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2014/12/03

宇宙(小惑星)探査衛星「はやぶさ2号」打ち上げ成功! 6年後2020年12月に帰って来いよ

見たか!
「はやぶさ2号」の打ち上げを!
往復で52億キロだったか56億キロだったかの旅をする。

昔、ペンシルロケットを打ち上げておられた頃の糸川英夫先生がお話される時に聞かせて貰った時、宇宙についての夢を語りながら「頑固」そうな方だなぁとの感想しかなかった。

研究開発者というよりも、何か町工場の大将みたいな風情でした。

名機「隼」の設計者として一翼を担われた方でもあったと、後に知りました。
だから小惑星「イトカワ」を目指すのは「はやぶさ」でなければ話の辻褄が合わないのです。

満身創痍の「はやぶさ」が長い旅をしてオーストラリアの大地へ戻り着いた。
あの時のあの感動を忘れちゃいないでしょうね。
日本の技術の確かさ、その質の高さ、開発者の高貴なストイックさも、感動を強め多くの日本人に誇りをもたらせてくれたと思います。

宇宙開発は米国とロシア以外にはできないんだと考えていた者にとり、
糸川先生が「日本の科学技術」を再生させてみせる。
と熱く語られた事を想い出しながら、今日の「はやぶさ2号」の打ち上げ成功を嬉しく聞きました。

引用開始→ はやぶさ2、打ち上げ成功 予定の軌道に
(日本経済新聞2014/12/3 15:13)

20141203nikkei

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日午後1時22分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から、小惑星探査機「はやぶさ2」などを載せた国産の主力ロケット「H2A」26号機を打ち上げた。午後3時すぎ、はやぶさ2を分離して予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。はやぶさ2は地球から約3億キロ離れた小惑星に到達し、岩石や砂を採取して地球に戻る計画だ。

はやぶさ2は小惑星イトカワから微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機だ。有機物や水があるといわれる小惑星「1999JU3」を目指す。2018年に到達し岩石や砂を採取して20年末に帰還する予定だ。生命の起源、太陽系の誕生や進化の謎の解明に役立つと期待されている。

H2Aの打ち上げは今年10月以来となる。今回で20回連続の成功となった。政府は宇宙の利用拡大を進めており、海外から衛星の打ち上げを受注することを目指している。成功が続けばロケットへの信用度が一段と高まり、受注獲得に向け弾みがつきそうだ。

H2Aには、九州工業大学などが作った小型衛星「しんえん2」など3基も相乗りしている。←引用終わり
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