米国で、トランプの「怒鳴るど革命」が、認められ着手に向けた準備段階に!
投票権はありませんが「人気投票」は東海岸から始まりましたか?
史上最低の「嫌われ者排除」投票ですが、 中傷や侮蔑が際立ちましたね。傷は深いと思います。
時系列ドキュメント(まとめ):
「嫌われ者」を排除する開票が始まったようで目が離せません。
JST10時現在、選挙人獲得数は270人中ヒラリーが68人トランプが37人との事!JST10:30現在、ヒラリーが68人でトランプが66人と。
JST11時現在、UKのEU離脱投票と同じ途(未知)を辿るかとも!?
JST11:30現在で、トランプが逆転リードと速報(未確認情報)が。
いずれが勝っても僅差になるのか。
サイレント・マジョリティーがアングリー・マジョリティーに、
そしてモンスターが支持を集めるか。世論の分裂にどう向き合うか?JST 12:20現在、オハイオをトランプが制し選挙人18人を獲得。ヒラリーが109人とトランプが168人と開きが決定的になり、ブルーカラーの白人ワーカーを軸にしたアングリー・マジョリティが「怒鳴るど革命」でモンスターの支持を表明へ!
JST13:30現在、日本社会と政治が学ぶべき事。
それは「底辺の単純労働者(階層全体の50%)」への処遇を含め社会的ポジションと「インセンティブ」の与え方ではないですか。
UKも米国も同じで、中国での階層不満も同じです。
「グローバリゼーション」から取り残されたヒトをどうするかですね。
JST16:30現在、トランプが選挙人の半数(270人)以上を獲得した事を受け三大ネットワークがトランプ勝利の確定報を打つ。ロンドンの賭け屋が「潰れないか」それが心配だ。
トランプに爺のジョーカーを入れないから、婆抜きされたワケで、トランプの作戦勝ちですワ。トランプは過激と批判的に、且つ巧妙に攻撃性や危機を煽るが、オバマは穏やかに撤退を続け、今日の混乱や混沌を生み出してきた。いずれも正しく、いずれも間違いと考える。
(米国政治における二大政党制による「チェンジ」の法則が活かされたに過ぎない)
米国は、トランプの「怒鳴るど革命」は、認められ着手に向けた準備段階に入る。
これまでは「言いたい放題」だったけれど、今日からは1月21日に向け「整合性の準備(擦り合わせ)」に入る。
トランプも言っているように、分裂させた「世論」の統合が必要で、米国市民の団結に腐心させられるだろう。
「アングリー・マジョリティ」が、この過程で矢張り切り捨てられるのか、それとも「権利の回復」という福音に浴する事ができるのか。
トランプが主唱する「怒鳴るど革命」は、高度に重層化し複雑怪奇を極め富を握り拡大する「グローバル・キャピタリズム」との対決になる。
その社会で自らも「巨万の富」を得ているのを否定するのか都合よく摘まみ食いするのか。
トランプを熱狂的に支持した「アングリー・マジョリティ」を切り捨てる事になるのか、真に興味深いと言わざるを得ない。
基本的に「グローバル・キャピタリズム」は、世界各国を席巻する過程で、発展途上国、中進国、先進国の別なく、社会を二分し少数の「勝ち組」と多数の「負け組」を形成し、「希望創造」と「希望喪失」産み出し、著しい社会的不均衡と不安定を造り出した。
その被害層を軸に「頂点」を得たトランプの「怒鳴るど革命」。
それを支えた「アングリー・マジョリティ」は、いつか静かに「朝三暮四」の方法で切り捨てられるのだろうが。
結局は社会で切り捨てられる「アングリー・マジョリティ」は、米国だけでなく、中国にも、ロシアにも、UKにも、フランスにも、ドイツにも、日本にも、踏み付けられるサイレントな「アングリー・マジョリティ」は世界の何処にも居るのだ。
いわゆる「情弱」に分類される「サイレント・マジョリティ」どが、
工夫次第で容易に「火」が点く。
最初に、「選挙」という方法で、この腫の「火」点けを観たのは
あの美濃部亮吉を選んだ東京都知事選挙だった。
次に同じような光景を別の角度で見せつけられたのも青島幸男を選んだ東京都知事選挙であった。
更にその再現を観たのも石原慎太郎を選んだ東京都知事選挙だった。
国政の場で、日本全国を集団ヒステリーに追い込んだのが小泉純一郎で熱狂していた。
その反動として逆の立場で中身も無いままに煽ったのが民主党(今の民進党)であった。
その結果に裏切られ、一転し安倍晋三率いる自民党支持へ転化し現在に至っている。
より巧妙に煽り立て「空騒ぎ」を演じ「儚い夢見」を打ち立てたのが橋下徹だった。
その後、東京都知事は小池百合子の「都民ファースト」で再現を観た。
UKは6月に「BREXIT」で熱狂した。
そしてUSは11月に大統領選挙を通じ、更に熱狂させ実現した。
「情弱」とか「サイレント・マジョリティ」と一括りに無視され続けた、静かな層が「アングリー・マジョリティ」として姿を顕し自らの怒りを権利として正当に行使するとどうなるか。
来年はフランスの大統領選挙はどう意志が示されるのか。
ドイツの総選挙も真に興味深い対象でもあり注視したい。
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