「東日本大震災」被災地東北地域での高速道路無料化は「反対」だ!
よく分からない!
全く分からない!
理解できない!
無料化特典の対象者は、被災者限定にすべきではないか?
(一律ではなく、厳密に被災者を認定する必要がある。大半の被災者は家も車も失っている現実を理解すべきだ!)
東北地域の無秩序無原則な高速道路無料化は不要だと考え「反対」だ。
嫌われることを主張するが、
明らかに「オ・カ・シ・ナ事」はしない方がヨイ。
スジが通らない話はあり得ない!
その疑問と同じ主張を日経が社説に掲げたので引用紹介しておきたい。
引用開始→ 高速無料化は被災者限定で
(日本経済新聞 社説 2011/6/12)政府は東日本大震災の被災地支援策として、20日から東北などの高速道路を利用する被災者とトラックやバスの通行料を無料にする。さらに、今年度の第2次補正予算で財源を確保したうえで、普通車も含む全車種に無料化を広げる方針だ。
対象となる道路は白河インターチェンジ以北の東北道や水戸インターチェンジ以北の常磐道などだ。対象区間のインターチェンジで乗るか、降りるかすれば無料になる。
今回の震災で今も約9万人が避難生活を強いられ、その4分の1は岩手、宮城、福島の3県以外で暮らしている。こうした被災者が元々の居住地と行き来しやすくするように、証明書を提示するだけで高速の通行料を無料にするのは理解できる。
しかし、中・大型車まで無料にする点には疑問がある。復旧・復興に向けた物資輸送が目的といっても、食料や燃料などを緊急輸送する時期は終えている。しかも、秋田や山形などに向かう震災復興と直接関係のない車まで対象にしている。
救急車や消防車などの緊急車両は無料だ。今回、中・大型車を同じような扱いにするのは無理がある。
普通車の無料化も功罪の両面があるだろう。確かに東北の観光などを立て直す必要はあるし、無料化はこの点で一定の効果を見込める。
一方、現在でも「休日1000円」割引で週末は高速道路が混雑しやすい。無料化で渋滞がさらに深刻になれば、利便性は低下する。バス業界はこの点を理由に反対している。
政府は今回の対策に先立ち、19日で首都高速と阪神高速を除いた高速道路の約2割で実施している無料化の社会実験と、「休日1000円」割引をやめる。これらで約3500億円のお金を捻出して復興財源に回す。にもかかわらず、新たな無料化に乗り出すのはおかしい。
民主党の高速無料化を「バラマキだ」と批判している自民、公明のなかにも今回の対策を支持する声がある。これもよくわからない。
今回、全車種を無料にするために必要な費用は年間約1200億円。被災地を支援するならば、住宅再建や雇用創出などほかに優先すべき課題はいくらでもある。高速の無料化は被災者に限定すべきではないか。←引用終わり
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コメント
全くその通りだと思います。
私には、どさくさ紛れにマニフェストやっているようにしか思えません。
6月20日以降、各市町村では全く被災していない人にまで無条件で高速無料用被災証明書を発行しています。
また、トラックやバスについても、8月末までとしていたものを9月以降も被災証明書で全国無料で走れるようにしようとしているなど、おかしいことばかりです。この民主党政権は、震災対策も原発問題も何も解決していません。それなのに、この高速無料化だけはものすごく早かった。はっきり言って国民を馬鹿にしているとしか思えません。被災者のためと言えばなんでもゆるされると思ったら大間違いです。また、被災者も自分たちの震災普及の費用が一体何に使われているかを知り、節度を保つことが必要だと思います。こういった貴重な意見をなかなか言う方がいらっしゃらないのでこの記事を見つけたときは、我が意を得たりと嬉しい気持ちになりました。今後も時々おじゃまします。福島県郡山市 かんいち
投稿: かんいち | 2011/07/17 00:42