繰り返される「夜行バス」の事故 安価なツアーは「命懸け」 いつになったら分かるのか?
一般道を走行したのは、高速道路料金を「ポケット」に入れるためだろう!
運転手も運転交代補助者も事故死しているため「死人に口なし」だ。
バス会社は潰れるだろう。
ツアーの企画会社も潰れるだろう。
事故死した乗客は可哀想だが、保障などはゼロだろう。
同様に、重軽傷を負わされた乗客への保障など考えられない事だろう。
スキーシーズンの「夜行バス」は、従来は快適で利便性が高かった。
しかし、小泉内閣でバスが自由化されて以降は「安ければ善い」との風潮が蔓延した。
釣り上げられるのは「若年者」だ。
今回も社会人や学生を含む次代を担う「若者」である。
スキー「夜行バス」の往復は、前後2泊の宿泊料を浮かせる。
中1泊~2泊でもゲレンデは+2日愉しめる。
それは事故さえ無ければ、カネのない若者には助かる事だろうが。
まだ、安価な「夜行バスツアー」を追い求めますか?
そのために運転手の判断や運転手への強要で「高速道路料金」を浮かさないと利益を出せない「安価スキーバス」ってナニ・・・・・?
引用開始→ 転落バス、行程表と異なるルート走行 一般道で峠越え
(日本経済新聞2016/1/15 20:58)長野県軽井沢町で転落事故を起こしたバスは、事前に定めた行程表と異なるルートを走行していた。群馬県の松井田妙義インターチェンジ(IC)から高速道路で長野県境の峠を越える予定だったが、一般道を使っていた。運転手が勝手に運行ルートを変えた場合は道路運送法違反にあたり、国土交通省が事実関係を確認している。
バスを運行した「イーエスピー」(東京都羽村市)などによると、バスは14日午後11時に東京・原宿を出発。行程表には関越自動車道や上信越自動車道を経て、15日午前7時半ごろ長野県飯山市のホテルに到着するルートが記されていた。事故は通る予定のない国道18号の碓氷バイパスで起きており、転手が何らかの理由で一般道にルートを変更したとみられる。
国交省によると、運転手がバス会社の運行管理者に報告せず、決められたルートを勝手に変えた場合、道路運送法違反にあたる。イーエスピーの担当者は「詳しいルートは把握していないが、ツアー会社が定める行程表に従って走行するのが基本」と説明。通行止めや到着時間の調整に対応するため、ツアー会社に確認の上でルートを変えることはあるという。
ツアーを企画した「キースツアー」(東京・渋谷)の福田万吉社長(38)は「ルート変更は乗務員の判断としか考えられない。狭く危険な道なのでルートに指定したこともない」と述べた。
イーエスピーを巡っては、関東運輸局が昨年2月に実施した監査で、運転手13人のうち10人が法定の健康診断を受けておらず、初任の運転手2人が適性診断を受けていないことが判明した。同局は今月13日に行政処分にした。乗務前に健康状態や飲酒の有無を確かめるための点呼が適切に行われず、点呼の記録の一部も残っていなかった。←引用終わり
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