シリア「IS」支配地域へ「金鉱脈」を得ようとの自称「フリーカメラマン」に旅券返納命令!
妥当な命令とするのが60%の世論だろう。
30%は、国(外務省)が個人の権利を制限するのは承服できないと言うだろう。
残りの10%は、ナンでもどうでもよく、その日が暮らせればそれでよいのだろう。
勝手な事を言い、勝手な行動をとり、平然と自分の満足を追究する。
それでも国は抱え、喰わせなければならない。
自省「英雄」を抱えるのは、真に辛いですねぇ~!
「戦場取材者」ってねぇ、本質っていうか本当の姿は「他人の不幸」で喰っているワケです。
だって、「戦争」とか「争い」がなければ、誰にも分かる「不幸」って生じませんからね。
それを取材対象にして「悲劇」と「不幸」を報じるワケですよ。
それは何よりも「同情」を呼びますからね。「カネ」になるのです。
では、なぜ「フリーランス」なのですか?
それは簡単な話で「正規の組織員」を派遣するのは、様々な制約があるから、個人の鉄砲玉を探し建前の(下請け)契約をした上で送り込むワケですね。
国内に居ても別段「コレ」という仕事がないワケですから、「カネ」になるなら戦場取材に「命」を賭して赴きたいワケで。
上手く運べば、売名できるし、タレント並みの扱いを受けるし、時の人ですからね。
自らの力量も考えず「手を上げた者勝ち」とも云えます。
そんなオヒトには、自然に脱線者が周囲を囲み囃し立ててくれるという構図が成立します。
真に難儀な事ですよね。
と、いうワケで日本国政府(外務省)は当該者に「旅券返納命令」を出したという構図のようですね。
日本国旅券の発給者は誰で、どのような条件かについて学習される事を求めたいですね。
引用開始→ シリア渡航、外務省が強制阻止 カメラマンに旅券返納命令
(日本経済新聞2015/2/8 1:34)外務省は7日、シリアへの渡航を計画していた新潟市在住のフリーカメラマン、杉本祐一さん(58)に、旅券法に基づいて旅券(パスポート)を返納させた。邦人人質事件を踏まえ、渡航を強制的に阻止した。杉本さんはトルコを経由してシリアに入国することを公言していたという。こうした措置は初めてで、憲法が保障する「渡航の自由」との兼ね合いで論議を呼ぶ可能性もある。
外務省は警察とともに杉本さんに自粛を強く要請したが、渡航の意思を変えなかったという。外務省職員が7日、杉本さんに会い、命令書を渡して旅券返納を求めた。これに杉本さんが応じた。
杉本さんは共同通信の電話取材に「過激派『イスラム国』の支配地域に入るつもりはない。シリア国内の難民キャンプなどの取材をするつもりだった」と話した。さらに「取材と報道の自由どころか、言論の自由を妨げる行為だ」と述べ、政府の対応を批判した。
渡航阻止の法的根拠について、外務省は旅券の名義人の生命、身体、財産の保護という旅券法19条の規定に基づいて、緊急に旅券の返納を命じたとしている。この規定による返納は初めて。
杉本さんは人質事件を巡る新聞のインタビューでシリアに入国する考えを表明していた。
外務省幹部は6日、個人的意見としたうえで、イスラム国の支配地域を目指す渡航者の出国禁止措置を検討すべきだとの考えを記者団に明らかにしていた。〔共同〕←引用終わり
Copyright c 2015 Nikkei Inc. All rights reserved.
| 固定リンク
« 東京都が、ついにと言うか、やっとと言うか「路上立売ワンコイン弁当」を規制へ踏み出すとか! | トップページ | JA全中 組織経営の危機ではなく、全農業事業者の事業拡大には絶好のチャンス到来だろう! »
コメント