資質のない首相と防衛相 日本の防衛と安全が保たない
先日の予算委員会で片山虎之助議員が、閣僚と人材登用について質疑というよりも、任命者の責任についてクレーム(深刻な注意)を述べていた。
誰もが、思わず「そのとおり」と拍手したくなる指摘だった。
「資質」に伴う「適正」の判断は任命を受け就任する者より、任命する側に責任があると指摘していた。
防衛大臣について、二代続けて「資質」に大いなる疑問がつく人物を任命している。
誰が見ても明らかに「間抜けなアホォ~」が、その職責に就いている。
「適材適所」が人事の基本だが、「不適材不適所」の典型だと指摘し、任命者の責任能力について問うていた。
まさに当を得た指摘だった。
しかしながら、予算委員会の場で「閣僚の(ヒトとしての)責任能力を指摘し問い議論する」事は、様々な事情を考えても疑問が残る。
早晩、取り返しの付かない事が生じるのではないかと考える。
任命権者の資質も問題があり、かつ無能にしか見えない。
三代続けて、民主党の無責任でアホォ~内閣が、日本を確実に破壊し劣化させている。
これは選挙で議席を与えた酷眠の結果責任である。
つまり、資質のない首相を選ぶ間接要因を作ったのは日本国民であり、
それが任命する資質のない閣僚が日本国を破壊し劣化させているのだ。
結果的に、愚者愚者珍民の投票行動が日本全体に襲いかかってきたワケだ。
愚かな民主党を形成しているのは、何よりも資質を欠く「愚者愚者珍民」である。
引用開始→ 外務、防衛、広がる亀裂
(産経MSN2012.2.8 22:13)米軍再編をめぐる日米両政府間の見直し協議は、外務省が終始議論をリードする形で進められた。防衛省が後手に回った理由は、一川保夫、田中直紀の新旧防衛相が素人だったことが大きい。外務、防衛両省の亀裂がこれ以上広がれば安全保障上の損失は計り知れない。(坂井広志、斉藤太郎)
「日米合意が前提ですが、お互い事情が生じましたね。進め方を考え直しませんか?」
昨年12月19日、玄葉光一郎外相は、米ワシントンの国務省で、クリントン国務長官に米軍普天間飛行場移設問題と在沖縄海兵隊のグアム移転の切り離しについてこう提案した。
1週間前の12月12日、米上下両院は在沖縄海兵隊のグアム移転関連費の全額削除で合意した。「普天間移設が膠(こう)着(ちゃく)すればグアム移転も頓挫しかねない」と業を煮やしていたクリントン氏はこの提案に飛びついた。
このような経緯から外務省は国防総省との協議までも主導してきた。玄葉氏は周囲にこう胸を張る。
「普天間の固定化懸念が強まったといわれるが、普天間の名護市辺野古移設と海兵隊が沖縄に1万人残ることの2点はピン留めして議論してきたんだ」
とはいえ、米軍再編でもっとも重要なのは抑止力の向上だ。防衛省が役割を果たさなければ将来に禍根を残す。しかも「蚊帳の外」に置かれた原因が閣僚の資質に起因するだけに問題は深刻だ。
にもかかわらず田中直紀防衛相は現実を糊(こ)塗(と)するのに躍起だった。
「私が防衛相に着任してからしっかりコミットし、指示もしてます!」
田中氏は8日の参院予算委員会で協議への関与を問われ、力強く答えた。2日前に同じ委員会で「協議がこれから始まると事務方から報告を受けた」とノータッチだったと認めたことはすっかりお忘れのようだ。
野田佳彦首相も予算委員会で玄葉氏から逐次報告を受けたことを強調したが、「田中氏とも相談したのか」と問われると言葉を濁した。
「防衛相本人とは直接的にはありません…」
「安全保障の素人」を2代続けて押しつけられた防衛省では「外務省は手柄だけを取り、地元対策という厄介な仕事をこちらに押し付けるつもりか」(幹部)と不満が渦巻く。政務三役までもこう嘆いた。
「早く田中氏を交代させないと防衛省が持たない」←引用終わり
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