怒鳴るぞ・トランプはスペードのエースかそれともドラキュラか!?
怖い物見たさで米国市民の一部は熱狂しているが、ロナルド・レーガンでもウッカリしている間に合衆国大統領に就いたのだから、あまりトランプを軽く見ない事も大切なんだ。
正直なトコロはどうなのだろう!?
共和党の主流派は正直なところ手を焼いているように見受ける。
それは他候補の政策主張がパッとしない事もある。
ウンザリさせられる閉塞感がある。
その点トランプは柵もないから言いたい放題だ。
本当に合衆国大統領に就こうとするなら発言も慎重にしなければならないのだが。
これだけ無軌道な発言を続けるって、本当に大統領を目指しているのか分からない。
一方の民主党もサンダース老が忽然と現れ、
「格差是正」を主張し、ウォール街の走狗でもあるヒラリーを突き放し、圧倒的な支持を得ている。
自ら「民主社会主義者」だと公言して憚らない姿勢には恐れ入る。
それを熱く支持する米国市民が多い事にも驚かされた。
8年前にバラク・オバマが現れ、ヒラリーを蹴飛ばし合衆国大統領の座を占めた。
2016年の大統領選挙で、何れもダークホースに過ぎない何れかが選ばれたなら、米国の混迷というか合衆国理念の崩壊は猛烈な速度で始まるのではないか。
富裕な州と貧苦に喘ぐ州が分立しながら合衆国という体裁を維持するのだろう。
その際、北米大陸における合衆国は描けても国際社会における合衆国は弱体化と混迷を始める事だろう。
いま、国際社会の世論は「中国」の評価が定まらない。
それは合衆国との拮抗が続くためでもある。
我慢比べと云えなくもない。いずれが土俵上に残りうるのか?
根比べでもある。
引用開始→ トランプ氏、勢いに陰り? 米大統領選候補指名争い第3戦は波乱含み
(夕刊フジ2016.02.20)米大統領選に向けた、二大政党による候補指名争いは20日(日本時間21日)、「第3戦」が行われる。共和党では、首位を走ってきた不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が一部の世論調査で2位に転落した。民主党でも、本命のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が、2位のバーニー・サンダース上院議員(74)の猛追を受けている。波乱含みの展開となってきた。
共和党は南部サウスカロライナ州で予備選を、民主党は西部ネバダ州で党員集会を実施する。
注目のトランプ氏だが、米ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビの世論調査で、2位に転落した。ロイター通信とイプソス社の世論調査では依然トップだが勢いに陰りがみえる。
さらに、ローマ法王フランシスコによる批判も炸裂した。トランプ氏が不法移民の入国を防ぐため、メキシコとの国境に壁を築くと主張したことについて、法王は「キリスト教徒ではない」と突き放したのだ。
サウスカロライナ州は、キリスト教の伝統的価値観を重視する保守層が強いとされ、法王の批判が予備選にどう影響するかが注目される。
民主党のヒラリー氏も万全ではない。CNNテレビのネバダ州での世論調査によると、サンダース氏の猛追で、その差はわずか1ポイント。米FOXニュースの全米世論調査では、サンダース氏が3ポイントリードしている。
米国政治に精通する徳島文理大学の八幡和郎教授は「トランプ氏の優位は動かないだろう。米国では伝統的にローマ教会の政治介入への警戒感が強い。法王の批判がマイナスに働くとはかぎらない。ヒラリー氏は優勢だが面白味に欠ける。極端な左派であるサンダース氏に支持が流れている」と分析している。←引用終わり
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