「マックカフェ・バリスタ 原宿表参道店」チョッピリ期待してもイイのかなぁ~!
マクドナルドのハンバーガー、好きな人には悪いけど、お世辞にもというか、積極的には評価してないんだけど、「マックカフェ」の進化型というより「マックカフェ」の業態革命型の「バリスタカフェ」には、少しばかり期待しているんだけどねぇ。
原田泳幸CEOが温め続け打ち立てたコンセプトを実現したって事だから。
思えば、40年ほど前に藤田商店を率いた藤田田(ふじたでん)のオヤジが、最初にマックを開店させたのは「銀座三越」だった。
独裁的な経営者だった藤田が経営の引導を渡され、その後を引き継ぎ、アレヨアレヨという間に低迷しかけた「日本マクドナルド」を超優良企業に仕立て上げたのが原田泳幸氏の経営手腕だ。
様々、批判する勢力がある事は知っているが、原田氏が自らCEOを名乗ろうと、それは実に相応しいように思う。
でぇ、日本マクドナルドの新業態(業態革命店)である「マックカフェ・バリスタ」を、原宿表参道に開店させたって事。
「昔は銀座、今は原宿」という事なんだろうね。
ファストではなくなるかも知れない。でも、それも時代や環境のニーズを反映しているように思う。
少しばかり、期待している。少しばかり、期待させて貰いたい。
引用開始→ マクドナルドがスタバと激突 「本格カフェ」の狙いと実力
(日本経済新聞2012/7/28 6:30)2012年7月23日、マクドナルド原宿表参道店内に、専任バリスタが本格カフェコーヒーを提供するコーナー「マックカフェ バイ バリスタ」がオープンした。
マクドナルド店舗内に通常メニューの販売スペースとは別に、専用ブースを設けて展開するのが特徴。エスプレッソベースのカフェコーヒーを中心としたドリンク全19種類と、スイーツを中心としたフード全15種類を販売する。
ドリンクメニューは「カフェラテ」「カプチーノ」などの定番メニューをはじめ、オーストラリアで人気の「フラットホワイト」(エスプレッソとミルクがしっかりと混ざり合ったコーヒー)「オレンジフレーバーラテ」「エスプレッソフラッペ」「マンゴースムージー」など多彩。エスプレッソのショット追加やフレーバーシロップ、ホイップクリームの追加にも対応する。
価格はカフェラテが230円、カプチーノが240円(ともにSサイズ)などと、スターバックスやタリーズといったシアトル系コーヒー専門店よりも安く、これまでマクドナルドで「マックカフェ」ブランドで展開してきたカフェラテやカプチーノよりも高い。従来のマックカフェのメニューはコーヒーの抽出からミルクの泡立てまで機械で行っていたのに対し、今回はトレーニングを受けた専任バリスタが1杯ずつミルクの泡立てなどを行い、陶器のカップやグラスで提供する。
■新しいマックカフェの味は?
しかし、スターバックスなどのコーヒー専門店を利用する動機としては、落ち着いた雰囲気の空間やブランドの世界観も重要。店舗内の1コーナーだとそれを追求するのは難しいように思えるが、「コーナーのデザインやオリジナルの制服などでブランドの世界観を表現している。それ以上に、マクドナルド店舗内の1コーナーにすることで『子供はハッピーセット、母親はマックカフェでスイーツ』といった使い方ができるようになる」(同社)という。「ランチタイム後の売り上げアップと新規顧客の開拓が狙い」(日本マクドナルドの原田泳幸CEO)。同社では2007年にカフェメニューを提供する単独店舖として「マックカフェ」を15店舗展開したが、認知が広がらず、カフェだけで利益を出すのが難しかったことから撤退。今回は店舗内の1コーナーとして展開し、従来のマクドナルドメニューと一緒に販売することで上記の課題をクリアしようというわけだ。
7月は2店舗(原宿表参道店、六本木ヒルズ店)、8月は2店舗(あべのHOOP店、魚津店)に導入。2012年は都心の大型店や郊外型のドライブスルー店舖など、店舗内にスペースのある大型店を中心に約30店舗を展開する予定だ。←引用終わり
(日経トレンディネット 山下奉仁)
[日経トレンディネット2012年7月23日掲載]
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