シンガポール建国の岳父 故リー・クァン・ユー元首相の葬儀は国葬として執り行われ
不世出の政治家だった。
おそらく二度と出会えない卓越人材ではないか。
心から「ご冥福をお祈り申しあげます」。
引用開始→ 「アジアの時代」指導者に別れ リー・クアンユー氏国葬
(日本経済新聞 2015/3/29 19:54)【シンガポール=菊池友美】23日死去したシンガポールの初代首相、リー・クアンユー氏(享年91)の国葬が29日、同国内の大学講堂で営まれた。安倍晋三首相や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領をはじめ23カ国の首脳らを含む2200人が参列し、「アジアの時代」を切り開いた指導者を悼んだ。
国葬の冒頭でリー氏の長男であるリー・シェンロン首相が挨拶し「亡くなったリー氏のおかげでシンガポールは国際的な舞台で影響力を示すことができた」と功績をたたえた。そのうえで「シンガポールを育てたリー氏の仕事を引き継ぐのが我々の役目だ」と国民に語りかけた。1965年の建国当時のリー氏を支えた指導者らも続いて弔辞を読み上げた。
シンガポール国民は同日、多くが黒い衣服を身につけて「建国の父」に最後の別れを告げた。リー・クアンユー氏のひつぎは自動車で国葬会場に運ばれ、沿道に詰めかけた市民からすすり泣きの声が漏れた。同国内にある2カ所のカジノは国葬中は営業を中断した。自主的に休業する百貨店もあった。
リー氏は建国から25年間にわたって首相を務め、同国を世界有数の富裕国に育てた。日米中の大国と等距離外交を貫き、20世紀後半を代表する指導者として存在感を示した。←引用終わり
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追加記述 引用紹介(2015/03/30)
マレーシアを率い、シンガポールと切磋琢磨し合ったマハティール元首相の追悼文
引用開始→ 「親しくないが、寂しい」とマレーシア元首相
(讀賣新聞2015年03月30日 08時02分)【バンコク=児玉浩太郎】今月23日に91歳で亡くなったシンガポールのリー・クアンユー元首相について、隣国マレーシアのマハティール元首相(89)は27日、ブログで追悼文を公表した。
「私は親しい友人だとは言えないが、死去を寂しく感じている」などとつづった。2人は東南アジア諸国連合(ASEAN)内で影響力を競い、ライバル関係にあった。
初めて会ったのはシンガポールがマレーシアから分離独立する直前の1964年だったと明かし、「何度も激論を交わしたが、憎しみはなく、生まれたばかりの国にとって何がいいのかという見解の違いだけだった」と振り返った。
さらに、リー氏とともにインドネシアのスハルト元大統領(2008年に86歳で死去)の名前を挙げ、「ASEANは強いリーダーシップを失った」と締めくくった。←引用終わり
2015年03月30日 08時02分 Copyright c The Yomiuri Shimbun
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