌日の3月12日に菅直人首相らと協議した際に、再臨界の危険性を指摘したと伝えられ、発言内容が注目されていた。

26日午後2時からの委員会が始まる直前、東電関係者から注水継続の事実を聞いたという。

班目委員長は「55分間の停止命令を誰が出したのかという話をしていたのに、停止していなかったと。私の頭の中はクエスチョンマークだらけで相当混乱している。いったい何がどうなっているのか教えてほしい」とため息交じりに話した。←引用終わり
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やっと完成したか B787! 「全日空」外観仕様で7月3日 羽田へ初飛行だって

いやぁ~、ホントに、長いことかかったねぇ~。
ようやく実用飛行と同じレベルの初フライトできますか?
ホントに長い時間を要したねぇ~!

とにかく待ってた!首を長くして待ってた!待ちすぎてダメかと想う事もあった。
でも、待って良かったと言える日が近いと知る事が出来た。

B787は、ボーイング社の機体だけど、30%以上は「日本の技術」だからねぇ!
「3割ジャパン」ってワケだ。

ラインオフする1号機は全日空へ引き渡す予定(契約)だ。
確定発注を終えた全日空は就航予定を公表したにも関わらず、何年遅れたんだっけ?
その都度、就航予定の変更会見を強いられたワケだ。
何度か聞かされたよなぁ。

知人の会社が、B787の部品をいくつも担当しているので、他人事とは考えられない。
一日も早く世界の空を飛行して貰いたい。

引用開始→ ボーイング新型機「787」、7月3日に日本初飛来
(asahi.com 2011年5月26日18時33分

米国の大手航空機メーカー、ボーイングの新型機「787」が、7月3日に日本に初めて姿を見せる。1号機が8月にも全日本空輸に納入されるのを前に、空港での給油や整備体制を確認するため。試験飛行中の相次ぐトラブルで納入が当初の予定より3年以上も遅れており、全日空は今秋にも客をのせたフライトを始めたい考えだ。

ボーイング日本法人と全日空が26日に発表した。787は、機体の半分を炭素繊維でつくり、軽量化して燃費を向上させた次世代機。7月3日に羽田空港に到着し、関西空港や広島空港との間を往復して、同9日に日本を離れる。使用する機体は試験用だが、全日空向けの塗装をしている。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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2011/05/26

ホラを吹くなら、なるべく大きいホラがヨイ!ソフトバンクの孫正義、またもや売名とカネ儲けを画策!

「懲りない御仁」ですねぇ!
「英雄気取り」だよナ!
「空かさず、売名に走りますねぇ」
「ホラの吹き方、堂に入っているネェ」
「ミーハー行政なら、直ぐに乗るだろうねぇ」
「テレビ朝日なんてぇのもねぇ」

「お見事、お見事! エトエト、あんパンじゃなくって、メロンパン1個ってとこだなぁ」
「あのねぇ、それも言うなら、座布団一枚、やっとくれでしょうが」
「いや、メロンパンだよ、メロンパン」
「なんだ、そりゃぁ~!?」

きょう26日に、キモイ兄ソンは、大阪へ出向いてオッチョコチョイではいずれ劣らぬ大阪腐恥事ハシゲ・オチルと話して、ホラ話に輪をかけるそうだヨ。
「いずれも、いずれ」だからなぁ、不幸の始まりみたいなモノだよ。

「政治じゃ『売国一途・売国命』って野郎がウヨウヨだし」
「民間じゃぁ、『売名一途・売名命』って成金野郎がウロウロだし」

まぁ、太陽光発電は賛成なんだけどねぇ。
売名野郎が気に要らないんだよねぇ。

関西は、ハシゲだけじゃなくって、関西広域連合で、取り組む姿勢みたいだよ。

そうか、だったら上手く運ぶかも知れないねぇ。

ドンキホーテみたいなオッチョコチョイが二人並んで話すりゃぁ、あらぬ疑いで見てしまうものなぁ。
どっちが、サンチョパンサだろうねぇ?
そりゃぁ、いずれもがドンキホーテで、いずれもがサンチョパンサだろうよ。
危なっかしさじゃ、どっこいどっこいのイイ勝負だよ。

とにかく、早いこと「電気」を作んなきゃぁ!

じゃぁ、コマーシャルで、
「あなたのお家も発電所!あなたのお家で発電しましょ!」みてぇな、
ちんちくりんのコマーシャルが、脅迫的に流されるってワケかな。

引用開始→ 太陽光普及へ共同で発電設備 19道県とソフトバンク
(asahi.com 2011年5月25日21時14分)

通信大手ソフトバンクと19道県は25日、太陽光など自然エネルギーの普及を目指し、共同で発電設備を作ることで合意した。7月に推進母体となる「自然エネルギー協議会」を発足させる。当面は、休耕田などに太陽光パネルを設置する「電田プロジェクト」に取り組むという。

参加するのは、北海道と秋田、埼玉、神奈川、山梨、長野、静岡、愛知、福井、三重、岡山、広島、香川、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎の各県。

都内で会見した孫正義社長らによると、発電した電力は全量を電力会社に売る。ソフトバンクが連結売上高約3兆円の数%を拠出。自治体側は休耕田などの用地の情報提供や固定資産税の減額、電力会社との売電の交渉などにあたるという。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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2011/05/25

全日空のLCC 名称はピチピチの「ピーチ・アビエーション」で機体はピーチ色だって!

アジアは「桃」だぁ~!
アジアで「桃太郎」になるゾォ~!
って、願いを込めてかどうか知らないけれど、全日空のLCCは「ピーチ」だってさ。

「ピーチ」って、フゥ~ン!ヘッエ~!ホォ~! ですなぁ!

話は変わるけど、お騒がせの野口オバサン「ピーチ・ジョン」の社長をクビになるんだっけ!?
(この話とは、全く関係なかいけどねぇ~)

まぁ、「桃太郎」か単なる「桃」か、どうか知りませんが、「LCCなんて」と、思っている側には「落ちないようにして下さいね」としか言いようがナイからね。
まぁ、24日のアクセスが、以前にアップした「全日空のLCC」へ集中している事もあるから、全日空の利用者でもある側として、「ピーチ」のスレッドをアップしておこうかな。

一番腹立たしいのは、韓国ソウル(仁川)との路線開設だねぇ~。
韓半島に関わる大阪在住の「○ビ」を運び合おうって事なのか?
○ビは「関釜で往復しやがれ!」って、言ってやろう!

引用開始→ 関空拠点の格安航空、ブランド名は「Peach」
(asahi.com 2011年5月24日11時11分)

全日本空輸が中心になって設立し、関西空港を拠点に来年から運航する格安航空会社(LCC)「A&F・Aviation」は24日、ブランド名を「Peach(ピーチ)」にすると発表した。かわいらしさや楽しさなどのイメージを込めたといい、ピンク色のロゴマークも明らかにした。

同社は日本初の本格的なLCCで、社名の「Peach・Aviation」への変更も発表した。関西から来年3月に福岡、札幌(新千歳)線、同5月にソウル(仁川)線に就航予定。機内サービス有料化などコスト削減で大手の半額程度の運賃をめざす。井上慎一社長は同日の会見で、「安全性と低価格でアジアなどから旅行者を呼び込み、関西経済の活性化に貢献していく」と語った。

東日本大震災後の外国人客の激減など足元の環境は厳しいが、関空側もアジアで台頭しているLCC誘致を成長戦略の柱の一つに位置づけ、LCC専用のターミナル整備など受け入れ態勢づくりを進めている。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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東電・福島は、やっぱり殆ど「メルトダウン」していた!

東電には、ヤッパ他人事なんだよねぇ~!
福島には、沢山のカネ支払ってきたんだから、少しくらいは「辛抱しろよ!」って傲慢な態度なんだろうなぁ。

東京電力の得意技は「後出しジャンケン」または「言いワケ、言いくるめ」って定説が決定的になっちゃっいましたねぇ~!

後から、「実は、実は、潰れていました、溶けてました」って言ってるワケだよなぁ。
最初は、「安全です。直ちに健康に影響はありません」って、ハッタリのウソを並べ立ててたじゃないか。
「東電・福島は、安全に制御できるように努めている」とか、
エダノ・コブターなんて、何度、この種の発言をしたことか?

現実は、3月12日の朝、大切な友人から受けた電話で伝えられた内容そのままじゃないか?友人の心からの説明と助言や忠告に深く感謝している!

最初から、メルトダウン(炉心溶融)していたワケで、どうもこうもナイじゃん。
とにかく、東電の発表、原子力安全保安院の発表は、全てウソばっかりだよ!
誰が信用するか!

「信頼の回復」には、ウソのない政治、ウソのない事業展開、ウソのない人の発言が大切です。

引用開始→ 東電おせーよ!2、3号機メルトダウン初めて認める
(夕刊フジ2011.05.24)

1号機がメルトダウン(炉心溶融)した福島第1原発事故で、2、3号機も同様にメルトダウンしていたことが分かった。東京電力が原子炉のデータなどを分析した報告書で明らかになった。東電が1号機以外もメルトダウンと認めたのは初めてとなる。

東電は事故から2カ月以上経過した今月15日、1号機のメルトダウンを発表。1号機では燃料棒が津波到達後の約4時間で溶け始め、約15時間20分後には燃料の大部分が原子炉圧力容器の底に溶け落ちたとされる。

原子力安全委員会の班目春樹委員長は16日の段階で、メルトダウンは「2、3号機でも起こっている」との見解を示していた。東電が今回公表する報告書は、専門家の見解や大方の予想を“後追い”する形で、2、3号機のメルトダウンを初めて認めることになる。

原子力安全・保安院はメルトダウンの前段として、燃料本体であるペレットの入った被覆管が溶ける「炉心損傷」、ペレットも溶ける「燃料ペレット溶融」があると定義している。今回はこれらを上回る深刻な事態が、1-3号機で発生していたことになる。

第1原発ではメルトダウンのほか1、3、4号機原子炉建屋の水素爆発、2号機圧力抑制プールの損傷の恐れなどが相次いで発生。報告書では、これらの事態に至った主な原因は地震の揺れではなく、津波で非常用発電機が働かなくなり、原子炉の冷却機能が失われたためと説明しているという。

東電は16日に地震発生当初からの同原発のデータや活動記録を保安院に提出。保安院は、記録に基づき、緊急時の炉心冷却機能の動作状況や設備の異常が、地震と津波のどちらによるものかを報告するよう東電に求めていた。←引用終わり
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無礼千万! 大阪腐恥事ハシゲ・オチル、ヒトとしてもオチルなぁ!

前後も何も考えないで、ところ構わず、相手構わず、その場で閃いた思いつきを見境なく述べ立てる事が、とても「格好よい」ことだと信じて疑わない「オツムテンテン野郎」はホントに救いようがない。

今度は、鳥取県相手に唾を吐きかけたそうだから、まぁ始末に負えないや。
いわく「議員は人口10万人当たり、1人が適切だから、鳥取県は6人でよい」とか、
この暴言に対し、平井鳥取県知事は
「余計なお世話だ、大阪の政治をしっかりやれ」と厳しく批判したとの事だ。

当たり前の事だ、鳥取県は大阪腐の腐属でもなければ植民地でもない。
関西広域連合だなんて、一方で言い、鳥取県もメンバーにだとかナンとか画策しながら、よぉ~く言うよねぇ?

大阪腐恥事ハシゲ・オチルは、「語るにオチル」クズだけど、オツムの中も腐りきってウジが湧いてんじゃないかな。
「オツムの虫下し」でも行う方がイイんじゃないかな。

ここまで極めつけのA呆をハジもなく、テメーらの恥事として被り続けてるワケだから、大阪腐眠のオツムにもウジが湧いてんじゃないかねぇ、もっちろん見識を疑うねぇ~!

ここまで無礼千万なクズ野郎をクビにできないのは、大阪腐眠の発想も同じ程度ってワケで、ヤッパ、大阪は語るにオチル「ハシゲ・オチル」を先頭に腐りきっているってワケだ。

引用開始→ 橋下氏「鳥取県議6人でいい」 知事「余計なお世話」
(asahi.com 2011年5月24日18時26分)

大阪府の橋下徹知事は24日、府庁で報道陣に対し、地方議会の定数削減に関連して「(都道府県の)議員は人口10万人あたり1人でいい。鳥取は60万人で(県議が)四十何人いるが、6人でいい。全国の地方議員はもっと省ける」と述べた。これに対し鳥取県の平井伸治知事は鳥取市内で取材に応じ、「余計なお世話。それぞれの地域事情があり、発言は大都市のおごりだ」と反発。地方議会のあり方を巡る「場外戦」に発展した。

橋下氏が代表を務める大阪維新の会の府議団は5月議会で、府議会定数を人口10万人に1人の水準に合わせて109から88に減らす条例案を提出している。

一方、鳥取県議会は定数を段階的に削減。4月の県議選では38から35に減らした。平井氏は「鳥取は中山間地域を抱え、村の人、高齢者の意見を県政に反映させている」と反論。橋下氏が県議数を「四十何人」と発言したことにも「いつの時代のことか。もっと勉強して」と語った。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

追加掲出:2011/05/27. 0550
お山の大将・ガキの大親分、大阪腐恥事ハシゲ・オチル、平井鳥取県知事に暴言を詫びたとか、詫びて済むなら世の中の争いは消滅するだろう。
まず「詫びなきゃならないような事は言わない」事だろうなぁ。
笑っちゃうよね。
思わず、笑っちゃった。

大阪の事もマトモにできないヘタレが、他所の事をアレコレ批判してどうするのだ?
自らの行政責任を巧妙に回避し目を逸らさせるために、思いつき発言を繰り返す。
そりゃぁ、オオカミ少年だろうが!
文字どおり「サイテーな野郎」だ。
まさに「ナンバーテン」だ!
こんなゲスでクズ野郎を恥事に就けて平気な大阪腐眠は、オツムのネジが狂ってんじゃないかねぇ~?

引用開始→ 橋下知事「暴走した発言」と陳謝 鳥取側と和解
(2011/05/26 20:40 【共同通信】)

「鳥取県議は6人でいい」と発言した大阪府の橋下徹知事は26日、関西広域連合の会議冒頭で「鳥取県知事や鳥取県議会議長を飛び越し、大阪から一方的に意見を述べてすみません。暴走した発言だった」と陳謝した。

これに対し鳥取県の平井伸治知事はテレビ電話で「地方制度全体のことはいろんな観点で議論が必要だ。都市部と地方部の差を考慮してほしい。私も議論に参加したい」と注文。最後に「頑張ってください」と結び“和解”した。

会議に先立ち、平井知事は記者会見で「(これ以上話しても)子どものけんかになる」と述べ、事態収拾を図る考えを示していた。←引用終わり
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2011/05/24

「まだらめ (は) でたらめ」と国民新党・亀井静香代表が更迭を求め!

ホォ~!
ヤカマシ・カメも、下手なダジャレながら、中々、腕を上げましたねぇ~!
弾よけができている状況なら、思いついた事、言いたい事も言ぃ放しですなぁ~!

「でたらめ委員長が修羅場であんなことを言っている。日本の危機を迎えたその場において、原子力安全委員会の責任者が、そういうことしか首相にアドバイスできない」

お見事!お見事!パチ・パチ・パチ!

「海水注水」の55分中断の指示命令を出したのは誰か?
「まだらめ (は) でたらめ」を言ったのか?
「原子力研究者としての生命を断たれる」って、官邸へ乗り込み、政府発表を訂正させたワケだ。
単なる硬骨漢の研究者というべきか、単なる名誉欲だけの研究者というべきか?

エラそうな事を口にしてみても、東電・福島原発の状況を正しく把握できないじゃないか。
対処方法というか制御方法を提案し、抑制へ向けた技術を提供できないじゃないか。
「まだらめ (も) でたらめ」だとまでは思わないけれど、まぁ、想像を絶する状況にあるワケだから、テメーの研究者としての名誉だとか、ナンだとか騒ぎ立ててどうするんだ!?

ヤカマシ・カメが「まだらめ」更迭っていうのも分かるような気がする。
これまで、文系の研究者が羨むような研究費を、東電を始め電事連や関連事業者から、たんまり頂戴してだねぇ、オ・イ・シ・イ事を繰り広げてきたワケだから。
間接的には「まだらめ」一派も、ステークホルダー、つまり利害関係者だったワケだよ。
原子力研究者としての名誉っていうのは、今回の件で「まだらめ」一派が消去されると、喰っていけなくなるから、そう言っているだけだって、霞ヶ関のお山じゃ、専らの「おウワサ」ですよ。
権力亡者の原子力研究者って胡散臭いじゃない?

返す刀で、「座敷牢」に閉じ込めた「小澤一郎」を解き放てって、ヤカマシ・カメは主張したっていう。
警察庁の元官僚だとは思えない発想だねぇ~!
そうだそうだ、「座敷牢」から出してだねぇ、「小菅グランドステージ」へ移送しなきゃぁナンないねぇ。

ヤカマシ・カメも、「復旧・復興」事業のお零れにありつこうと考えるとさ、トツベンでも辣腕の小澤一郎とも連合しなきゃぁ、フトコロを温める事などできねぇものなぁ~。

やっぱ、税金を摘み喰いする技術と能力じゃぁ、小澤一郎の右に出る野郎はいないよなぁ。
って、ワケで、「小澤」恋しや、恋しや「小澤」ってワケだナ。

ひと言、
23日の「国会・原子力特別委員会」の審議について感想を述べると、「まだらめ でたらめ」発言や、バッカンの「海水注入中止」指示があったのか、なかったのか、補佐官・細野の発言は正しいのか間違っているのか、それを延々やっても大した意味はない。
政権を、打倒するという目的でやるなら、もっと集中すればよい。
自眠党の多くが、ヤカマシ・カメと同じで、「復旧・復興」事業にありつき、お零れを狙う目標を隠してのことだから、殆ど意味はない。

引用開始→ 班目氏は「でたらめ委員長」…亀井氏が更迭要求
(2011年5月23日20時19分  読売新聞)

国民新党の亀井代表は23日夜、菅首相に電話し、内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長の更迭を求めた。

亀井氏はこれに先立ち、同日、大阪市内で講演し、東京電力福島第一原子力発電所1号機への海水注入を巡り、班目氏が首相に「再臨界の可能性はゼロではない」との見解を示したことについて、「でたらめ委員長が修羅場であんなことを言っている。日本の危機を迎えたその場において、原子力安全委員会の責任者が、そういうことしか首相にアドバイスできない」と厳しく批判した。

また、亀井氏は、菅政権の見通しについて、「今のところは、よたよたしながら続いていくが、そんなことでは震災対策でろくな政治ができない。小沢(一郎民主党)元代表を座敷牢(ろう)から出すべきだ。党内が結束しないで野党に協力を求めても乗るわけがない」と述べた。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

追加掲出:2011/05/23. 2240.
「でたらめ・まだらめ」は、ヤカマシカメのクレームなんぞで辞めさせられたら末代までのハジだと、続投に意欲満々だって。
ヤカマシ・カメも、22日は、あそこまでの発言をしたのだから、ハッキリ言って、二の矢、三の矢を放たなければ、それこそヤカマシ・カメの名折れじゃないのかな?

引用開始→ 班目委員長「逃げたら末代までの名折れ」 続投に意欲
(asahi.com 2011年5月24日20時50分)

班目(まだらめ)春樹・原子力安全委員長が24日の衆院復興特別委員会で、続投に強い意欲を示した。福島第一原発1号機への海水注入の際に「『再臨界の可能性はゼロではない』と言ったのは事実上ゼロという意味だ」と釈明。国民新党の亀井静香代表が班目氏更迭を求めたことについては「職務を全うすることが使命だ。ここで逃げたら末代までの名折れ。この問題にとことん付き合いたい」と反論した。

また、海江田万里経済産業相は協議記録がないことを認めた上で「緊急の措置をしなければならず、私も事務方もメモを取る余裕がなかった。その時点ではメモがないものがたくさんある」と釈明した。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com) 

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2011/05/23

「胆沢ダム(小澤ダム)」水谷建設の1億円、裏金事件で絶体絶命の小澤一郎を救援できるか?

塀の中で過ごした水谷建設の元会長は、自らも含めた小澤一郎への贈収賄で、これまでも「1億円贈賄したと言い、1億円贈賄した事はない」と証言を変え捜査関係者を翻弄し続けた事は有名だ。

以前は、自らが脱税容疑で囚われの身となる事を警戒し、司法取引(この件ではあり得ないが)の関心を誘うともとれる発言を繰り広げていた。
しかし、自らの期待に沿わず、「囚われの身」となり塀の中での生活を余儀なくされた。

加えて、再び業界に復帰し表で辣腕を発揮する事は望み薄である。
何よりも、GDP550億円として、ゼネコン関連は20億円程度しか仕事がない。
しかも、ゼネコン関連で生きている人口は、1300万人(全人口の10%)である。
つまり1割の人口が関わり、稼ぎ出すGDPは5%にも届かないのである。

胆沢ダム(小澤ダム)を受注しようと競い合った環境は激変してしまった。
尤も、この度の「東日本大震災」復興過程では、オイシイ仕事にありつけるかも知れないが、それは一過性であり、基本的には自然淘汰を余儀なくされる業種である。

その世界に君臨し、公共事業(税金)をエサにカネを巻き上げ別の案件に投資し、悉くテメーの懐へ入れブタ太りする事を基本にする小澤一郎の政治手法も断罪される必要がある。
一貫して、税金を喰いモノにして太り政権をカネの力で裏からアレコレ差配し続け、更に金を生ませ、テメーの懐へ更に還流させ影響力を「カネ」の力で大きくする。

こんな循環構造なら楽でよい。
しかも持続性があるワケだから、まさにウハウハ笑いが止まらない状態だろう。

マイケル・ポーターの名著「競争の戦略」を援用すれば、「争いのない超然とした市場に君臨し支配する」事が、持続循環性が高く収益を上げ続けるポイントであり究極の構造である。
小澤一郎は、師匠の田中角栄から、この仕組みを叩き込まれ忠実に実行し、今日のポジションを築いたのである。
まさに胡散臭いのが小澤一郎そのものである。

この度の「東日本大震災」で、自ら”東北のドン”を自認しても、ナニをしたか?
どのような行動をしたか?
どのように被災地への救援を、自らが行ったか?
ゼニゲバ、ゼニの亡者は、何もしなかったじゃないか?

テメーの選挙区、水沢(奥州市)は大きな被害がなかったとの「勝手な理由」からか、全く以てナメた話だ。

収賄側のアマちゃん石川知裕が、領収書がないことを奇貨とし、一貫して「1億円の受け取りはない」と主張しているが、チャン・チャラ・オカシイとしか言いようがナイ。
領収書を出せる代物じゃないから「裏金」じゃないか。

白日の下に曝されて、まだシラを切る気か、ボンクラ・アマちゃん石川知裕?

さて、水谷元会長だが、本当のこと、真実を述べた方がイイと思うけどなぁ。
小澤一郎に義理を立てて隠すかな、嘘の証言を展開するかな?

最初の証言どおり、贈賄目的で1億円手渡したと証言すればそれでヨシ!
小澤一郎に義理立てしてもだ、水谷建設の受注業務は難しいだろう。
そんな姑息な事より、堂々と「贈賄や談合とは縁を切る」と証言する方が世間の評価は上昇する事だろうよ。

まぁ、ここは一番、「焦点」を見守ってみるか。
5月24日の東京地裁は、焦眉を集める事だろうな。

引用開始→ 現ナマ紙袋をスライド…「陸山会」公判で“裏ガネ”証言続々 ついにキーマン出廷へ
(産経MSN2011.5.22 12:00)

1億円はどこへ消えたのか。小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書3人の公判。出廷した中堅ゼネコン「水谷建設」元社長らからは、元秘書側へ裏金を提供したとする証言が次々と飛び出した。“水谷マネー”は検察側立証の屋台骨だけに、弁護側は24日に開かれる次回公判に出廷する元会長から、これを突き崩す証言を引き出したい考えだ。共謀を問われた小沢元代表の公判の“前哨戦”とも言える元秘書の公判。法廷での証言から「1億円の行方」を追った。(滝口亜希)

叱責、接待…そして“お願い”
「同業者よりも遅い」。
東京・永田町の衆院議員会館にある小沢元代表の事務所。水谷建設の川村尚元社長(53)は社長就任直後の平成15年11月、元公設第1秘書の大久保隆規被告(49)を訪ねた。知人の土木工事会社社長の仲介で実現した面会だったが、大久保被告は会うなり、あいさつの遅さを叱責したという。

当時、水谷建設にとって喫緊の課題だったのは、胆沢ダム(岩手県奥州市)の下請け工事受注。100億円近い売り上げが見込まれ、1年に1本とれるかどうかの大仕事だった。

「岩手県でのダム建設工事では小沢事務所の力が強く、下請け業者は反対されると参入できないと聞いていた」。川村元社長は法廷で、大久保被告に接触を図った理由をこう述べ、さらに続けた。「なんとか会社を認知してもらい、親しくなりたいと思った」。

川村元社長は、年末には現金100万円と松阪牛を持参して大久保被告宅を訪問。東京・向島の料亭でも4~5回接待するなど、小沢元代表の事務所への“営業活動”を繰り返した。

16年9月、衆院議員会館内の事務所で、川村元社長は大久保被告から次のように切り出された。

「ダム本体工事の受注業者が決まった後に5千万円、関連工事の受注業者が決まった後に5千万円を納めていただきたい」

「詰めた」「運んだ」「渡した」 元幹部ら証言
「胆沢ダムの関係で小沢事務所に5千万円を持っていかないといけない。出張から帰ったらすぐ必要になるから、用意しておいてほしい」

水谷建設の経理担当だった元常務は、16年10月ごろ、中国出張を控えた川村元社長から資金調達の指示を受けた。元常務は「オモテの金」だけでなく、中古重機の売買などで捻出した、年間5億円ほどにもなる裏金の“金庫番”でもあった。

元常務は裏金で1千万円の札束を5つ作り、宅配便の袋で梱包(こんぽう)。これをさらに紙袋に入れて用意した。

一方、元専務も同月10日か11日ごろ、水谷功元会長(66)から電話を受け、川村元社長が帰国する13日に「本社から東京支店に、小沢事務所に渡す現金5千万円を運んでほしい」と指示された。

同日朝、元専務は本社で元常務から紙袋を受け取った際、「またお金がたくさんかかって大変やな」と会話したという。

元専務は、紙袋を携えて新幹線で上京。東京支店の従業員に「社長の大切な荷物なので、預かってください」と伝えて自ら金庫に収めた後、運び終えたことを水谷元会長らに電話で報告した。

法廷で元専務は、「表に出せない金だと思った」とも振り返った。

同月15日、東京・赤坂のホテルロビーには、紙袋を持った川村元社長の姿があった。間もなく到着した石川被告とソファではす向かいに座り、あいさつを終えた川村元社長は、目立たぬように紙袋をスライドさせた。

数分間の世間話の後、紙袋を持った石川被告はホテルを後にしたという。

ヨーグルトドリンク飲んで「お納め下さい」
元常務は17年にも、川村元社長からの依頼で「小沢事務所に持っていく」という現金5千万円を用意している。この時は本社で川村元社長に直接手渡したという。

4月19日朝、東京・赤坂の同じホテルに姿を現した川村元社長には、同行者がいた。かつて大久保被告との面会を仲介した土木工事会社社長だ。社長は、川村元社長から「大久保さんと会うことになったので来てほしい」と頼まれ、同席していた。

今回も川村元社長の手には紙袋が握られていた。

「これを渡すので、目立たんとこがいいな」

川村元社長の言葉に従い、2人で大久保被告への手土産の焼き菓子を選んだ後は、ホテル2階のコーヒーショップで階段の陰になる席を選んで待った。

その後、到着した大久保被告は「何か体にいいものを飲みましょう」と提案。3人で注文したヨーグルトドリンクを飲み終えたころ、川村元社長は向かいに座る大久保被告に、「どうぞお納め下さい」と机の下から紙袋を渡した。「ありがとうございます」。大久保被告はこう応じたという。

「税金みたいなもんや」。大久保被告を見送った川村元社長から、土木工事会社社長が聞かされた言葉だ。川村元社長は法廷でも「工事の粗利を10億円ぐらいと見込んでいたので、1億円払っても採算が取れると思った」と明かした。

裏金巡り真っ向対立
法廷で生々しく再現された裏金授受の“現場”。水谷建設の元幹部らも、川村元社長が明言した裏金提供を補強する証言を続けた。

石川被告らの起訴内容は、陸山会が16年10月に約3億5千万円で購入した土地について、原資となった小沢元代表からの借入金4億円を16年分の政治資金収支報告書に記載しなかった-などというものだ。

検察側は冒頭陳述で、不記載の「動機」について、「そのまま記載すれば、4億円の原資が胆沢ダム工事受注謝礼の違法な資金と追及される恐れがあった」と言及。前提に据えた水谷建設からの裏金提供の立証が、公判のカギとなる。

これに対して、元秘書側は捜査段階から一貫して現金授受を否定。弁護側は「具体的な証拠はなく、検察側の主張は空中楼閣だ」と強く反発しており、証人尋問でも証言のあいまいさなどを徹底追及した。

供述の変遷を突かれたのは川村元社長だ。21年7月に作成された供述調書では、1回目に裏金を渡した相手について、「確か石川秘書」となっていたものの、22年2月の調書には「間違いなく石川秘書」と記載。弁護側は「検事の誘導があったのではないか」と追及した。

また、「裏金は自分で不正流用したのではないか」と、1億円の使途自体にも疑問をぶつけた。川村元社長はいずれについても否定したが、裏金提供時の位置関係を図面に書いて説明する川村元社長に向かって、石川被告が「座ってないから書きようがないわな」と発言する一幕もあった。

弁護側の反論は続いた。「1回目の5千万円は東京支店の金庫に入れた」とする元専務の証言については、「当初は川村元社長に渡したと供述していた」と指摘。裏金から計1億円を用意したという元常務にも「支出を裏付ける帳簿が残っていない」と迫った。

“フィクサー”は何を語るか
裏金を巡り、主張が真っ向から対立する検察、弁護側にとって“キーマン”となるのが、水谷建設の実質的支配者とされた水谷元会長だ。

24日の第13回公判に出廷する予定の水谷元会長は、18年に東京地検特捜部に法人税法違反(脱税)容疑で逮捕され、その後、実刑が確定。服役していた三重刑務所から昨年3月、仮釈放された。影響力の大きさから「建設業界のフィクサー」との異名を持つ。

水谷元会長は、捜査に「計1億円を提供した」という趣旨の供述をした後、一転して「渡したか分からない」と周囲に漏らしているとされる。弁護側が水谷元会長から有利な証言を引き出せれば、検察側立証を崩す突破口となる可能性もある。

早ければ今秋にも始まるとみられる小沢元代表の公判もにらんだ、激しい攻防が予想される。←引用終わり
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2011年 ベトナムの国会議員選挙、投票は無事に終わる

ベトナムの次の5年を担う国会議員を選ぶ選挙が、22日ベトナム全土で展開された。
NHKが報じるところでは、827人が立候補したとの事だ。
議員定数は500だから1・65倍だ。

日本の平均的な選挙区と余り変わらないってワケだ。

ドイモイ政策以降、既に25年の歳月が流れた。
次の5年で、ベトナムは工業化への基盤を整え、2020年には工業国への転換を掲げている。
2025年にはASEANの中でも十分な所得を得ることができる国を射程に入れる戦略のようである。

そのためには、乗り越え克服しなければならない政策テーマが山積している。

その意味で、この度の選挙で選ばれる国会議員は重要な使命が課されているワケだ。

ベトナムの国会議員を目指すには、「ベトナム共産党」の党員であるというだけでは立候補もままならない。
日頃から、党活動はもとより地域における活動が重要で、加えて大衆組織の「祖国戦線」から強い推薦を受ける事で初めて立候補者としての立場が成立する。

日本で国会議員を目指すのも、基本の日常活動や地域活動に力を注がなければダメな点は、大きく変わらないのだ。

まぁ、結果は1週間後に発表するという状況は、いかがなものかと思うが、そこはベトナムの社会であり文化だ。外国人がとやかく口出しする問題ではない。

とにかく、次の5年を、しっかり担って貰いたい。
”とらえもん”の友人や仲間たちは、既に第一線を引退し、世の移り変わりを眺めながら釣り糸を垂れる生活を楽しんでいる。
”まるでのうそまろバカセ”とともに、ベトナムの着実な発展を祈念しながら眺め続けたい。

引用開始→ ベトナム 国会議員選挙の投票
(NHK On line5月22日 15時6分)

高い経済成長を続けるベトナムで、22日、5年に1度の国会議員の選挙が行われ、共産党による一党支配の下で、これまでで最も多く立候補した企業の経営者がどれだけ議席を増やし、さらなる経済開放につながるか注目されています。

ベトナムの国会議員選挙の投票は22日朝から全国で始まり、首都ハノイの投票所を訪れたベトナム共産党のトップ、グエン・フー・チョン書記長は「国会は、人々の要望に応え国の命運を決定する重要な場だ」と述べ、選挙の意義を強調しました。

ベトナムの国会は一院制で、500人の定員に対し今回827人が立候補していますが、このうちおよそ100人は国営や民間の企業の経営者で、これまでで最も多いとみられています。

ベトナムでは、7%近い高い経済成長を続ける一方で、急激なインフレの進展や財政赤字が深刻化しており、企業経営者がどこまで議席を獲得し、さらなる経済開放につながるか注目が集まっています。

また、今回の選挙では、共産党や政府機関の推薦を受けない独立系の候補が15人立候補していますが、議会の90%以上を共産党員が占めてきたなかで、どれだけ議席を獲得するかにも関心が集まっています。

ベトナム国会議員選挙の投票は、日本時間の22日午後9時まで行われ、結果はおよそ1週間後に発表される見通しです。←引用終わり
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朝日は、マニラの駐在記者が、ちょっとばかりベトナムを取材し囓っただけで、相も変わらず上から目線の批評記事を書いている。ステレオタイプの決め付け視点による「レッテル貼り」はいかがなモノか。

引用開始→ ベトナムで総選挙実施 結果は6月上旬に判明
(asahi.com 2011年5月22日19時42分)

ベトナムで22日、第13回国会議員選挙(定数500)の投票が行われた。183の中選挙区に827人が立候補しており、選挙結果は6月上旬に判明する見通し。任期は5年。共産党員でない候補や党傘下組織などの推薦を受けていない候補は前回よりも減り、共産党の一党支配の下で有権者の選択はさらに狭まった。(マニラ=四倉幹木)←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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2011/05/22

東電・福島原発 バッカンの「海水注入中止命令」を巡り、犯人捜しとウソの上塗りか

このニュースが報じられた時、大きな衝撃が走った。
ウソかマコトか!?

でもでも、バッカンなら十分にあり得る事だ。
何せ、「何処の誰が、いつ、ナニを、ナンのために、どうする」を、知り、
それが「自らの人気取りに、どの程度、反映されるか」が唯一の焦点で、それを重視するゴキブリだから。

バッカンは、「東日本大震災」発生の瞬間まで、国会で「外国人からの政治献金授受」の責めを受けていたのであり、もし、審議中に「東日本大震災」が発生していなければ、完全にアウトだったのである。
首相辞任は勿論の事だが、衆議院議員も辞任しなければならない状況だった。
それを救ったのは、言葉は悪いが「M9の東日本大震災」だった。
国会は直ちに散開となり、その後「政治休戦」になった事は記憶に新しい。
バッカンは、首の皮一枚で命脈を保ったのである。
野球で言えば、ビジターチームが9回裏ノーアウト満塁で上位の巧打者を迎え絶体絶命に追い込まれた時に、審判から「試合中止・ノーゲーム」宣告を受け、決定的な負けで追い払われずに済んだ状況といえる。

バッカンは「政治主導」を発揮できると、ここぞと小躍りしたであろう事が想像される。

バッカンの政治主導は、組織など関係なく無視し、脈絡のない思いつきを「命令」し続ける事が主軸である。
「それは、できない」などと言葉が返されようものなら、
「ナンで、俺の言う事が聞けないのか」と怒鳴り返し、相手を萎縮させ気力を奪うだけである。
そこに論理性や、施行する組織などは、全くアタマにないと口さがなくウワサされている。
大切な事は、「実現すべき政策や施策」は、どのようにすれば実現できるか「現場を熟知するヒト(官僚)」の協力を受ける事が不可欠だ。
加えて、多くの国民から支持を受けなければ実施できない。
そのためには、硬軟両様の議論が必要だ。
「政治主導」だ「政治判断」だと主張し、唐突な指示命令を繰り広げるなら、民主主義は要らないし、国会なんて無用の長物だ。
それを「人治独裁国家」と呼ぶのである。
日本は、いつからバッカンに「人治独裁国家」を委ねたのか?
こんな事を連日繰り広げていれば、北朝鮮とナンら、変わらないと言わざるを得ない。

要は、自らが「主人」であって、自らの「人気」が上がるか下がるかが、全ての判断基準だともウワサされている。

従って、決定的な局面に懸かる事案は、全てバッカンが承知し理解する必要があり、バッカンが命じた演出が絶対条件なのである。

もし、後に齟齬が生じるなら、得意の「訂正と言いワケ」を繰り広げるだけである。
その際に、必ず、スケープ・ゴートを探し出し、責任を押し付け、自らの手はキレイだと主張する事は当たり前の事前準備だ。
逃げ切れないとみるや、「ヒトは、だれでも判断ミスを冒す」事もあると、開き直ることも忘れない。

引用開始→ 震災翌日の原子炉海水注入 首相の一言で1時間中断
(産経MSN2011.5.21 00:42)

東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1号機に関し、3月12日に東電は原子炉への海水注入を開始したにもかかわらず菅直人首相が「聞いていない」と激怒したとの情報が入り、約1時間中断したことが20日、政界関係者らの話で分かった。

最近になって1号機は12日午前には全炉心溶融(メルトダウン)していたとみられているが、首相の一言が被害を拡大させたとの見方が出ている。

政府発表では3月12日午後6時、炉心冷却に向け真水に代え海水を注入するとの「首相指示」が出た。だが、政府筋によると原子力安全委員会の班目春樹委員長が首相に海水注入で再臨界が起きる可能性を指摘、いったん指示を見送った。

ところが、東電は現場の判断で同7時4分に海水注入を始めた。これを聞いた首相が激怒したとの情報が入った。東電側は首相の意向を受けてから判断すべきだとして、同7時25分に海水注入を停止した。その後海水注入でも再臨界の問題がないことが分かった。同8時20分に再臨界を防ぐホウ酸を混ぜたうえでの注水が再開されたという。

自民党の安倍晋三元首相は20日付のメールマガジンで「『海水注入の指示』は全くのでっち上げ」と指摘。「首相は間違った判断と嘘について国民に謝罪し直ちに辞任すべき」と断じた。これに対し、枝野幸男官房長官は20日夜「安倍氏の発言が偽メール事件にならなければいいが」と牽制(けんせい)。首相周辺も「激怒はしていない。安全を確認しただけだ」と強調した。←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

日本国民が少なくとも知っておくべき必要な情報を、隠蔽したとまでは言わないが、(意図的でなくとも)欠落させておいて、「現場が混乱していたとか」を「言いワケ理由」に、事態の推移が暴露されるや否や、漏れ出した情報の出所を探し求め、犯人捜しを行う傍ら、何よりも「その真実は○○であった」と、更に周到な「言いワケ」を準備する。

憐れとしか言いようがナイ。

総ては、バッカンが組織する内閣というか政府が統治能力を欠き組織力がないために生じているのだ。

22日の日本経済新聞の2面の囲み記事に、
民主党の政治能力(統治能力)を懸念し指摘する例として、
「直ちにやれ、失敗したら全てオマエらの責任だからな」と、
担当官僚に命じた政府首脳がいたと報じられている。

東電・福島第1原発への注水作業で「東京消防庁」から派遣された隊員に対し、経済産業大臣のバカボン・カイエダが、
「注水作業を継続せよ、撤退は許さない、そんな事をしたらオマエら処分するゾ」と、
行政上の指揮権も、組織権者でもないくせに、嵩に着たモノ言いをした事が報じられ、世間から激しいバッシングを受けた。

「東京消防庁」は、東京都の組織である。
東京都という自治体が独自に組織する消防である。

決して、国の組織ではない。
こんな事、行政が縦割りだとか、横断的でないとか以前の問題だ。

東電を所管するのは、経済産業省じゃないか?
その不始末を抑制するため、全国の消防組織が「心意気」で取り組んだワケである。
バカボン・カイエダは、そもそも命令できる立場にない。
「要請」する立場でしかない。

行政の組織も分からない、理解できないバカボン・カイエダは、さすがにバッカンと同じで「怒鳴り」「ワメキ」「命令」し「脅す」事さえすれば、自分の思いは達成できると安易に考えているらしい。
日本国民の不幸は、行政の動かし方を知らないゴキブリ議員のアフォーマンス(決してパフォーマンスではない)に、指揮命令され無茶苦茶な状態にある事だ。

従って、辻褄の合わない事情が、アチラコチラで噴出し、ますます辻褄の合わない無茶苦茶な状況に日々陥るばかりである。

そして、犯人捜しを繰り広げると共に、日々「訂正と言いワケ」を繰り広げるのだ。

引用開始→ 海水注入を中断、再注入 政府に伝わらず 3月12日
(asahi.com 2011年5月22日0時39分)

政府と東京電力で作る政府・東電統合対策室は21日、福島第一原子力発電所1号機で3月12日にいったん始めた原子炉への海水注入を、東電が自主的に中断していたことを明らかにした。官邸にいた東電幹部から、経済産業省原子力安全・保安院などが原子炉への海水注入について安全性を検討するとの連絡を受けたためという。注入開始や中断の情報は当時、政府に伝わっておらず、連携の悪さが改めて示された。

東電は午後3時36分に1号機の建屋が水素爆発した後、原子炉を冷やすため、発電所長の判断で午後7時4分、海水の試験注入を開始。ところが当時、官邸にいた武黒一郎・東電フェローから午後7時前後、保安院などの検討について電話連絡を受け、東電は同25分、注入をいったん止めた。武黒フェローが電話連絡をしたのは、だれかの指示を受けたものではなく、自主的判断という。

菅直人首相が午後6時からの20分間に、経済産業省原子力安全・保安院などに海水注入の安全性検討を指示していた。班目春樹・原子力安全委員長に核分裂が連鎖的に起きる再臨界が起こる可能性を尋ね、「ある」と聞いたためという。

保安院などが午後7時40分、検討の結果、問題ないことを首相に説明。同55分の首相指示などを受け、東電は午後8時20分、海水注入を再開。同45分に再臨界を防ぐホウ酸も加えた。

東電は当時、再臨界の可能性はないとみており、幹部の連絡がなかった場合、「そのまま注入を続けた」と説明した。海水注入は、所長判断で行う決まりになっている。東電は最初の海水注入開始と停止について、保安院に口頭連絡したが、保安院側は「記録はない」と説明している。細野豪志首相補佐官も会見で「総理もずっと後になってから知った」と話した。

海水注入は午後7時25分から約1時間中断したが、1号機は水素爆発した後で、東電が今月15日に公表した炉内の解析でも、すでに炉心溶融が起きた後になる。東電は中断による事故悪化の影響はなかった、と主張している。(小堀龍之)←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

斑目のオジサン、「私は言っていない。(自分に対する)侮辱だと思っている」なら、どのように反証し自らの身の潔白を示すのか?
後から、次々と指摘される事に、いちいち感情的に否定表明するなら、最初から「シッカリ情報公開せよ!」。
必要かつ十分な情報公開(誰もが分かる内容で)を、しない事が最大の要因ではないのか?

ワケの分からない事を、「自分は正しい」と、後から寝言のように繰り出すのは見苦しいとしか言いようがナイ。

引用開始→ 班目委員長「私は言っていない」 再臨界の危険性発言
(2011年5月22日3時0分)

班目春樹・原子力安全委員長は21日夜、朝日新聞の取材に対し、政府・東電統合対策室の会見について「再臨界の危険性があるなどと私は言っていない。侮辱と思っている」と反論した。

会見で配布された海水注入をめぐる事実関係の発表文には、「原子力安全委員長から、『再臨界の危険性がある』との意見が出された」などと記されていたが、班目委員長は「発表文は東電と官邸と保安院が作ったもの。原子力安全委員会として抗議する」と話した。

会見には安全委事務局の加藤重治内閣府審議官も同席していたが、班目委員長の発言は否定していなかった。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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中国の温家宝、韓国の李明博、日本はバッカン、被災地訪問し「心の侵略」を展開!

最も気をつけなければならない事態。
それは「気を許す」、「心の隙を衝かれ」、「心を侵略」される事だ。

5月21日、温家宝も李明博も、双方の特別機を仙台空港へ乗り付け、被災地訪問を繰り広げ犠牲者への献花を手抜かり無く行うと共に、被災者へ話かけるなど対話する姿をみせ、世界へ向け「微笑み外交」を報道させたという。

双方とも「日本を継続的に支援する」と、国際社会への表明に力を入れた。
これを受け、バッカンは「友好親善」を確認できたとか、手放しの呆けようだ。

何よりも、外務省を軸に被災現地が、入念な擦り合わせを行い
「(外交規範に則した)形式的な被災地訪問と(選抜した)被災者との対話」を
演出したに過ぎない。

何よりも、近隣国との友好は大切である。

しかしながら、
中国による「尖閣列島」海域での「領土侵略」に曝されている。
この行為は誰の記憶にも新しい事だろう。(もう忘れてしまったのか?)

韓国は「竹島」を占領し、島の名称を「独島」と変え、軍事施設を構築し占領支配を実質化している。(忘れられちゃぁ無念の限りだ)

日本人は、いつから「亡国の民」に堕したのか?

「東日本大震災」は東北各地へ未曾有の被害もたらした。
被災地は困難と闘っている。
被災者は、一人ひとり苦難と向き合い闘っている。

その「心の隙を衝く」ように、温家宝と李明博は訪日し被災地訪問を行った。
悪くはないが、どうなんだろう?

訪問地は、日本国政府が、相手の要望を聞き入れ慎重に選定し実現させた(のである)。
なおかつ、対話する被災者も「事前に選定した(外交上は当前なのだが)」のである。
加えて、それらの取材は「(報道各社の協定で)代表取材」としたのだ。

日・韓・中の政府にとり「都合の良い情報」を垂れ流すための措置である。
会談の中身より「友好の演出」に力を入れ、国際社会へ報道させたのである。

このような事を繰り返している間に「心の侵略」を受け続けるのである。
最も、警戒しなければならない事、それは「心の侵略」を受ける事である。

引用開始→ 日中韓首脳、そろって福島県産サクランボ試食
(2011年5月22日01時41分  読売新聞)

菅首相は21日、日中韓首脳会談のため来日した中国の温家宝首相、韓国の李明博(イミョンバク)大統領とともに、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて周辺住民らが避難している福島市のあづま総合体育館を訪問した。

震災後、外国首脳が福島県を訪れるのは初めて。

3首脳は福島県産のサクランボなどを試食後、避難所内を約20分間回った。温首相はパンダのぬいぐるみを子供たちにプレゼント。李大統領は、韓国の子供が日本語で「応援しているよ」と書いたうちわを贈って激励した。←引用終わり
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2011/05/21

原発を全部停止しても「電力は足りている」との議論もあるが!?

でも、日本は平和の核兵器として、原子力発電を政策採用してきたんじゃなかったっけ?
だから、「プルトニウム」保有量もハンパじゃないワケで。

被爆国として「核兵器」は開発しない。持たないって姿勢を表向きは見せてきたワケで、周辺国を眺めてみれば、実際に「核兵器」を持っているのと同じ状況を創出し、穏やかな原子力政策は建前であるとの姿勢を、意図的に見せ続けてきたワケだろうが。

ヤル気なら、いつでも「核兵器」は持つ条件にある事を、「原子力発電所」を維持続ける事で「戦略」の一端を示してきたワケだろうが。

潜水艦も同じで、ヤル気なら、いつでも原子力潜水艦を建造配備できると、「原子力発電所」をオペレーションする事で見せてきたと捉え考えている。

だから、「原子力発電」コストが高いとか安いという事は、表向きは議論になるが、大して重要なテーマではないのだ。
発電コストの多寡は関係ないのであって、国防上の観点による「国防戦略」としての最重要テーマだった。

だから、電気の量が余っていようといまいと、沖縄を除く各地の電力会社に建設と運転を担わせたのだ。

従って、地震や津波は考慮したものの、巨大な建物が潰れるワケがないという姿勢が生まれたのだろう。

だから、原子力発電を全面的に停止するなら、「核兵器」を開発するのか?
またぞろ、激しい非難が乱れ飛ぶ事を承知で「質問」したい。

いずれの報道も「電力量は足りる」のだという。
じゃぁ、全部(54基)停止すればよい。

しかし、国防の観点からの措置をどうするのだ?

引用開始→「原発は必要悪」ウソだった?“全停止”でも大丈夫なワケ
(産経MSN2011.05.20)

収束の見えない東京電力福島第1原発の事故を受け、国内54基の原発がすべて停止する可能性が出てきた。各地で稼働中の原発は来年3月までに全基が定期検査に入り、一時的に運転を止めるが、その後の再稼働に対する住民の反発は必至。つまり、いったん止めたら二度と動かせなくなるというのだ。日本の原発がすべて止まったら、どうなるのか?

太陽光や風力などの自然エネルギーで代替できるのか?

福島第1原発事故の再来を未然に防ぐため、政府は中部電力に浜岡原発の停止を要請。中部電は稼働中の4、5号機を13日から14日にかけて停止した。

すべての原子炉が停止し、静まりかえった浜岡原発。同じ光景が列島各地で見られるようになるかもしれない。

現在稼働中の原発は来年3月までの間に順次、定期検査に入る。再稼働を前提とした検査ではあるが、現実には各電力会社は地元住民の不安や反対に配慮し、再稼働できずにいる。九州電力は4月下旬を予定していた玄海原発2、3号機の再稼働を見合わせているほか、北海道電力や関西電力でも検査終了後の原発が営業運転に移れないでいる。他の地元住民からも「すべて止めるべき」との声が上がっており、一度止めたら再稼働は困難な状況なのだ。

電気事業連合会(電事連)によると、国内の原発は54基、合計出力は4884・7万キロワットに達する。かりに、このすべてが止まったら、日本の電力状況はどうなるのか?

電事連がまとめた昨年度の電力生産量のうち、最も多い火力は49%、次いで原子力が27%、水力は7%を占めている。原発を止めて何の対策もしなければ、現在の生活から約3割の電力が消えることになる。

その代替手段として、太陽光や風力など、いま注目のクリーンエネルギーに全電源の3割もの量を転換できるのだろうか。まず風力から検証してみよう。

巨大な風車を設置した内陸部の一部地域では、住民から「騒音で頭痛がする」といった苦情が寄せられた。そこで検討されたのが海上への設置。茨城県神栖市の風力発電所「ウインド・パワーかみす」では、海岸線から沖合50メートルに直径80メートル(支柱の高さ80メートル)の風車を設置した。運営する小松崎都市開発(水戸市)は「7基を250-300メートル間隔で2キロメートルに渡って設置しました。1基あたり2000キロワット、合計出力は1万4000キロワット」(担当者)という。

この風車で原発4884・7万キロワット分をまかなうとすると、どれだけの海岸線が必要か。試算すると、総延長は6978キロメートル。青森県の下北半島最北部から太平洋岸に設置していった場合、東京や紀伊半島を経て兵庫県に達する。とても現実的ではない。

太陽光はどうか。東京電力によると、100万キロワットを発電するのに必要な太陽光パネルの面積は67平方キロメートル。原発の発電能力すべてを置き換えた場合、3272平方キロメートル分が必要になる。これは東京都(2187平方キロメートル)をくまなく覆い、さらに大阪府(1896平方キロメートル)の半分以上を使う計算だ。

水力発電はどうだろう。新潟県と福島県にまたがる奥只見ダムの奥只見発電所は、国内最大56万キロワットの出力を誇るが、原発の代替にはこの規模のダムが実に87個も必要となる。それ以前に、「コンクリートから人へ」と八ツ場ダム(群馬県)の建設を止めた民主党政権に、ダム乱造の判断はできないだろう。

そもそも、これらの試算はコストを度外視したものだ。経済産業省によると、発電原価(1キロワット時あたり)は原子力が4・8-6・2円と最も安い。火力では石油が10-17・3円、石炭は5-6・5円、液化天然ガス(LNG)が5・8-7・1円。水力は8・2-13・3円。クリーンエネルギーでは風力は10-14円だが、太陽光はパネル設置に費用がかさむため、46円とダントツに高い。

結局、危険を承知で原発を使うしかないのだろうか。だが、京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「原発が必要悪と思わされているのは、まったくのウソ」と指摘する。

「原発の稼働率は60-70%で、他の発電手段よりも高いですが、これは一度動かすと止めるのが難しい性質のためです。実は、最も発電能力の高い火力の稼働率は48%にとどまっている。つまり、原発の発電量をすべて火力に置き換えても、なお火力には約3割の余裕がある。原発からは即刻、抜けられるのです」

最大6000万キロワットといわれる夏場のピークについても、「火力と水力だけで足りる。夏のピークは真夏の数日、しかも午後の数時間だけのこと。ピンチになったとしても節電で十分にしのげる」というのだ。

火力発電にはコストに加えて二酸化炭素排出の問題がつきまとうが、少なくとも原発停止で日本の3分の1がいきなり真っ暗になるということはないようだ。原発停止で足りなくなる分を石油の火力でしのぎ、その間にLNGやクリーンエネルギーの発電規模を上げていくのが現実的な策なのかもしれない。←引用終わり
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2011/05/20

参議院・西岡議長「もう限度だ。一斉に(バッカンは)『辞めろ』と言わなきゃダメだ」

再び三度「バッカン辞めろ!」と、西岡武夫参議院議長が、(バッカンに)首相辞任を促す。
西岡参議院議長は19日に、
「G8サミットには、シッカリした立場で、日本の話ができる人に行って貰いたい」と、述べたそうな。

国辱政党「眠主党」の幹事長であるフランケン・オカダは、
「中立的な立場の方が、そこまで踏み込み発言するのは、いかがなモノか」と、
寝言の繰り言を一人で”ごちた”ようで、永田町クラブでは失笑を買っているとか。

それではと、衛藤征士郎・衆議院副議長が「三権の長である議長があそこまで言った以上、菅首相と西岡議長のどちらかが辞めるしかない。私は西岡議長と行動をともにする」と、加勢した事で永田町クラブは賑やかになってきた。

本来は中立的な立場の議長が、そこまで言わなきゃならない事態をもたらせたのは、
一体全体どこの誰だ?
「答えてみろぃ!」。
現状は、日々刻々と変化(状況が悪化)するにも関わらず、ナニもモできない、ナニもしないを繰り返すだけで、最悪のパターンじゃないか?

国政の頂点に立ち、政権を担う者としての責任があるじゃないか?
その責任を果たすべきだし、果たさなければならない。

コロ・コロ・コロ・コロまるで日替わりメニューのように、毎日まいにち、「重要事項」について言う事が変わる、前日の発言を訂正する。
つい先日は、「第2次補正予算は8月に国会へ上程する(従って、6月22日に閉会する現在の国会へは提案しない)」と言ってのけたが、
19日には、「第2次補正予算は、緊急性や必要性があれば、この国会へ上程する事も考えなければならない」だとか。

仮にも、一国の政治の頂点に立つ内閣総理大臣だ。
それが、(国民が承知する範囲での)軽い冗談やジョークならともなく、「東日本大震災」で重大な被害を受け、救援を待ち望んでいる膨大な被災者がいる(待っている)にも関わらず、ナニを暢気に寝言を言い合っているのだ。

周囲に当たり散らすだけだと言われて久しいが、例えば「カエルの面に小便」野郎の、東電の社長・清水には、怒鳴り散らしてみても、素知らぬフリをされ続けているじゃないか。

怒鳴り散らす、当たり散らすと、相手は辞表を持ってくるくらい迫力が必要だ。
「また、言ってやがる(バッカン野郎が)」と思われるだけじゃ、大した事なんてナイ。

まぁ、西岡武夫・参議院議長が思いっきり「辞めろ!」コールをしてみても、「馬耳東風・馬の耳に念仏」って事だから、国会が一丸となって「バッカン、辞めろ!」と実力行使する以外にはない。

自眠党も、ボンボンの谷垣が、またぞろ寝言の言い訳をしているようだし、コワオモテ・オオシマッタなんぞは、「期間限定 大連立」なんて、バカバカしい事を、あのオヅラで言いふらしている。

眠主党はもとより、自眠党も、もうダメだ。
じゃぁ、どの政党がイイって言うんだ?
どれもこれも、ロクでもねぇナァ~!

だから、日本の政治は「お先、真っ暗」って、海外の国々で言われるワケだよ。
嗚呼!情けない、情けない!
一日も、早く「バッカン」を叩き出し、国会を解散させなきゃ!
そして、まず「眠主党」を、この国から蹴り出さなきゃぁ、絶対にダメだ!

叩き出すゴミ議員ドモ一覧(順不同):
 バナナ・レン呆
 辻元姐さん
 アンポンタン・ミズホ
 センゴク・マンゴク
 エダノコブター
 ルーピー・ハトヤマ
 トツベン・オザワ
 ゴリララ・ヤマオカ
 マエハラハラ
 フランケン・オカダ
 オバカウチ
 アホズミ・ヅーヅラ
 ペッタンコ・モリモリキロー(与野党合い乱れ)
 シカト・ホサカ・バカト(裕福な区長になっちまいやがった)
  その他、オオゼイ

引用開始→ 衆院副議長「首相か西岡議長が辞めるしかない」
(産経MSN 2011.5.19 22:29)

衛藤征士郎衆院副議長は19日、西岡武夫参院議長が産経新聞のインタビューなどで菅直人首相の早期退陣を促したことについて、「三権の長である議長があそこまで言った以上、菅首相と西岡議長のどちらかが辞めるしかない。私は西岡議長と行動をともにする」と都内で記者団に述べた。

与党・民主党出身の西岡議長が内閣総辞職を要求する異例の内輪もめに、野党・自民党出身の衛藤副議長まで参入する事態となった。

西岡氏は産経新聞のインタビューに対し、東京電力福島第1原発事故への菅政権の対応を批判し、「もう限度だ。一斉に『辞めろ』と言わなきゃダメだ」と述べていた。←引用おわり
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2011/05/19

タケアキはん オマはんに「害務大尽」は荷が重過ぎたのぉ~! 早よぉヤメんかいな!

タケアキはん、ウワサどおりアカンのぉ!
やっぱり無能やったのぉ!

ワレが、外務大臣しとる間は、害務大尽やちゅう揶揄の仕方止めといたるちゅうたけどのぉ、オマはんはクソの役にも立たへんのぉ。

ワレの周りにおる提灯持ちは、伊藤博文の玄孫やさかい、言うて期待もしとるようやけど、日本国のためにはなっとらんがな。
ワレ、どないどえ!?

ワレのオヤジの「松本十郎」はやなぁ、やっとの思いで防衛庁長官(いまは防衛大臣)に就いたやないかぇ!
そのド息子のワレがやのぉ、マエハラハラのスキャンダルがあったさかい、タナボタでやのぉ、害務大尽に就いたワケやないかぇ!
それがやなぁ、ナンで日本の国益を守らんのじゃぇ?

ワレも「売国一筋・売国命」に衣替えしたんかぇ?
いつからじゃ?

姫路の選挙区で、強い対抗馬が消えてもたさかい、「売国一途・売国命」へ衣替えしても、衆議院の選挙は勝てると思ぉとんのかえ?ナメたハナシやないかぇ!
ワレのオヤジ(松本十郎)は、たすこいオッサンやったさかい、中選挙区でも、よぉ~落ちた事、忘れとんのんとちゃうやろなぁ?
ワレの選挙かて、つい、この間までは、ホンマに「とろかった」やないかぇ!
オマはん、落とすのんは、ほない難しいこっちゃないんやで。

前は、トイダが頼んなかったんと、鳩風が吹いたさかい、勝てただけやがな。
ほいで、トイダは引退してもたさかい、次の選挙も安泰やとかヌカしとるらしいやないかぇ! ホンマかぇ?エッエ?どないどぇ?
ワレ、ナメとったらアカンどぉ!

政治が下手なんは、まぁ、シャァナイけどや、国益を害する事は許されへんどぉ!

播州の政治風土ちゅうのんは、よぉ~分かっとるやろがぇ!
もっと、腹のあるヤツ引っ張ってきたら、オマはんは終わりゃどぉ!
今度は反菅(反感)風が大荒れやしのぉ!
前の鳩風に比べられんほどの、反鳩風・反菅(反感)が吹くさかいのぉ!

ボンクラのボンボンヅラでは、アカンどぉ~!
チットは、性根入れてやらんかぇ!

正真正銘の、姫路の播州弁で一発、見舞ぉといたるさかいのぉ~!
性根入れくされ! こっら、オンドレ分かっとんのんかぇ!

引用開始→ ヒラリーもうんざり…松本のお粗末な“外交オンチ”ぶり
(産経MSN 2011.05.18)

東日本大震災や原発事故で、日本が苦境にあるなか、ロシアや中国などの周辺諸国は挑発を繰り返し、軍備増強を進めている。こうした際、断固抗議して国益を守る立場にいるのが松本剛明外相だ。明治維新の立役者の1人、元勲・伊藤博文の玄孫として期待されていたのだが…。

「日本の原則的立場と相いれず、わが国国民の感情を傷つけるもので遺憾だ」

松本氏は16日朝、外務省にロシアのベールイ駐日大使を呼び、イワノフ副首相らが前日、日本固有の領土・北方領土を訪問したことについて抗議した。日本政府は事前に懸念を伝えていたが、ロシアは無視した。

これには前段がある。震災直後、ロシアは救援隊や救援物資を送ってくれた一方、北方領土・国後、択捉両島の駐留部隊増強計画を進め、戦闘機を日本領空に接近させる挑発行為を行った。

当然、強い抗議が不可欠だが、松本氏は「各国からお見舞いの言葉や支援の申し出をいただいているので…」といい抗議をしなかったのだ。

国際政治学者の藤井厳喜氏は「敵の術中にはまったコメント。外交オンチというしかない」といい、こう続けた。

「人道支援といえども、各国とも冷徹な外交戦略のもとで行っている。例えば、ロシアは『極東で日本が凋落し、中国が台頭するのは困る』とか『これ以上、日本に親米派が増えないように』などだ。外相としては、主権侵害や挑発には抗議すべきだった」

松本氏は、前任の前原誠司氏が外国人献金問題で失脚したため、3月に副大臣から昇格した。

外務省関係者は「ペーパーを上げると、そのまま読んでくれるが、政治家らしく臨機応変に文章を脚色することもしない。GW中の訪米でも、ヒラリー国務長官との共同会見で延々とペーパーを読み、米国側にうんざりされていた。対外的な発信力が弱いうえ、民主党内での影響力もない」と半ばあきらめ気味。

発信力を補うメディア戦略も乏しく、「記者嫌い」で知られている。

外相就任後、大臣室がある外務省4階のエレベーターを降りると、「許可なく立ち入りを禁じる」という看板が立てられた。記者らが近づくのを防ぐ、赤いテープまで張られているという。

前出の藤井氏は「維新を成し遂げた高祖父の伊藤博文と比べたらかわいそうだが、お粗末…残念な話だ」と語っている。←引用終わり
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2011/05/18

バッカン打倒と、政界再編の萌芽に繋がるか「民自連」に109名が結集!

まぁ、ゼニゲバのトツベン・オザワや、
A呆丸出しのペッタンコ・モロモリキロウや、
怖い怖い恐ろしいニラミ・ホォーシマッタなんて、
ワケの分からないゼニゲバや古狸が手を結び、バッカンを打倒しても、次はトツベン・オザワだと提灯持ちのオバカワウチが吹聴して歩くような話はない!

ルーピー・ハトヤマも、バッカンも、トツベン・オザワも塀の中へ収容すればイイんじゃないかな。
ペッタンコ・モリモリキロウも究極のオバ×小倅も、石川県議辞任で失業中だし、親子で塀の中暮らしはどうだぁ。

まぁ、報じられる顔ぶれを見ると、国辱政党「眠主党」ヌカドコがいるし、自眠党の側はオッチョコチョイのスカスカ・スガーだとか、いずれ劣らずオッチョコチョイでしかない。

しかし、まぁ、立ち上げてしまえばそれでよい。
そして、バッカンを打倒すればそれでよい。
更に、その過程で、本来の民主主義に回帰するならそれでよい。
まずは、「談合政治」「握合政治」「利権政治」や「寝技政治」を得意とする「旧弊な世代」から政治を奪還しない限り、どうにもならない。

民主社会の政治はだ、
「料亭」で談合を重ね、握り合う事じゃない。
「ゴルフ場」でプレイ中に、スコアを貸し借りする事じゃない。
「麻雀店」で卓を囲み、点棒を貸し借りし精算する事じゃない。

トツベン・オザワは、近年「料亭」から「中華料理屋」へ転進したらしいが。
理由は、「円卓」だから、誰が主人か分からない、って理由を上げているらしいが、テメーは主賓席に居座るのが常道だとか。
それ以外の席なら、直ちに「ご機嫌斜め」になるとか。
実に、我が儘な野郎だ!

この席に、最近は足繁く通い、提灯持ちの座を手に入れたのが、先日まで「鳩山命」でルーピー・ハトヤマの三助と草履取りだったオバカワウチであると専らのオウワサだ。

自眠党にも、キワモノ・タロォなんて極めつけの変わり種もいるからなぁ。

とにかく、バッカンに「第2次補正予算」を編成させ審議入りする、審議の過程で内閣不信任案を提出し、賛成多数でバッカンに終止符を打つ。
その後、政界再編をガラガラぽんで行う。

「四種政党制」とでもいうような方向へ再編すればよい。
 ①保守地域利権政党(②とは相対的に対立)
 ②都市市民保守政党(①とは基本的に対立)
 ③社民型政党(少数でも消滅しない)
 ④その他

二大政党制は消えていく(積極的に消去する)。
無理を重ね続ける「小選挙区制」を廃止する。
「中選挙区制」を復活させる(死票を減少させる)。

トツベンオザワがごり押しした二者択一の二大政党制政治から、多様な議論が可能な幅のある政治へ戻し、政策からポピュリズムを一掃する。

引用開始→ 超党派議連:民主、自民中堅109人で「民自連」を結成
(毎日新聞 2011年5月17日22時33分)

民主党の樽床伸二元国対委員長、自民党の菅義偉元総務相ら両党の中堅議員らによる「国難対処のために行動する民主・自民中堅若手議員連合」の初会合が17日、国会内であり、民主党87人、自民党22人の衆院議員計109人が参加し、国会会期(6月22日まで)の延長を求める署名を始めることで一致した。両党の呼びかけ人は菅政権にもそれぞれの執行部にも批判的で、今後の政界再編を見据えた新たな連携となりそうだ。【葛西大博、念佛明奈】

会合では樽床氏が「現政権の対応は必ずしも万全でなく、多くの問題点がある」とあいさつ。菅氏は「中堅若手はしがらみもなく大胆な発想で対処していける」と「世代交代」を強調した。

呼びかけ人らは4月初旬から会合を重ね、対象を衆院当選5回以下に限った。民主党側には「菅降ろし」につきまとう小沢一郎元代表の影を払拭(ふっしょく)したい思惑があり、自民党側には、谷垣禎一総裁ら執行部や、元代表との連携もちらつかせる派閥領袖の影響力を排除する狙いがあった。

自民党側の呼びかけ人は「小沢元代表や森喜朗元首相、自民党の大島理森副総裁らの言う大連立なんてごめんだというのが一番のきっかけだ」と説明。政界再編の主導権を民主、自民両党の現執行部や小沢元代表ら「旧世代」から奪う思惑だ。

民主党参加者の人数は小沢系の山岡賢次副代表が4月26日に開いた「菅降ろし」会合の約60人を上回り、内閣不信任決議案の造反に必要な73人も超えた。17日、谷垣氏と公明党の山口那津男代表は不信任案提出に言及したが、出席した自民党議員の一人は「不信任案を出すなら、執行部よりこの議連のほうが断然筋がいい」と語った。

民主、自民両党の議員らによる超党派の議連は他にも相次いでいる。樽床氏と民主党の古川元久元官房副長官、自民党の鴨下一郎政調会長代理、西村康稔衆院議員ら両党の衆参議員11人は17日、超党派の「日本の復興と未来を実現する議員連盟」(復興議連)の設立準備会合を開いた。

エネルギー政策、経済政策、政治制度改革などがテーマ。呼びかけ人の一人は「政局には絡まない」と語るが、古川氏は仙谷由人官房副長官、鴨下氏は石破茂自民党政調会長と近く、政界再編含みとの臆測は消えない。民主党の松原仁衆院議員、自民党の小池百合子総務会長、公明党の坂口力元厚生労働相らも19日に「道州制懇話会」を設立する予定だ。←引用終わり
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エダノコブターは、無能なくせに余りにも口が軽い はしゃぎすぎだ

資本主義・自由経済と民主主義を国家機構の前提にしている日本国政府のスポークスマンである内閣官房長官エダノコブターは、その自覚がないというか、イヤイヤ元来、資本主義・自由経済や民主主義を否定しているのか、先日は「東電に融資している金融機関は、『貸出債権』を放棄しろ」と毒づいた。

「ホッエッ~!」と、開いた口が塞がらなかった。
そう言やぁ、最近は、開いた口が塞がらない事が増えたなぁ~。
殆ど、政府から発せられる「お言葉」に関わる事が殆どだなぁ~。

政府っていうか内閣を組織する側で官房長官の地位に就けば、政府内は勿論の事、民間であろうが、お構いなしに「命令」や「強い要望」を乱発しても許される。
また、「命令」や「強い要望」には、従うべきだという、オゾマシイまでの傲岸が思考回路を占めてしまうのだろう。
この点は、辻元姐さんやバナナ・レン呆も同じである。

「A呆は死ななきゃ治らない、A呆は死んでも治らない」って言われますけどね。
知恵も能力もないのが、内閣を組織して、アレコレ命令しちゃぁダメだよ。

エダノコブター、センゴク・マンゴク、マエハラハラなんざぁ、この際、バッカンでもなんでもよいから「社会主義」を追究し、「社会主義への道」を巧妙に選択し体制転換を図る考えなのかも知れない。

一応(民主的な)ながらの市場経済を否定する発言をしちゃぁダメだよ。
何よりも、唐突だし、不愉快だし、信用破壊に直結するだけだ。

何も知らないなら、知らないでよいではないか。
何でも「知っている」と、知ったかぶりをしようとするから、無能を露呈し墓穴を掘るのだ。

分からないなら、静かにしてろぃ!

引用開始→ 「混乱生む」枝野氏発言に東証社長が苦言 
(産経MSN2011.5.17 18:31)

「混乱を生む。思ってもいわないほうがいい」-。枝野幸男官房長官が金融機関に対して東京電力の債権放棄を求める発言をしたことをめぐり、東京証券取引所の斉藤惇社長は17日の定例会見でこう述べ、苦言を呈した。

斉藤社長は「(枝野氏が)どういう立場でいっているかがよくわからない。政府として、こうすべきだといっているのか。周りをみながら、こう言った方が人気が出るのかという形でいっているのか」と述べ、不快感を示した。

その上で、「統制国家、命令国家ではなく、民主主義で市場経済が動いている国ということを忘れてはいけない。安易に債権放棄をさせられた銀行は、次に貸さないと思う。そのときは国が貸すのか」と指摘。「論理がたたないままに言葉だけ走ると非常に混乱を生む。思ってもいわないほうがいい。周りに優秀な官僚や経験者はいっぱいいるのだから、しっかり討議をしてからしゃべるべきだ」と述べた。←引用終わり
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2011/05/17

NHK世論調査、復興税は「反対31%」、バッカンは年末までに「辞めろ54%」

世論調査は、あまり役に立つとは思えないが、世の中の空気を伝えるっていうか知る上では有効な方法だ。

霞ヶ関の大増税派「悪徳財務官僚ドモ」が画策し、復興会議議長なる五百旗頭真(防衛大学校長=神戸大学で国際関係論を講じていた)が尻馬に乗せられ、観測気球か無責任無原則賛成か分かりかねるが、「復興増税」を打ち上げていた。
五百旗頭は「真にオソマツ」だ!

東電と同じで、「財源」については、いつも隠し続けて「増税」だけが一人歩きする。

そして、国民はナケナシのカネを巻き上げられる。
空気は「いつも損をさせられている気分から抜け出せない」ってところかな。

だれも増税に賛成するワケではない。
一方で、国辱政党「眠主党」のオバカ議員代表チャンプのオバカワウチは、「高速道路無料」、「復興財源は『特別会計埋蔵金』でと」騒ぎ回っている。
挙げ句の果ては、バッカンを辞めさせ(これは「大賛成」だ)、代わりはトツベン・オザワだと吹聴している。
ネジが少々オカシクなっているんじゃないか。

特別会計の埋蔵金は、「みんなの党」も掘り起こせと主張している。
この点は、明らかにするべきで、オバカワウチの主張だけが専売特許ではない。

現在の経済環境、市場の状況からして、「消費税」を含め増税は困難だ。
日本の経済全体が縮小気味に推移し、所得配分の面で、その多くが厳しい局面に置かれている。
国際競争を考慮するという建前で、企業課税は抑制され続け「減税」先行になっている。
これでは共産党が主張する、「大企業優遇」「大衆課税強化」でしかない事を露呈させており、余りにも能がない。
この上、「大増税」と「電気料金の大幅値上げ」が襲ってきたら、「(消費の)内需拡大」を旗振りしても、より大きな困難が待ち構え、結果的には消費財の殆どが安易で安価な「中国生産品」の消費が進むだけである。

つまり、日本人は国内で「大増税」を課され、生活を逼迫させた挙げ句の果てに「中国」から供給を受ける「消費財」で、生き延びる構図に貶める途へ追いやるワケだ。
分かりやすく言うと「日本国政府(悪徳官僚)」が、「中国」に媚びへつらうよう、日本人全体を組み入れる窮極の売国を推進するワケだ。

バッカンを始め、国辱政党「眠主党」は、”「脱官僚」、官から民へ”を主張し、現在の政権に就いたのである。

しかし現実はどうだ!
まるで「官僚内閣」そのものではないか?
しかも、財務相と経済産業省の官僚に主要部分の殆どを握られ、閣僚とは名ばかりでアタフタさせられ続けているだけだ。

「東日本大震災」を契機に、悪徳財務官僚ドモは、この際一気に「大増税」を画策しているだけじゃないか。

この尻馬に乗せられているのが「内閣総理大臣のバッカン」である。
「総理大臣」って「総てを、理(おさ)める、大臣」って意味なんだけど、
現状は、「総てを、理(おさ)められている、お大尽」って意味に堕しているね。

だから、NHKの世論調査でも、今すぐ退陣が29%、今年の年末までに退陣が24%ってワケで、合計53%は年末までには退陣しろって事だ。

そして、衆議院の解散総選挙は、
可及的速やかにが20%
年末までにが24%で、合計44%は年末までに衆議院を解散総選挙せよ!
と言っているワケだ。

オバカワウチに言っておくが、バッカンの後がトツベン・オザワじゃないって事は書いてないけど、よぉ~く眼鏡を拭いて現実を見詰めろヨォ!オバカワウチ!
勿論、ルーピー・ハトヤマの再登板なんてあり得ないって事もだ!

オバカワウチ、芋焼酎でも呑んでへたってろぃ!

引用開始→ 復興増税 反対が賛成上回る
(NHK Online 5月17日 6時58分)

NHKの世論調査で、東日本大震災からの復旧・復興の財源を確保するために増税を行うべきだという考え方について、賛否を聞いたところ、「賛成」が26%、「反対」が31%で、「反対」が「賛成」を上回りました。

NHKは、今月13日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査対象の64%に当たる1095人から回答を得ました。

この中で、震災からの本格的な復興に向けた政府の第2次補正予算案の取り扱いについて聞いたところ、
▽「来月22日までの今の国会の会期内に提出し成立させるべきだ」が24%、
▽「今の国会を延長して提出し成立させるべきだ」が29%、
▽「今の国会にはこだわらず、次の臨時国会に提出し成立させるべきだ」が29%、
▽「第2次補正予算案を提出する必要はない」が3%でした。

また、東日本大震災からの復旧・復興の財源を確保するために増税を行うべきだという考え方について聞いたところ、
▽「賛成」が先月より6ポイント少ない26%、
▽「反対」が5ポイント多い31%、
▽「どちらともいえない」が39%で、
「反対」が「賛成」を上回りました。

次に、菅総理大臣にいつまで総理大臣を続けてほしいと思うか聞いたところ、
▽「できるだけ早く退陣してほしい」が29%、
▽「ことしの年末までは続けてほしい」が24%、
▽「民主党代表の任期が終わる来年秋まで続けてほしい」が30%、
▽「来年秋以降も続けてほしい」が4%でした。

さらに、衆議院の解散・総選挙の時期については、
▽「できるだけ早く行うべきだ」が20%、
▽「ことしの年末までには行うべきだ」が24%、
▽「来年中には行うべきだ」が21%、
▽「再来年の任期満了まで総選挙を行う必要はない」が26%でした。←引用終わり
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危ない危ない東電・福島原発の「消えた冷却水」実際は地下水として流出!?

東電・福島原発へ「冷却水」として注入した水の殆どは、「地下水」として流出しちゃったんじゃないのか?
実際に「地下水」として漏れ出しているんじゃないのか?
東電の楽観的なコメントは殆ど信用できない!
これまで、何度、発表した見解と異なる事が生じ続けているか?
よぉ~く、冷静に考えて見るとよい。

3月の半ばに、鳴り物入りで命がけの「注水」作業を行った。
無茶苦茶な危険を冒して、何万トンもの水を注ぎ込んだ。
しかし、溢れ出ることはなかった。
もっと大切な事は、建屋全体を満たすほどの「注水」を繰り広げたにも拘わらず、水は溜まらなかったじゃないか。

この段階で、疑問が生じるハズなのだが、誰も疑問に思わなかったのか?
東電の職員は、現場作業は、「下請け」、「孫請け」、「曽孫受け」の作業者に押し付け、高見からアレコレ指図するだけで、誰も、実際の現場へ足を踏み入れた事がないのだろう。

建屋へ入った現場作業者からの報告で、水は本来の部分に溜まらず、建屋の底へ抜け落ちた事が明らかになったワケで、常に「最悪の事態を想定し、最悪の事態を公表する」のが責任を持つという事だろう。

随分前、既に「ツイッター」で「地下水流出」の可能性を指摘したと思うが、もう殆ど疑いの段階ではなく、現実には「地下水流出」は恐怖の状況ではないのか。

もし本当に「地下水流出」していれば、付近一帯の土壌汚染は救いようのない事態に陥るだろう。
夕刊フジが懸念事項として指摘するように、梅雨、夏の夕立、秋の台風、秋の長雨、日本はこれから雨期を迎えるワケだから。

気を抜くことはできない。

バッカンは、ノンキに第2次補正予算は8月以降だなんて、言い放ち「政権死守」のみが重要なのであって、「東日本大震災」の被災地、被災者、加えて「東電・福島原発事故」の被災者の生活など、元より頭にない事を露呈している。

バッカンが、この姿勢では官僚の差配するまま、為すがまま、被災者が救われる事は無いだろう。
実態の伴わない「夢物語」だけを「ビッグ・マウス」するのでは事態の好転は望めない。

東電の官僚体質が、今日の無責任体制を産み出したといえる。
アタマが良いだけの人物は、得てして無責任である、いや、無責任になりがちである。
アタマが良いだけの人物は、得てして冷たく、言動に「血の通う点」が見られない。
バッカンは、アタマが良いとは思えないが、「無責任で、冷たく血が通わない」この2点を兼ね備えている。
その点に話が及ぶと、所構わず相手構わず「怒鳴り散らす」だけだそうな。

イヨイヨ、日本は危険な状態に陥ってしまっている。

引用開始→“死の汚染水”10万トン…地中に広がる恐怖「梅雨が怖い」
(夕刊フジ2011.05.16)

入れても入れても水はたまらず、“死の汚染水”だけが増えていく-。東京電力福島第1原発1号機では、賽の河原で石を積むようなむなしい注水作業が続いていた。これに加えて、連日の大量放水などでたまりにたまった汚染水の総量は間もなく10万トン、50メートルプール111杯分にも達する。だが、集中廃棄物処理施設への移送は思うように進まず、一部が地下に漏水している可能性は高い。終わりの見えない汚染水地獄の実態とは-。

4つの原子炉の中では「比較的優等生」(関係者)とされていた1号機が地震直後にメルトダウン(全炉心溶融)を起こしていたことが分かり、格納容器から水漏れしている可能性も高まったことで、工程表の第一関門だった1号機の冠水(水棺)作業は「夢物語」(東電関係者)となった。追い打ちをかけるようにやってきたのが、汚染水の漏水恐怖だ。

1号機の建屋地下には格納容器から漏れた高濃度の汚染水が3000トンもたまっているという。だが、溶けた燃料は依然として熱を出し続けるため、冷却機能が復旧するまで注水をやめることはできない。汚染水はただ増え続けるだけだ。その行き着く先はどこなのか-。

原子炉安全設計が専門の川島協・前九州東海大学学長は、「高濃度の汚水は、原子炉建屋地下の床から漏れ出ている可能性がある」と指摘する。

「注水した水は熱で蒸発しているか、格納容器の配管を通じて建屋外に排出されたと考えるべきだが、格納容器の温度は一定に保たれており、建屋外の地下杭道の水位が上昇しているという情報もない。大量の汚染水が建屋地下にたまっているなら、建屋底部にライナーと呼ばれる鉄片を敷き込むなどの措置をしていないかぎり、地震による亀裂から地下に染みだしている恐れがある」

汚染水については、2号機も深刻。放射線の総量が約40万テラベクレル(テラは1兆倍)にも達する2万5000トンも汚染水を抱えているからだ。

2号機では、4月19日からタービン建屋内の汚染水を集中廃棄物処理施設に移送する作業が始まり、今月14日までに5070トンを移送した。だが、作業用トンネルの水位は移送開始時に比べて逆に4センチ上昇し、地面から76センチ下まで水面が迫るなど、処理自体は思うように進んでいない。地震によって生じた亀裂から大量の地下水が流入している可能性も指摘されている。

「水位が下がらない原因は分からないが、最も危機的状況であることは間違いない。亀裂から海に流出し、港に滞留している約30万トンの汚染水の処理も放置できない。集中廃棄物処理施設の容量は1万トンだが、3号機からの移送も始まっており、一刻も早く汚染水を浄化し再利用する施設を稼働する必要がある」(川島氏)

■梅雨で水量増し、その後は台風…

その3号機は、圧力容器上部の温度が最高221・7度まで上昇。東電は注水量を毎時7トンから12トンに増やしたことで、14日午前5時現在で154・9度まで下がった。しかし、一部の測定値は再び上昇し、注水量が15トンに増やされるなど、汚染水の“増産”が続く。温度上昇の原因について、東電は「水が正確に炉心に届いていなかったとみられる」などと説明している。

11日に発覚した新たな海への流出では、取水口付近の海水から基準の6200倍の放射性セシウムが検出された。再臨界が起きないよう、3号機では原子炉の冷却水に中性子線を吸収するホウ酸を溶かし注水を始めた。1、2号機も今後、同じ措置を取るという。

排気管がつながる3号機に誘因されて水素爆発を起こしたとみられる4号機の立て杭も、雨水や地下水の影響で水位は上がり続けている。

すべての原子炉周辺で増え続ける汚染水。これら大量の汚染水を浄化する施設について、政府と仏原子力大手アレバ社との契約では6月から稼働する予定だが、その処理能力は1日1200トン。10万トンもの汚染水を処理するには途方もない時間がかかる。

さらに、細野豪志首相補佐官は11日、「梅雨の季節に入ると、ますます水の問題は深刻になる」と不気味な“予告”をした。1、3、4号機は爆発のために屋根を喪失しており、降り注ぐ雨は建屋へとたまっていく。すでにタービン建屋の地下やトレンチにたまった高濃度の汚染水と雨が混じりあい、さらにその量を増していくのだ。

夏から秋にかけては台風もやってくる。巨大余震による津波再来のリスクも消えていない。死の汚染水が地下や海に広がる前に、何としてでも食い止めなければならない。←引用終わり
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NHKの内閣支持率調査 まだ、バッカンの内閣を28%もが支持する結果が出るなんて?

日本人は、本当に優しいのか、オバカサンなのか?
NHKの公表数字を見る限り、分からない。本当に分からない。

ここまで無責任極まりない「政権しがみつきオタク」は見たことがない。
「ナンじゃこりゃ!?」というのが正直な感想だ。

「コラコラコラム」は5月の支持率調査で内閣支持率18・5%程度を予測していたから、NHKが発表した支持率を知り、正直なところ呆気にとられている。

ホントに日本人は「お人好し」なのだろう。
ひょっとすれば、「世論調査や支持率調査」に答える人って、政治のテーマなんてどうでもよくって、邪魔くさいけれど、取り敢えず「コワイモノ見たさ」の心境で答えたのかも知れないと考えている。

だって、政党支持率を見ても分かる事じゃない。
民主党の支持率が17・6%(四捨五入で18%)だしね。
その民主党は割れに割れて、半分は「反バッカン」だしね。
無党派の支持政党無しの側に位置する「天の邪鬼」が10%程度支持する事を考え、民主党の中での支持8%にプラスすると18%って事になるワケさ。

支持率が20%を切れば、内閣はオシマイっていうのが政界っていうか、永田町クラブの掟だから、バッカンの内閣は「不信任案」突きつけられ「総辞職」するって構図を、当面の戦術として描いていたんだけどネェ~!

どうですか、アクセス下さいます皆さん、どのようにお考えになりますか。

歴代の自民党も酷い代物が内閣を組織していましたけれどねぇ。
 ①ゴミズミ・ドンイチロォ
 ②アベカワ・モチ
 ③ダイフク・フクダ
 ④アッホォ・タロォ
いずれ劣らず酷い代物だったよねぇ!

しかし、どうですか、民主党の内閣は、
 ①ルーピー・ハトヤマ
 ②バッカン

嗚呼、夢見の悪い状態が続きますなぁ~!
嗚呼、寝苦しい状態が続きますなぁ~!
嗚呼、当分の間、体力を削がれ、気力も減退させられますなぁ~!

世の中は「市井の志民」なんて、極々、少数だからねぇ!
世の中は「愚者愚者珍民」の方が多いって事なんだから!

よぉ~く考えてみようじゃないですか!

引用開始→ NHK調査 内閣支持率28%
(NHK Online 5月16日 19時43分)

NHKが行った世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は28%で、先月の調査に比べて、ほぼ横ばいとなりました。

NHKは、今月13日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。

調査の対象となったのは1706人で、64%に当たる1095人から回答を得ました。

それによりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は28%で、
先月の調査に比べて1ポイント上がりました。

一方、「支持しない」と答えた人は55%で、4ポイント下がりました。

支持する理由では、
▽「他の内閣より良さそうだから」が46%、
▽「支持する政党の内閣だから」が21%などとなっているのに対し、

支持しない理由は、
▽「実行力がないから」が45%、
▽「政策に期待が持てないから」が28%などとなっています。

次に、東日本大震災から2か月がたち、政府の震災対応を全体として評価するか聞いたところ、
▽「大いに評価する」が5%、
▽「ある程度評価する」が44%、
▽「あまり評価しない」が34%、
▽「まったく評価しない」が14%でした。

また、東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡る政府の一連の対応を評価するか聞いたところ、
▽「大いに評価する」が3%、
▽「ある程度評価する」が29%、
▽「あまり評価しない」が42%、
▽「まったく評価しない」が23%でした。

さらに、原発事故に伴う東京電力の賠償金の支払いで、新たな組織が公的資金などで上限を設けずに支援する枠組みを政府が決めたことに対する評価を聞いたところ、
▽「大いに評価する」が6%、
▽「ある程度評価する」が46%、
▽「あまり評価しない」が31%、
▽「まったく評価しない」が12%でした。

一方、菅総理大臣が浜岡原子力発電所のすべての原子炉の運転停止を中部電力に要請したことへの評価を聞いたところ、
▽「大いに評価する」が27%、
▽「ある程度評価する」が44%、
▽「あまり評価しない」が17%、
▽「まったく評価しない」が7%で、
  70%を超える人が「評価する」と答えました。

また、菅総理大臣がほかの原発については停止を要請しないとしていることについて、妥当だと思うか聞いたところ、
▽「妥当だ」が28%、
▽「妥当ではない」が21%、
▽「どちらともいえない」が46%でした。

そして、電力全体の3割を供給してきた国内の原子力発電所について、今後どうすべきだと思うかを尋ねたところ、
▽「増やすべきだ」が3%、
▽「現状を維持すべきだ」が32%、
▽「減らすべきだ」が43%、
▽「すべて廃止すべきだ」が14%で、
「減らすべきだ」と答えた人が先月より11ポイント増えて最も多くなりました。←引用終わり
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引用開始→ NHK世論調査 各党の支持率
(NHK Online 5月16日 19時43分) 
NHKが行った世論調査によりますと、
各党の支持率は、
▽民主党が17・6%、
▽自民党が22・6%、
▽公明党が3・7%、
▽みんなの党が1・8%、
▽共産党が2・6%、
▽社民党が0・7%、
▽「たちあがれ日本」が0・5%、
▽「特に支持している政党はない」が45・2%で、

民主党の支持率が、政権交代後、最も低くなった一方、いわゆる無党派層の割合は、今の方式で調査を始めた2004年の7月以降で最も高くなりました。←引用終わり
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2011/05/16

石原都知事の警句、改めて「国難と闘い、日本を再生する」ため真摯に考える事は

偏狭な「言葉狩り」で存在感を示そうとする勢力と、その先駆けとして連帯する事を旨とするマスゴミは、何かと言えば注目を集める提起者が発する要旨全体を伝えることなく、言葉尻を捉え言葉狩りによる「非難」を集中する。

すると偏狭な「言葉狩り」により存在感を示す勢力が一斉に批判のボルテージを上げるという構図が定着して久しい。

とりわけ、その構図で最大のターゲットにされるのが、石原慎太郎東京都知事だ。

石原知事が「東日本大震災」に関わる発言で、日本および日本人全体が生活スタイルを含め見直すべき事がいくつもあると警句を発し指摘しようとした事は、厳しいバッシングを浴びせられ、何が何だか分からなくなってしまった。

また、1ヶ月前の知事選挙で再選が決まった時に、「節電」をテーマに発した言葉も反発と激しい非難を呼び起こす事になった。

いずれの警句も大局的な立場からすれば当然と考えられる内容だが、「反石原」の立場を維持する側には攻撃材料としてピッタリなのだろう。
そこで、「待ちかまえてました」とばかりに、一斉攻撃を仕掛け、狙いどおり警句の中身を吹き飛ばすようだ。

でも、落ち着いて冷静に考えてみよ、石原都知事の提起は真っ当な警句として受け止める内容だという事が分かる。
発言の一部分の言葉尻を針小棒大に捉え、発言者を攻撃し続ける「言葉狩り」は、もう止そう!もう止めよう!

発言者の意図や背景に攻撃性があるから反論しなければとの主旨も理解するが、それなら発言全体を捉え反証する方法で反論しなければダメだろう。
警句を発する側も、それなりの論証ポイントは押さえ発言しているのだから。

落ち着いてきたので、産経が報じた石原慎太郎東京都知事の発言について、記事内容を全文引用紹介し、警句を正面から受け止めると共に、改めて考えてみたい。

引用開始→ 石原慎太郎 国家再生のために
(産経MSN2011.5.2 03:25)

「日本よ!」、と天が呼びかける声が聞こえるような気がする。私たちは今回の東日本大震災をどう受け止めるべきなのだろうか。この出来事を国家覚醒の大きなきっかけとして捉えなければ、この未曽有の犠牲が報いられることはあり得まい。

私は被災地への東京としての協力のために二度東北へ赴いたが、自分の足で踏みこんで眺めた被災現地の状況はまさに地獄絵だった。かつて講演のために訪れたこともある気仙沼の港町は、果てしなくつづく瓦礫の中に炎上した重油の残滓と死臭のただよう、天変地異のもたらした異形の世界に変わりはてていた。

遠洋漁業のための数百トンの巨きな漁船たちは津波に乗って町を襲い、建物をなぎ倒して町並みの奥に転覆していた。私が出会ったある水産加工業者は、自分の家と工場のある建物に向かって突っ込んできた巨大な漁船が、間一髪家からそれて、斜め後ろのさらに大きな建物を一瞬にしてなぎ倒して過ぎるのを建物の屋上から固唾をのんで見守った恐怖を語っていたが、何に例えようもない光景だったろう。それは彼だけではなく被災したすべての人々がそれぞれ味わわされたことに違いない。

加えてこの国の経済産業を支えてきた原子力発電が、その存在意義の是非についての危うさに晒されている。佐伯啓思氏が本紙に記していたが、この日本に二つの原爆を投下し瞬時にして数十万もの非戦闘員を殺戮(さつりく)したアメリカが開発した軽水炉を拝受してきた日本が、それのもたらすエネルギーに依って経済発展もとげ、アメリカ的価値、例えば彼等が主唱する市場原理主義をも疑うことなく取り入れ、それによる収奪に甘んじてきたこの国を突然災害が襲い、従来の衰運に拍車をかけようとしているという、苦い構造

享受してきた平和と安寧なるものが危機に晒されている今、被った被害の復元に努めるだけではなしに、私たちはもっと根源的なものへの反省と修復を志すべき時に至ったのではなかろうか。それは国家存立のために絶対必要な国防という要因に関する安易な他力本願や、そのすり替えに享受してきた薄っぺらな繁栄、そしてそれを促進してやまない我欲物欲金銭欲性欲の氾濫と、それにおもねり続けてきた政治の安易なポピュリズムを淘汰(とうた)する決心をしなければ、この国の真の復興、復活などありはしまい。

自分を産み育ててくれた父親の弔いもせずに三十年も放置してミイラ化させ、その年金を詐取してはばからなかった家族なるものはこの日本以外には存在し得ぬ人種に違いない。多くの日本人の芯における堕落をこれほど象徴した事例を私は知らない。あの事件が発覚した前後にテレビで見たアフリカ象に関する番組では一族の長老の死に臨んで一頭々々子象までが長い鼻で死骸に触れて別れを告げる象たちの姿が映しだされていたが、畜生ですら行う親族への弔いもせずに放置する者たちに人間としてのいかなる資格があるというのだろうか。

今回の大災害からの復興には現地の被災者たちだけではとてもかなわぬ、国民全体での協力が不可欠に違いない。それは端的に、国民一人々々が自らの我欲をこらえて節制することだ。それによって国民の誰しもが人生の中での堪え性、耐性をとりもどし、ひいては国家そのものが耐性をとりもどし、国家としての品格と存在感を示すことが出来るようになるはずだ。

原発の事故は当然節電強いることになるだろうが、従来我々が享受してきた生活の中で実は不要な電力の消費は多々あるはずだ。たとえば町中に乱立している自動販売機の消費電力二十六万キロワットと膨大なものだし、日中からにぎわっているパチンコ店の消費電力八十四万キロワットと、合わせれば百万キロワットを上回る電力は福島第1原発1号機の二基分以上だ。自販機協会の幹部はテレビで、我々は電力を消費はしているが浪費はしていないと嘯(うそぶ)いていたが、業界そのものの存在意義がとわれているのに、治安の良さもあってだろうが、町中いたるところに自動販売機が乱立している国など世界のどこにもありはしない。

自動販売機からの清涼飲料水の供給は他に代えられるし、パチンコの営業は電力消費のピーク時から変えて深夜にでもしたらいい。ちなみに在日韓国人に経営者の多いパチンコ業界が母国の韓国にこのゲームを持ちこんだら、韓国の当局はこれが流行すると国力の低下に繋(つな)がりかねぬと、かの地では禁止してしまった。

国家の産業、経済は複合的に運営されるもので、業種の社会全体にとっての優劣は自ずとあり得よう。有事の際それを裁断するのが政府であって、かつてオイルショックの際行われた国民の消費への政令による具体的な指導を、今の政権がなぜ行わないのか理解に苦しむ。ただ電力消費の何十パーセント削減などという抽象的な指導でことは動きはしない。我々が今までなじんで来た生活の様式を、反省とともに具体的に変えていくことこそが、今この事態から国を救い立ち直らせていくよすがになるはずなのだ。国家の最高権威たる政府が歴史的自覚の上に、明確、具体的な政令を発してことに当たるべきなのだが、一体何に遠慮しているのだろうか。政府による正当な権限の行使は決して専制でありはしない。強い指導力の表示があってこそ国民は安心してそれに従うのだ。

天は今、国家再生のためにこの民族が甘えを捨て己を抑制することで従来の資質を発揮することを命じているのだと思う。被災した現地で、刻苦しながら立ち上がろうとしている同胞の姿こそがその範を示してくれているではないか。←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

3月11日に、主として東北と関東を巨大地震が襲いました。当初は「東北・関東大震災」と呼ばれましたが、やがて「東日本大震災」と呼ばれるようになりました。
いずれにしましても、例を見ない「巨大地震」でした。
その後、大震災対応もあり、「コラコラコラム」は4月上旬まで21日の間「休筆」させて頂きました。
「コラコラコラム」は、アクセスを頂戴する多くの方からのご要望を受け、ほぼ毎日更新(毎日スレッドを1本公開)するを原則に運営してまいりました。
しかしながら、21日にわたる「休筆」を余儀なくされました。

2月末~3月上旬の休筆分を含め、早期に回復を図る予定です。一日も早く従来どおり、ほぼ毎日1本を維持させて頂く予定です。よろしくご支援下さい。

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2011/05/15

東電は、想定情報と想定見通しを、危険値として正直に示して貰いたい!

東電が福島原発第1の事故対応で強烈なバッシングを受けるのは、原発被災地区はもちろん日本中へ状況説明する「情報」が正確さを欠くためである。

正確さを欠くという表現は正しくないかも知れない。

分かりやすく言えば、
東電が発表する情報は、原発に対し、主として一定の知見を保つ研究者から「情報判断が甘い」、「説明は恣意的である」という、強い批判と「公表された事情より深刻な事態の指摘」がいつも加えられる。
それに対し、東電と保安院は、(相手にしない姿勢で)緩い反論を加える。
しかし一定の時間が経過すると、加えられた強い批判で指摘されたとおりの展開になり、東電も保安院も右往左往する姿を露呈する。

従って、東電や保安院の楽観的な発表は信用力が極端に低いと、受け止められ認識されている。
そのような事態を招いたのは、東電であり保安院である。
更に一歩踏み込み指摘すれば、経済産業省(原子力保安院は傘下の組織)である。

海外では、日本は政府(政治)と企業が一体化し、不誠実な見通しを無責任に述べていると、受け止められている。

3月下旬に滞在した国では、
「直ちに健康に害を及ぼす事はありません」という迷言は、
「タダチニ、ケンコウニ、ガイヲ、オヨボス、コトワ、アリマセン」とモノマネがでるまでの嘲笑を受けていた。
(従って、滞在者としては、とても恥ずかしかった)

直ちにというのは、
「どの程度、どのくらいの期間」を指すのか。

健康に害を及ぼす事とは、
「健康に害があるのは、どの程度なのか、どのような害を想定しているのか」。

及ぼす事とは、
「侵害するのか、(健康)被害の度合いを、どのように判断しての事か」。

ありませんとは、
「無いと判断する根拠を、『具体的』に示す必要がある」。

それを政府が示せないにも関わらず、日本人は(従順に)受け入れている。
これは不思議な事らしい。

東電も、政府も、日本人の穏やかで温和な国民性に安住し、欺そうとしているとまでは言わないが、「隠しきれる、知らさなくてもよい」と考えているフシがある。
それは、悪意ではないかと考えてしまう。
悪意はないと考えたいが、故意に伏せていると思っている。

東電は、繰り返し巷間で指摘されるとおり事態展開になっているのだから、最悪の事態を含めた想定を公表しておくべきだ。

最悪の事態は「これこれ」である。
最悪の事態が生じると「このような状態」になり、「このような被害が考えられる」と予め公表しておくべきだ。
しかしながら、現状は、ここまで抑えきっている。
と、順序立てた事前説明は不可避と考えるが。

3月11日の時点で、「炉心溶融(メルトダウン)」へ至る可能性は指摘されていた。
しかしながら、東電も保安院も、それは起きないと発表で全面否定した。

危険度レベルも、明らかに緩い段階にあるとし続けた。
しかしながら、海外から繰り返し「楽観的な判断」を批判され、
危険度レベルが「レベル7」だと、突然、前言を翻した。

このような状況を繰り返されて、「信用して貰いたい、信頼して貰いたい」と言われ続けても、自ずと「無理」がある。

引用開始→ 2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める
(2011年5月14日22時34分  読売新聞)

東京電力は14日の記者会見で、2、3号機の原子炉について「最悪の場合、1号機と同様のケースが想定できる」と説明し、核燃料全体の溶融(メルトダウン)の可能性を初めて認めた。

1号機では、11日に水位計を調整した結果、炉内の水位が低く、燃料が冷却水から露出して溶けたことが確実となった。2、3号機の水位計はまだ調整していないが、1号機と同じ仕組みのうえ、もともと1号機より低い水位を示している。

ただ、東電は炉内の温度などから、2、3号機は1号機より燃料の損傷が少ないと推定している。←引用終わり
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小澤一郎に師事するゴキブリ議員ドモは、所詮「下駄の雪」か「金魚の糞」だろうヨ!

小澤一郎なんて、とっくに終わっちゃってるじゃないか!?
それでも小澤一郎なんてのはゴキブリ以下だ!

大震災が起きて以来、「逃げの一手以外は、ナニもしない」。息を潜め逃げ回っている。
とっくに、政治家として「無責任」である事を、その姿勢を露呈させているじゃないか。
もう既に「賞味期限」は切れている。
イヤイヤ、元より「賞味期限」なんてなかったし。
「政治家」としても不良品だよ!
「中国製品」と同じ!
エチゴの土建屋・田中角栄の弟子を任じるが結えにか「中国」へ売国的に靡くのだ。

もう一人のライバル、福島選出の賞味期限切れ「お手上げ・コウサン」も無能無責任を露呈させ続けているじゃないか。
テメーが福島での原発政策を強く推進した事を忘れ、「俺の手はキレイだ」なんて言わせちゃぁダメだよ。
原発利権の巣窟でヌクヌクしていた野郎じゃないか。
勿論、東電にもタカッテ、懐を温め続けてきたワケだろうが?

雲行きが怪しくなると、得意技の「ダンマリ」を決め込み、姿を消して知らぬフリをする。
酷いじゃないか。余りにも酷いじゃないか。

こんなゴキブリ以下の野郎ドモが、
最初は、自民党から国会へ出て、目を覆いたくなるようなゼニゲバぶりを発揮し、自民党から蹴り出され、新進党→新生党→自由党→民主党って、5年に一度の離合集散を繰り広げ政党政治へ決定的な不信感を植え付けた。

民主党の多数を握るゴキブリ議員ドモは、明らかに「いまの自民党」より「ゼニゲバ議員=政治利権漁り議員」である。

政治利権欲しさのゴキブリ議員ドモを唆し、その基軸を占め続けたのが、「トツベン・オザワ」こと小澤一郎であり、「お手上げ・コウサン」こと渡部恒三だろうが。
表じゃ「政治改革」、「政治倫理」の確立を、キレイ事として「マスゴミ」向けに唱え、”小澤一郎に政権を担当させると『一儲け』できるのではないかと考えた「マスゴミ」の幻想”無責任に乗った「マスゴミ」が「政治をワイドショー化し」有権者を愚弄し続けたワケだ。
かくして、「小澤一郎 幻想」が日本中を覆い尽くす事になり、その毒牙にかけられた事で「真実」が見えなくなった亡者は数多となっている。

政治家としての不良品が、政治の軸を奪取しようとしてはイケナイ。

所詮「小澤一郎」は幻想に過ぎなかったとメッキがハゲ落ちている。
それでも従いて行くゴキブリ議員は60人や70人はいるらしい。

岩手県で建設が進む「胆沢ダム(別名:小澤ダム)」受注に伴う贈収賄事件を審理する、東京地裁の公判で水谷建設の社長から「現金受け渡し」を証言され、頭上で爆弾が炸裂したワケだが、小澤命のゴキブリ議員ドモは「小澤一郎的利権奪取手法」を研鑽したいのだろうから、決定的に小澤の下を離れる事はない。

まぁ、国会議員の100人程度は、自らの「生業」として議員を選んだワケで、そんな議員に投票し「選良」としての地位に就けた選挙民がその程度なのだろう。

浜岡原発が停止したから、バッカンの打倒ができないなんて、お笑いぐさだろう。

引用開始→ 「浜岡ショック」で倒閣の動きしにくくなった
(2011年5月15日10時06分  読売新聞)

民主党の小沢一郎元代表を支持するグループが、「菅降ろし」の道筋が見えず苦慮している。野党が衆院に内閣不信任決議案を提出した場合に同調することを念頭に、結束固めの署名集めにも着手したが、広がりを見せるかどうかは不透明だ。

小沢元代表は6日、「いろんな機会に今まで以上に声を大きくしていきたい」と政権批判を強める決意を示した。ところが、その日に菅首相が中部電力浜岡原子力発電所の全面停止を決断し、かき消されてしまった格好となった。

元代表は、11日に国会内で開かれた岩手、宮城、福島3県の民主党議員による「東日本大震災3県復興実施協議会」に出席したが、発言しなかった。13日夜に、都内で鈴木克昌総務副大臣ら4人の支持グループ議員と会食した際も、東京電力福島第一原発1号機の「炉心溶融」について、「懸念していたことが明らかになった。全然いい方向になっていない」と述べるにとどめた。元代表の側近議員は「『浜岡ショック』で、倒閣の動きをしにくくなった」と漏らす。←引用終わり
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小澤がバッカンの倒閣を主張したいのなら、テメーの足下を小ギレイにしてから言ってみろぃ!
って、周りは醒めているだろう。
中電・浜岡原発停止は、小澤一郎の取り巻きに、丁度イイ言い訳材料にされているってワケだ。
自民党は、こんなバカげた政局遊びじゃなく、「日本の政治に責任を」というコンセプトや立場から、もっとシッカリしたバッカン内閣の責任追及をしなければならない。

国民の声は、輿論は、バッカン内閣の政策に対しては「不満と不安」が充満している。
しかし、バッカン打倒の時期ではないかも知れない。
6月22日の国会閉会をさせるかどうかに懸かっている。
会期を延長させ、政策を総合的に批判し尽くした上でバッカン打倒の必要がある。

連日、国会開催、委員会集中審議、
これらを通じて、バッカンの政治責任を追及する。
一方で、外国人政治献金受領の罪を、政治家としての資質も含め追究し明らかにする。
(いかに、バッカンが過去に主張した事と、現実が都合よく乖離しているか明白にする)

小澤一郎の不正は、まだまだ山のようにあるのだから、一つづつ要り崩し、一日も早い事「小菅グランドステージ」へ収容する事である。

引用開始→ 小沢地元岩手で期待されず、県連会長「もともと貢献するような人では」
(夕刊フジ2011.05.14)

民主党の小沢一郎元代表(68)に対し、東日本大震災で被災した地元・岩手県でも期待感が失われつつあるという。大物政治家なのに政府を動かすような働きかけもなく、自ら悲惨な被災地入りすることもない。現地に張り付いて復興の手伝いをし、被災者の気持ちをよく知る自民党岩手県連会長の鈴木俊一元環境相(58)は「もともと、地元に貢献するような人ではないから…」と語り始めた。

津波で甚大な被害を受けた岩手県の太平洋側。三陸沖を中心とする豊かな水産資源の恩恵を受けていた主要産業の漁業は壊滅状態となった。

鈴木氏は「漁港は何もない更地になった。漁師らは、この先仕事を続けたくても、安全な出港機能を持つ漁港がないし、船や漁具をどうやって確保するか頭を悩ませている」と現況を語った。

そんな今月6日、小沢氏が千葉県沖の太平洋で趣味でもある海釣りをしている様子が報じられた。福島第1原発事故による風評被害を抑えようというアピールだったが、鈴木氏は「ふるさとの漁師らが苦しんでいるときに、のんびり釣りに行っていた。(自分も被災者も)ピンとこない」と疑問を投げかけた。

かつて三陸の漁港が整備された背景には、岩手県山田町の網元の家に生まれた父・鈴木善幸元首相の尽力があった。鈴木氏はいう。

「父が病気で帰京していた1933年に昭和三陸地震があり、大きな津波があった。経済恐慌、冷害による凶作、これに津波が重なり地元経済は壊滅的になった。『政治の力でふるさとを立て直そう』というのが、父が政治家になったきっかけだと聞かされた。政治家になってからは、水産の振興、とりわけ漁港の整備をやってきた」

県民が小沢氏にも「地元の復興」を掲げて活躍してほしいと願っていることは想像に難くない。

だが、小沢氏が岩手県入りしたのは3月28日のわずか1回。それも盛岡市の県庁で達増拓也県知事と会談しただけで、中選挙区時代の地盤で、津波で大きな被害を受けた陸前高田市などには立ち寄らず、帰京した。

民主党幹部は「昔の小沢一郎なら何度も地元入りしていた」と首をかしげ、地元の党関係者からは「被災者が本当に困っていたとき、小沢氏がガソリン1滴でも手配してくれたという話は聞かない。もう、恥ずかしくて地元に入れないのでは」と恨み節が出る。

弱り目にたたり目。政治資金規正法違反事件の公判では、小沢氏側が裏金1億円を受け取ったとの爆弾証言が飛び出し、政界の小沢アレルギーはさらに増している。

鈴木氏は「小沢氏はもともと、天下国家を論ずる政治家で、地元・岩手の開発に貢献してきた人ではない。県民もそう思っているから、文句も聞かない。一方で『菅首相よりはマシ』と思っている人はいるかもしれないが、『小沢氏でないとダメだ』と思っているもいない」と話す。

天下国家の基本は、国民1人ひとりの生活を守ることではないのか。←引用終わり
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雲は湧き 光溢れて 天高く純白の球 今日ぞ飛ぶ 若人よイザ・・・・・

「栄冠は君に輝く」を被災地域を代表し東北三県の高校生が連帯し唄い上げたという。
それに兵庫の高校生も参加し、300人が声を合わせて高らかに唄い上げたのは素晴らしい。

そうだ、「栄冠は君(たち)に輝く」のだ。

夏の全国高校野球選手権大会、決勝戦までの50試合で5回裏のグランド整備の合間に恒例として大会歌が流されるが、この夏は被災地の高校生と兵庫の高校生が唄い上げた大合唱なのだ。
イイねぇ!素晴らしい!

被災地に「光が溢れる」事を期待している。
被災地の希望が「天高く純白の球(希望)」が打ち上がる事を期待している。
被災地の復興を「若人がイザ(担う)」事を期待している。
被災地の多くのヒトが「まなじり」はシッカリ見据えられる事を期待する。
被災地の多くのヒトが「歓呼に応え」喜びに溢れる日を期待する。

甲子園球場を目指しグランドで白球を追うのも高校生だ。
晴れの甲子園球場で白球を追う事が出来る高校生と、
それを象徴する「栄冠は君に輝く」を唄い上げるのも高校生だ。
その演奏を手がけたのも高校生だ。
素晴らしい競演となる事を期待する。
大きな希望となる事を期待する。

朝日の記事にはないが、兵庫県の高校生が、阪神淡路大震災以降16年にわたり唄い継がれてきた「幸せ運べるように」を、爽やかに唄い上げたと伝えられた。
「歌で何ができるか」と、16年前には、心ない批判も浴びた。
しかし、美しい楽曲は何よりも「ヒトの心を感動させる」。
そして、「ヒトの心を結び合い繋ぎ止める」大きな大きな効果を発揮する。

美しい楽曲を聴き、多くのヒトは涙した。

そして、打ちのめされた事で「忘れかけていた心」を取り戻し、再生へ向けての希望を心に灯す事ができた。

どうか、この夏、加賀大介先生作詞、古関祐而先生作曲の「栄冠は君に輝く」が、大きな希望の曲として日本の多くの人に改めて感動を共有できる曲になって貰いたい。

古関祐而先生は福島市のご出身である。

引用開始→ 被災地の歌声、甲子園へ届け 大会歌を300人合唱
(asahi.com 2011年5月14日19時1分)

第93回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の試合中に流れる大会歌「栄冠は君に輝く」の収録が14日、福島県須賀川市であった。東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県と16年前の阪神大震災に遭った兵庫県の高校生約300人が、復興への願いを込めて高らかに歌い上げた。

収録に参加したのは東北3県の12校と兵庫県の4校。演奏も福島県の高校生75人が担った。震災で肉親を失ったり、今も避難所から通ったり、厳しい環境に置かれた生徒も、声を合わせて美しいハーモニーを響かせた。

第93回選手権大会は、8月6日に阪神甲子園球場で開幕する。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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2011/05/14

資生堂の「ザ・ギンザ」が銀座に戻ってきた!

オシャレなファッション・ブティック「ザ・ギンザ」としてではないけれど、とにかく「銀座」を表徴する資生堂「ザ・ギンザ」が「銀座」に戻ってきた。
近頃の「銀座」は、安さを強調するだけのゴミのような「ファスト・ファッション」ショップに人が列をなす。
よく見ると、その多くが中国からの観光客だったりで、「銀座」の品位を貶める事を企んでいるかのような勢いだ。

「銀座」の消費文化を率いてきたのは、「服部時計店」であり、「資生堂」であり、「御木本真珠」であり、「木村屋」であり、「山野楽器」であり、「さえぐさ」であり、「松屋」であり、「三越」であり、「松坂屋」であり、「鳩居堂」であり、「交詢社」でもあり、「田屋」でもあり、「英國屋」でもあり、「とらや帽子店」でもあり、「伊東屋」でもあり、「つばめグリル」でもあり、・・・・・・・、なんだか1丁目~3丁目にウェイトがあるみたいな記述になっちゃったが。
まぁ、2丁目に軸足を置く者としては致し方なしでお許し頂きたいと願う。

最近の「銀座」は輝きが鈍っちゃったんじゃないかなと、漠然とした不安で落ち着かないままだった。
やはり、長年にわたり「銀座」の顔を形成してきた皆さんが、「銀座」を守らないと「銀座」は「銀座」でなくなっちゃう。

それは「銀座」を愛する者にとり実に悲しい事だ。

とにかく、資生堂が満を侍し「ザ・ギンザ」を開業する事を心から歓迎したい。
付加価値の高い消費には、その立地する地域が醸し出す、あるいは作り出す、また提供する「雰囲気」が不可欠だ。

街を訪れる人には、その街に対する期待がある。
期待されるモノは、文化が醸し出す品位や雰囲気であろう。

高い期待に、高い消費文化を保持する側は、高度に洗練された「体験」を提供する必要がある。
ここ数年、日本のファストファッションが、某靴店の跡へ進出して以来、「銀座」は崩れ始めた。崩されたと言っても過言ではない。
一定の市民権を得ている事業に対し、追い立てる側へ回る事までしなくてよいが、安価な品物を安易に売る場所ではない事を弁知して貰えればよいのである。
売る側にも、買う側にも、自ずと矜恃を保つ必要がある。
そのような消費の場所がある事が健全な社会だとも思う。
「銀座」は、そのようなポジションであって貰いたいと願っている。

引用開始→ 資生堂「ザ・ギンザ」がオープン 美と食の殿堂が隣合わせ
(asahi.com 2011年5月13日19時28分)

資生堂は14日、東京・銀座7丁目角に「シセイドウ ザ ギンザ」をオープンする。化粧品販売にヘアメークアップサロン、フォトスタジオなどを備えた総合的な美の殿堂を目指す。創業140周年を来年に控え、本社社屋の建て替えや東京銀座資生堂ビルの一部改装などと一体で進める「資生堂-銀座 未来計画」の一環。13日には、隣にリニューアルオープンした資生堂パーラーのレストランと合わせて内覧会が開かれた。(アサヒ・コム編集部)

「ザ ギンザ」の店舗部分は3階に分かれており、売り場面積は約250坪。店内デザインは、ロンドンのセルフリッジデパートなどのデザインを手がけたクライン・ダイサム・アーキテクツが担当、アーチを多用したモダンながらも暖かみある雰囲気に仕上がっている。スタッフの制服は、東京ブランド「SOMARTA」のデザイナー、廣川玉枝が手がけた。

1階の「ビューティーマルシェ(物販)」のフロアは、洗顔、スキンケア、メークアップなどカテゴリー別に分けられた商品が並ぶ。同社の全ブランドを自由に手に取りながら選ぶことができる。タッチパネル式の情報端末を使い、自身の画像と商品情報を組みあわせ、口紅やアイシャドーなども実際に試し塗りしたようにバーチャルで楽しめる。

2階で目を引くのは、有料のパウダールーム「ドレッシングテーブル」。それぞれ趣向を凝らした個室風ブースでは、化粧品やドライヤーなどの貸し出しをはじめ、休憩、着替えなども可能。フリードリンク付きで、「得意先回りでふと空いた時間などに使ってほしい」という。

ヘアアレンジやメークなどをポイント的にプロに頼むことができる「ビューティーブーストバー」には、フォトスタジオも併設されている。最近増えているという、証明書やブログなどに掲載する目的の写真撮影も見込んでいるとか。

3階は黒を基調に高級感を醸し出したフロアで、高級化粧品ライン「クレ・ド・ポー・ボーテ」の対面販売やカウンセリングを行うカウンター、エステティックサロンなどを備える。最新機器を用いて素肌や似合う色を分析したり、髪形をシミュレーションしたりするビューティーレッスンのコーナーも。

同社では1916年、銀座中央通りに面する7丁目角に同社化粧品部を設置して以来、この地を新しい美や文化を発信する空間と位置付けてきた。09年6月から、化粧品や衣類の販売が主だった前身の「ザ・ギンザ」ビルの建て替えに着手していた。

銀座・並木通りに構える本社社屋は2013年のオープンを目指して今月から建て替え作業が始まる。また2001年、旧資生堂パーラー跡地に完成した東京銀座資生堂ビルも、10周年を機に改装。1階にはパーラーの名物料理「クロケット」やパスタソースなどを自宅で楽しめるデリカテッセンを開設した。11階もカジュアルなレストラン「FARO slow time」に衣替え。

この4月に52歳で就任したばかりの末川久幸社長は「美しさは元気を届けるエネルギーになる。銀座の街から美を発信し、日本を元気にしていきたい」と話した。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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関電も原発11基のうち6基が定期点検停止で、この夏の電力危機は深刻な話

東京は、この夏15%の節電目標やとか、発表があったらしいけど。

関電の原発も定期点検の運転停止で電力危機やがな!
ほら見てみぃ!
言わんこっちゃないがな!
関電の発電は50%以上が原発やで!

定期点検中で停まってるにも関わらずやなぁ、中部電力へ「電気を融通するゆとり」なんぞ、あらしまへんでぇ!
よう考えなアカンがな!

これで、もう一つ、大阪の腐恥事ハシゲ・オチルが、余計な一言を言うてやなぁ、福井から強烈な反発を喰ろてアホな話やで。

なんでもかんでも、どこでも所も構わんと、その場で思いついた事を、後先も考えんと、言いたい放題やんか。
チッとはハジを知らんとアカンわいな。

それに気がつく人間なら、大阪腐恥事ハシゲ・オチルとは言わんのやけどなぁ!

ハシゲの「原発全停止」発言聞かされた福井の県民や福井県民は勿論、福井県や敦賀市、小浜市、美浜町の行政担当者は腰が抜けたんとチャウかいなぁ。

ハシゲを選挙で選んだんは、ナンちゅうても大阪腐眠やさかいなぁ~!

ナンボ正しい事でもなぁ、普段から政策として主張してるんなら分かるけどなぁ、空かさず主張してみても、全体の空気が「原発停止」に向いとるさかい言うてみただけやんか。
まぁ口は悪いけど、言わしてもろたら「火事場泥棒」みたいなもんやんか。

アホ~をひやかすんは、この程度にしてやなぁ、関電の原発が11基分の6停止するワケや。それがそのまま停止し続けると全体で最大15%程度の発電量が落ちるんやないか?

それやったら、東電と変わらへんがな。
関西電力のエリアのオヒト、分かってまんのんかぁ?
エライこっちゃがな!エライ事や!どエライ事でっせぇ!

まぁ、空調機の冷房は28度を守る。できたら29度で辛抱する。
電灯は10本の内2本は消す。
エレベーターは4台あったら1台は停める。
トイレの電気は消す。
余分なパソコンは消す。

あ~ぁ、考えるのは優しいけどや、実際にでけるかいなぁ~!
躰は、便利な方へナマってしもとるさかいなぁ。

引用開始→ 関電、電力供給圧迫のおそれ 美浜3号機など定期点検へ
(asahi.com 2011年5月13日20時50分)

関西電力は13日、福井県美浜町の美浜原発3号機(82・6万キロワット)を14日に停止し、約3カ月の定期検査に入ると発表した。これで関電の11基の原発のうち4基が停止し、夏にかけてさらに2基が定期検査に入る。福島第一原発の事故の影響で再起動のめどが立たない状態が続くと、真夏の電力供給が圧迫されるおそれがある。

今回の定期検査は福島第一原発の事故を受け、緊急炉心冷却システムなどを特に点検する。約2カ月で終わる見通しだが、福井県は「福島第一原発の事故を踏まえた暫定的な安全基準を国が示していない」として、再起動を認めない考えを示している。

今後定期検査に入る大飯4号機と高浜4号機を合わせ、今夏は関電の原発6基が停止することになり、11基の出力の合計約977万キロワットの53%が止まることになる。

福井県の西川一誠知事は13日の会見で、原発の経済性と安全性について「比較すべきものではない」と述べ、現時点では再起動を認められないとする考えを改めて示した。(笹川翔平)←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

引用開始→ 原発“中断”発言の橋下徹大阪府知事に福井県知事かみつく
(産経MSN 2011.5.13 20:15)

大阪府の橋下徹知事が原子力発電所の新規建設や稼働期間の延長をしないための府民運動を展開するとしていることについて、原発14基を抱える福井県の西川一誠知事は13日の定例会見で、「関西の55%の電力が福井から供給されていることを、関西の自治体、消費者はわきまえてもらいたい」と反論した。

西川知事は、原発はリスクや課題を伴っているとし「県、立地市町は犠牲を払いながら国の原子力政策に協力している」と説明。「日々、安定した電気の供給を受けているありがたみを消費者に考えてもらいたい」と述べた。

これに対し、橋下知事は「(西川知事は)原発でやってきたのに今さら停止、廃止ってどやねんということなんでしょうけど、僕らは消費者サイドとして感謝しながら、福井のリスクを取り除くためにも行動を起こそうとしている」と話した。←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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2011/05/13

無責任極まりない東京電力 福島原発1号機のメルトダウン(炉心溶融)を認める

メルトダウン(炉心溶融)、原発事故で最悪の事態、大変な事態に立ち至ったワケだ。

メルトダウンは、3月11日に被災した時に第一番に懸念事項として指摘された事だ。
しかし、東電は「メルトダウン」に至る可能性は極めて低いと、頑強に否定すると共に御用研究者を総動員し楽観的な見解を振り撒いてきた。
政府も同じで、原子力保安院を徹底動員し「福島原発は安全」とウソ八百を並べ、国民を欺き続ける事に集中していた。

何せ、東電は「福島の原発1機で5千億円。6機を全廃するとなれば3兆円だ。だから停止させる事はない。必ず制御できるのだから、廃炉に繋がる停止作業はできない」と繰り返していた。

しかし現実はどうだろう。
結局、1号機~3号機は廃炉以外に途はない。4号機も同じだ。
5号機と6号機は安全に停止しているらしいが、再開できる環境にはなく再稼働は無理だ。

それよりも、3兆円の損失どころか、被害者への保障は10兆円を下らないといわれている。
「コラコラコラム」は、以前、東電のサラリーマン社長や経営陣は、自らの立場や地位に連綿とし事態を正面から受け止める度量もなく、ただただ右往左往しただけで「3兆円」に拘り事態を複雑化させ「10兆円」の被害を造り出してしまった。
これをアホ~と言わずして何をアホ~というのだろうか。
実に愚かな話である。
しかも、コトは東電だけの話でなくなってしまった。

日本全体の信用を破壊した。
日本の生産体系を破壊した。
日本の産業全体を破壊した。
日本の市民生活を破壊した。

なお、一番、分かりやすい政治状況を提供してくれた。
「政府は無能」「政治は機能不全」「自らは自らが守る」「黙っていれば放置される」少なくともこの四点は、日本人の多くのヒトが確認させられた事だ。

ふざけちゃイケナイ東京電力。
ふざけちゃイケナイ「バッカン内閣」。

もっと早く、「メルトダウン」を認めるべきだ!

追記すれば、昨夜の時点で海外メディアは「東電・福島原発は、少なくとも1機が『メルトダウン』と報じていた」。国内への発表は1日後になった。
仮に、先行報道した海外メディアが正しければ、時をおかず直ちに、東電が、バッカンの政府が発表するべきだったと考える。

これまでも、散々「発表に正確性が無く、また発表が遅い」と指弾され続けただろうが。
全く、学習効果がないといわざるを得ない。

こんな、東電やバッカン政府の発表を信用しろって言われてもなぁ!
深刻に受け止め、包み隠さず正確に迅速に発表して貰いたい!

引用開始→ 福島第一原発1号機「メルトダウン」東電認める
(2011年5月12日22時55分  読売新聞)

東京電力は12日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉圧力容器で、冷却水の量が少ないため完全に水から露出した核燃料が過熱して容器底部に落下し、直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れていると見られると発表した。

東電は、この状態が「メルトダウン(炉心溶融)」であることを認めた。

東電は、圧力容器の温度は100~200度と安定しているため、今後大きな事故に至る可能性は低いと見ているが、圧力容器を覆う格納容器からも水が漏れだしている可能性が高く、事故収束は難航が予想される。

東電によると、10日から原子炉建屋内に入った作業員が水位計を調整した結果、圧力容器の冷却水位は燃料頂部から5メートル以上低いことが分かった。燃料棒は長さが約4メートルで、完全に露出している。これまでは、燃料頂部から1・65メートル低い位置まで水が満たされていると推定されていた。

東電は、燃料の大半はすでに溶けたり崩れたりして、底部に落下したとみている。経済産業省原子力安全・保安院は、圧力容器の温度が低いことから、「燃料は容器底部にたまった水で冷やされている」と指摘した。

損傷した可能性が高いのは、原子炉の核反応を停止させる制御棒の貫通部など。直径約4・8メートルの圧力容器底部には制御棒97本、中性子計装管34本が貫通している。貫通部周辺の溶接部位は、溶融した核燃料の3000度近い高温には耐えられないという。←引用終わり
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2011/05/12

「東日本大震災」が起きていなければ、バッカンは刑事被告人だった!

上手い事ヤッタ、上手い事逃げたとバッカンは、ほくそ笑んでいるのかも知れない。
しかし、市井の志民は見逃さないぞ!
と、いうワケで、バッカンは「政治資金規正法違反容疑」で東京地検へ告発されていた。

「大いに歓迎」、「熱烈歓迎」って、とこだなぁ~!
迅速な捜査を期待する。別に捜査するような代物じゃない。
バッカンは「返金したから関係ない」と主張するだろうが、そんな事で見逃していたら法体系を守る人はいなくなるだろう。

法体系を守らないのは、何も指定暴力団を始めとする、いわゆるヤカラのお兄さんやオヤジさんたちだけの専売特許ではない。

むしろ最近は、お兄さんやオヤジさんの方が自己防衛の観点から法体系に従順とも言われている。
無法のヒトや無敵のヒトは稀少化しているとか。

無法にヒトや無敵のヒトは、政治権力を持ち利権を漁りたがる側の利権政治屋やゴキブリ政治屋の側に多いそうだ。

オォ~!バッカンこそはゴキブリ政治屋を代表してたなぁ~!

またぞろ、「品位のないスレッドですね」と、批判の石礫がメールで大量に到着するのかも知れないなぁ~!

一日も早く、一時間でも早く、一分でも早く、一秒でも早く、小菅グランドステージの特別室へお入り頂きます事をご期待申し上げておりますので。

引用開始→ 菅首相を告発=外国人献金で市民団体
(時事通信社 Jiji.com 2011/05/11-22:27)

菅直人首相の資金管理団体「草志会」が在日韓国人から献金を受けていた問題で、市民団体が首相に対する政治資金規正法違反容疑の告発状を東京地検に提出し、受理されていたことが11日、分かった。

政治資金収支報告書などによると、草志会は横浜市内の在日韓国人系金融機関の元理事の男性から2006年に100万円、09年に4万円の献金を受けた。首相側はこの男性が韓国籍であると確認、3月に献金を返却していた。←引用終わり
(時事通信社 Jiji.com)

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2011/05/11

マイクロソフト スカイプを買収しますか!?

やりますねぇ~!と言えばよいのか。
それとも、ナンでまた?といえばよいのか。

マイクロソフトは、音声無料通話の開発(サービス提供)で、かなりの焦りがあるように見受ける。
そこでスカイプを取り込み、開発費を圧縮しようとの魂胆らしい。
まぁ、
どうでもよいけれど、途中で破綻してしまうようなビジネスモデルは支持に値しない事をご注意申し上げておこう。

スカイプを取り込む事は出来ても、スカイプ利用者の取り込みができる事の保証はないのだから。

引用開始→ マイクロソフト、85億ドルでスカイプ買収
(2011年5月10日22時52分  読売新聞)

【サンフランシスコ=小谷野太郎】米マイクロソフト(MS)は10日、インターネット電話サービスを運営するスカイプ・グローバル(ルクセンブルク)を買収することで最終合意したと発表した。

買収額は85億ドル(約6800億円)で、MSの買収案件の中でも過去最大級の案件となる。

2003年に創業したスカイプは、ネットを通じた無料電話や格安の通話料金で支持を広げている。MSはスカイプの映像通話サービスの利用者を取り込み、新たなビジネス展開を図る狙いがあるものとみられる。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

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学生の青田買い 学生は先物買いの「就職活動戦線」だが、冷静に考えればオカシイ事だらけ

学生も目覚めたのか気づいたのか、内々定の辞退が増えているって!?

イイと思うけどね、とてもイイ傾向だ。
じっくり取り組み、じっくり考え、しっかり就活、確実な内定、という流れが重要だ。
その際、遊んでばかりいた学生は篩い落とされても致し方ないと思う。

「それは暴言だ」と、またぞろご注意メールが届けられるのだろうが、
本音を言えば「そう言う事だ」。
学生の時に、ろくに学習もせず研究にも取り組まず、大学で遊び呆け遊ぶ金のためにアルバイトを繰り返して平気だった学生が、要領を噛まして就活戦線に残ってもロクな結果は生まれない。
世の中は、それほど甘くない。
命がけでクラブ活動に精を出したワケでもなくって学生が結果オーライだとすれば、世の中は不幸ではないか。

別に学習もせず研究にも取り組まず、アルバイトと遊びに徹していても、遊びとアルバイトを極めた人物は「味」がある。
「それは○だ!」。

しかし、中途半端はイケナイ。
変にアタマがよく、動かず(動けず)口が立つだけの学生は要らない。
全くの世間知らずも要らない!

だから、就活戦線は、多少なりとも後ろへ送り、じっくり人物を観察する方が良い。
OKな学生は、出会ったときに情熱とオーラがある。
そして波長が合う。
そんな学生は直ちにOKだ。適性検査など全く要らない。不要である。

それは、一定の大学のゼミや研究室とコネクションを保てば分かる事だ。

コンマ以下の大学にも味のある学生はいる。
その種の学生は、指導教員にエビデンスを照会すればよい。
それは「個人情報だからコメントしない」というような大学や指導教員は、単に無責任なのである。
学生を把握していないだけである。

自らが「製造した製品」に責任を持てない。保証できないってワケだ。
そのような学生を採用するのは骨が折れる。

コンマ以下の大学は、それを差別だという。
決して、差別だとは思わない。
地道に能力向上に取り組み努力した成果であり、確固たる「人材品質」であるが故にナンの問題もない。

無用な「就活戦線」をリクルートの金儲け主義に乗せられ、3回生の秋から着手したのは一体全体どこの誰か。
これまでは乗せられ、強迫観念に追い込まれる学生が、3回生の秋から4回生の6月までの貴重な時間を費やし取り組まされたものの、入社後に実際を知らされ5月に離職する事も珍しくない。

それなら、3回生の秋から4回生の夏にかけての時間は一体何だったのかという事になる。

就活戦線で真剣に学生と対峙しなかった企業が、内々定を出してみても、学生の側から忌避されるという事らしい。
学生の側も企業を見る目が備わってきたってワケだ。
「嘘実綯い交ぜ」のようで、俄然面白くなってきた。

遊び呆けた学生は「就活戦線」で明らかに敗退中だ!
一定の能力を保持する学生は「魅力のない会社」は選抜対象外だ!

世の中は、実に巧くできている。
最終的に、「遊び呆けた」学生の中でそれでも一定の能力を保つ者は、「魅力のない会社」でもそれを選び「就職内定」を価値とるのだ。

まぁ、企業の人事担当者の眼力に懸かっているワケでもあるが。

引用開始→ 内々定者の辞退増・採用の長期化…震災、悩む人事担当
(asahi.com 2011年5月9日)

内々定の辞退者が多く出ないか心配だ。採用活動が長期に及びかねない――。2012年春入社の新卒者採用に向け、企業の人事担当者がこんな不安を強めていることが、毎日コミュニケーションズの調査でわかった。

調査は4月上旬、東日本大震災の新卒者採用への影響について、東京に本社を置く企業の人事担当者315人に聞いた。被災地の学生への配慮などから、選考開始時期を例年の3月や4月から、5月や6月に遅らせたという回答が約4割を占めた。

採用上の不安点について最も多かったのは「内々定者の歩留まり率(入社する割合)」。各社の選考時期が分散し、学生が入社試験を受けられる企業が増えたため、内々定を出しても囲い込みが難しくなるのではとの不安があるようだ。

「面接や試験への参加者の減少」「(他社に流れた学生の枠を補充するための)採用活動の長期化」がこれに続いた。

新卒選考の開始時期をめぐっては昨年来、学業に専念できる時間を増やすために遅らせるべきだとの意見が浮上。一部の業界から反発の声が上がるなど、議論が活発化した。

毎日コミュニケーションズの担当者は「足並みがばらついた状態で進む今年の採用戦線は、選考開始時期の議論を深める試金石となるのでは」と話す。(本田靖明)←引用終わり (朝日新聞asahi.com)

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2011/05/10

日本の政治は、ガキドモのケンカに堕してしまったのか

本当に与野党共に責任もなければ知恵もなく、テレビ目線の言いたい放題だ。
テレビ目線のヤカラ議員ドモは、自らの生き方に責任を待っているのだろうか?
テレビ目線のヤカラ議員ドモは、政治を差配する議員としての自覚があるのだろうか?

そんな事は考えられない。
国会というか永田町クラブは2009年を境に学級崩壊したままだ。
憐れなのは、日本国民である。

衆参とも議員会館は立派になったが、そこに巣喰う議員はお世辞にも立派とは言い難い。

無責任な思いつき発言を繰り広げるバッカンにつける薬は無さそうだが、これに支持を与え内閣を組織する立場へ奉り上げたのはナニを言おう、国辱政党「眠主党」のガキ議員ドモである。
政権交代だけが目的で、政権交代してナニをどう実現するのかさせるのか、その殆どは「画に描いた餅」だった。
ナニよりも、国辱政党「眠主党」所属のヤカラ議員ドモには、現状の諸問題についての責任を正面から問わなければならない。

政権交代前も、政権交代後も、テレビ目線のヤカラ議員ドモが跋扈している。
国会議員は、国会で政策を議論し、決定された政策が正しく施行されるかどうか、また成果はどうかを評価する事が何よりも重要な職務である。
そのために、自らは政策を研究し自らを高めるために研鑽しなければならない。

国辱政党「眠主党」のヤカラ議員ドモは、政策について自らの不勉強を恥じるともなく、国会の議論で相手にされない事を転じ、テレビ目線で視聴者を煽る事に忙しい。
常に、国会ではなく、テレビ目線の先にある視聴者が興味の対象のようだ。
ならば、オバカタレントにでもなればよいのだが、たいした芸も保たないから、専業で生きていく事もできない。
従って、国会議員にでもなって、オバカテレビに出演し「あざとく」人気を得ようと企むようである。

例えば、国辱政党「眠主党」の国会対策委員長の安住であり、ルーピー・ハトヤマの金魚のフン川内博史などが代表例だ。

それに加えて、究極の無責任男バッカンが加わり、永田町クラブの学級崩壊に拍車をかけている。
この状況を停止するには「衆議院の解散」以外にあり得ない。
「衆議院総選挙」で国辱政党「眠主党」を蹴り出さない限り正常化する事はないだろう。

しかしながら、一方の自民党も、最近は自由に眠ったままらしい。
一人、ナキムシ・イシバァが吼えているようだが、人材払底って状況がミエミエなんで難しいだろうな。
イビキノ・イブキなんぞがゾンビするのは絶対阻止しなきゃぁな。

オバカ・イチブトが参議院で○×丸出しマンマのヅラで非論理的な感情論でワメキ続けてもナァ。賞味期限切れですよぉ~!

自民党もロクな野郎がいないよなぁ~!

だいたい、ヤカラのオバカ議員が大増殖するのは、議員定数が多すぎるからだ。
一人当たり議員数の不均衡は、大都市に集中しすぎた側にも問題があるのだから、この際、衆議院はもちろん参議院も議員定数を大幅削減する事だ。衆参両院で450以内でよいと考える。

引用開始→ 「人の心が分からない首相」 言いたい放題の与野党
(産経MSN 2011.5.8 09:33)

かつてこれほど、その「人格」が問題にされた首相がいただろうか。与野党から沸き上がる退陣要求を退け、その地位にしがみつく菅直人首相(64)のことである。政治の要諦は「民、信なくば立たず」(論語)だとされるが、もはや信のあるなしというレベルではない。

復旧・復興は夢物語
東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、政府に「計画的避難区域」に指定された福島県飯舘村を4月28日に訪ねた。

「政府が同じ情報や指示を出すにしても、心があるかないかだ。そこにフォローや気遣いがあれば後々生きてくるが、それがないとマイナス効果となる」

村役場の村長室で、菅野典雄村長は言葉を選びながら語った。菅野村長は翌29日の住民説明会では「全村避難は嫌だったが国に押し切られた」と述べている。

机上には、4月18日の参院予算委員会で、たちあがれ日本の片山虎之助氏が首相に「あなたには心がない」と指摘した問題を取り上げた毎日新聞の23日付コラムのコピーが積まれていた。筆者の岩見隆夫客員編集委員はこう締めくくっている。

「とにかく、菅の言葉には、心がない」

一国の首相が「心がない」というキーワードで語られるのは異様だが、これは一部の見方ではない。他紙を見ても、首相の人間性への失望がにじむ。

「国を挙げて震災復興にまい進しなければならないこの局面で、菅首相の悪評の多さは尋常ではない」(日経新聞5月1日付、西田睦美編集委員)

「国民は全知全能の神を求めているのではない。国民の痛みに心を砕き、公平無私で事に当たるリーダーであってほしいだけだ」(毎日新聞3日付、古賀攻政治部長)

当然、これは政界でも同様だ。みんな言いたい放題だ。

「人間としての問題がある」(自民党の石原伸晃幹事長)、「人としてどうかだ」(民主党の桜井充財務副大臣)、「人間として問われている」(社民党の阿部知子政審会長)…。

こんな首相のもとで国民が心を一つにし、与野党が手を携えて復旧・復興に取り組むなど、そもそも夢物語ではないか。

後任は名乗り出る
「私は、理屈は立つけれどどうも情が足りないとみられているし、もしかしたらそうしたことが私の欠点かもしれない」

首相は昨年7月、甲府市で街頭演説を行った際、こんな自己評価を披露している。

「理屈が立つ」というのが本当かどうかは、その後の言動を追う限り疑問だ。だが、「情が足りない」との点は、首相がたびたび「言葉に血が通っていない」(自民党の島尻安伊子参院議員)という指摘を受けることからもうなずける。

「(君主=指導者は)よい気質を、なにからなにまで現実にそなえている必要はない。しかし、そなえているように見せることが大切である」

マキャベリは「君主論」でこう強調しているが、首相はこれにも完全に失敗している。

このように、誰が見ても「あまりに徳がない」(公明党幹部)ことが明らかで不人気な首相が、なぜ曲がりなりにも首相を続けていられるのか。

それは、衆目の一致する「ポスト菅」が見当たらないという消極的な理由にある。

まさか刑事被告人である民主党の小沢一郎元代表を首相にするわけにはいかない。外国人からの違法献金が発覚したばかりの前原誠司前外相は「1回休み」だろう。

選挙に連戦連敗を続けている上、暗い岡田克也幹事長では危機の時代のトップにふさわしくない。かといって野党の自民党から首相を迎えるのでは、民主党内がまとまらない。

誰もが減点主義に陥り、不安を先取りして尻込みしている。だが、ここは発想を変えた方がいいと考える。

菅首相さえ辞めさせれば、後任はいくらでも名乗り出てくるはずだ。100点満点の新首相など望むべくもないが、少なくとも人の心が分からず、無能そのものの現首相よりましではないか。(政治部 阿比留瑠比)←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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2011/05/09

笑わせちゃイケナイ 「シッカリ理解して貰いたい」のは、首相のバッカンが言われている事だろうが

開いた口が塞がらない。
開けた口を塞ぎようがない。

思わず耳を疑ってしまいますね。
「しっかり理解してもらいたい」のは、バッカンであろうと思うがなぁ。

天の啓示があったのか、占いで出たのか知る由もないがだ、
あぁ~る日、突然、何の前ぶれもなくだ、
「中部電力に浜岡の原子力発電所を運転停止してもらいたい」と、
いわゆる通常の管理業務が終了した後に言われて、中部電力はさぞかし大混乱に陥いるだろう事も想像できないバッカンに、「しっかり理解してもらいたい」などと言われる筋合いはないだろう。

如何に地域独占を認められた企業であっても、一応は、株主も存在するし、その下に経営陣(経営役員)が選任され、経営方針の下に事業を展開しているのである。
しかも、電気事業者の経営方針については「経済産業省」がいちいち口を挟み経営の自由度は極端に少ない事で有名だ。

その状況を逆手にとって、経営陣に協議するヒマも与えず、
「中部電力に浜岡の原子力発電所にある全てを運転停止してもらいたい」と、
要請したと言っても、実態は命令したのである。

バカにしているとしか言いようがナイ。

原発反対勢力は、ここぞとばかりに気炎を上げている。

中電・浜岡原発の運転停止を求めるに当たり、不足電力を「関西電力」から補わせると言っているが、関西電力には実際の余力があるのかどうか、検討もしないで「要請」するというまことに子供じみた仕儀である。

バッカンは、自分が何か指示すれば政府は機能すると考えているのであれば、史上最悪の人物だ。
北朝鮮の金正日ならそうかも知れないが、日本でそれができると考えているなら、本当にバッカンであると自ら公言しているワケだ。

国の仕組みや、企業の仕組み、あるいは社会の仕組み、について「しっかり理解してもらいたい」と言い返してやろう。

地震の発生は自明の事と考える必要がある。
巨大地震に伴う津波の発生も自明の事だ。

中部電力の浜岡原発だけが危険というワケじゃない。
全国至る所に所在する原発は、その殆どが海岸沿いに位置している。
止めるなら、それら全てを対象にしなければならない。
浜岡原発だけが津波被害を受けるとする論理には飛躍がありすぎる。
確かに浜岡原発は津波被害を受けるだろう。
それなら、なぜ、中部電力に原発を押し付け、浜岡立地を決定し許可を求めた時に、政府(当時の通商産業省、現在の経済産業省)は許可を与えたのか。
様々な、許可条件や付随事項、あるいは留意事項を付けたであろうが、その責任は誰がどう負うのだ。

それらを全く省みず、一方的に(政権が変わったからと言うのだろうが)停止命令を出し、世論を背景に守れと押し付ける。
まるで1968年の「学生運動」だナ。
政権が変わろうと、国の政治は連綿と続いているのだから、それは原則的に遵守しなければならない。
選挙で政権交代を成し遂げたのであり、決して「革命」で前政権を打倒したワケじゃないから、政府と政策の継続性には責任がある。
自分は反対だからと言って断ち切る事はできない。
この点を、国辱政党眠主党の殆どのヤカラは根本的な理解を欠いている。

原発政策は国が推進したのだ。
まずは、その点検が必要ではないか。

「しっかり理解してもらいたい」のはバッカンである!

引用開始→ 首相、中部電に「しっかり理解してもらいたい」
(産経MSN 2011.5.8 17:17)

菅直人首相は8日、中部電力が政府による浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止要請に対する最終結論を持ち越していることについて「浜岡原発は特別に大きな地震がくる可能性が政府機関でも指摘されている。しっかり話をして中部電力にも理解してもらいたい」と述べた。

他の原発の停止を要請する可能性については「それはない。浜岡原発は特別なケースだとの位置づけだ」と述べた。都内で記者団の質問に答えた。

これに先立ち、海江田万里経済産業相はフジテレビ「新報道2001」で「浜岡原発は地震が発生する可能性が非常に高く、この立地条件だと津波を伴うことになる。地震、津波による電源喪失、建屋の密水性などいくつか気になる点があった」と要請理由を説明。「国民の生命、財産、安全を守る立場からどうしても止めなければいけない。ぜひ私どもの要請を受け入れてほしい」と訴えた。

また、海江田氏は「日本産業の中心的な部分である中部電力管内にどうやって電力供給できるか、万全な体制を整えたい」と述べた、関西電力に対し、中部電力管内への送電を要請したことを明らかにした。←引用終わり
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2011/05/08

政権ひとり遊びの菅直人、最近は「バッカン語」を連発中だとか! タブー語もお構いなし!

「いやぁ~、なにぶん『初めてなものでして』ねぇ~、努力はしているんですがねぇ~」てなモノらしい。
便利な言葉だよね「初めてのこと」ってぇのはね。
政治なんて、毎日状況が変わるワケだから、毎日が「初めてのこと」の連続じゃないのかな。

「初めての事ですが『中部電力・浜岡原子力発電所は全てを停止』して貰いたい(これは希望です)」とも言い換える事ができるな。

でぇ、突っ込まれると「いやぁ~、なにぶん『初めてのこと』ですから」とか、ナンとか言い逃れるってワケか。

分かりませんねぇ~。
ナンのために内閣を組織しているのか。
海江田といい、大畠といい、枝野といい、仙石といい、おぉ!うっかり忘れていた、
バナナ・レン呆もいたナ。

もういくつ寝ると「退陣」か?
最近の「自民党」は、またぞろ居眠り中なんだろうか?
まるで、詰めの甘いヘボな詰め将棋を見せられているみたいだ。

引用開始→ 菅首相がとうとう口にした「タブー」
(産経MSN2011.5.7 18:00)

菅直人首相は1日の参院予算委員会で、東日本大震災をめぐる政府対応について、自民党の島尻安伊子氏が世論の評価が低いとただしたのに対し、「すべてが初めてのことなので完全とは言わないが、全力を挙げて対応してきた」と答弁した。

この発言を聞いて平成7年に阪神大震災が発生した当時の首相、村山富市氏を思い出した国民も多かったのではないか。村山氏は自衛隊派遣など初動の遅れを指摘され「なにぶん初めてのことだから」と答えたため、首相としての資質が問われ支持率が急落したことがある。16年ぶりの大震災を受け、首相の「禁句」が再現されてしまった。

なぜ禁句なのか。首相の仕事は国民の生命財産を守ることに尽きる。だとすれば、外交安保から防災に至るまで、危機管理能力こそが首相の資質を問う最重要テーマだと言っても過言ではない。

日本で想定される危機なら、ミサイル攻撃、離島侵攻、原発や新幹線、自衛隊基地へのテロ攻撃、そして大震災といったところだろう。そうした危機に対し、政治が何をすべきかといった情報は巷にあふれている。首相が想定すべきなのは当然の責務で「初めてのこと」や「想定外」が許されるはずはない。

にもかかわらず、震災対応が後手に回ったのはひとえに、菅氏の危機管理意識が根本的に欠如していたからに他ならない。

「政治は結果責任だと(首相は)言ってきた。そんなことを言うのが恥ずかしいと思わないのか」

島尻氏が批判したように、「初めてで…」が通用しないことを菅氏は学習していなかった。「『ごめんなさい』で済めば警察はいらない」と言われるように、「なにぶん初めて」で済めば首相だっていらない。

しかも村山氏は、初動対応のまずさについて震災後も一貫して反省の弁を口にしたが、菅氏の「完全とは言わないが全力を挙げて対応した」との発言には「やれることはやったのだから責任はない」との本音すら透けてみえる。

さすがに強弁を続けるのは得策ではないと判断したのか、6日の震災関連の会合では、全閣僚に対し「それぞれが担当の仕事に追われて不十分な面があった」と認めた菅氏だが「言い訳先行」である点に変わりはない。菅氏と村山氏とでは資質はともかく、人格では雲泥の差があると言っていい。

そもそも「政治主導」を掲げて政権交代を果たした菅氏が、「前例がないから」できないと言うのでは、自己否定以外の何ものでもない。最近、永田町関係者から「鳩山由紀夫氏は(憲政史上)最低の首相だが、菅氏は最悪の首相だ」という評価を耳にする。

「鳩山氏は資質が最低だが、政治主導をやろうというマインド(意図)はあった。菅氏は資質では鳩山氏に次いで下から2番目だが、鳩山氏のようなマインドは持ち合わせていない」と解釈するのが自然だろう。不眠不休で「最悪」と言われる菅氏には気の毒だが、言動や結果責任を職責に照らし合わせてみる限り、そう言われても仕方がない。(森山昌秀)←引用終わり
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2011/05/07

中部電力・浜岡原発停止要請 またぞろ場当たり的「人気取り政策」でバッカン降ろしに対抗か

最初に「コラコラコラム」は、
「原子力発電」を推進する立場にはない。
同様に「原子力発電」の全廃を求め推進する立場でもない。

どちらかと言えば、あらゆる「産業と生活の素」である「エネルギーの複合化」により適正化し均衡を図る事を期待している。
そのために、
第一次産業を復活させ競争力をつける。
第二次産業の高度化を促進する。
第三次産業の一部が第一次産業へシフトできる体制を整備する。
第三次産業の中から第四次産業といわれる分野の競争力向上へ整備する。
その上で、現在は著しく不均衡な、各産業別の従事者所得の適正化を促進し、産業別の所得均衡化(労働配分を均衡させる)を図る。
生涯賃金で極端な所得格差が産業間で生じないように均衡を保つ。

都市に集中した人口の分散を図る。

単に原発を停止させるだけでは解決しない。
各産業分野に従事する国民が、生涯賃金で極端な格差が生じると産業間で従事者の調整が困難になる。

これらを含め、あらゆる「産業と生活の素」である「エネルギーの複合化」により適正化を図る。そうでなきゃ「原発停止」を感情的に主張してみても難しいだろう。

いま、「中電・浜岡原発停止」を喜び、「感情」を爆発させ、溜飲を下げても長期的には何も解決しない。

しかしながら、
バッカンは、さすがにバッカンだけの事がある。
国の基本政策を、誰にも諮る事なく、空気で考え転進を図ったってワケだ。

突然の事で、中部電力は、さぞ驚いた事だろう。
何よりも「連休の谷間」の一日を衝いたワケだが、何よりも基本業務の終了を待って夜半に発表するという手の込んだ画策だった。

日本の「原発」は、いずれも「危険」であると、誰にも相談せず国際社会へ宣言してしまったようなモノだ。
バッカンが大好きな遣り口だ。
まるで「火事場泥棒」みたいな事だ。

「原発をどうするか」は、国民全体で考えなきゃぁならないテーマだ。
「エネルギー供給」全体を含め、総合的な国民合意が要るだろう。
その手間を省き、「内閣総理大臣」として誰にも図らず「決定」し、担当大臣を指揮し「要請」する方法は必ずしも褒められた遣り口ではない。

個人が、一人で「日本国」を統治しているワケじゃない。

バッカンは、中部電力へ浜岡原発停止要請を出せば、国民全体が支持してくれると考えてのフシがある。
「原子力発電」について、改めて捉えなおし真摯に考えようと、多くの国民は考えている。
この点は事実だろう。

しかし、その代替エネルギーは「何」か、「何」を代替エネルギーに充てるのか。
その場合、「産業と生活」にどの程度の負荷がかかるのか。
一定のコンセンサスが必要だ。

一切の議論を省略し、一人の人物が「最高決定権」を保つと「誤解」し、「停止決定」を下す事は許されるのか。

米国の大統領が、ウサマ・ビンラーディンを攻撃射殺する事を許可したのを横目に、自らも「その種の決定」が出来ると考えるのを許すワケにはいかない。
(とりあえず)米国は「アルカイダ」に宣戦布告を行い戦争中である。
最終的な結果を期待し、それを多くが共有(希望)していた(ハズである)。

現在の日本は、東電・福島原発の事故を受け、
「困った事になった、何とか制御し抑制できないのか」と、多くの国民は考えている。

そこから出発し、
「原発は止めた方がよい」と考える人(輿論)も増えている。
「いや、原発は必要だ」と考える人もいるだろう。
現在の段階で「原発停止」は半分以上いるかも知れない。
しかし「原発停止」が「世論」の全てではない

だからこそ、透明性の高い議論が必要なのではないか。

議論の過程で、いくつかの危険要素を公表する必要がある。
それを欠いた決定は危険極まりない。

日本人の多くが「第二次世界大戦」は結果的に「旧軍(=大本営)」により巻き込まれたと考えるなら、公開の議論もなく「中部電力・浜岡原発停止」を空気で決める事を認めるのなら、「第二次世界大戦」の元凶として「旧軍(=大本営)」を悪し様に批判する事はできない。

何よりも、バッカンにそこまでの決定権を委ねていない。
国辱政党「眠主党」は、ルーピー・ハトヤマもそうだが、組織や手続きを無視した「勝手な思考論理による勝手な言動」が余りにも目立つ。、
しかも、その都度「国を危うく」している。

この度も、政権居直りを企図する汚い「人気取り政策」としか考えられない。
バッカンの政権延命のために超法規的な措置で、大変危ない決定をしたといえる。

まぁ、汚く巧妙な点は「原子力発電政策」を転換する事を決定したワケじゃないという事である。
見逃せないのは、姑息な手段を用い小手先で「賛否両論」が沸き立つ「中部電力・浜岡原発」停止を、事業者の中部電力へ強く要請した点である。

中部電力は大変な衝撃と途惑いが生じただろう。

引用開始→ 菅首相、浜岡原発全原子炉の運転停止を要請
(2011年5月7日00時11分  読売新聞)

菅首相は6日夜、首相官邸で記者会見し、中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)のすべての原子炉の運転停止を、海江田経済産業相を通じて中部電力に要請したと発表した。

理由として、静岡県を中心とする東海地震の発生確率が高いとされる中、防波壁の設置など津波対策強化の必要性を指摘した上で、「国民の安全と安心を考えた。重大な事故が発生した場合の日本社会全体の甚大な影響もあわせて考慮した」と説明した。

浜岡原発は、4、5号機が稼働中。点検のため運転を停止中の3号機は、東日本大震災の影響で運転再開を延期していた。1、2号機は運転を終了している。経済産業省原子力安全・保安院は6日、浜岡原発の防波壁など津波対策の実現には2~3年かかるとの見通しを示した。

首相は、浜岡原発が東海地震の震源域内にあることを指摘した上で、「文部科学省の地震調査研究推進本部の評価によれば、30年以内にマグニチュード8程度の想定東海地震が発生する可能性は87%と極めて切迫している。防潮堤の設置など、中長期の対策を確実に実施することが必要だ」と語った。

中部電力への停止要請については「指示、命令という形は現在の法律制度では決まっていない。中電に理解してもらえるよう説得していきたい」と語った。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

引用開始→ 首相、政権の信頼回復狙う…浜岡原発停止で
(2011年5月6日22時55分  読売新聞)

菅首相が6日、中部電力浜岡原子力発電所の全面停止要請という異例の措置に踏み切ったのは、国民の原発に対する不安感を軽減し、東日本大震災の対応の不備で失墜した政権の信頼回復につなげる狙いがある。

ただ、政府内で十分に検討された形跡はなく、支持率低迷に苦しむ政権が反転攻勢のために繰り出した苦肉の策との見方も出ている。

首相の指示で原発事故対応にあたっている細野豪志首相補佐官は6日夜、首相官邸で記者団に
「首相は4月の初めあたりから浜岡原発を非常に意識していた。
難しい判断だったが、国民の安全をないがしろにできない。
相当、悩んだ上での判断だった」と述べ、
停止要請が首相自身の強い意思だったことを明らかにした。

首相は数週間前から、政府関係者を通じ、浜岡原発を止めた場合に世論がどう反応するかを含め、具体的な影響を慎重に探ってきた。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

引用開始→ 浜岡原発の停止要請に「迅速に検討する」 中部電力社長
(asahi.com 2011年5月6日21時30分)

中部電力の水野明久社長は、菅首相の原発停止の要請について、「経済産業大臣より本日午後7時に、浜岡原子力発電所の運転停止に関する要請を受けました。当社としては、要請内容について迅速に検討いたします」と書面でコメントを出した。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

引用開始→ 中国新華社も速報 浜岡原発の全面停止で
(産経MSN2011.5.6 23:10)

日本政府が6日、中部電力に浜岡原発の一時全面停止を要請したことについて中国では国営通信新華社が至急電で報じるなど関心の高さを示した。

新華社は、菅直人首相が記者会見で「国民の安全、安心を考えた結果の判断」と説明したことなども詳細に伝えた。

福島第1原発の事故を受け、中国政府は新規の原発建設計画の承認を暫定的に停止することを決定。原発の安全性の点検に乗り出す一方、中国海南省で4月に開かれた新興5カ国(BRICS)首脳会議で各国が原発の重要性を確認するなど原発増設の基本方針は維持したい意向だ。(共同)←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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2011/05/06

ASEAN各国の経済は堅調に見える 再び世界から利益を求める投資マネーも

労働力は余っていても決定的に資本を欠く途上国へ「投資マネー」が集まる事で、途上国は資本と技術を手に入れ低額な賃金で生産した製品を、先進国市場へ輸出する方法で資金を得る。

一定の時間が経過すると生産設備は老朽化する。
設備を更新するには新たな資本が必要だ。
輸出で獲得した資金は資本に充当されるほどではない消費に回されるため、新たな設備には新たな資本を必要とする。

世界には大量の資金があぶれており、大量の余剰資金を持つ側は、短期間で大幅な利益と確実な回収を得られそうな途上国を探し求めている。

途上国の成長産業への投資は先進工業国への投資に比べ、少額の資本で済む事また輸出市場が激変しない限り、低賃金で製造された製品は強い競争力を有するため着実に資本回収ができる。

まぁ簡単に言えば、この種の理屈で途上国の輸出産業へは投資が集中するワケだ。

でぇ、投資を受けた側は、輸出製品の競争力が安定的に推移していると見るや、不動産投資やサービス業への開発投資に資金を廻し、さらに莫大な利益を得ようと頑張ってしまう。

外国人ビジネスマンや外国人投資家の滞在に必要なアパートメントやフラッツといった住居の環境が劣悪な国では、それらを解決するための不動産投資は投資効率の面ではとても効果的である。
資金回収が早く利益も大きければ外国人投資家の信用も大きくなる。
従って、本業の製造業で地道に稼ぐよりも不動産投資で得る利益の方が大きいと自慢する人は数多い。

やがて、外国人ビジネスマン向けの不動産投資が一段落し始めると、今度は、途上国側で一儲けした自国のリッチマン向けに不動産開発を競い合う。
どこかで見た光景だ。

海外の余剰資金による途上国への直接投資は、様々な分野で短期的な利益を求め集中化する傾向が強い。

しかし、これらはいずれも先進工業国市場が旺盛な消費を連綿と続ける事を前提としているワケで、それらが何らかの理由で躓くと簡単に綻びが出るのだが、そのような事は無いと考え「繁栄は継続」するとの思考に強く支配されている。

だが現実の世界は、例えば「リーマンショック」があり、「東日本大震災」が発生するのである。
その都度市場は危機に陥り、何よりも回復に向けた「膨大な資金」を必要とする。

「生産」は「消費」が前提であり、「消費」は「生産」が前提である。
途上国での「生産品」は先進国での「消費財」として消費されるが、それは先進国の「生産品」を途上国も含めた市場で「消費」する事を前提としている。
それぞれのレベルの「生産」と「消費」が組み合わされ適切な分担の下で補完し合う事で、所得も配分され「消費」が発生し「生産」を刺激するワケで、基本的に循環し合う構造が成立している。

「先進国の消費市場」が安定する事で「途上国の生産」は安定する。
「途上国の生産」に多少狂いが生じても「先進国の消費市場」が受ける影響は軽微だ。
「先進国の消費市場」で目算を狂わせる手違いが生じると「途上国の生産」は大打撃を受け、十分な「資本蓄積」を保たない経済活動全体が重大な打撃を受ける。
従って、投資した資金の利益は愚か回収にも重大な影響を及ぼす事になる。

それ以前に、先進国の側が自国の経済的理由により投資資金の回収や引き上げを急ぐようになる。
長期資金は引き上げまで時間を稼ぐ事もできるが、短期資金は一気に回収引き上げに直面させられる。
資本蓄積がないと一溜まりもなく「倒産・破綻」へ追いやられる。

簡易に述べればこのような関係だろう。

ASEANの中でタイやインドネシアまたマレーシアは、1997年に否応なく経験させられた。
ASEANではないが韓国も同様の経験を強いられた。
いま、ASEANの中では「ベトナム」が外貨不足に直面させられ苦闘を余儀なくされ、懸念対象と囁かれている。

”とらえもん”と”まるでのうそまろバカセ”は、既に2002年に「ベトナム経済」の基本課題として、「日越投資保護協定」を巡る一連の過程で警告的に指摘した。

この度、「ASEANと日韓中」が財務相会議で「ASEAN域内の経済」を監視する機関の国際機関へ格上げする事を考慮した共同声明を採択した事は実に当を得た決定と歓迎する。

引用開始→ ASEANプラス3:域内経済監視を強化 新機関格上げも

【ハノイ共同】東南アジア諸国連合と日本、中国、韓国(ASEANプラス3)の財務相会議が4日、ベトナムのハノイで開かれ、域内経済を監視する新機関「AMRO」の機能を強化し、条約に基づく国際機関への格上げも検討するとした共同声明を採択した。

アジア地域の経済情勢については「世界金融危機を切り抜けた後、堅調な内需と輸出の回復により力強い成長を遂げてきている」と総括。ただ、東日本大震災と中東・北アフリカ情勢に関しては「(経済の)不確実性が浮上した」とし、アジア経済への悪影響に懸念を示した。

声明では来年から各国の中央銀行総裁を加えて「財務相・中央銀行総裁会議」とする方針を明記。会議の枠組みを拡大し、各国による域内金融協力を一段と強化することで合意した。会議の枠組み拡充で、為替の問題も含めた幅広い政策協調の実行が期待される。

AMROは今年4月、シンガポールに設立。参加国が通貨急落といった危機に直面した際に外貨を融通し合う通貨交換協定「チェンマイ・イニシアチブ」を発動する際の判断に関わる。チェンマイ・イニシアチブについては、危機が起きる前に予防的に貸出枠を設定できる制度の導入に向けた検討に入る。

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◇ASEANプラス3声明骨子
▽経済・金融情勢
・域内経済は世界金融危機を切り抜けた後、堅調な内需と輸出の回復により力強く成長。
・1次産品や食料価格の高騰に起因するインフレがリスク要因。
・中東・北アフリカの情勢や東日本大震災がアジア経済の新たな不確実性として浮上。
▽通貨交換協定「チェンマイ・イニシアチブ」
・域内経済の監視機関「AMRO」設立を歓迎、法的地位を国際機関に格上げする研究開始。
・協定の規模や国際通貨基金(IMF)との連携、危機予防機能について研究開始。
▽その他
・中央銀行総裁の知見と経験が不可欠と認識、来年以降「財務相・中央銀行総裁会議」とする。【ハノイ共同】
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2100年に、日本女性の平均寿命が95歳になるなんて信じたくない

長生きは結構な事だけど、そこまで生きる必要があるのかな?
生産適正年齢も延びるのかな?

生産適正年齢が延びないなら、仮に65歳で引退した後、体力や精神力が低下する中で30年も何を頼りに生きるのだろう?
考えようでは、オバケじゃないか!?

とても元気な人がいたけれど、85歳を越えるといきなり体力が低下し始めた。
そして徐々に精神力も減退していった。
「生きる、生き抜く」という強い気持ちを支えに生き抜くワケだが、いつか自ずと限界が訪れる。
安らかな環境で安らかに「死」を迎える事ができれば、ホドホドに幸せなんじゃないかな。

長寿社会は素晴らしく何よりも結構な事だ。
でも、生き抜く側の負担は相当のモノだろう。
果たして、そこまでして「生き抜く」必要があるのだろうか?

長寿社会を前提に、それをビジネスのネタにしようという側には、とてもオイシイ話だろうけれど、自らの意志で生き抜くのであれば結構だろうが、介護ビジネスのネタにされ、カネ儲けを狙う側の都合で生かされるのであればナンの意味があるのだろうか?

全く分からない。
医療費も介護費も高額になる。
その費用負担は誰が支弁するのだろうか。

日本の平均年齢は長すぎる。
75歳程度まで生きながらえる事ができれば、それで幸せなのではないだろうか。
もちろん、気力や体力に恵まれ元気な方は長寿を全うされると良い。

でも一般論として、65歳の生産適正年齢を過ぎると、残りの10年ほどを「ご隠居」生活で送り「安らかに去る」で良いのではないかと考えている。
女性の平均寿命が長いとか、男性の平均寿命が短いとかは、さほど関係ないように思う。

一人の独立生計者であろうと、一家を構え家族に恵まれた生計者であろうと、一家の生計維持者が生産適正年齢を過ぎリタイアすると、いきなり「生活防衛」思考に陥るのか「しみったれた」姿勢に変身してしまう。
リタイア後も暫くは元気な姿だけれど、2年も経過すると「変身」というか「宗旨替え」というか面喰らわされる事が多い。

それも仕方がないと思う。

国連の予測統計にクレームをつける考えは毛頭ないが、この予測はずいぶんアタマの良い研究者の手によるのだろうけど、得てしてその種の予測が正鵠を射る事は少ない。
その顰みに倣い、日本女性の平均年齢95歳というオバケみたいな「予測が外れる事」を希望したい。

地球上の人口が100億人を超える事は正しい予測かも知れない。

引用開始→ 日本女性の平均寿命、90年後は95歳
(2011年5月5日17時19分  読売新聞)

【ニューヨーク=柳沢亨之】国連は3日、2100年までの世界人口予測を発表し、アジア、アフリカ諸国の高出生率などの影響で、同年には約101億人に達するとの見通しを示した。今年10月末には70億人、83年に100億人を突破する。

日本の人口は10年の約1億2600万人から2100年には約9130万人に減少。平均寿命は延び続け、2095~2100年に男性が89・0歳、女性は95・7歳、全体では92・3歳に上るとした。

一方、中国の人口も25年の約13億9500万人をピークに減少し、2100年には約9億4100万人となる。インドは25年に中国を追い抜き、60年には17億1796万人に達するが、その後は減少。2100年には約15億5000万人となるとしている。←引用終わり
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2011/05/05

JR大阪駅 新装(五代目)開業 50万人が押しかけたとか

JR西日本が、総力を挙げというか、社運を賭けというか、未来を切り拓く願いを込め、最大の拠点「大阪駅」の大改造を続けてきた。
5月4日開業に漕ぎ着けた。

大阪駅の改良懇談から12年。
改造の基本構想を発表してから8年。
工事着手から4年。

一日の乗降客数85万人を抱えたまま大改造に着手。

この間、利用者が強いられた「不便」は数限りがない。
日常的に繰り返された通路変更、券売機の移設、みどりの窓口の縮小移転、駅構内の商業施設の配置換えなどが続いた。

2011年3月のダイヤ改正(九州新幹線全通と山陽新幹線乗り入れ)に合わせ開業する予定だったが、「福知山線列車事故」を考え遺族への配慮を心がけ5月4日を開業日と選択したワケだ。
まぁ、ナンて言うか、3月に開業しなかったコトの影響なんて長い年月の間には掻き消されるだろう。
しかし、5月4日の開業は商戦としてはギリギリの選択だ。

連休後半は「夏物商品」の商戦がピークで時期的にはむしろ下降気味の時期といえる。
この時期を逸するなら、商品展開の上からは「秋に開業」する方がよい。

何かと話題を集め注目される「三越伊勢丹」だが、ヨドバシカメラ(元「大阪鉄道管理局」跡地)を巡り、大阪駅前への進出を念願としていた「三越」は、売却入札に手を挙げヨドバシカメラとの一騎打ちで惜しくも敗れた。

一方、民営化されたJR西日本は流通部門の開発を宿願として、JR京都駅の大改造に合わせ「JR西日本伊勢丹」を開業し、一定の売上高を確保するようになった。

その後、「伊勢丹(三菱銀行)」と「三越(三井銀行)」が主力銀行の壁を越え「経営統合」を発表した事で、大阪駅の大改造に「JR西日本伊勢丹」が出店するワケだが、「伊勢丹」と「三越」の経営統合を受け「JR西日本三越伊勢丹」というナンとも長い名称の百貨店業態が出現する事になった。
「三越」側の関係者としては、宿願だった「大阪駅」に名前だけとはいえ「三越伊勢丹」としての出店を確保したというワケだ。
実態は「伊勢丹」そのものだ。

公表された店舗面積は5万平方mで、当初の年商は550億円、一坪当たり年363万円。
控えめな数字にみえるが、「京都」での経験を踏まえ堅実な数値を弾いているといえる。

むしろJR西日本SC開発が手がける2万平方mの専門店街「ルクア」に注目したい。
これまでJR西日本管内では、本格的なファッション商品を扱う駅直結の「駅ビル業態」はなかった。
いわゆるJR東日本の「ルミネ」「アトレ」に相当する「ファッション専門店集積SC」を持たなかった。
JR大阪駅に直結する「ルクア」が、どの程度の売上を獲得するかに注目したい。

大阪を軸にした関西地域は、JR西日本が「ファッション専門店集積SC」を本腰を入れて手がけなかった事で、域内の百貨店業態や都心商業施設はそれなりにポジションを得ていた。
しかし、JR大阪駅で「ルクア」が成功を収めると、徐々にその成果を波及させる事を経営の軸に置く事は常道である。
JR西日本SC開発は、遊びで「ルクア」を手がけるのではない。
JR西日本が企図する今後の展開を左右するため、それを担当する人材の総合能力が問われるともいえる。

JR西日本は、今後の環境論や少子高齢化社会を見据えるなら、都市は高度化と重層化を進展させると捉えているのではないか。
都市が高度化と重層化を進めれば進めるほど、巨大ターミナルは高度化と重層化に対応した都市サービスの拠点としてのポジションを高めると想定している思う。

その狙いも含めたダイヤ改正が2011年3月に実施されている。
現在、大阪駅の利用者は一日平均85万人(公表)である。
これを90万人に増やす(獲得する)ため、和歌山方面、奈良方面からの快速電車を全て大阪駅へ乗り入れさせる。
また、東海道・山陽本線(神戸線・京都線・びわこ線)の新快速電車について休日も全て12両編成で大阪駅への誘導を講じている。
新快速電車の通常運転区間は「姫路=野洲または米原」で、最長運転区間は「播州赤穂=敦賀」で300キロを超える。
新快速電車の大阪=姫路の所用時間は60分。
新幹線の新大阪=姫路の所用時間は30分だが、新大阪から大阪駅まで在来線での移動が必要だ。
いきなり商圏の空間を時間距離の面で拡大した。

JR大阪駅を軸とした「梅田」が注目され脚光を浴びるのは、時間距離の短縮による商圏の空間が突然拡大し、まだ拡大できる余地があると考えられるからだ。
(この点は、博多駅+福岡天神も同様)

JR西日本は、平日に通勤通学客の輸送を使命とし、休日には買い物客や行楽客を各地へ輸送する事を使命としていた。
JR西日本の収益は、①山陽新幹線、②大阪環状線、③京阪神を結ぶアーバンネットワークといわれてきた。
そこで四番目の収益事業として本格的な構築に取り組んだワケで、④都心ターミナルでの商業開発がそれに当たる。

これからは、従来どおり平日の通勤通学客、休日の買い物客・行楽客を輸送し続ける一方で、自社の存続に向け開発した商業空間への誘客に向け本格的な取り組みを広域で行う事になるだろう。
JR西日本の各線を利用し続けて貰う仕掛けが必要なのである。

もちろん、開発した商業空間が成功を収めなければ、構想は「画に描いた餅」に終わる。
それだけの戦略や期待に応えるべく能力を発揮できるかは、関係者の資質はもちろんだが現場で従事する一人ひとりの能力に負う要素が大きい。

それらを総合し、JR西日本は「JR大阪駅」の大改造に社運を賭けたと言っても過言ではない。

引用開始→ JR大阪三越伊勢丹開業 行列長く異例の45分繰り上げ
(産経MSN2011.5.4 11:14)

JR大阪三越伊勢丹(大阪市北区)が4日、JR大阪駅北側のノースゲートビルに開業し、百貨店業界史上、最大といわれる競争が幕を開けた。同店には朝早くから多くの客が詰めかけて行列が長くなったため、異例の45分繰り上げの開店となった。

梅田地区では三越伊勢丹の新規開業のほか、阪急百貨店梅田本店や大丸梅田店の建て替え、増床などで百貨店の売り場面積が従来のおよそ1・8倍に膨れ上がり、「世界一の激戦区」(ジェイアール西日本伊勢丹の松井達政社長)になる。

大阪三越伊勢丹は5万平方メートル。初年度売上高の目標、550億円は「低めの設定では」(百貨店関係者)との指摘もあるが、松井社長は「イセタンは新参者で知名度がない」と慎重な姿勢を見せている。←引用終わり
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

引用開始→ 改装JR大阪駅を挟む「ステーションシティ」、全面開業
(2011年5月5日  読売新聞)

JR大阪駅の新駅舎と駅北側のノースゲートビルディングが完成し、駅一帯の再開発地区「大阪ステーションシティ」として4日、全面開業した。大阪駅は約30年ぶりの大規模改装で、橋上駅舎を設けて、南北の商業施設へ行き来しやすいようにした。低迷する関西経済の活性化に向けた起爆剤として期待される。

新しい大阪駅は1874年に完成した初代駅舎から数えて5代目。橋上駅舎の上に南北をつなぐ「時空(とき)の広場」(東西37メートル、南北83メートル)があり、ドーム状のガラス屋根で覆われている。駅の1日の乗降客数はこれまでの85万人から90万人以上に増えると見込む。大阪市の女性会社員(50)は「きれいな駅になって、印象が変わりました」と話した。

ノースゲートビルは地上28階、地下3階で、梅田地区で4店目の百貨店「JR大阪三越伊勢丹」や専門店街「ルクア」が入る。3月に完成した大丸梅田店などが入る南側のサウスゲートビルディングと合わせ、延べ39万平方メートルの巨大な駅ビルになった。

東日本大震災の被災者らに配慮し、開業式典は開かれなかったが、三越伊勢丹やルクアにはこの日、買い物客ら延べ約50万人が訪れた。開店前に計1850人が行列し、三越伊勢丹、ルクアとも予定を45分早めて9時15分にオープンした。

JR大阪三越伊勢丹は売り場面積が約5万平方メートルで、2008年に経営統合した三越と伊勢丹が両方の名前を付けた初めての店だ。伊藤達哉店長は「日本経済は厳しい状況だが、大阪から日本を元気にするという意気込みで運営したい」と話した。ルクアには若者に人気のファッションや食品など198店がある。

JR西日本は総事業費2100億円をかけて04年から段階的に工事を進めてきた。サウスゲートビルの開業で、大丸梅田店の売り場は1・6倍に増えた。阪急百貨店梅田本店も建て替え工事中で、今後、百貨店の競争が激しくなりそうだ。←引用終わり
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引用開始→ 時空の広場「南北のにぎわいの架け橋に」大阪に新玄関口
(asahi.com 2011年5月5日)

「大阪駅はキタの街を南と北に分断していた。今度は南北のにぎわいの架け橋になってほしい」

新駅開発プロジェクトリーダーを務めたJR西日本の宮崎博司課長(44)は、そんな思いから新駅最上部に広がる「時空(とき)の広場」をつくった。

大学で環境工学を専攻し町づくりや公園デザインの研究に没頭した。入社後は駅ビルの開発に携わり、実績を買われ5代目大阪駅のプロジェクトを任された。

人々が集い、憩う理想の空間とは――。学生時代から追い求めた答えはなかなか見つからない。「全面芝生張り」「遊園地」……。社内で様々な案が出ては消えた。

2008年2月、傾倒していた国際的な工業デザイナー、水戸岡鋭治さん(63)の事務所を訪ねた。「医者のように的確な処方箋(しょほうせん)を書いてください」。東京と大阪を30回以上往復し、議論を重ねた。

水戸岡さんは時空の広場にあえて大きな建造物を造らなかった。代わりに必要に応じて最大50本のポールを立て、空間を自由に間仕切りできるよう工夫した。

「演奏会、茶会、お祭り。自由な発想で使ってほしい。多くの人が集い、いい出会いが生まれるとうれしい」。広場を生んだ2人の共通の願いだ。

グランドオープンのこの日、広場は百貨店「JR大阪三越伊勢丹」に入る客の行列スペースとして使われた。混雑は5日も続きそうで、「憩いの場」としての本格デビューはしばらくお預けになりそうだ。(小河雅臣)←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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経済界の要望どおりの政策展開は必要ないが、支持を失うと何もできなくなる

いかなる国でも政治と経済は一体である。
そもそも「経済」とは「経世済民」即ち「世を経て民を済ます」だ。
「世を経てる」には何よりも政策が不可欠だ。
「民を済ます」には産業が必要だ。

それらを恙無く措置するには、整合性のある優れた政策が不可欠となる。

現在、日本が直面している危機的状況は、それなりに組織化された「政治と経済」の仕組みというか関係性を一顧だにせず、組織的な仕組みを考えず勝手な発想で勝手な理屈を並べ立てるだけで何も解決できないにも関わらず自慢したがる愚者が頂点を占める事である。

内閣を組織するバッカンは、何事においても個人商店のオヤジに過ぎない。
間違われると困るが、個人商店のオヤジが悪いと言うワケではない。
自らの目が届く範囲を自らの手で方策を手当てし経営に当たる事は悪い事ではない。

しかしながらコトは内閣であり、日本国の屋台骨に関わるコトである。
大凡550兆円のGDPを稼ぎ出し、約1億2700万人が生きる国の舵取りである。
個人商店のオヤジ的発想では組織を掌握し統治できない。
様々な組織を統轄し、その傘下にある制度や要望をまとめ精査し、必要性を考慮した上で方策を手当てする。
それには、それぞれの分野や部門で適正な専門能力を保持する人材が不可欠である。

個人商店のオヤジ的発想で、全ての事態に対処できるほど人は秀逸ではない。
バッカンはこの点において実に傲岸であり、なおかつ傲慢である。
自分が世の中で一番「アタマが良い」と救い難いまでの誤解をしているようだ。
加えて許容しがたいまでに自己愛が強く不遜である。

この間、自らの思い込みで「実に多くの失敗」を繰り広げているが、個人商店のオヤジ的発想は唯我独尊であるゆえか、真摯な反省もなければ謝罪もない。

実に日本は不幸な事態に陥っている。

バッカンを選び内閣を組織するように指名したのは国辱政党「眠主党」に所属するゴキブリ議員ドモである。
また何よりも、国辱政党「眠主党」へ政権を交代させようと主導した無責任なマスゴミだ。

でもその尻馬に乗せられて、国辱政党「眠主党」へ大量投票したのは、愚者愚者珍民にも関わらず、愚者愚者珍民からの不平不満が洪水のように溢れかえるのは愚の骨頂にみえる。

二重三重に日本は不幸であり苦難の途だ。

人はそれぞれが己の限界を自ら熟知するコトが大切だ。
無限の能力や可能性を持つと誤解するコトほど恐ろしいコトはない。

バッカンは単に権力欲が強いだけで、権力亡者ともいえる。
バッカンはバッカンと言われるあらゆる要素を内在している。
常軌を逸しているとしか言いようがナイ。

引用開始→ 見透かされた首相の限界
(産経MSN2011.5.4 07:54)

東日本大震災の復興財源に関連し、国会で「復旧・復興と財政再建までやれれば政治家として本望だ」と答弁した菅直人首相をみて、ふと半世紀前の池田勇人元首相(昭和35~39年在職)のある言葉を思い出した。池田元首相といえば、10年間で国民経済の規模を実質価値で倍増する目標の下に政策を総動員する国民所得倍増計画を掲げたことで知られる。今でいう成長戦略のようなものだ。

池田元首相が、その看板政策につながる月給2倍論を最初に訴えた際、高名な経済学者の都留重人氏らから批判を浴びた。都留氏は月給が2倍にならなければ「挂冠(けいかん)(=官職を辞める)」するよう要求。これに対して池田元首相はこう反論した。「挂冠どころか、一生をかけている政治家をさえ辞めるくらいの決意をもっている」

池田元首相がここまで大見えを切った背景には、ブレーンのエコノミスト、下村治氏による理論的な裏付けがあった。日本経済は終戦後の混乱期を脱して勃興期に向かうというのが下村理論の基本認識。一方の都留氏ら名だたる経済論客は高度成長自体に懐疑的だった。結局、その後の経済は所得倍増計画以上の高い成長を遂げ、日本は経済大国へと突き進んだ。

そんな経済史の一場面と比べたとき、「政治家の本望」と語る菅首相の言葉からは池田元首相ほどの決意も自信も感じ取れない。東京電力福島第1原子力発電所事故などへの対応で後手に回り、消費をさらに冷え込ませかねない、前のめりの増税シナリオで混迷を深める政権の姿をみれば、場当たり的という印象ばかりが強まる。

実際、震災で大きな打撃を受けた経済界の見方は厳しい。4月27日付で掲載した本紙の主要企業115社アンケートでは菅政権を評価する回答はわずか2%で、震災対応の遅さを批判する声が続出した。日本経団連の米倉弘昌会長も震災後の不安や混乱の元凶は首相らの「間違った陣頭指揮」にあると語り、その指導力を完全に否定した。経団連トップからここまで酷評される首相も珍しい。

最近は被災地企業の復旧もある程度は進み、生産再開の動きも出ている。だが、メーカーの部品調達難は相変わらずで、震災前の生産水準とはほど遠い。大切なことは、速やかな震災復旧と、新たな成長につながる、その後の復興をいかに果たすかだ。その展望が開けないようでは萎縮した消費者心理も回復しないが、経済界は首相の限界を確実に見透かしている。(副編集長 長谷川秀行)←引用終わり
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2011/05/04

米国はビンラディン急襲作戦を周到に計画 ロイター調査は79%が支持 中国のネット調査は60%が悲しいとか

欧米的価値観と中国的価値観は異なるのだなぁ~!
その昔といっても21世紀に入って間もない頃『文明の衝突』という書物が各地の本屋に平積みされていた。
*『文明の衝突』(原題『The Clash of Civilizations and the Remaking of World Order』 ISBN 978-4087732924 サミュエル·P·ハンティントン/アメリカ合衆国の 政治学者)

それには「文明の価値」の規定を試みる論法として、中国的価値観と欧米的価値観を比較検証し、同時にイスラム的価値観も比較検証していた。

その前後に、NYへの同時テロが起きた事もあり、いきなり時代の寵児でもあった。

人は様々な個性があり、その素となる価値観を保持している。
人の価値観は、基本的には生きる環境が影響を与える。
それに「生活律」「宗教律」「道徳律」が加わり、人生観は大きく形成されるのではないか。
それぞれの「社会の秩序」は、それぞれの価値観や文化が基軸になり不文律も含め「制度化」されたものだと思う。

米国は、明文化(法制化=マニュアル化)した規律を求めるたがる。
「社会の秩序」は別に明文化(法制化=マニュアル化)しなくても「不文律」であっても共有化されるものもある。
仮にそれを「大人の社会」とするなら、明文化(法制化=マニュアル化)しなければならない社会というのは、稚拙で「幼児性の強い社会」と言えなくもない。

米国は、今日まで決定的な敗北を知らず、僥倖にも常に勝ち続ける側に位置した事もあり、何かの切っ掛けで敗者となり支配を受け組み敷かれた側の文明観や価値観について、凡そ真剣に「自らの問題」として考え理解しようと努力しなかったのではないか。

パレスチナが抱え込まされた現実の問題についても真剣に考える努力をしない。
何よりも真摯に解決する姿勢がない。

それを「イスラム文明」と「ユダヤ文明」+「キリスト教文明」の対立軸でしか捉えようとしなかった。(今もそうだが)

根本的に、今日的な機械文明や科学文明から遠ざけられた地域は「未開の地」で、そこに生活の軸を置く民を「未開の民」として見下し続けているのではないか。
それは単なる傲慢ではないのだろうか。

『文明の衝突』は、出版された時期もありセンセーショナルなデビューとなった。
ここでは、『文明の衝突』についての批評は控えたい。
(それを目的としないから)

いずれにしても、米国はあらゆる分野が「近代科学文明論(近代科学文明観)」で満たされ飾り立てられた未完の国家と、「コラコラコラム」は捉えている。

老成した力を欠く「米国」は、良く言えば「若くしがらみのない自由な思考」に基づく「正義」を述べ立て周囲に強要する。
「米国」の主張を受け入れない国や地域は邪悪の対象でしかなく、それは「米国」から一方的に断罪されるだけである。

何か、どこか、とてつもなく悲しい気もするのだが。

「コラコラコラム」は、ウサマ・ビンラーディンを認め讃えているのではない。
テロリズムを認める事はない。
アルカイーダを組織し率いたウサマ・ビンラーディンが消去されるのは当然だ。
しかし、いつもながら「米国」の論理をそのまま受容できないもどかしさがこの度も残された。
同時に、「中国」のネット世論調査にみられる「反米国」的な感情や思考論理を認める事は絶対にあり得ない。

「コラコラコラム」は、大まかな意味での日本的価値観(それが存在するのか分からないが)という、日本の多くが共有している空気感みたいなモノに依拠し軸足を置いているっていう事だろうか。

引用開始→ 側近の兄弟突き止め隠れ家発見 米軍のビンラディン作戦
(2011/05/03 00:20 【共同通信】)

【ワシントン共同】米軍が1日に行った国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者殺害作戦は、米中央情報局(CIA)が同容疑者側近の監視を通じ昨年8月に厳重警備の隠れ家を発見したことを受け、9カ月間に及ぶ慎重な検討の末、オバマ大統領が4月29日に実行の許可を出していたことが2日、分かった。

米軍はパキスタンにも知らせぬまま隠れ家をヘリコプターで急襲、40分で作戦は完了。オバマ政権高官が明らかにした。

オバマ氏がテロとの戦いの「最優先事項」として同容疑者の行方を追っていただけに作戦は失敗が許されず、極めて周到に計画されたことが示された。←引用終わり
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引用開始→ 79%が殺害作戦支持 ロイターのネット世論調査
(2011/05/03 10:11【共同通信】)

【ワシントン共同】ロイター通信が2日実施したウェブサイト上の世論調査によると、国際テロ組織アルカイダ指導者ビンラディン容疑者の殺害作戦について「正しい決断だった」と支持した人が79%に上った。「正しくない」としたのは14%にとどまった。

オバマ米大統領は2日、同容疑者殺害で「米国は安全になった」と述べたが、世論調査の回答者のうち「安全になった」と答えた人は25%で、59%は安全になったと思わないとした。

オバマ氏がテロとの戦いに「効果的に対処している」とした人は43%で、「効果的に対処していない」は26%。←引用終わり
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引用開始→「悲しい」6割=ビンラディン容疑者殺害で調査-中国ネット世論
(Jiji.com 2011/05/03-14:13)

【香港時事】香港の中国系ニュースサイト・鳳凰網が2日から3日にかけてインターネット上で実施した世論調査で、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が米軍に殺害されたことについて「反米の闘士が亡くなって、悲しい」との答えが59・9%を占めた。同サイトは中国本土でもアクセス可能で、回答者の大半は本土のネットユーザーとみられる。

「テロリストの頭目が殺されて、うれしい」と答えた人は18・3%、「米国がついに報復を果たし、感慨深い」は12・2%で、肯定的な回答は約3割にとどまった。

また、同容疑者の殺害はテロリスト勢力に対して効果的打撃になると思うかという質問には、72・5%が「ならない」との見方を示した。調査は3日午前までに約48万人が回答した。←引用終わり
(Copyright(c)時事通信2011 All Rights Reserved.)

引用開始→ 米、パキスタンの関与捜査 ビンラディン容疑者支援で
(2011/05/03 16:31 【共同通信】)

【ワシントン共同】米政府は2日までに、パキスタンの首都イスラマバード近郊アボタバードの隠れ家に潜伏、米軍に殺害された国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者に関し、パキスタン当局を含む外部からの支援体制について捜査を始めた。隠れ家から押収した証拠品の分析を急ぎ、他のテロ容疑者の居所やテロ計画の有無も調べる。ブレナン米大統領補佐官(テロ対策担当)が2日の記者会見で明らかにした。

米国防総省高官は隠れ家急襲について「米国の単独作戦」と重ねて明言。パキスタンに事前通報しなかったのは「作戦を安全に遂行するためだ」と述べた。←引用終わり
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2011/05/03

どうだろうか谷垣の自民党 インタビューでの発言は力強くなったようだが!?

2011年度の第1次補正予算は全会一致で衆参両院を通過した。
しかしながら、これは緊急事態を前にしたオマケである。
関連する特例法規も緊急事態に対処するための特別なオマケである。
第2次補正予算の編成については問題山積である。
バッカン内閣が担当できるかどうかは分からない。

自民党は、党内改革の真っ只中にあるといっても過言でない。
本当に「金権腐敗体質の守旧利権派」を叩き出さない限り、またぞろ元の木阿弥に戻る事だろう。
「金権腐敗体質の守旧利権派」は民主党の中にもゴロゴロいる。
小澤一郎、山岡賢次を頂点にゾンビの如く復権を狙っている。

自民党では、落選中の議員が多いため目立たなくなったが、古賀誠、森喜朗などはゾンビ復権を狙っている。
だから、悪魔と罵った小澤一郎とでも平気で手を結ぶだろう。

それらにどう向き合い、どう対決するか?
ここが最大の要点である。

「コラコラコラム」は自民党と民主党の大連立には「絶対反対」である。
以下に国難であろうとも、基本的な国家観を共有できない勢力が連立政権を組む事などあり得ない。
それこそ究極の野合である。
いかに期間限定し美辞麗句を述べ立てようと許される事ではない。
バッカンは打倒の対象でしかない。
もとより民主党の政権など認められるワケではない。

第1次補正予算が議決された事を踏まえ、夕刊フジが自民党の谷垣禎一総裁を直撃インタビューしている。

引用紹介してみたい。連休中にお考え頂ければと考えます。

引用開始→ 谷垣に直撃!「民主にスキルない」「菅の退陣こそ国益」
       ★自民党総裁・谷垣禎一インタビュー

(夕刊フジ2011.05.02)

東日本大震災や福島第1原発事故を受け、菅直人政権の足元が揺らぎに揺らいでいる。GW中に、緊急措置である2011年度第1次補正予算は成立するが、その後、与野党を巻き込んだ大政局がささやかれている。夕刊フジでは、自民党の谷垣禎一総裁(66)に独占インタビューした。未曾有の大災害から、被災地復興の道筋、さらには大連立絡みの政局展望まで。自民党はニッポンをどう導くのか。

――4月の統一地方選で民主党を大敗、衆院愛知6区補選では民主党を不戦敗に追い込んだ
「東日本大震災が起き、自分たちの都市の安心をどう作るかというのが選挙の大きなテーマだった。2009年の衆院選では自民党は愛知で全滅したが、補選では勝った。ふつう、危機の際は政権党が強いはず。実際に知事選など首長選では現職が強かった。それなのに全国的に民主党が負けたのは、相当、深刻だ。多くの有権者が『菅さんじゃ限界だ』と感じたということではないか」

――「限界」とは
「例えば、津波で東北の太平洋岸の街が根こそぎなくなった。消防団の人がハンドマイクを持ったままの格好で亡くなっていたという話も聞く。父や母に聞いた戦前戦中の情景が広がっている。原発では周囲の人々が故郷から離れ、不安を持った生活を続けている」
「それなのに、仮設住宅の建設が遅く、がれきの撤去が進んでいない。被災者が体育館などの避難所に詰めて1カ月以上がたつ。いくら東北の人がガマン強いといっても、そろそろ肉体的にも精神的にも限界だ。がれきの処理も、これから気温が上がり、伝染病などの危険性がある。早急にやらなきゃいけないのに『会議は踊る』の状態だ」

――菅首相は震災後、20以上の本部や会議を乱立させた
「誰がどの権限で、どんな責任を持ってやるのか分からない。危機管理をやる制度設計が根本的に間違っている。また、政治主導を『役人を排除して政治家がやる』と取り違えている。政治主導とは、責任は政治家が取るが、役割を持った公務員に働いてもらうことだ。結果、指示にないことをやると叱られるということで、指示待ち人間ばかり増え、現場が動かなくなってしまっている」

――菅首相の退陣論を唱えている
「早急にやらねばならない仮設住宅の建設やがれき撤去のため、1次補正予算までは協力する。そこから先、復興までやりたいそうだが、いまの菅政権でできると思っている人は、野党はおろか民主党内にもほとんどいないのではないか」

――それはなぜか
「首相をコロコロ代えてはいけないという声はあるが、長い目で見て、菅首相に退陣してもらったほうが国益にかなう。今後の復興は、元に戻すだけでは済まない。現地の農業、水産業だけでなく、工場が壊れ、全国の供給ラインが乱れた。太平洋側の港の再配置も考えねばならない。今世紀半ばの日本がどうなっているのかという絵を描く。東京の机で描いた魂の入らない絵ではなく、国全体の見通しと地域のアイデアを調整しないといけない。これには高度な政治のスキルが必要だ。菅首相には無い」

――復興構想会議で絵を描いているが
「立派な学者が集まっているが、実務者がいない。阪神・淡路大震災の際は、後藤田正晴氏や石原信雄氏ら官僚OBが、アイデアを実務にあてはめて、それぞれの専門分野の役人が動いた。こうしないと、細かいところまでうまくいかない」

――「谷垣総裁に任せろ」という声もあるが
「こんなときに逃げる選択肢はない。昔は憲政の常道として、ある党ができないと投げ出すなら野党第一党に任せるという考え方もあった。もっといえば、1945年8月15日の終戦後、最初の選挙は8カ月後の翌46年4月だった。選挙が全く封印されているわけではない。もちろん復旧・復興が優先だが、早い段階で衆院解散・総選挙をしてもらいたい」

――菅首相は内閣不信任が成立しない限り、辞任しないとの見方が有力だ。戦略はあるのか
「確かに、自民党政権時代も、首相が自ら辞めないと難しかった。民主党内にも辞めさせたいと思っている人がいるが、倒す手段が見つからない。非常に難しい状況だ。ただ、国のためにはそうも言っていられない。批判すべきは批判することが必要だ」

――民主党内では菅降ろしが起きているが、連携は
「すべての目標が『菅首相を取り替える』というのであれば、いろんな形がありうる。しかし、考え方が違う人とは組めない。
小異を捨てて大同につくという考え方もあるが、外交政策や財源に関する考え方の違いは小異とはいえない」

――菅降ろしの中心にいる小沢一郎元代表は刑事被告人だ。いざとなれば組むこともあるのか
「その前に、民主党がどうなるか分からない」

今後の主要政治日程
5月2日 第1次補正予算、予算関連法案を可決へ
  21、22日 日中韓首脳会議
  21日 民主党県連幹事長会議=統一地方選大敗の総括  
  26、27日 G8サミット(仏ドービル)
6月22日 通常国会会期末 
6月末 「税と社会保障の一体化改革」案が発表予定
6月末 TPP(環太平洋経済連携協定)の日本参加通告期限?
7月24日 地上波アナログ放送停止
11月 大阪府知事・大阪市長ダブル選挙か ←引用終わり
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2011/05/02

NYへの航空機同時テロを仕掛けた「ウサマ・ビンラーディン」という人物

2001年にNYの「世界貿易センタービル(ツィンタワー)」へ、ハイジャックされた航空機が激突するテロリズムに衝撃を受けた。
そのニュースが世界へ向けて流され、世界が衝撃を受け中継されるニュース映像を見ていた時、残されたもう一方のビルへ別の航空機が激突する瞬間を見せられた。
そして敢えなく「世界貿易センタービル」は崩壊した。
その映像も世界へ中継された。

その衝撃は、簡単な言葉で言い表せるものではなかった。

ところが、ワシントン郊外(バージニア州)にある「国防総省(ペンタゴン)」へもハイジャックされた航空機が突入したとの情報がもたらされ、多くの人は「何が起きているのか」「何が起きたのか」分からなかった。
NYから中継される映像は、圧倒的な迫力で現実を映し出していた。
しかし、ワシントンDCで生じたとされるニュースは理解の外だった。

だが、直ぐにワシントンDCからの映像が中継されると、いきなりの現実が目の前に現れた。
米国が、しかも主要な政治(国防)と経済の中枢が同時テロに襲われたのだった。

誰が、何の目的で「同時テロ」を引き起こしたのか?
米国の中枢を同時攻撃する周到さというか緻密さに驚愕させられた。
そして同時に、世界で最もセキュリティーに煩い米国が、意外に脆いのだと現実は教えていた。

暫くして、中東のテレビ放送局「アルジャジーラ」が「アルカイーダ」が仕掛けた事を報じると共に、その組織を率い主謀者でもある「ウサマ・ビンラーディン」の宣戦布告ともいえる声明を流したのだった。

何よりも、この報道に度肝を抜かれた。
その後「アルジャジーラ」は「アルカイーダ」の広報機関であるかのように、続々と警告や声明を流し続けた。

当時、最も疑問だった事は「ウサマ・ビンラーディン」とは何者で、何を目的とするのかに集中していたように思う。
様々な疑問が提起され様々な解説が乱れ飛んだが、そのいずれも正鵠を射ていたとは思えない。
この度の結末により、残念だがいよいよ分からない事になった。

その状況で、イスラム社会を『聖戦』を掲げ『自爆テロ』により世界へ戦いを挑んだ「ウサマ・ビンラーディン」についての解説を日経が報じたので引用紹介しておきたい。

引用開始→ テロ再び激化も 世界各地でアルカイダ組織連携
       冷戦と湾岸戦争が生んだ怪物 ビンラディン容疑者
(日本経済新聞2011/5/2 13:05)

ウサマ・ビンラディン容疑者は1957年、サウジアラビア最大のゼネコン・グループを率いる富豪一族に生まれた。アブドルアジズ王大学の経営学修士課程に学んだおとなしく平凡な若者を、前例を見ない国際テロリストに変えたのは冷戦下のアフガニスタン戦争とその後の湾岸戦争だった。

一族はイエメン出身で、サウジの聖地にあるモスクの工事なども手がけた。旧ソ連軍が侵攻したアフガンで1980年ごろ、イスラムを守る戦いに参加すると決めたビンラディン容疑者は家族から熱烈な祝福を受けた。アフガンで同容疑者を支えたのは「米国の武器とサウジの資金だった」と自ら述べている。

転機は91年の湾岸戦争。同容疑者はサウジに米軍駐留を認めたサウジ王室に幻滅。王室批判を強め、その後、国籍をはく奪された。スーダンに移った同容疑者は、イスラエルによるパレスチナ支配を非難し、イスラエルと米国を標的に活動する過激派としての側面を強めた。96年にはアフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンに「賓客」として招かれた。

その名を一気に広めたのは98年にケニア、タンザニアで起きた米大使館同時爆破事件。「米国人を殺すことがイスラム教徒の義務」という過激な主張はパレスチナやイラク問題で反米感情を膨らませたイスラム過激派の心理に共鳴した。

同容疑者は世界中にアルカイダのネットワークを拡大。3億ドルともいわれる資産をアフガンの麻薬取引などで膨らませたとみられている。

93年の世界貿易センター爆破事件、96年のサウジアラビア・ダーランの米軍施設爆発事件、2000年にイエメンで起きた米駆逐艦爆破事件など多くのテロへの関与が疑われている。2メートル近い長身。古い友人というパキスタンのイスラム教育機関の関係者は「物静かな真のイスラム教徒で、彼に協力しなければという気にさせる」と評した。←引用終わり
(ドバイ支局)
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米国 特殊部隊が「ウサマ・ビンラーディン」攻撃殺害と発表!

当初のウワサどおりウサマ・ビンラーディンは、パキスタンに潜伏していた。
しかも、首都のイスラマバード近郊に潜伏していたらしい。

これで「アル・カーイダ」は組織崩壊するか?
一説によると「アル・カイーダ」は既に崩壊しているとも。

それではなぜ、ウサマ・ビンラーディンは、生きながらえてきたのか?
パキスタンとアフガニスタンの間には、人工的に設けられた概念上の国境は存在するが、実際上の国境は存在しない。
国境を跨いでパシュトン人は住んでいる。
両側のパシュトン人はパスポートなど持たない。
なぜなら、その必要はないからだ。
人工的に設けられた概念上の国境はあるが、隣に住む親戚を訪ねるのに国境などないしパスポートは不要だ。

アフガニスタンの側から、一度、国境を越えてしまえば、パキスタンでの移動や居住は自由である。
パキスタンの都市部にも多くのパシュトン人が住んでいる。
紛れ込めばナンの問題もなく潜伏できる。

ウルドゥー語の世界で不自由する事は無い。

古来、この地域の人は自由に往き来し交流してきた。

南アジアに分類されるパキスタンやアフガニスタンの後方は中央アジアである。
中央アジアには、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、カザフスタンが拡がっている。
隊商が往き来し交易した地域である。

パキスタン政府の招待で滞在したとき、カラチのホテルで開かれたパーティーに、これら5ヵ国の外交官や商人が多数招かれていた。
勿論、イスラム諸国で枢要な立場にあるサウジアラビアを始め湾岸諸国から多くの外交官や商人も招かれていた。トルコの外交官や報道関係者および商人はとり立てて重視されていた。
なぜか、”まるでのうそまろバカセ”は中央アジア各国の外交官や商人に興味を惹かれた。

パキスタンはカラチのホテルで、中央アジア各国の商人から「日本の工業製品は、その多くが素晴らしい」と褒め立てられて悪い気分はしなかった。
彼らは、1000年以上の昔からインド洋に面したパキスタンと自由な交易を重ねてきたという。
「そりゃぁそうだな」と考えた次第だった。

従って、人は自由に往き来してきたのだ。
近代社会が産み出した国境概念などは無かったし、本来、人は自由に往還したのである。

ウサマ・ビンラーディンがアフガニスタンとパキスタンの国境を自由に越え、パキスタンの首都イスラマバード近郊に潜伏していたのは、ある意味で自然な事だったともいえる。

しかしながら、パキスタンの側に「アル・カイーダ」に同調し支援する組織がある事を明確に示したともいえる。

パキスタン政府と米国政府は、今後、パキスタン内の「アル・カイーダ」に連なる勢力にどう対するかがポイントになるだろう。

次に、「アル・カイーダ」創出者の大親分が米国の手で殺害された事に、どのような手を打つだろうか。
世界はテロリストの親玉を抹殺できたけれど、ウサマ・ビンラーディンが掲げた聖戦主義に触発されたテロリストたちと、「どう向き合うか」改めて決意が必要になるだろう。

抑え込む事に成功すれば、世界は少し平和を実感できるだろう。

引用開始→ 銃撃戦の末に殺害…DNAでビンラーディン確認
(2011年5月2日14時30分  読売新聞)

【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は1日、ホワイトハウスで演説し、2001年の米同時テロなど数々の反米テロを首謀した国際テロ組織「アル・カーイダ」指導者のウサマ・ビンラーディン(54)を「米当局による攻撃で殺害した」と発表した。

ニューヨーク、ワシントンなどで約3000人が死亡した米同時テロから約10年で、ブッシュ前政権から続いた対テロ戦争は最大の目標を達成したことになる。オバマ大統領は「最も重要な成果だ」と述べるとともに、「正義が成し遂げられた」と宣言した。

大統領によると、米国は昨年8月、ビンラーディンの潜伏先に関する端緒を入手。「先週に作戦の実施を認め、今日、作戦を実行した」としている。ビンラーディンが潜伏していたのはパキスタンの首都イスラマバード近郊のアボタバードにある施設で、「作戦は少人数の米要員によって行われた。銃撃戦の末にビンラーディンを殺害した後、遺体を回収した」と述べた。大統領は作戦に先立ち、パキスタンのザルダリ大統領に電話し、作戦実行を伝えた。

米メディアによると、米政府は、回収したビンラーディンの遺体をDNA鑑定などによって本人と確認した。←引用終わり
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引用開始→ パキスタンの隠れ家で米特殊部隊が殺害
(2011年5月2日13時00分  読売新聞)

【ワシントン=黒瀬悦成】CNNテレビによると、国際テロ組織「アル・カーイダ」の指導者のウサマ・ビンラーディンは、パキスタンの首都イスラマバードの郊外にある隠れ家で、米軍の特殊部隊が主導する作戦で殺害された。

遺体は現在、米政府当局の管理下にある。米同時テロから約10年後に、ブッシュ前政権から続いた対テロ戦争は最大の目標を達成した。

パキスタンの軍情報当局もビンラーディン死亡をAP通信に対して確認した。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

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小澤一郎 相も変わらず無責任な「精神論」を陰からグチャグチャ投げ放つ!

本当にトツベン・オザワという究極のヘタレは腐りきっている。
テメーの出身地は東京でヌクヌクできるが、選挙区が東京では若年の頃は当選も覚束ないので、オヤジの跡継ぎだった事もあり岩手は水沢から衆議院へ出たのである。

爾来、金脈大王エチゴの土建屋・田中角栄に目をかけられ、忠実な弟子として金権腐敗に勢力を注ぎ「立派な金権腐敗大王」の座を射止める手前で、テメーの不徳やトツベンが災いし「金権腐敗小王」にしか就けず足踏み中だ。

手に入る「権力」を前に、テメーの人格の無さにより、いつも失敗し悶々としている。
ザマー見ろィ!

後方の陰から、まるでテロリストのように鉄砲をブッ放し、気に要らない政敵を抹殺し続けてきたが、その汚い遣り口が天下にバレバレとなり、世間から囂々たる非難を浴びた。
暫く殊勝にも温和しくしているのかと思いきや、生来のクズ政治屋精神が頭を擡げ、デキの悪いオツムで考えたという稚拙な論法で相手に言いがかりをつける。

ここまでバカで幼稚な言い掛かりは「地回りのヤカラ」でもしない。

最近は、自らが師匠と仰いだ金脈大王エチゴの土建屋一家を長女として正当に受け継ぐ、エチゴのオオカミ・ババァからも三行半状態だともウワサされている。

この度の「東日本大震災」でも、テメーの選挙区(岩手の水沢)は被害が軽微だったという事で、現地へは足を向けず救援についても「民主党で党員資格停止中」処分を受けていると主張し、ナニもしない事に徹しているらしい。
「民主党の党員資格停止中」と「衆議院議員の身分」である事はイコールではない。

「国会議員」は特別な責任を負う事が分かっていないらしい。

トツベン・オザワという御仁は、テメーが自らはナニもしないのである。
従って、クズのヘタレと言われる由縁なのだ。

でもでも、トツベン・オザワっていう御仁は、寂しがり屋で「手下」や「子分」ドモを配下に集め「悦に入る」事への拘りは異常らしい。
イジメ好きのワルガキが、テメーの言い分に忠実な手下を置きたいのと同じ構図だ。

そんなトツベン・オザワは、テメーの選挙区(岩手の水沢)が直接的には被害軽微だった事もあり素知らぬヅラらしい(とウワサされている)。

でぇ、毎日まいにち夜毎に、花の都は東京で「美食グルメ」を満喫しているらしい。

その席で「余興」が盛り上がると「ご機嫌気分」になり、テロリストよろしく政治的意図やら毒を孕ませた無責任な発言を丁重に一発お見舞いするのである。

この度の無責任なテロリスト発言は、「原発事故集結へ決死隊を」だという。
寝言と笑って済ませなくなるのがトツベン・オザワの巧妙なトコロである。

むかしむかし陸軍! そのむかし総評! いまトツベン・オザワ!
と言っても過言でないだろうナ。

トツベン・オザワは、自ら率先して泥にまみれて手を汚す事はしないのである。
泥にまみれる可能性のある処まで足を運んでも自ら手を汚す事はしないのである。

トツベン・オザワの得意技は、自らは絶対安全な場所を確保し、絶対安全を保障されたトコロから「勇ましい(時代がかった)発言」を繰り拡げるのである。

その度に、周辺は振り回され続けるのである。
だから、金権腐敗の腐れヘタレ政治屋と決め付け宣告するのである。

東北選出の議員が「東日本大震災」で、どのように行動したか(発言ではない)を、ハッキリ記憶し記録しておく必要がある。
それは政治家としての本質的な「資質と姿勢」が問われるからである。

究極の無責任「大本営発表」にも負けるとも劣らない、トツベン・オザワが吼えた「原発事故終結へ決死隊を」との無責任発言へ集中攻撃をと考える。

引用開始→ 小沢氏「原発事故終結へ決死隊を」
(産経MSN2011.5.2 08:30)

民主党の小沢一郎元代表は30日夜、東京・赤坂の南欧料理店で衆参若手十数人と会食し「この状況で民主党も自民党も動かないのはおかしい」と述べ、与野党で倒閣の動きが進まないことに不満をぶちまけた。

子ども手当など民主党の看板政策の見直し方針を盛り込んだ民主、自民、公明の3党合意についても「ひどい話だ」と怒りをあらわにしたという。小沢氏は4月29日には鳩山由紀夫前首相と会談し、今後の対応を協議した。30日の会合でも小沢氏は鳩山氏との会談に触れ、「鳩山君は菅直人首相に原発対策でいろいろと助言しているのに首相からは何の連絡もないそうだ」と明かした。

小沢氏は福島第1原発に関し「原発は安定していない。爆発しないようにしているだけで放射線を垂れ流している。根本的な対策を取らなければ大変なことになる。決死隊を送り込んで完全に押さえ込まなければならない。政治が決断することだ」と語ったという。←引用終わり
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2011/05/01

東電・福島原発「水棺」作業難航は当初の指摘どおりだ!

東電・福島原発の沈静化というか抑制には多くの知恵が提供され様々な方法が検討された上で実行されている。

しかしながら、未曾有の事態(という他に現状は方法がない)に対し、有効で決定的な制御方法がないのだから、あらゆる可能性を想定し、様々な悪戦苦闘を続けながら「ナンとか曙光」を見出したいというのが、福島で現場を指揮するヒト達の気持ちではないか。

原発について「ズブの素人」があれこれ言ってみたところで、総合的に有用な方法を提起できるワケでもなし。

そんな中「水棺」という方法が以前から俎上に乗せられていた。
全くよく分からないけれど、「水棺」は抑制制御には効果が高いと述べられていた。

いくつかの難しい要因を一つひとつ解決しながら、とにかく踏み切ったワケだ。
すると、当初から別の指摘(難航する)どおり、「水素爆発」の危険性が生じたという。
いよいよ難しい状態に追い込まれたと、みるべきかも知れない。

放射線量は日ごとに減少中と、政府はコメントを流したりしているが。
とにかく楽観できる要素はナニもない。

いつ、「最悪の事態」を迎えるかと決意しておく方がよいのかも知れない。
本当は、抑制が成功し制御できる状態を迎える事を願っているのだが。

引用開始→ 福島第1原発:1号機「水棺」作業難航 容器内圧力低下も
(毎日新聞2011年5月1日 20時57分)

福島第1原発事故で、東京電力が1号機で実施中の原子炉格納容器を水で満たして燃料を冷やす「水棺」作業が難航している。既に格納容器が満たされる量を超える注水をしたが、実際には水位の上昇が確認できていない。一方、水位を上昇させるため注水量を増やしたところ、容器内の圧力が低下。「水素爆発の危険性がある」として注水量を元に戻さざるを得なくなっており、対応に苦慮している。

東電は1日の会見で、水棺作業のために続けている原子炉圧力容器への注水量を4月29日に毎時10トンから同6トンに戻したと発表した。その結果、低下を続けていた格納容器の圧力が約1・4気圧に上昇し、27日午前に同10トンに増やした時点とほぼ同じ水準に戻ったという。

注水量を戻したのは、格納容器内の圧力が低下して大気圧に近づき、外部から容器内に酸素が入る可能性があったためだ。酸素は容器内の水素と反応し、爆発する恐れが出てくる。このため注水量を減らして圧力を上げ、酸素が入らないようにする必要があった。

注水量を増やしていた間、圧力容器内の水位は燃料の上部が水面を約1・6メートル上回ったままで、ほとんど変化がなかった。一方、格納容器には、圧力容器に注いだ水が漏れるなどして推定約6メートルの水がたまっていたとみられていたが、現在の水位はよく分からないという。

これまでの注水量は、水棺に必要な約7400トンを超え、本来なら圧力容器内の水位も大幅に上昇しているはずだ。東電は「水位が上がらない理由が分からない。冷却効果としては、毎時6トンの注水量で十分と判断しており、しばらくこのまま注水したい」と説明している。

一方、東電は1日、6号機のタービン建屋にあるたまり水約120トンを、ポンプを使って近くに設置した仮設タンクに移送したと発表した。たまり水の水位は約2メートルで約4900トンあり、含まれる放射性物質は比較的、低濃度という。残りは順次、設置する仮設タンクに移す方針。【江口一、藤野基文】←引用終わり
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