東大の競争力が低下するのは、日本の基礎教育力の無能と無力を表している 文科省の責任だ!
ナンでも文科省が悪いとは言わないが「ゆとり教育」の結果でもある。
また何も積極的に考えようとしない教育を実践した結果でもある。
いずれにしても文科省はどう考えるのか?
東京大学の研究能力が落ちているとすれば、現代社会が求めるテーマと東大が研究してきた分野(蓄積)と若干のズレが生じているのだろう。
だからと言って別に媚びる必要はないと考えるが、置いてきぼりにされるのも少々腹立たしいように感じる。
まぁ、大学のランキングを競ってみたところで詮無き事ではあるのだが。
社会的ニーズを考慮した先端分野も含め研究の「重層性」は欲しいところですが。
引用開始→ 東大、アジア首位転落 世界大学ランク英誌調査
(日本経済新聞2015/10/1 12:35)【ロンドン=共同】英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が1日発表した今年の「世界大学ランキング」で、東京大は43位(昨年23位)と大きく順位を落とし、26位のシンガポール国立大(同25位)にアジア首位の座を明け渡した。42位の北京大(同48位)にも抜かれた。
東大がアジア首位から転落したのは2010年に香港大に抜かれて以来。日本勢は上位200校に入った数も昨年の5校から2校に減少し、同誌は「近隣のライバルに打ち勝つため、早急に研究投資を増やさねばならない」と指摘している。
日本勢で東大に続いたのは88位の京都大。東大と同様、昨年の59位から大きく順位を下げた。昨年141~165位だった東京工業大、大阪大、東北大は上位200校から姿を消した。
中国(香港を除く)、シンガポールも上位200校入りはそれぞれ2校ずつ。中国のもう1校は清華大で47位、シンガポールは南洋工科大で55位。韓国は4校入ったが、ソウル大の85位が最高で、残る3校は100位以下だった。
全体の1位は米カリフォルニア工科大で5年連続。英オックスフォード大、米スタンフォード大が続き、上位20校中18校を米英の大学が占めた。
ランキングは論文の引用頻度や教員スタッフ1人当たりの学生数、留学生の数など13の指標で評価している。←引用終わり
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