LCCピーチが関空=新千歳に定期就航開始 ビジネスモデルの定着を期待する
期待と話題お騒がせの「ピーチ・エア」が約束どおり3月1日に就航した。
第一便は関西国際空港から札幌・新千歳だった。
主要都市では、福岡便も就航するワケで、近距離国際線で香港とソウルへも就航させると鼻息も荒い。
まぁ、航空運賃が下がることで恩恵を受ける人も多くなるだろう。
LCC便と従来型航空会社の便が競い合えばよいワケで、時間の経過と共に一定の質を求める側と価格を求める側に支持が分かれ、それなりの棲み分けができる事だろう。
LCCをどのように捉えるかは、それぞれの利用者の価値観が大きく影響するため、現状では何とも言えない。
「夜行高速バス」が誕生した際、全く異なる「新幹線」や「航空機」と比較し優劣を論じたメディアがあった。ナンら積極的な意味を持たないレポートだった。
「夜行高速バス」は、その後、低価格を武器にするモノと移動空間の居住性を売り物にするモノが競い合うようになった。
すると、今度は「そのカテゴリー」における優劣をレポートしているのが滑稽だ。
まもなく、LCCが揃うと、その比較検証がレポートされるのであろうが、それらの愚考については殆ど大きな意味は無いだろう。
「コラコラコラム」は、航空機移動の多様化という意味で、LCCのビジネスモデルが定着する事を期待している。
引用開始→ 日本初の格安航空会社、1番機が関空飛び立つ
(2012年3月1日09時56分 読売新聞)日本初の格安航空会社(LCC)である全日本空輸系のピーチ・アビエーションが1日、拠点とする関西国際空港に新規就航し、1番機が新千歳(札幌)に向けて飛び立った。
ピーチ社の井上慎一・最高経営責任者(CEO)らに見送られ、乗客はタラップを使い小型旅客機「A320」(180人乗り)に乗り込んだ。社名にちなみピンク色を基調とした機体が大空に舞い上がった。日本航空系のジェットスター・ジャパンが7月、全日空系のエアアジア・ジャパンも8月に運航を開始する予定で、日本の空は「LCC元年」の幕開けを迎えた。
この日の就航は新千歳線と福岡線で、ピーチ社は毎日計7往復を運航する。就航地を順次追加し、夏ダイヤ期間(3月25日~10月27日)に路線網を国内5、国際3の計8路線に増やす。←引用終わり
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