留学生から受けた言葉!
日本へ留学できて本当に良かった。
日本は豊かな国です。
何が豊かかと言って、あらゆる事に選択肢が沢山あります。
しかも、それぞれを実際に比較する事ができます。
(日本人の多くは、それが当たり前なので全く気づかないようです)
私たちの母国(発展途上国)では、一つの上質な物を手に入れるために、トンデモナイ苦労が必要で、しかも高価です。
私たちが日本へ来て、最初に驚いた事は「私たちの国では、とても手に入らない物が溢れており、多くの日本人がそれらを使い捨てる事」でした。
豊かな国「日本」で暮らす人には、それらの使用後はゴミなのです。
まだまだ使えるのにと、私たちにはショックな事でした。
その繰り返しが新しい製品やサービスを生み、しかもそれらを競い合う事で技術と経済が発展し、日本人に便利な文明を提供し、更にそれらを手にする事ができる国へ便利な文明を送り出している事でした。
激しい競走が文明を変える事を知りました。
次に私たちが受けたショックな事は、こんなにも豊かな日本で「自殺」が多い事でした。
華やかな発展の裏に、激しい競走の裏に、それに失敗し自ら「命」を断つ人が多い事でした。
少し退き下がって考える事はできないのでしょうか。
文化としても文明としても豊かな国「日本」で、追い詰められ「自殺」する人の多さに「なぜ?」と、驚いています。
私たちの国も発展し、一定の豊かさを得た時に、いまの日本の社会のような豊かさを手に入れた時に「自殺」が多いのは困ります。
私は「経済学」で「経済成長政策」を一辺倒に、主として学び研究しますが、同時に表裏一体の関係にあると考える「社会福祉政策」を学び研究したいと考えるようになりました。
それらを学び研究する場を与えてくれた「日本」に対し、いつも心から感謝しています。
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