御巣鷹山に向け ただただJL123(JA8119)墜落犠牲者へ「御霊の平安」を哀悼の意を表します
とうとう30年の日を迎えました。
B747(JA8119)は僚機(JA8124)と共に、当時は一番よく搭乗した機体です。
その日は、羽田でJALとANAの掛け持ちで「空席待ち」をしていました。
(その頃の羽田は今と違って100m程の距離で両社のカウンターが並んでいましたから)
当時のJGCの顔見知りと一緒にワァワァ言いながら。
少し早く羽田へ来た一人はJL123の「空席待ち」で席をゲットし、
「じゃぁ、僕はお先に」と言って手荷物検査場へ進んで行きました。
大体の進み方からANAの「空席待ち」確認をしました。
ANAの最終便(NH39)の席をゲットできる事が分かり、そちらを利用するためにエンドーズ(輸送振替)手続きを行いANAに搭乗しました。
「じゃぁ、僕はお先に」と言った知人は、その言葉と笑顔を最後に「帰らぬ人」となりました。
知人の無念、遺されたご家族の悲嘆を考えるに今も「余りあります」。
「空席待ち」での1席か2席の違いでした。その僅かな違いに過ぎません。
JL123の墜落事故に巻き込まれず、その後の30年を生き存えました。
自らは、他の何かの力(他力)により生かされていると考えています。
暫くの間、トラウマにもなりました。
家族の奨めもあり暫くは「新幹線」を利用しましたが、やはり時間の制約が過ぎますので航空機利用へ戻しました。
この8月も3往復します。
今日の夕方から夜半にかけては静かに、知人を始めJL123(JA8119)の墜落犠牲者の皆様へ「御霊の平安」祈念するとともに、衷心より哀悼の意を示したく存じます。
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