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2012/04/28

中国で薄煕来の失脚が見せた事

日本国内は、小澤一郎の失脚に向けた仕掛が失敗に帰した事で、民主党は予定どおり分裂に向けた嵐の前の静けさとでもいうか、連休に入った事もあり裏面での駆け引きが展開されるようだ。

中国で失脚を仕掛けられると、その罠は徹底しているようだ。
あらゆるスキャンダルが次々に虚実ないまぜで徹底的に襲いかかる。

中国って、まぁ、その種の国なんだけど。
改めて目の前で見せられると「ホォ~!」っという感想以外には言葉が出ない。
実際に、報じられる中身について、どこまでが真実でどれが捏造か、全く分からないという事もある。
加えて、薄煕来の企みが中国の政治にどこまで影響を与えたのか(与えようとしたのか)、日本にいては見えないし分からない。
従って、報じられる記事を目にして「スゴイね!」と言う以外には何もない。

とにかく「スゴイ」としか言えない。
さすがに「三国志」を産んだ国だけのことはある。
何事にも徹底している。

明らかな事は、薄煕来が中華饅頭狂賛党の中央委員会や常務委員会を狙う事なく、重慶市で爪を研いでさえいれば、その地位を追われることもなく、「好き放題、勝手放題」できたって事じゃナイのかな。
中国って国の統治は、トップに立つ個人の匙加減(好き勝手な)だったって事でしょう。

引用開始→ 薄煕来氏失脚があらわにしたもの
(産経MSN2012.4.24 07:40)

中国の薄煕来(はく・きらい)前重慶市党委書記の完全失脚が発表された10日以降、薄氏の不正蓄財や殺害された英国人男性と妻との不倫疑惑、米国留学中の息子の豪遊など、事件を薄一家だけの「特異な事例」と強調するかのような報道が相次いだ。だが、一連の醜聞報道が落ち着きをみせるのと同時に、事件の構造的な要因や中国の政治全体に与える影響を分析する報道が出始めている。

17日付の国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは「中国の指導者にとってリスクとなる薄氏の醜聞」と題する記事を掲載。薄氏の汚職や不正蓄財が明らかになったことで、官僚の腐敗が横行し「上から腐ってくる社会」という印象を国民の間でさらに強めたと指摘し、「中国共産党は(統治の)正統性を大幅に失った」とする中国政治の専門家の言葉を紹介している。

記事は、内部告発サイト「ウィキリークス」が昨年暴露した駐中米国大使館の公電を紹介。薄氏も昇格間近とみられていた党最高指導部、政治局常務委員会(9人)のメンバーである、周永康氏は石油産業と、賈慶林氏は不動産産業とそれぞれ緊密な関係にあることや、温家宝首相の妻が宝石商の間では重要な人物とされていることを改めて指摘している。その上で、事件は「イデオロギー闘争でも薄氏の個性や野望の問題でもない。中国共産党の正統性をめぐる問題だ」とする専門家の分析を引用している。

一方、米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は16日、米国で活動する中国政治研究者ミンシン・ペイ(裴敏欣)氏の寄稿を掲載した。同氏は、薄氏が急速に出世してきた経緯から「共産党が指導者を選ぶ方法に重大な欠陥がある」と指摘。現在の制度では、有能で公正な人物ではなく、能力はないが強力な後援者を持ち、罪悪感を持たない人物が指導者に選ばれるとした。また、事件を「天安門事件以来、最も深刻な党指導者の分裂」と評価。江沢民体制から胡錦濤体制への権力移譲が平穏に行われたにもかかわらず、今回の事件で、秘密主義的で陰謀が横行する中国の政治の本質が変わっていないことが明らかになったと批判した。

同氏は、北京がこれらの問題を適切に解決しない場合、「30年間の近代化とグローバル化で完全に変容した社会にとって、一党独裁が適切かという根本的な課題が浮上するだけだ」として、共産党一党独裁体制の限界を指摘している。←引用終わり
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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