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2011/08/23

ベトナム政府が「反中国デモ」を禁止!規制行使で逮捕者が出た

ベトナムでの「反中国デモ」は7月の中旬から微妙な綱引きを繰り返していた。
7月10日に「反中国デモ」を規制する旨を発表し、7月17日のデモは強制排除された。
そして、何事にも「話合い」「平穏な解決」を模索するベトナム政府は、8月21日の「反中国デモ」を前に、有力なデモの指導者を公安が戸別訪問し説得したという。
しかし8月21日に「反中国デモ」を行おうと集合したところを、公安(警察)は全員を拘束逮捕したと報じられている。

中国重視のグェン・フー・チョン(Nguyen Huu Trong)氏のベトナム共産党書記長就任と無縁ではない。
グェン・フー・チョン書記長の就任は、ベトナムに対する影響力を大きくしたい中国の工作の現れと「コラコラコラム」は捉えている。
ベトナムの人事からすると、グェン・フー・チョン書記長は失脚することなく堅実な理論派としてその地位を高め、党内で影響力を行使してきた経緯がある。
従って、党のトップを占めるか、政府のトップを占めるかは時間の問題であった。

ベトナム共産党は、様々な知恵を行使し、党と政府の人事を分け合う方法を、2011年の党大会で試みたのだろう。

党のトップに、前国会議長のグェン・フー・チョン氏を就け、国家主席(大統領)にチュオン・タン・サン党常務委員を、政府はグェン・タン・ズン首相の留任を決議した。
政府(首相)と国家元首としての国家主席(大統領)には、改革派に任せる事で現状を変えない姿勢を内外に示した。
サン国家主席(大統領)もズン首相も、「知日派」と呼ばれている事で、日本の関係者は安堵しているようだが、以前のように、そうそう事が巧く運ぶ事はなくなるだろう。

中国は、胡錦涛が国家主席に就任した後に、初めてベトナムを国賓訪問した際に、ベトナムでの「日本の存在」状況を目の当たりにし、心穏やかではなかったとウワサされている。
それ以降、中国は様々な工作を猛然と繰り広げたものと考えるのが普通である。

日本も、2008年3月に当時国会議長だったグェン・フー・チョン(現・書記長)を公賓訪日の形で招いている。
Img_0276_1_1その時の印象は、頭は良さそうだが心は冷たく「心を打ち解け合わせられる種類の人物ではない」との印象だけが強く残された。

その後、いくつかの機会にグェン・フー・チョン氏の略歴に触れることができた。
確かにウワサどおり「チャイナ・スクール」出身者と考えらる思考方法や理論体系に見える。
学者でもある。
党の下積み経験はない。
党のブレーンから党幹部の途筋を歩んだ人物だ。
従って、地道なエネルギーを知らない、いや、知る必要もない。
冷たい表情や目は、その略歴が物語らせるのだろう。

理屈が合えば、中国とでも平気で手を握り兄弟の契りに戻す事は厭わないだろう。

中国には歓迎すべき事で、周辺国や日本には厄介な事だ。
(これ以上は控えるが)

打ち続く「反中国デモ」には苦々しく思っていた事だろう。

ズン内閣の発足を前に、ベトナム共産党の新書記長としての指導力(影響力)を行使したという事だろう。
文字どおりズン内閣(政府)には、大変厄介な事になったのではないか。

ベトナムから友人が伝えるところでは、先日までアクセス禁止だった「Facebook」がナンのストレスもなくアクセスできるようになったそうだ。

ここからの課題をどのように乗り越えられるか、当にズン首相の力量が問われることになるだろう。
日本のベトナム政策も本気度が問われる事になるだろう。
いずれも、10月の中頃にズン首相の公式訪日には、①対日政策、②対中政策、③対米政策、④対露政策、⑤対仏政策が明らかにされる。

国際社会は、ベトナムの開放改革が25年を経たいま、本物として定着するかどうかを注視している。難しい舵取りを乗り越えられるか正念場でもある。

引用開始→ ベトナム当局、反中国デモを強制排除 体制批判へ拡大も
(asahi.com 2011年7月17日21時13分)

ベトナムの首都ハノイで17日、南シナ海の領有権を巡って争う中国への抗議デモをしようとした市民ら約50人が、治安当局に再び強制排除された。政府は10日に反中国デモを規制する方針に転じたが、市民らはそれに従わずにデモに踏み切った形だ。

AFP通信によると、市民らは「打倒中国」を叫ぶだけでなく、「愛国者を逮捕するな」と政府の規制方針も批判した。デモにはベトナム外務省に対し、中国との交渉過程を公開するよう求める公開書簡を出した知識人らも加わった。

南シナ海での中国船によるベトナム船への相次ぐ妨害に反発したデモは6月5日以降、毎週日曜日に続いていた。当初は当局も強制排除はせず、容認していたが、7月10日に一転してデモを強制排除した。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

引用開始→ デモ中止の通知に反発 ベトナム、警察が個別訪問で説得
(asahi.com 2011年8月20日20時17分)

ハノイで毎週日曜日に行われてきた反中国デモに関し、ハノイ市人民委員会が取り締まると通知したことに対し、デモ参加者らが「法的根拠がない」と反発している。通知後、最初の日曜日となる21日にデモが行われ、強制排除されれば、政府批判が広がる可能性がある。デモ参加者らによると、警察が一部の参加者の家を個別に回って、デモに加わらないよう説得しているという。

人民委員会は18日、デモが愛国心から発生しているとしながらも、「近頃、国内外の敵対勢力が誘導し、社会秩序に悪影響を与えている」と批判。今後は「必要な措置をとる」と報道機関やウェブサイトを通じて一般に通知した。

これに対し、デモの中心メンバーだった知識人らは即日、「通知には法的根拠がなく、憲法が定めるデモの権利を侵害している」「我々の愛国心を利用している敵対勢力は存在しない」とする文書を人民委員会に提出した。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

引用開始→ ベトナムで反中デモ、禁止無視し集会
(asahi.com 2011年8月21日19時29分)

ベトナムの首都ハノイで21日午前、南シナ海の領有権で対立する中国に抗議するデモが再び開かれた。政府は18日に集会禁止を通達していたが、これを無視する形で30人余りがデモを開始。その直後に警察当局が参加者を拘束し、集会を強制的に解散させた。

目撃者によると、午前9時前、30人余りの市民が市中心部のホアンキエム湖に集結。雨の降る中、反中スローガンを叫びながら湖畔を行進し始めたところ、待機していた警察官らが参加者を一斉に拘束、2台のバスで連行した。

6月上旬から毎週日曜日に開かれている反中デモをめぐってはこれまで当局の対応が二転三転してきた。先月10日と17日には強制排除に踏み切ったものの、その後は容認に転換。11回目となる21日の集会がネットなどで呼び掛けられる中、18日にハノイ市当局が禁止の方針を改めて示し、従わない場合は厳しい措置をとることをメディアなどを通じて明らかにしていた。

当局は21日、湖畔の3カ所に歌や踊りのステージを設けたほか、参加予定者を前夜までに自宅に訪ね、デモに行かないよう説得するなど、集会阻止に力を入れていた。しかし少人数とはいえ、これを無視して集会を強行したことは、反中感情だけでなく、政府に対する反発が根強いことを示した形となった。(バンコク=藤谷健)←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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