マレーシア航空機消息不明についてロイター通信の推論配信 最も信頼性があるような!
中国を縦断してカザフスタンやトルクメニスタンへ向かったという推論は寝言に近いと考える。
中国の軍事レーダーに捉えられず逃げ切る事など考えられない。
それにしてもマレーシアは、民間機の交通管制能力も空軍の能力も著しく劣っている事を世界に曝す事になった。
国籍不明機が領空内へ侵入し、それを迎撃する事も侵入機の追跡力も無いのだから。
実に大らかと言えばそれまでだが、ゆっくりしているしノンビリしている。
そんなこんなで既に8日が経過した。
序でに言えば、インドネシアも防空能力ゼロという事だ。
マラッカ海峡を越え南西へ向かうなら、インドネシア(スマトラ島)の領空を通過するワケだが、民間航空機とはいえ国籍不明機が低空で侵入し横切って行くのを検知できず捉える事もなかったというのだから、その大らかさには開けた口の塞ぎようがない。
これでASEAN諸国の一員として、中国の軍事力と対峙しようというのだから・・・
両国とも何処まで本気で言っているのか?
少なくとも、今回のMAS機の消息不明事件で、改めてマレーシアという国のレベルが分かったし、マレーシアは国際社会へ無能さを露呈し、著しく国家の信用を低下させた事だけは明らかだ。
引用開始→ 不明機、インド洋上で燃料切れ墜落か…ロイター
(2014年3月16日21時41分 読売新聞)【クアラルンプール=石崎伸生】クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便(乗員・乗客239人)が行方不明になっている問題で、ロイター通信は16日、捜索関係者の話として、不明機は南方に向かってインド洋上で燃料が切れ、墜落した可能性が高いとみていると伝えた。
マレーシアのナジブ首相は15日の記者会見で、不明機と衛星が最後に交信した範囲を「北はタイ北部からカザフスタン・トルクメニスタン国境、南はインドネシアからインド洋南部」と説明。同通信は、不明機が北の陸地方向に向かった場合、各国のレーダーにとらえられる可能性が高いため、南方のインド洋に向かった可能性があるとしている。
マレーシア当局は16日の記者会見で、不明機が北か南のどちらに向かったかについては「等しい可能性で調べている」と説明した。←引用終わり
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この度のドタバタは、後々まで尾を引き、マレーシアには大きな問題を残す事だろう。
引用開始→ 不明機捜索で参加国から不満「提供情報少ない」
(2014年3月16日20時40分 読売新聞)【クアラルンプール=石崎伸生、ホーチミン(ベトナム南部)=吉田健一】消息不明のマレーシア航空機をめぐり、捜索活動の参加国からマレーシア政府の対応に不満が高まっている。
マレーシア政府は、ナジブ首相が記者会見で不明機の針路変更を確認した15日までに、交信が途絶した南シナ海、マラッカ海峡などの広範囲で各国に捜索を要請してきた。
ナジブ首相は15日午後の記者会見で、関係国の「連携」を強調したが、会見を見る限り、マレーシア側は同日午前には不明機が針路を反転したとほぼ特定し、南シナ海での捜索中断の方針を決めていたとみられる。だが、関係国には知らされず、南シナ海での捜索を割り当てられた国は同日午後まで懸命の活動を続けた。ある参加国の担当者は「提供される情報が極めて少ない」とあきれ顔で話す。←引用終わり
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