全ての組織は人事の正統性で決まる 山口組も出身者とはいえ名古屋の組が仕切れるワケでなし!
山口組も分かっていない。
以前も人事を間違い収まらなかっただろうが。
山口組は神戸から出て神戸で発展し神戸に根付いた暴力団である。
如何に山口組の出身者だからと言っても、名古屋で根を張る組が神戸へ出張って収まりが着くワケもない事くらい分からないのかなぁ。
人材がいないならそれも致し方なしだろうが、団栗の背比べと言うに等しい人材は転がっているだろう。
無理偏に無理を強引に重ねてみてもなぁと素人でも思う。
ましてや山口組の主流を為した山健組の舎弟として大阪で伸し上がった人物が、親子の関係を飛び越え、子が親に差配するのは苦しかろう。
この度、逮捕され肩の荷も下りたんじゃないか?
これで大阪も神戸も普通の状態になるだろう。
名古屋は反発するだろう、それは兵庫県警にも大阪府警にも勿怪の幸いで、愛知県警も重い腰を上げざるを得ずというところへ追い込まれるだろう。
京都は収まってしまったから、後はいよいよ東京(六本木)と福岡が焦点になるのか。
警察関係者は目が離せないのだろうなぁ。
引用開始→ 山口組ナンバー3逮捕の波紋 大阪でバランス崩れ?神戸山口組との勢力争い新展開も
(夕刊フジ2016.02.20)組織分裂で揺れる国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)のナンバー3に当たる統括委員長で「極心連合会」会長、橋本弘文容疑者(69)が19日、大阪府警に電磁的公正証書原本不実記録・同供用の容疑で逮捕された。1月には兵庫県警が詐欺容疑で、同組ナンバー4である本部長の「大原組」組長、大原宏延容疑者(69)を逮捕しており、2月末で山口組の分裂から半年を迎えるのを前に、警察当局による情報収集と取り締まりが加速している。
橋本容疑者の逮捕容疑は2014年9月末ごろ、実際はベンツを橋本容疑者が会長専用車として使うのに、親族の名義で近畿運輸局大阪運輸支局に虚偽登録したというものだ。
「ベンツは約1600万円相当で14年5月、大阪府内の外車販売会社社長が正規ディーラーから購入し、同年9月に橋本容疑者の親族名義に変更。正規ディーラーは契約書に暴力団との取引を拒否する条項を盛り込んでおり、橋本容疑者の専用車であることを隠すために親族の名義を使っていた」(捜査関係者)
いわゆる形式犯だが、今回の逮捕には分裂から半年を迎え、山口組の現状把握と組織に揺さぶりをかけるという2つの狙いがあるという。橋本容疑者は高山清司若頭が恐喝罪で14年6月に収監されて以降、実質的なナンバー2として山口組の組織運営を担ってきたからだ。別の捜査関係者が狙いを明かす。
「橋本容疑者は山健組出身で、篠田建市(通称・司忍)6代目組長体制のもとで執行部入りし、12年にナンバー3の統括委員長に就任した。過去にはボクシングの元世界王者と深く関係。11年にはタレントだった島田紳助との親密な交際が発覚し、紳助の引退に発展するなど、芸能界や格闘技界に影響力を持っていた。昨年12月には離脱騒動を起こしたが、1月に兵庫県警に逮捕された大原容疑者とともに分裂後、両組織が乱立する大阪で山口組側の重しになっていた」
実際、昨年8月の分裂後、大阪府の山口組の勢力は約1600人、神戸山口組は約1300人と「全国的には山口組の勢力が上回っているが、大阪では拮抗している」(捜査幹部)という。
暴力団関係者も「山口組直系組長だった太田守正・太田興業組長の神戸山口組への参入などで、大阪では両組織による激しい勢力争いが繰り広げられている。橋本容疑者の逮捕で、一気にそのバランスが崩れる可能性もある」と指摘する。
山口組の分裂から間もなく半年。両組織による勢力争いは新たなステージに入ったようだ。←引用終わり
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