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2014/09/25

ロシア(プーチン)との「北方領土返還交渉」でのロシアの意志は「択捉」以外の「三島返還」か?

おそらく、日ロ前段交渉の「水面下」でプーチンは肚を固めているのではないか。
「択捉島」はロシアが国土として守り抜き、日本へは返還しない。
その代わり「国後島」「歯舞」「色丹」は返還しても良い。
択捉島に代えて「樺太南部」での開発を共同化しよう、シベリアの天然ガスも本格的に共同開発しよう、開発分は日本の権益設定を認めようと、この辺りが落としどころなのか?

この秋、APEC直後にプーチンの国賓訪日はあり得なくなった。
表向きは「ウクライナ情勢」への日本の姿勢が壁になる。
一方の裏面で「ウクライナ情勢」では、①「クリミア半島」を奪回し、②「ウクライナ東部3州でロシアの権益(領土化)」を確保した。
西の備えを確立したので、極東の発展にチカラを注ぎ豊かさの実現に邁進する。
そのためには「日本」の協力が欠かせない。
日本と友好協力条約を結ぶためには「日露平和条約」の締結が最優先だから、まず戦略思考で日本が要求する「北方領土」の返還に応じるが、先ず「歯舞」と「色丹」の返還で牽制し「国後」は共同開発しようという線だろう。

それでは日本の「世論」が黙っていないだろうから、最終的に「国後」を含む「三島返還」で幕にする。
「択捉」の返還は絶対にしない。
日本の対露世論をコントロールするために、樺太南部の共同開発とシベリアへの経済権益を一部供与する。
これで幕引きだろう!

なぜ、このように考えるかと言えば、このところのロシア政府とプーチンの一連の動き、モノ言いを総合した上での結論(仮説)なのだ。

国際交渉という外交の場は、そのようなものだ。
ドイツも「カリーニングラード」を諦めただろうと、迫るんじゃないかな。

日本も、そろそろ肚を固める時期にきたともいえる。

引用開始→ 択捉島新空港が完成=プーチン氏側近、近く視察か
(2014年9月18日(木)21時7分配信 時事通信)

【モスクワ時事】インタファクス通信は18日、北方領土の択捉島で建設中の新空港がほぼ完成し、17日にロシア極東ユジノサハリンスク便の離着陸が行われたと伝えた。サハリン州によると、2015年夏に供用開始予定。

また地元通信社は、プーチン大統領の最側近であるイワノフ大統領府長官が25日にも空港を現地視察すると伝えた。イワノフ氏は副首相時代の11年5月にも択捉島を訪問。今回も強行されれば、日本の反発は必至だ。

空港整備は「クリール(千島)諸島社会・経済発展計画」の一環で、09年に「国際空港」として工事が開始された。インフラ整備により、ロシアの事実上の支配が一段と強化されることになる。←引用終わり
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引用開始→ ロシア大統領府長官、択捉島訪問
(2014年9月24日(水)9時43分配信 共同通信)

【ウラジオストク共同】北方領土・択捉島の関係者によると、ロシアのイワノフ大統領府長官が24日午前、特別機で択捉島に到着した。今月22日に開港した新空港を視察し、記念行事に出席するとみられる。

ロシアの閣僚級要人による北方領土訪問はほぼ2年ぶり。プーチン大統領の最側近の一人であるイワノフ氏の訪問は北方領土の実効支配を誇示するもので、日本側の反発を招くとみられる。←引用終わり
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引用開始→ ロシア、択捉島の人口増目指す
(2014年9月24日(水)17時47分配信 共同通信)

【ウラジオストク共同】北方領土・択捉島を訪れたロシアのセルゲイ・イワノフ大統領府長官は24日、島の中心地、紗那(ロシア名クリーリスク)で地元住民らと対話、高等教育のために島を離れる若者の帰還を促す「何らかの方策を講じる必要がある」と述べ、人々の定住と人口増加に取り組む意向を示した。タス通信などが伝えた。

また2016~25年に北方領土を含む千島列島の社会基盤を整備するロシア政府の「クリール諸島社会経済発展計画」に、民間投資も含め計640億ルーブル(約1800億円)を投じると発言。島の経済的発展に意欲を表明した。←引用終わり
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引用終わり→ 択捉島にウクライナ難民=ロシア、永住奨励も
(2014年9月24日(水)18時8分配信 時事通信)

【モスクワ時事】北方領土・択捉島に、親ロシア派が支配するウクライナ東部の戦火を逃れ、親戚のロシア人住民の元に身を寄せるウクライナ人難民が少なくとも11人滞在していることが24日、分かった。

択捉島を訪問したロシアのイワノフ大統領府長官に地元関係者が報告した。国後島や色丹島を合わせると、難民の数はさらに増える可能性がある。極東には移民を受け入れた歴史からウクライナ系ロシア人が多い。←引用終わり
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引用開始→ ロシア国防相も択捉訪問へ=プーチン氏側近が新空港視察
(2014年9月24日(水)21時57分配信 時事通信)

【モスクワ時事】ロシアのメディアによると、イワノフ大統領府長官は24日、訪問先の北方領土・択捉島で、ショイグ国防相も近く択捉島を訪問すると明らかにした。国後、択捉両島にはロシア軍が駐留している。

プーチン氏の側近として知られるイワノフ長官は、択捉島に完成した新空港の視察のため、24日朝に到着した。

新空港は「クリール(千島)諸島社会・経済発展計画」(2007~15年)の一環で整備されたもので、長官は「空港にはロシア名を冠するべきだ」と提案した。検討中の次期計画(16~25年)の予算規模は現行の2倍以上の640億ルーブル(約1800億円)に上るとも語った。

また、現地でロシア軍将兵と面会した中で、新空港が旧空港に比べて中心都市・紗那から至近距離にある優位点を挙げて「軍事利用」を呼び掛けた。←引用終わり
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