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2015/04/21

JR東海の「リニア」山梨の実験線で 時速603kmで世界最高速を更新したと!

1987年にJR東海の人から、初めて「リニア」について聞かされた時は、何のことだか分からなかった。

それから暫くして「リニア」について初歩的な解説を受け、初めてその構造を概略ではあるが理解できた。
その時の感想は「鉄道」のようで「鉄道」ではないと。
しかし宮崎の実験線は「鉄道」だった。
間もなく山梨にもっと長い実験線が完成するとの説明だったと記憶する。

その頃JR東海は「東海道新幹線」に300系を開発投入し東京=新大阪を2時間29分以内の速達型新幹線「のぞみ」を目指していた。
始発前に東京駅から300系車両に乗り込み「のぞみ」の体験乗車もした。

その後「東海道新幹線」が輸送力限界に達するまでに、リニア新線を建設し「中央新幹線」として開業するのだと意気軒昂な説明を受けた。

東海道・山陽新幹線は、速いが乗り心地の悪い「300系」から、乗り心地の良い「N700系」が主軸に置き換わり、ラッシュアワーの通勤電車と同じく短間隔で東京=新大阪を繋いでいる。
これ以上の列車投入は無理があるとされる輸送力限界に近づいているのだろう。
先ずは東京・品川=名古屋を開通させ40分で結ぶ事で輸送力を増強する事ができる。
皆さん低価格で「旅の快適性と短時間というサービス」を同時に求めているのだから、大いに興味はあるが、どこまで効率追求社会と一極集中を維持するのかという疑問も抱えながら、少し自らの思考矛盾を整理できずに「科学技術」の発展とその供与を眺めている。

引用開始→ リニア、時速603キロメートルを記録 世界最高速更新
JR東海が山梨で有人走行試験

(日本経済新聞2015/4/21 10:56)

東海旅客鉄道(JR東海)が21日午前に山梨県で実施した超電導リニア車両の有人走行試験で、世界最高速となる時速603キロメートルを記録した。16日に自らが出した世界記録(同590キロメートル)を更新、鉄道史上で初めて600キロメートル台に達した。同社はギネス世界記録の認定を申請する。

山梨リニア実験線(山梨県笛吹市―上野原市)における、超電導リニア車両「L0(エル・ゼロ)系」の試験走行を報道公開した。この日の試験では、開始から約4分後の10時48分にトンネル内で時速600キロメートルに到達。10.8秒間、約1.8キロメートルにわたり同600キロメートル超を維持した。

設備や乗務員に異常はなかった。実験センターの遠藤泰和所長は「超電導リニアは高速になるほど安定感が増す。乗り心地は一層良くなった。このデータを将来の設計に反映させたい」と話した。

今回の試験は高速走行時の設備のダメージを探り、建設や保守コストの低減につなげるのが目的。2027年のリニア中央新幹線開業時の最高速度(時速505キロメートル)は変えない。

リニアは今年度から建設が本格的に始まり、開業後は品川―名古屋間の286キロメートルを最速40分(東海道新幹線は1時間28分)で結ぶ。

国家プロジェクトとして進められた超電導リニアは、1972年に時速60キロメートルで初めて磁気浮上走行に成功。87年には有人走行で同400.8キロメートルを記録した。99年に有人走行としては当時の世界記録(同552キロメートル)を達成し、03年に同581キロメートルと記録を更新してきた。←引用終わり
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