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2016/01/29

小保方晴子は手記でもナンでも立証できる事を世間へ訴求すればよいのだ!

如何にも「講談社」の筋書きに沿い、
自分は「嵌められた」とか言わない方が良い。

それは世間が判断する事だ。
しかし、その結論へ持ち込む記述で策を弄じるのは良くないな。

世の中は「事実」の評価をどうするか、そしてどう考えるかである。
それらも含めて「学部生」「院・修士」「院・博士」の各過程で鍛えられてきた筈だ。
それも知らないというなら理解不可能ではないか?
「メディアスクラム」も時には如何なものかと考えるが、自らが何に関与し、何を達成し、何が未達なのか、それを冷静に把握していたなら、ここまでの大事にはならなかったとも云える。
周囲を冷静に観るチカラが決定的に不足していたとしか思えない。
同情を買い、恨み節を述べるのは、少々早いのではないか。
一読した上で総論を述べたいが、
現段階では、残念ではあるが、致し方がないとも云える。

引用開始→ 小保方氏、手記出版 恨み節炸裂 上司の罠にハメられた 重すぎる責任に自殺意識も…
(夕刊フジ2016.01.29)

STAP細胞論文の筆頭著者だった理化学研究所元研究員、小保方晴子氏(32)が28日、手記『あの日』(講談社)を出版した。日本の科学界最大の捏造事件とも指摘される一連の問題について2014年4月の会見以来、同氏がまとまった主張をするのは初めて。手記は全15章253ページにわたり、冤罪説をはじめ、古巣である理研や関係者に対する批判、責任の重さから死まで意識したなど赤裸々につづっている。

「世間を大きくお騒がせしたことを心よりお詫び申し上げます」

「重すぎる責任に堪え兼ね、死んでこの現状から逃れられたら、と何度も思いました」

手記は謝罪と反省の文言から始まる。

問題の論文は14年1月、英科学誌ネイチャーに発表された。当初は「世紀の大発見」と話題になったが、画像の切り貼りなど疑惑が噴出。後で理研の調査委員会が論文そのものを不正と認定し、撤回した。

小保方氏は手記の中で、論文の不備や研究者としての未熟さは認めたものの、理研が認定した不正への関与は「誰かを騙そうとして図表を作成したわけでは決してありません」と頑なに否定。研究者失格の烙印を押され、批判が集中する状況に追い込まれたことへの恨み節を並べた。

「ハシゴは外された」と題した章では、「私の名前ばかりに注目が集まってしまったためか、世間の厳しい目は筆頭著者の私に向けられた」「私個人に対する批判を述べることが社会的に許される風潮が作り上げられた」と振り返り、「すべての内臓がすり潰されるような耐えがたい痛み」を感じたとした。

小保方氏の怒りは、論文の共著者である若山照彦・山梨大教授にも向けられた。「論文執筆をかなり急がされた」とし、実験方法について「私だけ(中略)教えてもらうことはできなかった」とぶちまけている。

若山氏が独断で研究を進めたとの趣旨の主張も展開し、「強引さが加速していくようだった」。小保方氏に批判的なマスコミ報道を「メディアスクラム」と批判し、「報道内容はすべて若山先生からの一方的な情報のみに基づくもの」と不信感をあらわにした。

小保方氏は、古巣である理研にも牙をむき出しにする。騒動の渦中には、小保方氏が実験中に混入したES細胞をSTAP細胞に仕立てた-との疑惑が浮上した。これについて、「ES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれているように感じた」とし、「私の上司にあたる人たちによって、(中略)仕掛けられた罠だったとも受け取れた」と“冤罪”を訴えた。

14年8月には論文の共著者で、小保方氏を指導していた笹井芳樹氏(享年52)が自殺する。その時の心境を「笹井先生がお隠れになった。8月5日の朝だった。金星が消えた。私は業火に焼かれ続ける無機物になった」と吐露した。

最後は騒動によって研究者としての道が閉ざされたことを悔やみ、「思い描いていた研究はもうできないんだなと思うと、胸が詰まり、涙が勝手にこみ上げてくる」と締めくくっている。

講談社の担当編集者は「さまざまな仲介を経て(こちらから)執筆を提案した。小保方さん自身が昨年9月から執筆に入り、4カ月かけて完成させた」と話す。

タイトルは小保方氏の発案で、初版発行部数は5万部。印税の使い道や、同氏が現在どこで何をして生活しているのかなどについては「答える立場にない」と回答した。

一方、小保方氏が手記の中で批判を浴びせた若山氏は何を思うのか。

所属先である山梨大の広報担当者は「大学として『コメントしない』というコメントそのものも出さない」と過敏ともいえる反応を示した。←引用終わり
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