全く分からず理解できない「STAP細胞」論文についての大騒動は鳴り止まず
門外漢には、理解できない事だから発言する資格はない。
しかし巷間指摘されるように、論文の序論や大要を形成する資料がオリジナリティを欠くとか、これまでの自著であっても使い回しをしていたなら、それは科学としての論文とは言わない。
なぜ、引用と出典を記述しなかったのか?
冒頭が20頁にわたりコピーしたとされる指摘が事実なら、それはやはり科学論文とは言わない。
その意味において「悪戯心」なのか「故意」なのか、そこが重要なポイントだろう。
「悪戯心」なら「ネイチャー」へ投稿するのは如何かと思う。
その際、科学者としての「倫理観」や「価値観」が問われるのは当たり前だ。
でも、他の共同研究者(共著者)は、発表論文の撤回には応じないと言っている。
先の行方は杳として知れない。
どうなのだろう。
研究者は個人である。
発表に伴い使用するのは所属機関の名である。
国際社会で高い信用のある機関に在籍する研究者からの投稿だから査読無しに掲載したのか。査読しても本質についての検証は省略したのか。
それは、研究者の真摯な取組みと倫理観に基づき虚ではないとの前提からだろうと考えるが。
引用開始→ STAP細胞論文、撤回の意思ない…共著者2人
(2014年3月15日10時34分 読売新聞)【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で不正が疑われている問題で、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授と小島宏司医師が14日、論文を撤回する意思がないことを改めて明らかにした。
読売新聞の取材に対し、所属する病院の広報を通じて回答した。
バカンティ教授は「比較的軽微な間違いや外部からの圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」とし、小保方リーダーらが所属する理化学研究所が、論文の撤回を要請していることを批判。「データが間違っているという説得力のある証拠が示されない限り、論文を撤回する必要はない。共著者全員と話し合うつもりだ」と述べた。←引用終わり
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