ロンドンオリンピック 女子柔道 「金メダル」に輝く。 おめでとう!
日本の国を背負った「金メダル」って事か。
オリンピックの柔道代表は、毎回、感じさせられる事だが、もの凄い重圧なんだろうな。
柔道がオリンピック競技になってから、48年が経過し12回のオリンピックがあった。
1964年の東京大会は、柔道で日本に追いつける技量を保つ国は多くなかった。
それでも、オランダ代表のヘーシンク選手は、無差別級の頂点に立ち「金メダル」に輝いた。
以降、いずれの国も「柔道」に力を注ぎ、それぞれの国で発達し、国際スポーツとして普及した。
その課程で、いくつかの「ルール変更」があり、試合の判定を助ける狙いも含め選手が着用する「柔道着のカラー化」が提起され、激しく賛否両論が交わされたが、いまではスッカリ定着している。
カラー道着を導入した頃は、これで判定が分かりやすいと評判も上々だったが、今大会「ロンドン」では、柔道も判定に伴うミスが目立っている。
全く分からない。
問題は解決したのではないか?
いや、解決したワケではなく、解決したように思えただけだ。
本当は、当初の課題は、解決できたのだろうが、次の課題が出てきたという事か。
いずれにしても、柔道は日本で基本を完成させ、その後、世界へ紹介され、その過程で再び発展し、国際スポーツとして改良されながら発展し続けている。
もはや、柔道は日本のスポーツであって、日本のスポーツではない。
日本を源流としたスポーツの一つに過ぎない。
従って、他の国の選手が「金メダル」を手にするのも、一つの結果に過ぎない。
とはいえ、女子柔道で「松本薫」選手が「金メダル」の栄冠に輝いた事は素晴らしい。
多くの日本人、日本の観戦者は溜飲を下げられる事だろう。
引用開始→ お家芸の危機救った松本、女子で初のメダルは金、男子は中矢が銀メダル
(産経MSN2012.7.31 02:13)「世界最強の軽量級」と前評判の高かった柔道日本女子が、競技3日目でようやく金メダルを獲得した。女子57キロ級の松本薫(24)が、重く立ちこめていた暗雲を打ち払った。
女子は競技2日目までまさかのメダルなし。48キロ級と52キロ級は日本オリンピック委員会(JOC)が事前の分析で「金確実」と踏んだ階級。組み合わせの不運などがあったとはいえ、「鉄板」とみられた階級で期待を裏切るスタートとなったが、「軽い階級の下3つは確実に金を取る」(園田隆二監督)との期待通りに松本が「お家芸」の危難を救った。
愛称は「野生児」。思い立ったら吉日の性格で積極果敢に金メダルに挑み、つかみ取った。誰も五輪で優勝していない女子57キロ級での頂点。「自分はきれいに一本を取れない」という思いを胸に刻み込み、足で攻めて寝技に持ち込む泥臭い柔道で、その未踏の頂に立ってみせた。
2008年北京五輪の準決勝で敗れたアン・グムエ(北朝鮮)に再び敗れた 52キロ級世界女王の中村美里(23)。世界ランキング3位で、準々決勝まで強豪との対戦が避けられるはずのシード選手だったが、同25位で大陸枠で救済されたアンがノーシードのため、抽選で初戦で当たる組み合わせになる不運も重なった。北朝鮮選手は国際大会にほとんど出場せず、情報収集の難しさもあった。
48キロ級の福見友子(27)は五輪初代表の重圧に負けた。女子柔道が五輪種目になったのは1992年バルセロナ大会。48キロ級は前回北京大会までの5回は、いずれも谷亮子(現参院議員)が出場していた。「金メダルを取って当然とみられるプレッシャーがあったかもしれない」と園田監督。日本の世代交代が遅れたことが影響した形だ。男子も含めて情報分析にも課題が浮かんだ今大会。そんな暗雲を、これまで「泣き所」といわれた階級で救った。金メダルにはあと一歩及ばなかったが、男子73キロ級の中矢力(23)も果敢な姿勢で奮闘して銀メダル。まずは史上初の五輪金メダルゼロという屈辱を阻んだ日本柔道陣、今後への戦いに希望をつないだ。(森田景史)←引用終わり
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
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コメント
松本薫さんには世界選手権で優勝したときからカッコイイ!すごい個性的でファンになりました。
オリンピックの金メダルはもう最高!嬉しくて涙がでました、彼女には楽しい伝説もいろいろあり本当に魅力も備えた柔道家です・・笑顔が可愛いしね。
投稿: ぺこちゃん | 2012/08/08 21:35