「神戸ルミナリエ」2011年が始まりました!
テーマは「希望の光」だそうです。
東北との連帯をテーマに掲げています。
「震災」の「被災地」という点について「共通性」を強く打ち出しています。
少しばかり「食傷気味」だった「神戸ルミナリエ」ですが、改めて「震災」「被災地」「希望」「連帯」などを再確認し、原点に立ち返る事で開催の意味を問うているのかも知れません。
「神戸ルミナリエ」は5回目を超えた時点で、地元に協力を求めながらも、明らかに一人の人物の「ビジネス」と化していました。
それに、「神戸ルミナリエ」を失ってはイケナイとの脅迫概念に駆られる側が、まるでパニックに襲われたかのように総動員され、労力提供は元より膨大な資金提供や負担を求められ「冬の神戸観光」の目玉だと持ち上げられ続けてきました。
3月11日の「東日本大震災」により、「神戸ルミナリエ」は再び脚光を浴びることになったともいえますが、同時に「節電」を求められる状況の下で「LED球」に差し替えてでも開催展開する意味があるのかとの疑問も提議されています。
賛否両論が相半ばする状況で、「まだ、やり続けるのですか」との疑問も抱えながら、2011年の回答は(期間を短縮しても)「開催し続ける」でありました。
引用開始→ 東北に届け「希望の光」 神戸ルミナリエが開幕
(神戸新聞NEWS2011/12/01 22:25)阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、復興を願う光の彫刻「第17回神戸ルミナリエ」が1日、神戸市中央区の旧外国人居留地などで開幕した。約12万4千人が見守る中、20万個の電球が織り成す光が街を包んだ。
今年のテーマは「希望の光」。イタリア人制作ディレクターのダニエル・モンテベルデさんが初めて手掛けた。東日本大震災の犠牲者の冥福を祈り、「人々が困難を勇気に変えられるように」との願いを込めた。
点灯式では市立西灘小5、6年生76人が「しあわせ運べるように」を合唱。歌詞の「生まれ変わる神戸のまちに」の「神戸」を「ふるさと」に変えることで、東日本の被災者にエールを送った。
午後6時、一斉に点灯。訪れた人たちは歓声を上げ、柔らかな光を浴びながら、ゆっくりと歩みを進めた。
宮城や岩手から訪れた高校生たちも光を見詰めた。岩手県立気仙光陵支援学校(大船渡市)の男子生徒(17)は「新世界みたい。このきれいさは大船渡にも届くかな」と声を上げた。
会場では神戸夙川学院大の学生たちが、宮城県石巻市の缶詰を復旧支援の感謝のシンボルとして販売。岩手、宮城、福島の観光地をPRするブースも設けられている。
12日まで。平日は午後6時ごろ、土・日曜は同5時ごろに点灯する。主催する神戸ルミナリエ組織委員会は、運営資金に充てる「1人100円募金」を呼び掛けている。(仲井雅史、大月美佳)←引用終わり
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