自分の稚拙や過失を認めず開き直るオバカタを採用するもの好きな研究機関があるのだろうか?
「STAP細胞」についての真偽は時間をかけて研究すれば良い。
小保方晴子女史の「ネイチャー論文」についての議論は分けるべきだ。
① 研究テーマ「STAP細胞」の研究
② 当該研究論文の執筆過程における疑惑(外部指摘による不正疑惑)
③ 理化学研究所のガバナンス(研究チーム・発表審査・雇用管理など)
④ 日本の科学研究に伴う「信頼性」の担保
⑤ 一般人の小保方擁護論(情緒に過ぎない)
これらは、同一であるように見えますが同一ではないわけですから、十分に整理分類した上で議論する必要があると思います。
代理人を名乗る三木秀夫弁護士が登場されてから、いよいよ整理の無い混乱した議論(自在に都合良く立場やテーマを変える)が幅を利かせているのが大変残念です。
引用記事にもありますが、本当に疑問な点は数多いですね。
皆さん共通で最大のクエスチョンは、なぜ「ネイチャー」投稿を急いだのかでしょうね?
世間でウワサされる「特許」だとかは関係ないと思いますが。
特許は独創性と新規性ですし、論文でご本人やその所属機関が発表していれば知的財産として保護対象として議論できます。
その本人や機関が特許申請すれば、それで良いワケですから。
コラコラコラムは、本邦政府による「競争的研究費」(3年)の関係やその影響があるのじゃないかとみています。またご本人はその資金による研究継続前提の任期(条件)付き採用だと思います。(理研の基本の部分も)
何よりも、研究者と研究室は、隣の事に口を出さない挟まないというのが原則ですから、それはそれなりに「信頼」していたのだと考えています。
従って、科学研究者としての「規範」に対する「倫理」が保たれているという「性善説」に基づいた考えが理研の根底にあったのでしょう。
決定的には釣書というか能書き、早稲田の大学院でハーバードへの研究留学と博士学位(Ph.D,)を得た人材であった事でしょう。
普通には、全く考えられない事です。
理研は、世間でいろいろ揶揄されるほど、酷い組織ではないと考えています。
純粋で真摯な研究者の集まりとも云えます。
コラコラコラムは、早い時点で、いわゆる小保方晴子女史的研究の狡いテクニックが暴露された事は、理研にとり言語道断の恥辱であると考えますが、日本の科学研究にとり、基本データの変化を克明にメモしノートに残す事の重要性(騙せない)を担保できる事を教訓にすべきと考えます。
小保方晴子女史が、理研での成果を引っ提げ、いずれかの大学や大学院で研究者として後人への研究教育に当たれば、小保方晴子女史の手法をコピーするオバカタの大量再生産になった事が考えられます。
それを阻止できた事、それだけでも日本の科学研究についての「信頼」を担保できたと受け止めています。
引用開始→ 小保方さんにトドメ刺した「若山資料」と「ポエムノート」 残された道は…
(夕刊フジ2014.05.09)新型万能細胞「STAP細胞」の論文問題で、理化学研究所に不服申し立てを退けられ、研究不正行為が認定された小保方晴子ユニットリーダー(30)。小保方氏にトドメを刺したのは、共著者の一人である若山照彦山梨大教授からの提供資料と、「ポエム」ノートだった。理研による処分審議も始まり、もはや日本で研究活動を続けていくことは困難の状況になっている。
調査委の“隠し玉”は、共著者の一人である若山氏からの資料提供だった。
調査委は、若山氏から、米科学誌サイエンスにSTAP論文と同様のものを投稿した際の審査担当者のレビューを入手。この論文は英科学誌ネイチャーに掲載される前の2012年7月に投稿され、小保方氏、若山氏、ハーバード大のバカンティ教授らが責任著者となっていた。
レビューでは、DNAを分離する「電気泳動」という実験の画像について「異なる実験の結果をまとめて表示するときは白線を入れて区別する必要がある」と指摘。
調査委は、このレビューをもとに、ネイチャーに投稿する13年3月までに、小保方氏は切り貼りが不適切と認識していたはずだと主張した。
STAP細胞の存在を証明するはずの実験ノートも“命取り”となった。
捏造とされた画像について、小保方氏は本来掲載すべき画像があり、不正ではないと主張してきた。だが、該当する実験ノートのページに日付はなく、前後の約8カ月で日付の記載はわずか2回だけ。調査委の真貝洋一委員は、「他の人にはほとんど検証不可能というレベル」と斬り捨てた。
調査委の報告に先立ち、代理人弁護士は7日、小保方氏の実験ノートの一部を公開したが、これも逆効果になったようだ。酸性の刺激で多能性を示す細胞が現れることを確認した際には「陽性かくにん! よかった」などの記述や、思い通りの結果にはハートマークも。
『医者ムラの真実』(ディスカヴァー携書)の著者で近畿大講師の医師、榎木英介氏は「ノートについては絶句した。詳しい数値データや日付もなく、記録になっていない。私的な日記みたいなもので、ポエムだ。弁護士はよくこれを公表したなと思った」と話す。
代理人によれば、小保方氏は「このまま日本にいてもいいのだろうか」と漏らすこともあるという。国内外の研究機関からラブコールを受けているといい、“海外逃亡”する展開もありそうだ。←引用終わり
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