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2013/09/10

オリンピックでも、外務省の「官僚もできるだけ何も仕事をしない」のが原則なんだろうなぁ

首相が、外務省に「各国IOC委員の情報不足」を猛烈に叱責したらしい。
記事では、外交上の外国訪問で相手先の国のIOC委員についての情報がなかったと報じている。
まぁ、鈍感というか、少しばかりお粗末に聞こえる。
「如何にも(貴族趣味の)外務省の仕事ぶり」だと思う。
訪問先の国では、誰がIOC委員かくらいは、各国の在京大使館へ照会すれば良いし、難しければ、相手国の駐在日本大使館へ調査指示の訓令をすれば済むことだ。

「そんな事は、外務省の仕事ではない」と考えているのだろうな。
その意味で、鈍感だしお粗末と言わざるを得ない。

相手の国の、ご機嫌取りも大切だけど、それだけが仕事じゃないからね。
かなり、センスが違うのでしょうね。

引用開始→ リーダーの意志-情報不足の外務省に雷、首脳会談で招致バッチ渡し
(産経MSN2013.9.10 07:18)

ブエノスアイレスのホテルで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会。現地時間7日午後5時過ぎ(日本時間8日午前5時過ぎ)、登壇したロゲ会長が一同を見回し声を発した。

「トーキョ!」

東京に56年ぶり2度目の聖火がともることが決定した瞬間だった。安倍晋三首相は歓声がこだまする会場で東京都の猪瀬直樹知事らと固く握手を交わし、その後の記者会見では達成感を込めて語った。

「本当にうれしい。この喜びを日本の国民の皆さんと分かち合いたい」

東京は4年前も立候補したが、当時の鳩山由紀夫首相は当初「時代錯誤的発想」と招致に反対していた。結果は惨敗だった。対照的に安倍首相は政権発足直後から招致に熱心だった。初外遊となった1月の東南アジア歴訪の出発前の勉強会では、早速外務省幹部に雷を落としている。

「訪問国のIOC委員の情報が全くない。なぜ調べないのか」

首相は首脳会談でスーツ左胸につけた五輪招致キャンペーンのピンバッジを外し相手に手渡す演出も行った。タイのインラック首相はバッジを受け取るとその場で自分の胸につけ、ほほ笑み返してきたという。

6月には横浜で開いたアフリカ開発会議で「かつてアフリカ勃興を世に知らしめる舞台となった東京五輪が再び開けますよう支持をお願いします」と訴えた。

国内では縦割り行政の垣根を取り払った。省庁横断で極秘チームをつくり、IOC委員の滞在先に官界、民間双方から人を派遣し説得を開始した。

国内で五輪への期待が高まる一方で、現地入りした安倍首相に重くのしかかったのが、福島第1原発の汚染水漏れ問題だった。

「当初は原発問題に触れない予定だったが、海外メディアも大きく報じたため、首相が自ら言及することを決めた」

首相周辺はそう振り返る。首相は7日の最終プレゼンテーションでのスピーチ内容を当日朝まで推敲(すいこう)し続けた。スピーチでは「健康問題は今までも現在も、これからも全く問題ない」と主張するにとどめ、具体的なデータは委員との質疑で提示することとした。

質疑では首相が被災地を訪れた際、外国人選手からサッカーボールをもらったという少年の話にも触れることにした。ここまでは予定通りだったが、首相は説明の最後にアドリブでこう付け加えた。

「私は日本の総理大臣として彼らの安全と未来に責任を持っています。日本にやってくるアスリートにも責任を持っています」

汚染水に関する委員の不安払拭に成功した。ロイター通信は「安倍首相の演説が東京五輪大会決定への決め手となった」と伝えた。

トップの熱意と共に、招致関係者が口々に言うのが「チームワークの成功」(猪瀬氏)だった。なかでも2人の女性の訴えがIOC委員の心に響いた。←引用終わり
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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