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2014/04/09

理化学研究所の小保方晴子女史は、この時間に「反論会見中」なのだろうが

午前中に配布された「反論文書」と「謝罪会見」の要旨が記事として報じられたので引用しておきます。

①「悪意」があったとか、なかったとかは、引用先の出典も明らかにせず、しかも長文を無断で引用した事実は謝罪して済まされるものではない。

②「STAP細胞、がご自身の研究過程で確認されたのが真実である」とされるなら、何度も確認されているなら、その都度「映像記録」される(されたはず)であり、その生データ(写真)を使用されるべきであると考える。
なぜ、生のデータを加工したり、別のデータ写真と置き換える必要があったのか。
全く以て「生化学研究」以前の問題(科学研究者としての資質を欠く)では無いのか。

③その意味で「悪意」があったとかなかったとの主張は、①と重合するが科学研究者として自由ではあるが論理的基本において無理(信頼性を欠く)があると考える。

④「STAP細胞」論文発表に際し、理化学研究所の内部における査読などは、如何に為されたのか全く説明になっていない。その点においては野依理事長が指摘を受け入れ未熟な研究者と言わざるを得ないのではないか。

引用開始→ 小保方氏「STAP現象は何度も確認された真実」
(日本経済新聞2014/4/9 12:28)

新しい万能細胞と注目されたSTAP細胞の研究論文の問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は9日、午後1時からの大阪での記者会見に先立ち、コメントを発表した。

小保方氏は「自分の不注意、不勉強、未熟さゆえに多くの疑念を生み、理研や共同執筆者、多くの皆さまにご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」と陳謝。

その上で、STAP細胞の研究について「STAP現象は何度も確認された真実」とし、「論文の体裁上の間違いで、否定されるのではなく、科学的な実証・反証を経て研究が進むことを望みます」との考えを示した。←引用終わり
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引用開始→ 小保方氏コメント全文 「悪意もって論文仕上げた訳ではない」
(日本経済新聞2014/4/9 12:45)

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは9日、STAP細胞の研究論文についてコメントを発表した。内容は以下の通り。

「このたびはSTAP細胞に関する論文の作成に関し、私の不注意、不勉強、未熟さ故に多くの疑念を生み、理化学研究所及び共同執筆者の皆様をはじめ、多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを心よりおわび申し上げます。また、責任を重く受け止め、深く反省しております。本当に申し訳ありませんでした。今日まで、筆頭著者である私から何も情報の発信ができなかったことを重ねておわび申し上げます。

国際間をまたぐ2つの研究室で、2報分のNature論文のデータを同時にまとめ執筆していく作業は私の能力をはるかに越えていたのかもしれませんが、私はその時々に論文発表に向け全力で取り組んでまいりました。生物系の論文の基本的な執筆法や提示法について不勉強なままでの作業になり、それに加え私の不注意も加わり、結果的に多数の不備が生まれてしまったことを大変情けなく、申し訳なく思っております。それでも私はSTAP現象がいつか必ず誰かの役に立つと信じ、研究を続けてきました。多くの研究者の方々から見れば、考えられないようなレベルでの間違いだと思いますが、この間違いによって論文の研究結果の結論に影響しないことと、なにより実験は確実に行われておりデータも存在していることから、私は決して悪意をもってこの論文を仕上げた訳ではないことをご理解いただきたく存じます。

そもそも私が正しく図表を提示していたならば、調査委員会自体も必要なく、お忙しい中、調査に参加してくださった調査委員の先生方にも心からのおわびと感謝を申し上げます。しかし、調査結果では、事実関係をよく理解していただかないまま不正と判定されてしまいました。弁明と説明の機会を十分に与えてくださったならば、必ず間違いが起こった経緯を理解していただけるものと思いますので、昨日不服申し立てをさせていただきました。

STAP現象は何度も確認された真実です。私はSTAP現象に出会って以降、この現象を発表する使命感とともに、毎日実験に取り組んでまいりました。そして、この現象のメカニズムが詳しく理解され、いつか多くの人に役立つ技術にまで発展させていける日を夢見てきました。どうかSTAP現象が論文の体裁上の間違いで否定されるのではなく、科学的な実証・反証を経て、研究が進むことを何よりも望んでおります。

このたびは本当に申し訳ありませんでした」←引用終わり
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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