アルジェリアの強盗テロで犠牲になられた日揮の皆様に、静かに深い哀悼の意を捧げよう
アルジェリアの強盗テロで犠牲になられた皆様のうち9遺体と7人の皆様が、午前6時45分に政府専用機で羽田へ到着し帰国となった。
深い哀悼の意を持ち、改めて、皆様の、ご冥福をお祈り申し上げます。
政府は、当初、犠牲になられた皆様のご遺族の心情を考え、実名は公表しないとしていたが、報道陣の執拗な要求に屈し、ご遺体の帰国を機に実名を公表するという。
当初に決めた事を守りきれない事について、強く大きな違和感を覚える。
同時に、報道陣の傲慢さに驚きを隠せない。
日揮は、会社として実名は公表しない事を守りきる方針という。
この姿勢を支持したい。
報道陣が、実名公表せよと迫る考えは理解する。
しかし、メディアスクラムと言われるワイドショー型報道で、ご遺族の心情を無視し連日、自意識過剰な「お涙頂戴」の報道を馬鹿馬鹿しく繰り広げるだけだろう。
安っぽい背景説明を試みたところで、現実の国際政治や国際経済を知る知恵も知識も持たず、事もなげに軽率で視聴率稼ぎの報道に過ぎないじゃないか。
この度も、ご遺族で、既に名乗りを上げられた方もいらっしゃる。
その考えで良いのではないか。
最大限、ご遺族の心情を尊重すべきであり、故人の個人情報や生き様に関する事は秘匿されるべきであろう。
多くの誰もが、望みもしない事を公表されたくない。
そこは、取材する側の取材する権利や知る権利とは別の問題だろう。
現在は、日本国内の気分も昂揚している。
日揮に同情的であり、犠牲者にも心情的には深い哀悼の意を保って臨む事であろうが、やがて、事業に批判的な集団が現れ、事情も背景も全く無知であるにも関わらず、いつの間にか無責任に強い批判を加えるヤロウが生じるものと思う。
今回、実名報道を巡り、朝日と毎日は、実名で報じる事が
「故人へ哀悼を捧げ、故人の業績や人生を讃え、テロとの戦いを期す事もできる」という主旨の勝手な言い分を繰り広げ、ネット上では「傲慢発言」を巡り賛否が闘わされている。
「コラコラコラム」は、実名報道には反対である。
メディアスクラムを組みワイドショー型の報道は絶対反対である。
ご遺族の心情に配慮し、ご遺族が名乗りを上げられる事を尊重すべきと考える。
テロとの戦いを決意し、報じるなら、朝日や毎日は、従来の「お花畑」報道姿勢を徹底的に自己批判し、姿勢転換を編集体制としても明確にせよ!
それからであろう!
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