世界文化遺産・国宝 姫路城 平成の保存大修理を終え「白鷺城」としての勇姿を見せる!
天守閣の大屋根の瓦を全て漆喰止めにした事で、その名も「白鷺」の如く輝く姫路城が再現された。
やがて、歳月の変化と共に白い漆喰は変化するだろうから、白鷺の如く真っ白に輝く姫路城は、ここ1~2年だろうけれど、池田輝政が徳川家康の指示を受け播磨の領民を総動員して築城した頃の姫路城が往年の姿を現代に取り戻したと譬えるべきか。
姫路市民は殊に「白鷺」が好きで誇るのだ。
姫路市の呼びかけに応じ「白亜」に輝く城の清掃奉仕をした頃を想い出す。
25日は「ブルーインパルス」の祝賀飛行(予行演習)が催されたようで、城内はもとより大手前公園を始め城周辺は大変な人出だったと友人知人が報らせてくれた。
明日(27日)は、ドイツの「ノイシュバンシュタイン城」との姉妹友好城の締結も城内で予定されていると聞く。
相互の城が人類の文化遺産として大切に守られ後世へ受け継がれる事を期待している。
引用開始→ 姫路城、まばゆく復活 「平成の大修理」終える 27日から公開
(日本経済新聞2015/3/26 12:07)世界遺産・国宝の姫路城(兵庫県姫路市)で26日、「平成の大修理」を終えたことを祝う記念式典が開かれた。延べ1万5千人の職人の手により、まばゆい輝きがよみがえった「白鷺(しらさぎ)城」は27日から約5年ぶりに一般公開が再開される。
式典には文化庁の青柳正規長官や井戸敏三知事ら招待客約1千人が出席。午前10時から大天守の上空で航空自衛隊のブルーインパルス6機が祝賀飛行を披露し、青空に桜を描いた。
本格的な修理は1964年に完了した「昭和の大修理」以来。大天守の屋根瓦をふき直し、外壁と屋根瓦の継ぎ目の白い漆喰(しっくい)を塗り替えた。お色直しに加え、耐震補強も施した。
以前に比べ外観があまりに白く見えるのは、屋根瓦の継ぎ目に盛り上がるほど塗った「屋根目地漆喰」のため。風雨にさらされる屋根の漆喰は4、5年ほどでカビや汚れによって黒ずんでしまい、いずれは以前のような色に戻る。
市は2015年度に180万人以上が訪れると見込んでいる。大天守内の公開は混雑緩和のため整理券を配り、当面は通常より1時間早い午前8時に開門。1日の入場者数も1万5千人に制限する。
「平成の大修理」完了を祝い、ブルーインパルスが姫路城の上空を飛行した(26日午前、兵庫県姫路市)←引用終わり
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