どうだろうか谷垣の自民党 インタビューでの発言は力強くなったようだが!?
2011年度の第1次補正予算は全会一致で衆参両院を通過した。
しかしながら、これは緊急事態を前にしたオマケである。
関連する特例法規も緊急事態に対処するための特別なオマケである。
第2次補正予算の編成については問題山積である。
バッカン内閣が担当できるかどうかは分からない。
自民党は、党内改革の真っ只中にあるといっても過言でない。
本当に「金権腐敗体質の守旧利権派」を叩き出さない限り、またぞろ元の木阿弥に戻る事だろう。
「金権腐敗体質の守旧利権派」は民主党の中にもゴロゴロいる。
小澤一郎、山岡賢次を頂点にゾンビの如く復権を狙っている。
自民党では、落選中の議員が多いため目立たなくなったが、古賀誠、森喜朗などはゾンビ復権を狙っている。
だから、悪魔と罵った小澤一郎とでも平気で手を結ぶだろう。
それらにどう向き合い、どう対決するか?
ここが最大の要点である。
「コラコラコラム」は自民党と民主党の大連立には「絶対反対」である。
以下に国難であろうとも、基本的な国家観を共有できない勢力が連立政権を組む事などあり得ない。
それこそ究極の野合である。
いかに期間限定し美辞麗句を述べ立てようと許される事ではない。
バッカンは打倒の対象でしかない。
もとより民主党の政権など認められるワケではない。
第1次補正予算が議決された事を踏まえ、夕刊フジが自民党の谷垣禎一総裁を直撃インタビューしている。
引用紹介してみたい。連休中にお考え頂ければと考えます。
引用開始→ 谷垣に直撃!「民主にスキルない」「菅の退陣こそ国益」
★自民党総裁・谷垣禎一インタビュー
(夕刊フジ2011.05.02)東日本大震災や福島第1原発事故を受け、菅直人政権の足元が揺らぎに揺らいでいる。GW中に、緊急措置である2011年度第1次補正予算は成立するが、その後、与野党を巻き込んだ大政局がささやかれている。夕刊フジでは、自民党の谷垣禎一総裁(66)に独占インタビューした。未曾有の大災害から、被災地復興の道筋、さらには大連立絡みの政局展望まで。自民党はニッポンをどう導くのか。
――4月の統一地方選で民主党を大敗、衆院愛知6区補選では民主党を不戦敗に追い込んだ
「東日本大震災が起き、自分たちの都市の安心をどう作るかというのが選挙の大きなテーマだった。2009年の衆院選では自民党は愛知で全滅したが、補選では勝った。ふつう、危機の際は政権党が強いはず。実際に知事選など首長選では現職が強かった。それなのに全国的に民主党が負けたのは、相当、深刻だ。多くの有権者が『菅さんじゃ限界だ』と感じたということではないか」――「限界」とは
「例えば、津波で東北の太平洋岸の街が根こそぎなくなった。消防団の人がハンドマイクを持ったままの格好で亡くなっていたという話も聞く。父や母に聞いた戦前戦中の情景が広がっている。原発では周囲の人々が故郷から離れ、不安を持った生活を続けている」
「それなのに、仮設住宅の建設が遅く、がれきの撤去が進んでいない。被災者が体育館などの避難所に詰めて1カ月以上がたつ。いくら東北の人がガマン強いといっても、そろそろ肉体的にも精神的にも限界だ。がれきの処理も、これから気温が上がり、伝染病などの危険性がある。早急にやらなきゃいけないのに『会議は踊る』の状態だ」――菅首相は震災後、20以上の本部や会議を乱立させた
「誰がどの権限で、どんな責任を持ってやるのか分からない。危機管理をやる制度設計が根本的に間違っている。また、政治主導を『役人を排除して政治家がやる』と取り違えている。政治主導とは、責任は政治家が取るが、役割を持った公務員に働いてもらうことだ。結果、指示にないことをやると叱られるということで、指示待ち人間ばかり増え、現場が動かなくなってしまっている」――菅首相の退陣論を唱えている
「早急にやらねばならない仮設住宅の建設やがれき撤去のため、1次補正予算までは協力する。そこから先、復興までやりたいそうだが、いまの菅政権でできると思っている人は、野党はおろか民主党内にもほとんどいないのではないか」――それはなぜか
「首相をコロコロ代えてはいけないという声はあるが、長い目で見て、菅首相に退陣してもらったほうが国益にかなう。今後の復興は、元に戻すだけでは済まない。現地の農業、水産業だけでなく、工場が壊れ、全国の供給ラインが乱れた。太平洋側の港の再配置も考えねばならない。今世紀半ばの日本がどうなっているのかという絵を描く。東京の机で描いた魂の入らない絵ではなく、国全体の見通しと地域のアイデアを調整しないといけない。これには高度な政治のスキルが必要だ。菅首相には無い」――復興構想会議で絵を描いているが
「立派な学者が集まっているが、実務者がいない。阪神・淡路大震災の際は、後藤田正晴氏や石原信雄氏ら官僚OBが、アイデアを実務にあてはめて、それぞれの専門分野の役人が動いた。こうしないと、細かいところまでうまくいかない」――「谷垣総裁に任せろ」という声もあるが
「こんなときに逃げる選択肢はない。昔は憲政の常道として、ある党ができないと投げ出すなら野党第一党に任せるという考え方もあった。もっといえば、1945年8月15日の終戦後、最初の選挙は8カ月後の翌46年4月だった。選挙が全く封印されているわけではない。もちろん復旧・復興が優先だが、早い段階で衆院解散・総選挙をしてもらいたい」――菅首相は内閣不信任が成立しない限り、辞任しないとの見方が有力だ。戦略はあるのか
「確かに、自民党政権時代も、首相が自ら辞めないと難しかった。民主党内にも辞めさせたいと思っている人がいるが、倒す手段が見つからない。非常に難しい状況だ。ただ、国のためにはそうも言っていられない。批判すべきは批判することが必要だ」――民主党内では菅降ろしが起きているが、連携は
「すべての目標が『菅首相を取り替える』というのであれば、いろんな形がありうる。しかし、考え方が違う人とは組めない。
小異を捨てて大同につくという考え方もあるが、外交政策や財源に関する考え方の違いは小異とはいえない」――菅降ろしの中心にいる小沢一郎元代表は刑事被告人だ。いざとなれば組むこともあるのか
「その前に、民主党がどうなるか分からない」【今後の主要政治日程】
5月2日 第1次補正予算、予算関連法案を可決へ
21、22日 日中韓首脳会議
21日 民主党県連幹事長会議=統一地方選大敗の総括
26、27日 G8サミット(仏ドービル)
6月22日 通常国会会期末
6月末 「税と社会保障の一体化改革」案が発表予定
6月末 TPP(環太平洋経済連携協定)の日本参加通告期限?
7月24日 地上波アナログ放送停止
11月 大阪府知事・大阪市長ダブル選挙か ←引用終わり
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