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2011/07/03

「東北自動車道」無償化は、最初に懸念し指摘したとおりで物流を滞らせている

東北自動車道の無償化を批判し反対のスレッドを掲げたとき、「世の中」や物流を理解できない(理解しない)側から、ヒステリックで感情的な批判を数多く受けた。
そのどれもが取るに足りない「ク・ダ・ラ・ナ・イ類」のモノに過ぎず残念だ。

いま生じている事は、復興の足を引っ張り、本当の被災者を打ちのめしているだけだ!
6月12日に掲出したスレッド:「東日本大震災」被災地東北地域での高速道路無料化は反対だ! → https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2011/06/post-6174.html   

こんな事は、最初から分かっている(想定できる)事だ。
「分からなかった」と言うなら、それは無責任と言うほかない。
基本的な「想像力を欠く」人が、復旧・復興の指揮や、復旧・復興に向けた「物流・人流」を指揮する資格はないのである。
思考能力の著しい劣化が生じている。
それで、復旧・復興を担う事ができるか。

「ワァワァ~、騒いでいる」に過ぎないじゃないか。
一時的な「感情」に支配されることなく、「冷静」な思考が求められる。
被災地復旧・復興には、「冷静な秩序」が求められる。
無駄な事は止めるべきだ。

被災地は観光の場ではない!
被災地には本質的なボランティアが求められている!
(ボランティア体験気分を味わいたい観光ボランティアは不要との事だ)

確実に救援物資を途切れなく届け続ける必要がある。
何よりも復旧に不可欠な物資を間断なく届ける必要がある。
更に、復旧作業に従事する人をシッカリ送り込む必要がある。

そのためには、不要不急の車を排除が重要な事は言うまでもない。
直ちに、東北自動車道を始めとする常磐自動車道や東北各地の自動車道の無償化は止めるべきだ。
「百害あって、一利無し」である!
こんなバラマキは意味がない。
復旧復興にかかる東北地域の各自動車道利用者への無償化措置(と同等の措置)は、別の方法ででも十分に可能だ。
要は、物流を停滞させる事による被害の方が、より甚大な経済的損失を生む事を認識し理解する必要がある。

真剣に「東北の復興」を推進する気概があるなら、意味のない感情論や与太者の議論は排除すべきである。

引用開始→ 被災地の高速道路無料化 渋滞発生で救援物資届かぬとの声も
(2011年07月03日07時00分 提供:NEWSポストセブン)

東北地方の高速道路無料化に対応するため被災証明書を発行する自治体が増える中、早くも被災地に新たな災いが降り掛かっている。

6月24日夜の盛岡インターチェンジには、さまざまな地域のナンバーをつけた車による渋滞が発生。およそ1キロを超える列が料金支払い所に並んでいた。ETC利用者はほぼ皆無。料金所には被災証明書を提示するドライバーで溢れている。彼らの姿を眺めていると、どう見ても観光用に利用しているとしか思えない人物がチラホラ。

大畠章宏国土交通相が6月21日に「被災地復興を考えての制度導入。節度ある形で対応していただきたい」と牽制したのも、ここでは虚しく響く。岩手県陸前高田市で被災者向けのボランティア活動を行なっている男性は「3.11の地震から我々が何も学び取っていなかったことだけは分かりました」と力なく笑う。

当時、津波の被害から逃げようとしても道路が塞がり、逃げ遅れて地震の犠牲になった人たちが多くいたことは記憶に新しい。また、道路が封鎖されているために救援活動や支援活動の大きな妨げになったことはここで細々と述べるには及ばないだろう。

「明らかに観光気分で訪れている人が増えています。避難所を回り携帯電話のカメラで風景を撮影している人もいました。『がんばろう日本』なんてスローガンは、もはや皮肉にしか聞こえないですよ」と先の男性。

被災地の道路や橋などの復旧作業の指揮を執っている大手ゼネコンの社員も「物資がいきなり滞り始めた感じはあります」と話す。

「まず、物資を積んだトラックが来ない。来ないことには作業のしようもありませんので、それだけ復旧が延びるということです。国交省は何を考えて高速道路を無料化したんですかね。復旧を遅らせるためならなかなかいい案ではありますが」とチクリ。

一方、被災証明書を持ち“観光”を楽しんでいる側の意見も紹介しよう。

岩手県内のドライブスルーで話を聞いた男性は、東日本大震災の際に起きた停電1日で被災証明書の発行を受けたという。「だって、タダになるならもらわないと損でしょ。それに自分たちが遊ぶことで経済も回る訳だからとやかく言われる筋合いはない」。

最後に今も避難所で暮らす男性の言葉を紹介したい。

「津波で家を失った我々が、車なんてあるはずないでしょう。好きでこうなった訳じゃないのに、何だか見せ物のように扱われることに不快感を覚えます」。←引用終わり
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