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2011/11/16

ニューヨークのウォール街占拠は実力排除された

やはり、オバマの政権も最終的には「対話」に応じることなく「怒り」を切り捨てたというワケだ。
「民主主義」の規範を押し付け「間接代表制」を採っているのだから、それに従えというワケだ。
結局、オバマをシカゴの労働市民が軸になり組織を作り、運動を展開し、その上で合衆国大統領の席に着けても、支持基盤を形成し選挙で軸になった彼らは、現実の政治の上では忘れられ「言葉と記憶の中以外」には生きられないのだ。

同様に、オバマの政治に「慈悲」を求め、ニューヨークに結集しウォール街占拠に出た合衆国の怒れる若者は、オバマの政治に対話を求めたものの結局、切り捨てられ蹴り出されたというワケだ。

格差は世界各地に波及している。
グローバル化が目指した理想は、ヒト、モノ、カネが自由に国境を越えて行き交い、その過程で相互に関与し合う事が、それぞれの地域で付加価値を産み出し、全体が相応に豊になるハズだった。

しかし、現実は、ヒト、モノが適切に移動し合うにはカネが必要で、付加価値をつけようにもカネを欠いては成立しない。
生産設備にもカネが必要だ。
先進工業国の側から発展途上国の側へ赴任するにも、ある程度整えられたオフィスと住居が必要だ。
通信手段も整えられないと生産は不可能だ。
で、ヒト、モノ、カネの三要素で、カネの動きが最も重要なテーマとなった。

そのカネは、国際市場での金融常識からいえば、ニューヨークでウォール街を支配する一握りが動かし、それから得る利益の大半もウォール街の支配者の懐に転がり込む仕組みになっている。

これらの資金を手に入れた途上国の一握りや中進国の一握りが、それぞれの地域を代表し工業生産や貿易流通を支配する側となり、ウォール街の支配者が描くグローバル化が進展すれば進展するほど、ますます太り続け、より強大な地域支配者にのし上がる仕組みが形成された。

これがグローバル化という名の下で金融の国際化が進展した結果ともいえる。
グローバリズムは、各国のシステムを、ウォール街の支配者に支配されるために組み替える事であったともいえる。

それに対し、立ち上がったのがニューヨークの若者たちだった、ワケだが!?
如何せん、最初の広がりに止まり2ヶ月経って膠着状態に陥った。
差したる、要求もなく、ただただウォール街を占拠しただけで終わったといえる。

このエネルギーを、どのように再構築するか、どのような方法で発信し続けるか、そこが問われている。
ウォール街の支配者に都合の良いグローバル化が進んだ結果、各地域・各国でも同様に、格差は一挙に拡大し99%が1%に巧妙に搾取され続けている現実は残されたままなのだから。

引用開始→ ウォール街占拠のデモ隊、初の排除…70人逮捕
(2011年11月15日22時10分  読売新聞)

【ニューヨーク=柳沢亨之】格差是正を求めてデモ隊が占拠する米ニューヨーク・ウォール街近くの公園で15日未明、警官隊数百人が公園周辺の安全確保などを理由にデモ隊約200人を排除した。

9月17日のデモ開始以来、強制排除は初めてで、全米各地に拡大した同様の「占拠」運動に打撃を与える可能性がある。

米メディアなどによると、デモ隊の約半数はバリケードを作り、約2時間立てこもったが、大きな衝突はなかった。警官隊は公園内の宿泊用テントを撤去し、約70人を逮捕した。市当局は「公園への立ち入りは認めるが、テントや寝具の持ち込みは禁じる」とし、占拠を事実上禁止する方針だ。

公園内にはトイレがなく衛生状態の悪化も懸念され、近隣住民が市当局に強制排除を求めていた。←引用終わり
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