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2014/06/08

札幌のITベンチャー「ソフトフロント」の先駆けも続かず 東京へ撤退

VoIPでは高い技術やノウハウを持つとの「ソフトフロント」を軸に札幌でITベンチャーが切り拓かれるかと、期待を集めていたようだが、ナスダック上場以降も「赤字」は続き、抜本的な経営立て直しが必要と判断。

アントレプレナーシップ、ベンチャービジネス、という言葉は常にヒトの心を刺激し勇躍させるけれど、維持し発展拡大させ安定させる事は非情に難しい。
ITビジネスはベンチャーに向いていると、よく言われるが!?

果たしてそうか?
どの種のビジネスでもアントレもベンチャーも可能だ。
容易な対象を選びマーケットへ参入すれば、そこは激戦が普通に待っている。
誰でも参入してくる市場は息が抜けない。
開発し続ける事は不可避であり、それが停まるとお終いだ。
資金繰りを含めて、毎日まいにち綱渡りだろう。

札幌ではなぜ成立しなかったのか?
最大の受注市場は東京だろうから、息を抜くと良好な関係先でも他社に盗られる。
そのために、細かなフォローが必要だから、おそらく札幌と東京の往還を避ける事ができなかった。
費用、時間、人員、全ての面で足枷になったのではないかと推察する。

ITのローカルベンチャーが成立する条件は、
その地域に根付いた状態で特化する。
プログラムの設計開発だけに人員を割き、いわば工場としてそれだけでやっていく。

引用開始→ 「サッポロバレー」の先駆け、北海道から撤退 ソフトフロント
(日本経済新聞2014/6/7 6:00)

IT(情報技術)ベンチャーの集積である「サッポロバレー」の先駆けだったソフトフロントが6月中にも北海道から撤退する。すでに札幌本社に残っていた20人ほどの研究開発人員を東京本社に集約。3期連続の最終赤字と業況が厳しく、開発部隊をまとめ、生産性を高めて立て直す。

6月下旬の株主総会を経て定款上の本店も東京に移す。道内の拠点は名実ともになくなる。

ソフトフロントはサッポロバレーの源流のひとつといわれるビー・ユー・ジーの創業メンバー、村田利文氏(現最高技術顧問)が1997年に設立した。インターネット回線を利用した音声サービス「VoIP」技術で注目され、設立から5年で営業赤字のまま大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現ジャスダック)に上場した。

だが営業不振が続き拡大した人員も負担となり、業績は低迷。VoIPの基盤技術に特化し、通信の裏方として立て直しを図っていた。2005年から東京と札幌の2本社制を取っている。←引用終わり
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