笑わせちゃイケナイ 「シッカリ理解して貰いたい」のは、首相のバッカンが言われている事だろうが
開いた口が塞がらない。
開けた口を塞ぎようがない。
思わず耳を疑ってしまいますね。
「しっかり理解してもらいたい」のは、バッカンであろうと思うがなぁ。
天の啓示があったのか、占いで出たのか知る由もないがだ、
あぁ~る日、突然、何の前ぶれもなくだ、
「中部電力に浜岡の原子力発電所を運転停止してもらいたい」と、
いわゆる通常の管理業務が終了した後に言われて、中部電力はさぞかし大混乱に陥いるだろう事も想像できないバッカンに、「しっかり理解してもらいたい」などと言われる筋合いはないだろう。
如何に地域独占を認められた企業であっても、一応は、株主も存在するし、その下に経営陣(経営役員)が選任され、経営方針の下に事業を展開しているのである。
しかも、電気事業者の経営方針については「経済産業省」がいちいち口を挟み経営の自由度は極端に少ない事で有名だ。
その状況を逆手にとって、経営陣に協議するヒマも与えず、
「中部電力に浜岡の原子力発電所にある全てを運転停止してもらいたい」と、
要請したと言っても、実態は命令したのである。
バカにしているとしか言いようがナイ。
原発反対勢力は、ここぞとばかりに気炎を上げている。
中電・浜岡原発の運転停止を求めるに当たり、不足電力を「関西電力」から補わせると言っているが、関西電力には実際の余力があるのかどうか、検討もしないで「要請」するというまことに子供じみた仕儀である。
バッカンは、自分が何か指示すれば政府は機能すると考えているのであれば、史上最悪の人物だ。
北朝鮮の金正日ならそうかも知れないが、日本でそれができると考えているなら、本当にバッカンであると自ら公言しているワケだ。
国の仕組みや、企業の仕組み、あるいは社会の仕組み、について「しっかり理解してもらいたい」と言い返してやろう。
地震の発生は自明の事と考える必要がある。
巨大地震に伴う津波の発生も自明の事だ。
中部電力の浜岡原発だけが危険というワケじゃない。
全国至る所に所在する原発は、その殆どが海岸沿いに位置している。
止めるなら、それら全てを対象にしなければならない。
浜岡原発だけが津波被害を受けるとする論理には飛躍がありすぎる。
確かに浜岡原発は津波被害を受けるだろう。
それなら、なぜ、中部電力に原発を押し付け、浜岡立地を決定し許可を求めた時に、政府(当時の通商産業省、現在の経済産業省)は許可を与えたのか。
様々な、許可条件や付随事項、あるいは留意事項を付けたであろうが、その責任は誰がどう負うのだ。
それらを全く省みず、一方的に(政権が変わったからと言うのだろうが)停止命令を出し、世論を背景に守れと押し付ける。
まるで1968年の「学生運動」だナ。
政権が変わろうと、国の政治は連綿と続いているのだから、それは原則的に遵守しなければならない。
選挙で政権交代を成し遂げたのであり、決して「革命」で前政権を打倒したワケじゃないから、政府と政策の継続性には責任がある。
自分は反対だからと言って断ち切る事はできない。
この点を、国辱政党眠主党の殆どのヤカラは根本的な理解を欠いている。
原発政策は国が推進したのだ。
まずは、その点検が必要ではないか。
「しっかり理解してもらいたい」のはバッカンである!
引用開始→ 首相、中部電に「しっかり理解してもらいたい」
(産経MSN 2011.5.8 17:17)菅直人首相は8日、中部電力が政府による浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止要請に対する最終結論を持ち越していることについて「浜岡原発は特別に大きな地震がくる可能性が政府機関でも指摘されている。しっかり話をして中部電力にも理解してもらいたい」と述べた。
他の原発の停止を要請する可能性については「それはない。浜岡原発は特別なケースだとの位置づけだ」と述べた。都内で記者団の質問に答えた。
これに先立ち、海江田万里経済産業相はフジテレビ「新報道2001」で「浜岡原発は地震が発生する可能性が非常に高く、この立地条件だと津波を伴うことになる。地震、津波による電源喪失、建屋の密水性などいくつか気になる点があった」と要請理由を説明。「国民の生命、財産、安全を守る立場からどうしても止めなければいけない。ぜひ私どもの要請を受け入れてほしい」と訴えた。
また、海江田氏は「日本産業の中心的な部分である中部電力管内にどうやって電力供給できるか、万全な体制を整えたい」と述べた、関西電力に対し、中部電力管内への送電を要請したことを明らかにした。←引用終わり
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