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2013/12/14

最先端「石炭火力発電」は日本の技術が世界一だ!

「反原発」「脱原発」を主張する側は、常に再生可能エネルギーだと言って譲らないが、産業に必要なエネルギーとしての電力というものを真剣に考えないところが○Xだと言わなければならない。
「コラコラコラム」の記述者の一人のクライアントが「石炭供給事業者」である事もあり、原発の重要性は十二分に理解しているし、原発停止で何が起きるかについての危機感も、それなりに保持している。
原発停止で、最も恐れる事は「産業競争力」の低下である。
次に「お花畑」さん達が主張する「太陽光発電」や「風力発電」の曖昧性である。
まぁ有用性が高いと考えられるのは「波力発電」くらいだろう。

ソフトバンクのハゲが「太陽光発電」を全国で展開すると大ホラを吹いた時には、耳を疑ったもので思わず「禿光発電」かと考えた。
最近漏れ聞くところでは、ハゲが大ホラを吹いた北海道での太陽光発電事業は、全く進まず着手すらしていないとか。
その結果、国から大規模太陽光発電供給事業者としての認定を取り消されたらしい。
ハゲは大ホラを吹く時は自慢気にするが、失敗した時、国から取り消され蹴り飛ばされた時には、素知らぬヅラ(ハゲ)で、人の記憶からも立ち消えるのを待っているのだ。相も変わらず汚い野郎だ。

そんなハゲの主張に、「お花畑」さんらは、疑いもせず、吟味もせず、検証もせず、よく支持できるなぁと思いますね。

以下に引用紹介する「石炭火力発電事業」は実態がある。
世界最高の技術水準を保つ高出力「石炭火力発電」です。
引用紹介する記事2本は、コンパクトに上手くまとめられています。
全く知識をお持ちにならない方にも、分かりやすい記事になっていますので、入門編として簡単にご理解頂ければと紹介しておきます。

引用開始→ 日の丸技術、石炭火力を次世代超効率「IGCC」へ 炭鉱の町で稼働世界記録更新中
(産経MSN2013.12.11 19:32)

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超効率「IGCC」稼働時間の記録更新中
次世代の高効率石炭火力発電として注目されている石炭ガス化複合発電(IGCC)で、常磐共同火力の勿来(なこそ)発電所10号機(福島県いわき市、出力25万キロワット)が11月12日、IGCC設備における最長連続運転記録を更新した。現在も記録更新中だ。IGCCは、高い発電効率により地球温暖化ガスの排出も削減する技術。採掘技術の革新で21世紀のエネルギーとして名乗りを上げたシェールガスのように、日本の技術による石炭の復権は実現するのか。(フジサンケイビジネスアイ)

勿来発電所10号機は、国内初のIGCC商用機として6月28日に運転を開始。11月12日には連続運転が3287時間に達し、ブフナム発電所(オランダ)の持つ世界記録を塗り替えた。設備を担当した三菱重工業の坂本康一IGCC・ガス化プロジェクト室長は「この成果に世界の関係者が驚いた」と胸を張る。

炭鉱の町から最先端
世界記録を生んだのは、勿来発電所の立地にも理由がありそうだ。常磐共同火力は1955年、東北電力、東京電力や地元炭鉱会社などの共同出資により、産炭地の勿来市(現いわき市)に設立された。当時、安価な石油によるエネルギー革命の波が押し寄せ、石炭業の合理化が叫ばれていた。だが、「ここで働く従業員は9割以上が地元出身者」(同社の齋藤昭雄取締役)という炭鉱の町だからこそ、最先端の技術開発が育まれた。

勿来発電所のIGCCは、84年に電力中央研究所が石炭をガス化して利用するための基礎研究を始めた際の実験装置がルーツだ。この研究は、2007年には商用化時の営業運転も視野に入れて1日当たり1700トンの石炭を処理する実証機へと大規模化。今年4月に常磐共同火力がプラントを引き継いだ。

通常の石炭火力発電は、石炭をたいて水を沸騰させ、その蒸気の力で発電機に接続されたタービンを回す。だが、効率面に限界があり、天然ガスを使った火力発電より二酸化炭素(CO2)排出量が多いなどの欠点があった。

IGCCは、石炭を高温でガス化してガスタービンを駆動。その排熱で蒸気を発生させ、蒸気タービンも駆動するという“二段階発電”を実現する。発電効率は、発電所内の電力消費を差し引いた送電端ベースで42%以上。1970~80年代に建設された稼働中の石油火力プラントを上回る。世界の火力発電の平均効率が30%台の半ばであることからも、IGCCの効率の高さがよくわかる。

世界的に再評価進む
IGCCが注目される背景には、(1)石炭の埋蔵量が豊富で安価なこと(2)石油や天然ガスのような地域的な偏りが少ないこと(3)CO2や有害物質の排出が少ないこと-がある。英石油大手、BPによると、世界のエネルギーシェアは2012年に高価な石油に代わり約60年ぶりに石炭がトップに返り咲いた。価格志向は国際的に強まっているのだ。

世界の石炭可採年数は112年(英BP統計2012年版)と、石油の40年強、天然ガスの70年弱より長い。世界では発電量の約4割が石炭火力で、新興国を中心に石炭火力の利用は伸びている。国内でも、原子力発電所が停止した11年度の電源比率(発電量ベース)で、石炭火力は25.0%、12年度は27.6%と、液化天然ガス(LNG)を使ったガス火力に次ぐ高い稼働状態が続く。

IGCCの進化は、安価な燃料調達や調達先の多様化に加え、地球温暖化ガスの削減にもつながると期待されている。(青山博美)←引用終わり
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

引用開始→ 一躍注目“中電の超優良児・石炭火発”が実現する「発電効率」「低コスト」「業務安全性」の“世界一”
(産経MSN2013.10.14 18:00)

原発の停止で火力発電の燃料に使うLNG(液化天然ガス)の費用増が電力会社の体力を奪う中、発電コストの安い石炭火力発電に注目が集まっている。中でも、石炭火力で日本一の出力をもつ中部電力・碧南(へきなん)火力発電所(愛知県碧南市)はいまや、「中電を支えている」(同社幹部)とまで評される“屋台骨”的な存在になっており、「世界一の石炭火力創造」と銘打ったプロジェクトが進行中だ。「中電で最も活気ある職場」といわれる同発電所がめざす「世界一」とは-。

原発比率11%…弱点が強みに
碧南火力発電所は、平成3年に営業運転を開始した中電唯一の石炭火力発電所。5基の発電ユニットがあり、トータル出力は410万キロワット。石炭火力発電所としては世界で5本の指に入る規模で、中電内でもLNGの川越火力発電所(三重県川越町)に継ぐ、2番目に大きな発電所だ。

「発電量や発電コスト、発電効率といった面だけでなく、すべての要素で“世界一”をめざそうと取り組んでいる」と同発電所の中島伸幸業務課長は「世界一プロジェクト」を説明する。東日本大震災以降、浜岡原発(静岡県御前崎市)が全機停止する中で、「中電を支えている」という使命感のような思いが背景にはある。

もともと、中電の原発比率は約11%と、電力主要3社の中で圧倒的に低く、火力比率7割という構成は、幹部が「経営課題」と口をそろえる弱点でしかなかった。だが、震災による原発停止という事業環境の劇的な変化により、その弱点は強みに変わった。

平成24年度でみると、中電全体の発電設備容量(3283万キロワット)に占める碧南火力の割合は12・5%。発電電力量(1371億キロワット時)では、21・4%にも上る。原発再稼働の見通しも立たない今、供給量を下支えする「ベース電源」だった碧南は、中電の命運を握っていると言っても過言ではないのだ。

「人間力」で世界一を
碧南が目指す「世界一」の目標は、大きく3つある。
一つ目は、発電効率。25年度の発電電力量の目標は、300億キロワット時(24年度実績は293億キロワット時)だ。発電設備は2年に1度の定期点検が義務づけられており、5基の発電設備がすべて24時間・365日フル稼働はできない。このため、定期検査や補修工事のための運転停止期間を極力短くすることが課題となっている。

定期点検は大規模な場合なら毎日300人規模、3~4カ月もの期間を要する。部品の発注は約1年前からの手配が必要だが、中電は細かな調整で短縮を実現している。

目標の二つ目が、低コスト化。燃料として炊く石炭の量は、24年度で1032万トン。年間20種類前後の石炭を使っているが、中国が石炭の輸入国となって以降、価格は高騰している。

このため、もともと高品質の瀝青炭(れきせいたん)を使っていた同発電所でも、より安価な亜瀝青炭を徐々に使用し始めている。ただ、品質は落ちるため、価格や質をみて2つをブレンド。燃焼効率を見ながら、最も低コストの組み合わせを探っている。

三つ目は「人間力」だ。ヒューマンファクターによるトラブルを防ぐため、4号機はオレンジ、5号機はブルーなど、ユニットごとにカラーを決めるなど、人間工学に基づいた誤操作防止ツールを導入。作業現場と制御室で実務を二重チェックする体制をとっており、トラブル防止に万全の態勢をとっている。効果はてきめんで震災以降、碧南ではトラブルによる運転停止は一度も起こっていない。

最も活気ある発電所
とはいえ、夏場の電力需給の逼迫(ひっぱく)時には、老朽化した他の火力発電設備を稼働させてしのいでおり、他の電力会社と同様に厳しい状況であることに変わりはない。万一、碧南の1基がトラブルで停止でもすれば、とたんに厳しい状況に陥る危険性を抱えている。

それでも、同発電所の中島課長は「浜岡停止以降、プレッシャーはあるが、いい意味の緊張感が発電所全体にみなぎっている。社員のベクトルは“世界一”に向けて一つになっている」と胸を張る。本店の火力部幹部も、「碧南はいまや中電を支える存在。社員のモチベーションは非常に高く、対応の速さも抜群。社内で最も活気がある発電所だ」と絶賛する。

業界内では、「中電は浜岡がこのまま動かず、原発ゼロになる場合も想定しているはず」と碧南重視の内情を噂する声もある。中電は「引き続き原子力は重要電源」(水野明久社長)と浜岡の再稼働を目指す姿勢は崩していないが、万一に備えた態勢が碧南を中心に構築されていることは間違いない。

今夏は無事過ごせたが、また電力需要が増える冬がやってくる。碧南の存在感がまた高まるシーズン、「世界一」に向けた取り組みはさらに過熱しそうだ。(佐久間史信)←引用終わり
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

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